人気ブログランキング |

<   2019年 04月 ( 7 )   > この月の画像一覧

この1カ月、TVで放送して見た作品を一挙にお庫出し。

まず「ちはやふる」3作品。
原作が少女マンガで、主演が広瀬すずであるため、アイドル映画のように思われがちだがまったく異なる。
題材が百人一首だがスポ根ドラマに近く、脚本、構成、脚本が丁寧で秀逸だ。
そしてこのブログにも何度も書いているが、特に素晴らしいのが脇役だ。

「上の句」では机君こと駒野勉の森永悠希、大江奏の上白石萌音が非常にいい味を出していて、「下の句」では若宮詩暢役の松岡茉優の演技力が光っている。
そして「結び」の周防名人役の賀来賢人だ。
最近はTVドラマのコミカルな演技が評価されているが、この「結び」の周防名人役もいい演技で、彼の引き出しの多さを物語っている。
野村周平役の太一に掛ける一言一言が金言で、特にクライマックスの「君はこんなところで何をしているんだ」の一言にはしびれた。
「結び」では1年生の花野菫役の優希美青、同じく1年生の筑波秋博役の佐野勇斗も、要所要所でストーリーを引き締め、國村隼、松田美由紀、矢本悠馬、清水尋也も、シリーズ全体を通して効果的な役どころを演じている。
畳の下から札とプレイヤーの表情を見上げる演出、豪華絢爛な平安時代を表現するアニメなど、監督のセンスも超一流と言えるだろう。
まさに、青春映画の金字塔と言っても過言ではない。

続いて「風立ちぬ」。
これまで気付かなかったが、TV放送前の番宣を見て、この映画が純愛ストーリーであることに気付いた。
宮崎駿作品は何かとメッセージ性が議論され、この作品に関しては戦争を武器であるゼロ戦開発者を題材にしたと言う、つまらない批判が出たりもしていた。
しかし番宣でも言われていたが、この作品はピュアなラブストーリーなのだ。
苦しい時代、さらに妻が病に苦しむ若い夫婦の純愛物語だ。
その作品を、「戦争を肯定している」などとうがった見方しかできな人は、ひねくれ者でかなり悲しい人生を送っているとしか言えない。
宮崎作品で言えば、個人的には初期3作品が群を抜いて素晴らしいと思うが、この作品はそれに次ぐ「紅の豚」「もののけ姫」と同等の評価である。

最後は「ルパン三世 ルパン VS 複製人間」。
原作者のモンキー・パンチ追悼で放送されたが、これをTVで見るのもおそらく最後ではないかと思う。
制作は1978年で、もう40年以上前だが、構成、脚本、設定などが斬新で、今見てもまったく色あせていない。
監督、脚本を担当した吉川惣司と言う人を今さらながら調べたが、1970年代の日本の第一次アニメブーム期に作品を多作している。
同じく脚本の大和屋竺という人は、日活でハードボイルド、ロマンポルノなどを主戦場としており、まさにアニメとハードボイルドの黄金タッグだったようである。
そして音楽は大野雄二だ。
こちらも1970、80年代を代表する音楽監督で、実写映画、ドラマ、アニメなどの多数の作品で音楽監督を務めている。
どれも音楽を聴いただけで、その場面が思い浮かぶほどのインパクトだ。
惜しむらくは、TV放送版はホルマリン漬けの胎児などのシーンがカットされている事。
「カリオストロの城」も最初はカットが多かったが、人気が出てからTV放送もフルバージョンに差し替えられた。
死ぬまでにもう一度くらいは、フルバージョンの「ルパン VS 複製人間」を見てみたいとも思う。


42.ちはやふる -上の句-(再)
43.ちはやふる -下の句-(再)
44.ちはやふる -結び-(再)
45.風立ちぬ(再)
46.ルパン三世 ルパンVS複製人間(再)


