人気ブログランキング |

<   2019年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

今回のギンレイは「荒野にて」と「運び屋」の2本。
「運び屋」も面白かったが、春にロードショウで観ているのでスルーした。

15歳のチャーリーは父親の仕事の都合でポートランドに引っ越してきた。
転居する前の土地では友達もいてフットボールも行っていたが、新しく住み始めた土地では学校に行くこともなく、家の周囲をランニングしていた。
ある日ランニング中にチャーリーは、競馬場を発見する。
そしてそこで、馬の世話をしていたデルに声を掛けら、デルの仕事の手伝いをすることになった。

デルは数頭の馬を所持していて、自分で調教もしていた。
ただ競走馬と言ってもサラブレッドではなくクォーターホースで、レースも直線で200~400m程度の草競馬だった。
デルは泊まりがけで近隣に遠征し、チャーリーも一緒に連れて行った。

チャーリーの父は放任主義で、チャーリーが数日戻らない事にも何も言わなかった。
それどころか、恋人と出かけて家に戻らない事もあった。
その事でかつて父は伯母のマージと喧嘩をし、長い間疎遠になっていた。
そしてチャーリーの父はある日、恋人の夫に半殺しの目にあわされる。
病院に担ぎ込まれて一命を取り留めるが、チャーリーが遠征中に容体が急変して死亡してしまった。
伯母と連絡が取れないため、チャーリーは施設に送られそうになるが、家から逃げ出してデルの厩舎で寝泊まりを始める。

ところが今度は、チャーリーが面倒を見ていた馬のピートを、レースに勝てなくなったことを理由にデルが売りに出そうとする。
売却を思いとどまるよう、チャーリーは必死にデルを説得するが、デルは聞く耳をもたなかった。
説得を諦めたチャーリーは、ピートを車に乗せ競馬場から逃げ出してしまう。
目指すはワイオミングだったが、やがてガソリンもなくなり、チャーリーはピートとともに荒野をさまようのであった。

ジャンルとしては、青春ロードムービーと言ったところか。
ワイオミングを目指すチャーリーは、GSで地図を万引きしたり、他の車からガソリンを盗んだり、空き家で食料を調達したりする。
その中で、盗みを見逃してくれるもの、親切にしてくれる者、日雇いで稼いだカネを奪おうとする者などに出会う。

荒野をさまよっていくうちに、チャーリーはどんどん窮地に追い込まれていくのだが、その様子はなんとなく「ウィンターズ・ボーン」を思い起こさせた。
もちろん「ウィンターズ・ボーン」のようなヒリヒリとした危機感はないのだが、無力な若者がたった一つの希望を求めて突き進むさまは、観ている者の心に響く。

デルから逃げ出すまでがやや長いような気もするが、その後の放浪シーンはテンポもよく最後まで飽きずに観る事ができた。
まずまず悪くない出来の作品だった。


88.荒野にて


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
NHKの地上波で放送されたので録画して見る。
NHKが放映権を獲得したのであれば、しばらくは毎年8/6付近に放送されることになるのだろう。
非常に完成度が高い作品だけに、うれしい事である。

この作品の素晴らしさを知るには、映画を観る前に原作を読んでおくことをお勧めする。
原作も単純なコミックではなく、回によっていろいろと趣向を凝らした見せ方をしているのだが、映画ではアニメにしかできな手法を使って、原作をさらに膨らませる見せ方にしている。
例えば、すずが水原哲の代わりに絵を仕上げたときの波のウサギの見せ方や、時限式の爆弾に巻き込まれてから目を覚ますまでのシーンなどだ。
この作品の完成度の高さを表す象徴的なシーンで、作品に奥行きを生み出している。

一方で、原作にあった周作とリンのエピソードは割愛されている。
ノートの裏表紙の一部がなぜ切り取られているのかとか、微妙にわかりづらくなっている部分もあるのだが、本編に大きな影響が出ている訳ではなく、逆にこの事で子どもにも見やすい作品となった。
2019年11月に公開予定の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」では、周作とリンのエピソードも復活するのかもしれない。

教条的に戦争反対を訴えるのではなく、当時の人が何を感じ、どのように生きていたかを切々と語って戦争の悲惨さを訴える作品である。
公開された2016年は、アニメでは「君の名は。」、実写では「シン・ゴジラ」「湯を沸かすほどの熱い愛」「永い言い訳」「リップヴァンウィンクルの花嫁」など、近年まれにみる邦画の超当たり年であった。
しかしこの作品はそれらの作品を押さえて、日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞や、キネマ旬報の日本映画ベストテンと読者選出日本映画ベスト・テンの両方で1位となるなど、数々の映画賞を受賞している。

一時期終戦時期に「火垂るの墓」が日テレ系で隔年放送されていたが、最近は不定期放送になってしまった。
そういう事情もあるので、この作品だけは毎年8月上旬に地上波で放送してもらいたいと思う。


87.この世界の片隅に(再)



※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
蜷川実花監督作品だ。
今回で3作目となるが、蜷川実花らしいアヴァンギャルドな映像となっていた

小学校の頃にいじめにあったオオバカナコ(玉城ティナ)は人が信じられなくなり、自分も信じられなくなった。
目的もなく暮らしていたカナコだが、ある日カラフルなメキシコの景色に心を奪われ、旅行資金を稼ぐために危ないバイトに手を出す。
そのバイトはイカれた二人組が組織のカネに手を出す手伝いだったのだが、目論見は見事失敗し、3人は組織にとらわれてしまう。
カナコは必至の思いで命乞いをして気を失い、不思議なレストランで目を覚ました。

レストランの主人はボンベロ(藤原竜也)。
かつてはスゴ腕の殺し屋だったが、今は引退して組織のボスがオーナーのレストランで腕を振るっていた。
レストランの客は殺し屋ばかりで、気に入らないとウエイトレスを次々と殺してしまう。
カナコはそんなレストランにウエイトレスとして送り込まれたのだ。

怯えながらボンベロの指示に従うカナコだが、すぐにミスをしてボンベロに殺されそうになってしまう。
だがその時ボンベロが金庫に隠していた、ダイヤモンドで漉された時価1億円を超える酒を見つけ、店のどこかに隠してしまう。
カナコは、自分を殺して酒を捜してもきっと見つけるときに落として器を割ってしまう、だから自分を殺さない方がいいと、ボンベロを脅す。
酒の在り処がわからないボンベロは、仕方なくカナコをそのまま働かせる事にした。

店に来る殺し屋は、さらにイカれたヤツばかりで、客同士で殺し合いを始めたりする。
カナコに手を出そうとして、ボンベロに殺される客もいた。

そんな時、ボンベロは暫定的に組織を仕切っているコフィ(奥田瑛二)から連絡を受ける。
1年前に死亡したボスのデルモニコ(蜷川幸雄、井手らっきょ)の代わりのボスを決める会議をすると言うのだ。
会議の出席者はコフィのほかは、マテバ(小栗旬)、マリア(土屋アンナ)、無礼図(ブレイズ、真矢ミキ)の3人。
だがこのうちマテバは、デルモニコはコフィに殺されたと推測し、手下のスキン(窪田正孝)に証拠集めをさせていた。
スキンはその証拠を押さえてボンベロにも共有しようとしたが、厄介ごとに巻き込まれたくないボンベロはそれを拒否した。
そして会議の直前、マテバが何者かに殺されてしまう。

前半はとにかくイカレ野郎のオンパレードだ。
最初にカナコを雇った二人組である斎藤工と佐藤江梨子、殺し屋チームのリーダー武田真治、自ら手足を切って子供に扮している本郷奏多など、見た目、演技ともかなりのイカレっぷりである。
このあたりの演出も蜷川実花っぽい。
一方ストーリーは冒頭からラストまで筋が通っており、後半は映像よりもストーリー重視の演出となっている。
作品としてのメリハリがきちんと付いている格好だ。

蜷川実花のセンスが際立っており、他の監督が普通に映画化してもそれほど面白くなかったのではないかと思わせる作品だった。


86.Diner ダイナー


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
説明不要、新海誠の最新作だ。
ボーイ・ミーツ・ガールの構成にファンタジーを組み合わせているが、ファンタジー部分よりも登場人物の心理描写に重心を置いており、前作の「君の名は。」とは異なった趣きの作品になっている。