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
平成最後のG1が天皇賞と言うのはなかなか面白いと思ったが、G1馬勝馬がたったの1頭。
さらに2番人気の馬が1勝馬、その他を見渡しても全13頭中7勝馬が2頭いるだけ、なんだか3歳のクラシックみたいで、かなりスカスカ感の強い寂しいメンバーになってしまった。
しかも、出走していればダントツの一番人気だったはずのシャケトラが故障で安楽死、平成の盾男武豊も不在。
人気は昨年の菊花賞出走組だが、展開次第ではどの馬にも勝機がありそうだ。

一番人気はその、唯一のG1馬フィエールマン。
この馬はとにかく掴みどころがない。
3カ月の休み明け4戦目で菊花賞を獲ったので強い馬ではあると思うが、前走のAJCCはシャケトラの後塵を拝した。
これは、休み明けでシャケトラより1kg斤量が重かったから、と言う見方もできるが、本当に強い馬ならここも勝ち上がっていただろう。
そもそも昨年の菊花賞は記録的な超スローペース、上位7頭中5頭が上り最速の33.9の脚を使っていて、残りの2頭も2番目に速い34.1を記録している。
典型的な、直線だけのヨーイドンのレースだ。
その中で、フィエールマンはいいところをスパっと抜けて勝ち上がったが、メチャメチャ強いという印象はなかった。
ディープ産駒なので距離は持つとは思うが、今回はペースもそこそこ流れそうなので、長距離適正のある馬の方が有利になるだろう。
13頭立てという事もあり、フィエールマンから入ったら配当的にはまったく面白くないので、今回は評価を下げてみる。

本命はクリンチャーにする。
一昨年の菊花賞はキセキの2着、その後京都記念を勝ち、阪神大賞典、昨年の天皇賞春は3着だった。
その後凱旋門賞に遠征し、復帰初戦の有馬記念は15着だったが、前走の日経賞7着で復調の気配を見せた。
鞍上は、ケガから復帰後に輝きを取り戻した三浦皇成。
昨日土曜日に3勝をあげ、関東リーディングのトップに躍り出た。
外枠に回ったことはやや気になるが、2.1.1.0の京都巧者だけにそれほど心配はないだろう。
馬券的妙味も考えて本命だ。

対抗はユーキャンスマイル。
昨年夏の復帰戦を勝った後は、菊花賞3着、万葉S2着、ダイヤモンドS1着と、すべて3000m以上のレースを走り、すべてで上り最速を記録している。
切れ味勝負でもフィエールマンに後れを取ることはないだろう。
3000mを一度しか走ったことがないフィエールマンが、直線勝負で仕掛けを遅らせるようなら、一歩先に抜け出すこの馬の方が有利になる。
キングカメハメハにBMSがダンスインザダークと言う血統も面白い。
鞍上は春の天皇賞を2勝している岩田なので、仕掛けどころを間違えることはないだろう。

3番手はフィエールマンだ。
全5戦中、新馬戦以外の4戦で上り最速の脚を使っており、切れ味勝負だけならこの馬が一番強いだろう。
今回もスローペースになればこの馬が有利なのだが、それがわかっていて他のジョッキーがそれを許すだろうか?
天皇賞春によくある3角からのロングスパートをかける馬が現れると、なし崩し的に脚をつかってしまい、大敗すら考えられる。
能力が非凡であることは認めるが、本質的には2500mまでが守備範囲と見て、今回は連下候補とした。

4番手はエタリオウ。
新馬戦とダービーが4着で未勝利を1勝、それ以外の7戦はすべて2着だ。
勝ちきれないのには理由があり、おそらく最後まで集中して走り切れないのではないか。
とは言え、この馬は天皇賞春に異常に強いステイゴールド産駒である。
今回も好勝負は必至である。

5番手はグローリーヴェイズ。
この馬は全成績3.2.0.2だが、連対を外した2戦が京都新聞杯4着と菊花賞5着であり、まだ底を見せていない。
菊花賞は大外を回って今回の人気馬と同じ末脚を使っており、むしろこの馬の方が強いという評価もある。
当初川田将が騎乗予定だったので狙っていたのだが、騎乗停止で戸崎に乗り替わった。
血統的にはやや弱い部分もあるが、切れ味勝負になったときは、この馬も浮上してくるだろう。

最後はメイショウテッコンだ。
武豊で前走の日経賞を逃げ切ったときは、この馬も本命候補だった。
しかし武豊は香港に行ってしまった。
福永はテン乗りで、菊花賞勝ちはあるが天皇賞春は未勝利。
渋太い逃げ粘りを見せると思うが、最後の最後で捕まる可能性が高いとみて今回は評価を下げた。


◎クリンチャー
〇ユーキャンスマイル
▲フィエールマン
△エタリオウ
×グローリーヴェイズ
×メイショウテッコン

おそらくトリガミはなさそうなので、馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の3連単24点と、令和直前という事で、万葉Sを勝ったヴォージュの単勝と、ヴォージュ-ユーキャンスマイルの馬連で勝負。


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
息子の方のブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーを、クリスチャン・ベールが演じている。
そのため題名の「バイス」は「vice-president(副大統領)」から来ているのかと思ったが、「VICE」単独で「悪」「悪習」「悪徳」などの意味があり、ダブルミーニングになっているようだ。

ディック・チェイニー(クリスチャン・ベール)は恋人のリン(エイミー・アダムス)の紹介でイェール大学に入学したが、飲酒とケンカに明け暮れ大学を辞める事となった。
警察に逮捕され、リンにも愛想を付かされそうになったがそこから一念発起、ホワイトハウスのインターンシップに応募し、そこで後の大統領首席補佐官、国防長官を歴任するラムズフェルドと出会うと、メキメキ頭角を現す。
やがてチェイニー自身も、フォード政権下で史上最年少34歳の若さで首席補佐官に就任する。
フォード政権が終了し、カーター民主政権になるものの、その後レーガン政権時には国防長官に就任し、大統領候補とも噂されるようになる。
しかし彼はここで大統領の道をあきらめる。
次女のメアリーが同性愛者で、チェイニーが大統領選に立候補すれば必ずこの事が世間にさらされるからだ。
チェイニーは大統領の名誉よりも、家族を選んで政界の一線から姿を消す。

しかしその後、チェイニーは息子のブッシュが政権を握ると、自ら副大統領に立候補する。
それまで単なる飾りと言われていたアメリカ副大統領だが、チェイニーは副大統領にも権限を集め、実質的にアメリカを動かす地位に昇りつめた。
時はちょうど同時多発テロが勃発した2001年、対テロに対して強硬な手腕を発揮するなど、チェイニーは「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれるようになった。

チェイニーだのラムズフェルドなどの名前は、ニュースではよく聞いていたが実際にどのような人物かはよくわからなかった。
しかしこの映画でチェイニーが、なかなかに波乱万丈な人生を歩んでいることを知った。
彼の行った事についてすべてを称賛するわけではないが、危機を乗り切る発想と能力は、認めざるを得ないだろう。

ここのところ、アメリカ政権の内情を暴く的な映画が多いが、その中でもかなり興味を持って観る事ができた作品だ。


41.バイス


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
いよいよ「アベンジャーズ」も最終章だが、その直前にこれまでほとんど影も形も見せなかったニューキャラ、それもかなり重要になりそうなキャラをぶっこむと言う、やや反則的な作品である。

ヴァース(ブリー・ラーソン)はクリー帝国の特殊部隊に所属していた。
両手から激しい衝撃波を発する彼女の破壊力は高く、特殊部隊でもエースの活躍をしていた。
クリー帝国はAIが統治する国家で、ヴァースは夜な夜なアメリカ空軍のパイロットである夢を見て苦しんでいたのだが、AIから夢を抑えるために感情をコントロールするよう指示を受ける。

ヴァースの特殊部隊は、テロ行為を行うスクラル族を急襲するため惑星トルファに向かう。
しかしどのような生物にでも擬態可能なスクラルは、ヴァースを騙して捕えてしまった。
ヴァースは失われた記憶を探索されるが隙を見て逃亡、そのまま惑星C-53と呼ばれている地球に不時着した。
時は1995年、そこでヴァースと出会ったのがS.H.I.E.L.Dに所属していた若きニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だ。
まだ片目のアイパッチもしていない。
フューリーはにわかにヴァースの言葉を信じなかったが、途中で相棒のコールソンがスクラルの擬態と入れ替わっていた事がわかり、信用せざるを得なくなった。

スクラルの記憶探査のため、過去の記憶を少し取り戻していたヴァースは、自分がかつて地球にいたことを思い出す。
フューリーの協力の元、ヴァースは記憶をたどってアメリカ軍の施設に向かった。
そしてそこで、かつてローソン博士が開発したエンジンのテスト中に死亡したとされている、ダンヴァースと言う女性パイロットの情報にたどり着く。
二人はダンヴァースの親友だったマリアと接触、そこでヴァースはダンヴァースだったことが明らかになる。
さらに3人は、ダンヴァースが死んだとされる事故のブラックボックスのデータを入手、ローソン博士が開発したエンジンと事故の真相を知る。
そしてその時、フューリーの上司であるS.H.I.E.L.D.長官のケラーも、実はスクラル族の擬態と入れ替わっていたことが判明する。

話の展開がややわかりづらい部分もあるが、ある意味典型的な「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズである。
超人的な能力を持つヴァース=キャプテン・マーベルの誕生の秘密と、彼女が正義のためにフルパワーで戦うストーリーだ。

単体の映画としては楽しめるのだが、正直「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの作品としてはやや不満が残る。
なぜなら冒頭に書いたが、キャプテン・マーベルは本日公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」に、かなり重要なキャラとして登場するようなのだ。
これほど重要なキャラだったらもっと早く、少なくとも「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の前に公開して欲しかった。
なぜなら「インフィニティ・ウォー」を観終わった段階では、世界はサノスに半分にされ、これまでに登場したキャラも使い切り、この後どうなるだろうと言う誰絶望感に包まれた。
しかし「エンドゲーム」の直前で、かなり強烈なキャラが登場する。
正直今の気持ちは、「なんだよ、新キャラ投入でハッピーエンドかよ」感で一杯だ。
この1年間、どういう展開になるのかいろいろと想像していたのが馬鹿らしくなってしまった。

とは言え、試写会などで「エンドゲーム」を観た人の感想は「かなり泣けた」が多い。
という事は、キャプテン・マーベルが最後の最後で現れて、「エイッ、ヤー!」でサノスを倒す単純な展開ではないのだと思う。
と言うか、そうでなければ「エンドゲーム」を観た人は納得できないだろう。

「エンドゲーム」は3時間を超える超大作なので、きっと10年間の集大成にふさわしい作品だと思われる。
その終わりの始まりとしての位置づけにきちんとなっているのであれば、この映画の評価もさらに上がると思われる。


40.キャプテン・マーベル


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
久しぶりにアップする映画の感想。
まずは「ハンターキラー 潜航せよ」だ。
タイトルと予告編を観た段階ではよくあるB級サスペンスかと思ったが、ストーリーがしっかり練り込まれている作品であった。

北極海でアメリカ海軍の原潜がロシア海軍の原潜を追尾していた。
すると突然、ロシア海軍の原潜がミサイル攻撃を受け撃沈される。
追尾していたアメリカ海軍の原潜も、何が起きたかわからないうちに撃沈されてしまった。
米海軍は調査のために、反撃能力を持つハンターキラーの原潜「アーカンソー」を現場に向かわせることにした。
艦長は新任のジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)、海軍兵学校を出ておらず、若い頃から原潜に乗り込み鍛えられた、叩き上げの艦長だ。

同時に統合参謀本部は、ロシアの大統領が現場付近の基地を訪れていることをキャッチする。
最初は事故の調査と収集のためかと思ったが、大統領が基地に向かったのは事故の前だった。
作戦本部はビル・ビーマン(トビー・スティーブンス)率いる特殊部隊に、現地の状況を調査させることにした。

現場を調査していたアーカンソーだが、いきなり魚雷攻撃を受ける。
ジョーの機転で危機を回避、逆襲して敵原潜を撃沈したが、それはおそらくロシア艦で、世界大戦勃発の可能性もはらんでいた。
その後アーカンソーは、海底からの音をキャッチ、沈没したロシア原潜に生存者がいる事を確認する。
副長の反対を押し切り、ジョーは生存者を救出、その中には原潜艦長も含まれていた。
状況を確認すると、沈没したロシア原潜は、アーカンソーを攻撃した原潜により撃沈された可能性が高い。
つまり、ロシア軍の原潜がロシア軍の原潜を攻撃したことになる。

そして、ロシア軍基地内では国防大臣が大統領を拘束、ロシア国憲法では大統領が指揮を取れない状況になった場合、その権力は国防大臣が引き継ぐことになっていた。
国防大臣はクーデターで権力を掌握、そしてアメリカとの開戦を目論んでいた。
アメリカの統合参謀本部はこの事をキャッチすると、本部長はDEFCON3を宣告、さらにDEFCON2を宣告しようとするが、海軍少将のコモンが待ったをかける。
潜入中の特殊部隊とアーカンソーに、拘束されたロシア大統領を救出させると言い出した。
しかし一歩間違えると、アメリカがロシア大統領を誘拐したことになり、開戦の原因を作ったのはアメリカになってしまう可能性もある。
統合参謀本部長が反対する中、コモンはなんとか周囲を押し切り、特殊部隊とアーカンソーにロシア大統領救出のミッションを伝える。

アメリカ軍がロシア大統領を救出するという、かなり斬新な発想の作品である。
しかも原子力潜水艦の内部の描写が非常にリアルで、かつ軍の内規を飛び越えてミッションを達成しようとするジョーと乗組員の戸惑いの描き方も見事だ。
サブストーリーとなる特殊部隊4人の扱い方も巧い。

日本語タイトルがイマイチなので目立たない作品になってしまっているが、最後の落とし方もよく、エンターテイメント作品としてはかなり完成度が高いと言っていいだろう。
この作品で、新艦長のもと一体となったアーカンソーの、次回作品も観てみたいと思った。


39.ハンターキラー 潜航せよ


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
土曜日の中山グランドJは、オジュウチョウサンが見事4連覇を飾った。
道中、他馬が次々と競りかけてくる厳しい流れの中、直線は逆に他馬を突き放す圧巻の勝利だった。

平成最後のクラシック、皐月賞もサートゥルナーリアが1.7倍で抜けた一番人気、果たして昨日同様人気馬の勝利となるか。

結論から言えば、サートゥルナーリアを本命にする。
速い時計がない、厳しいレースをしたことがない、年明け初戦などの不安点もある。
特に年明け初戦の部分は、桜花賞でグランアレグリアが圧勝したとはいえ、グランアレグリアの個体能力で勝った可能性が高く、どの馬もぶっつけ本番に不安を持たなくていい、という話ではない。
ただ、このサートゥルナーリアは、現段階では出走メンバーの中でも抜けた完成度らしい。
G1勝ち馬の兄弟と比べても、この馬の方がこの後の可能性が高いと評価する人が多い。
POG指名馬でもあるので、やはりこの馬を本命にする。

対抗はダノンキングリーだ。
前走の共同通信杯は、3歳王者のアドマイヤマーズに1kgの斤量差をもらっていたとは言え、直線子ども扱いして完勝。
距離が1H伸びることを考えると、同斤量であってもこの差は逆転どころかむしろ広がると考えていいだろう。
直線でサートゥルナーリアを後ろから差せるとしたら、この馬しかない。

基本的にはこの2強と思われるが、その他の馬の評価は難しい。
出走馬のほとんどが、あまり大崩れがなく、いい意味でも悪い意味でも同レベルで勝ったり負けたりしているか、まったくの別路線で力量の判別が難しいからだ。

もしサートゥルナーリアがまったくの不発だった場合、浮上するのは逃げ馬だ。
サートゥルナーリアをマークしていた馬が動くに動けず、逃げ馬がそのまますいすいと逃げ切ってしまう。
しかし今回はそうはならないだろう。
となると、強い馬がいる場合のもう一つのパターンだ。
強い馬が1頭いて、まだ勝負付けが済んでいないと思われる場合、有力馬が直線で競りかけるものの力負けして直線失速し、直線に掛ける無欲の馬が突っ込んでくるパターンが多い。

となると、やはりヴェロックスが浮上する。
これまでの5戦中、4戦で上り最速の脚を使いっている。
鞍上の川田将なら、無理にサートゥルナーリアを捕まえに行かず、直線この馬の脚を生かすレースに徹するはずだ。
展開次第ではこの馬の戴冠もあり得る。

四番手はクラージェゲリエか。
前走共同通信杯で2着のアドマイヤマーズにも0.6秒差を付けられ人気を落としているが、この馬も4戦して3戦で上り最速の脚を使っている。
共同通信杯は休み明けで、上りタイムだけで比較すればアドマイヤマーズとは0.2差。
鞍上はベテラン横山典で、底力のあるキングカメハメハ産駒だけに、無欲の大駆けがあっても不思議ではない。

五番手はアドマイヤマーズだ。
2戦目の中京3歳Sでレース最速の上りを記録し、それ以外の4戦でも直線は着実に脚を伸ばしている。
何より、朝日杯FSでタンタアレグリアを負かしたG1馬だ。
ただ、前走を見る限りでは2000mはギリギリで、直線ぱったり止まることはないだろうが、切れ負けする可能性が高い。
センスの良さで好位から巧いレースはするだろうが、連下候補が妥当だろう。

最後はシュヴァルツリーゼにする。
2戦目の弥生賞で、上り最速の脚を使って2着に入り出走権を得た。
弥生賞は重馬場だっただけに、良馬場でも同じ脚が使えるかと言う疑問もあるが、この馬の上り36.2に対し、上り2番目の馬の上りが36.7。
デビュー2戦目で、経験豊富な他馬より0.5も速い脚を使っており無視することはできない。


◎サートゥルナーリア
〇ダノンキングリー
▲ヴェロックス
△クラージェゲリエ
×アドマイヤマーズ
×シュヴァルツリーゼ

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の3連単24点で、トリガミにならないよう濃淡をつけて勝負。


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF

新元号が発表された桜花賞。
2強の様相を呈しているが、どちらにも不安が残る。

まず2番人気のグランアレグリア。
昨年初夏の新馬戦で1600mを1.33.6で駆け抜けた。
もちろん新馬戦レコードで、古馬になってもこのタイムで走破できる馬の方が少ない。
単純に能力の比較だけで言えば、この馬が図抜けた1番であろう。
だが前走が年末の朝日杯FSで、4か月ぶりのぶっつけ本番。
当初からの予定通りではあったとは言え、同じ藤沢和厩舎では30年前に似たようなローテーションで挑んだスティンガーを彷彿させる。
その時スティンガーは12着、30年を経過して調教技術が格段に進化しているとはいえ、それ以前も以降も、年明け初戦で桜花賞を制した馬はいない。
デビュー戦のタイムを見ると、これまでの常識では考えられない能力を持つ馬である可能性もなくはないが、ここは連下評価が妥当だろう。

続いて1番人気のダノンファンタジー。
この馬も強い馬である。
しかし他の馬と比較して抜けた存在かと問われれば、ちょっと疑問が残る。
これまで4戦して、負けたのはデビュー戦のグランアレグリアのみ。
阪神マイルは3戦3勝である。
しかしどのレースも圧勝と言う感じではない。
切れるディープインパクトでありながら、5戦して上り最速の脚だったのは1400mのファンタジーSのみだ。
阪神JFは2着のクロノジェネシスに1/2差付けたが、これは道中の位置取りの差で上りの脚はクロノの方が速い。
前走のチューリップ賞はややメンバーが劣る中、スローペースを好位から抜け出して勝ったが、これも展開と立ち回りの巧さで勝利したような感じがする。
もちろん、どんな展開でも勝てる勝負強さは、それだけで名馬の条件でもあるのだが、このメンバーに入って今回も絶対的