高校1年の森嶋帆高は家出をして島を抜け出し、フェリーで東京に向かった。
しかし身分証のない帆高はまともなバイトに付けず、フェリーの船中で知り合ったライターの須賀のところに転がり込む。
須賀は姪の奈津美と一緒に編集プロダクションを運営しており、帆高は須賀の見習いとして、身の回りの世話や取材の手伝いを始めた。
須賀がメインのクライアントとしていたのは、スピリチュアル系の老舗雑誌「ムー」だった。
そこで都市伝説系の話題を取り上げ、噂を取材して記事を書いていたのだ。
その流れで帆高は、どんな雨でも必ず晴れにする「100%の晴れ女」の噂を取材することになった。

天野陽菜はマクドナルドでバイトをしていたが、そこで須賀のところに転がり込む前の帆高と知り合っていた。
毎日同じハンバーガーだけで何時間も粘る穂高に、陽菜がハンバーガーをご馳走したのだ。
帆高は取材の途中で、怪しげな男に連れ込まれそうな陽菜を目撃する。
帆高は陽菜を助け出すために、バイト探し中に偶然拾ったモデルガンで男たちを脅そうとするが、そのモデルガンは本物の銃で騒ぎが大きくなる。
男たちから陽菜を救う事はできたのだが、実は陽菜はマクドナルドをクビになり、経済的に困っていたため覚悟をして高級なバイトを始めようとしていた事がわかった。
帆高は結果的に陽菜のバイトをダメにしてしまうのだが、その時同時に陽菜が祈るだけで晴れ間を作る晴れ女という事を知る。
陽菜の弟の凪と3人で、穂高たちは陽菜の能力を使った晴れビジネスを開始した。
折しも東京は、観測史上例のない長雨が続いていた事もあり、この晴れビジネスは人気を呼んだ。
そのため噂を聞いたテレビ番組が、陽菜が空に向かって祈っている姿を撮影して放映してしまう。
すると晴れビジネスはさらに人気となり、依頼を受ける事ができなくなって、一時期休業することとなった。

その頃、穂高を追っている刑事たちがいた。
正確には刑事たちは穂高が撃った銃を追っていたのだが、防犯カメラに穂高が銃を撃つシーンが撮影されており、かつ穂高は実家から家出人としての届けが出されていた。
さらに陽菜と凪も、保護者不在で二人暮らしをしていたため、児童相談所から保護施設に入るように説得されていた。
保護施設に入れば離れ離れになることがわかっていた陽菜と凪は、住んでいたアパートから逃げ出し、穂高も二人に同行する。

現代社会で片隅に追いやられた、少年と少女の切ないラブストーリーである。
それぞれ居場所を求めている最中で出会った二人は、ピュアな恋愛を始める。
しかし大人たちは二人の気持ちよりも社会のルールを守ることを優先し、二人に別々の場所に帰るように説得する。

天気と言うファンタジーの主題以外は、かなり現実に近い設定となっている。
いろいろなメーカーとタイアップすることで、リアリティが強まる演出だ。
メーカーとタイアップして商品名を全面に押し出すのは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでも使われた手法だが、近未来の設定の「ヱヴァ」に対してこの作品は2年後(令和3年)の話なので、よりリアリティが強まる結果になっていた。

それらも含めて、全体の雰囲気は「君の名は。」と比べてかなり重い。
ずっと雨が降り続いているため、そもそも作画自体が暗めではあるのだが、雨イコール心理的な行き詰まりとして表現されているため、重い雰囲気がずっと続いていく。

そして少々ネタバレになるのだが、ラストはこの手のファンタジーによくある予定調和の完全ハッピーエンドにはならない。
かと言って、とても現実的な終わり方になるのかと言えばそうでもなく、ファンタジーとしての要素も残している。
この絶妙なバランスが、この監督の巧さと言えるだろう。

観終わった後に「君の名は。」のような爽快感は残らないため、評価としては前作以上にはならないかもしれない。
しかしこの監督はこの後も名作を生み出し続けていくに違いなく、こういう変化球を利かせた作品も、この監督の引き出しの多さを物語っていると言えるだろう。


85.天気の子


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
原作は「ドラゴン桜」の三田紀房、主演が菅田将暉で監督が山崎貴ならもっと話題になりそうなものだが、今いち盛り上がっていない。
という事は内容がダメダメなのかと思って観に行ったが、まずまずの作品に仕上がっていた。

関東軍による満州国建国以降、日本は米英との関係を悪化させていた。
海軍少将の山本五十六(舘ひろし)は、これからは軍艦同士の戦闘ではなく航空機による機動戦の時代が来ると予測、上官の永野修身中将(國村隼)に航空母艦の建造を提案した。
そして永野中将、山本少将、藤岡造船少将の3名は、戦艦金剛の後継艦の会議で空母建造案を提出するが、嶋田少将(橋爪功)、平山造船中将(田中泯)は、超弩級戦艦の建造を提案する。
海軍大臣の大角(小林克也)は、空母より戦艦の方が建造費が安い事もあり、戦艦建造に傾いていた。
だが嶋田と平山が提案した超弩級戦艦の建造費が、空母より安いわけがない。
山本は、戦艦建造のために嶋田たちが偽りのコストを算出しているに違いないと考え、正確な製造コストを算出しようと考えた。
しかし決定会議まで2週間しかなく、藤岡造船少将は算出は無理だと言いだす。
そこで山本は、偶然料亭で出会った櫂直(かいただし、菅田将暉)にコスト算出を依頼する。

櫂は帝大数学科に在籍し、100年に一人の天才と言われていた男だった。
書生として財閥尾崎家に世話になり、その一人娘鏡子(浜辺美波)の家庭教師をしていたのだが、鏡子との仲を噂され尾崎家を追われ、帝大も退学させられてしまっていた。
山本はアメリカに留学する予定だった櫂を口説き落とし、海軍の少佐として迎え入れる。

渋々海軍にはいった櫂だが、いきなり軍艦の資料を何一つ閲覧できないという苦境に立たされる。
櫂は仕方なく、既存の戦艦のスケールから超弩級戦艦のサイズを推測し、綿密な設計図を引いた。
だが資材の単価や工数などは、これまでの資料がないと算出できない。
櫂は部下となった田中少尉(柄本佑)とともに、民間の造船会社に協力を申し出るが、海軍ににらまれる事を遅されてどの会社も協力をしてくれなかった。
するとそこに尾崎鏡子が現れ、かつて尾崎造船とケンカをした下請けの造船会社があると教えてくれる。
櫂と田中は藁にもすがる思いで、大阪の大里清(笑福亭鶴瓶)のもとに向かう。

山崎貴が監督という事で「永遠の0」のような教条的な反戦映画かと思い、正直あまり期待しないで観に行った。
しかし実際には、太平洋戦争前夜の本当の日本の状況を下敷きにした、かなり本質を突いた映画であった。

戦後日本では長らく、太平洋戦争は軍部が暴走し、国民は望まない戦争に突入した、と教えられてきた。
しかし実際には、軍部は暴走したものの、昭和天皇以下、当時の内閣、軍上層部のほとんどは、5倍以上の国力を持つアメリカと戦争をしても勝てるわけがないと思っていた。
しかし世界大恐慌以降、日本国内は経済の停滞から立ち直ることができず、国民は大陸での関東軍の活躍に狂喜乱舞し、日本の大陸進出に横槍を入れようとした米英に嫌悪感を抱いていた。

この映画は、そのような状況をうまくベースにしている。
少々ネタバレになってしまうが、嶋田と平山がなぜ戦艦建造にこだわったのか、それは単純に古い考えにとらわれているだけではなく、国民の期待となるフラグシップを建造する、という理由もあったからだ。
その部分に説得力があるので、映画全体に一本筋が通った形になった。
冒頭に、終戦間近に大和が撃沈されるシーンがあるのだが、このシーンのSFXは白組がきっちり仕上げているので見応えがあった。

唯一、クライマックスの建造艦決定会議からラストまでの流れがやや強引だった。
原作はまだ連載継続中であり、このラストまでの流れは映画オリジナルなのかもしれない。
しかし、この部分に櫂の葛藤をもう少し描いても良かったのではないかと思う。

とは言え、個人的には「永遠の0」より数倍面白い作品であった。


84.アルキメデスの大戦


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF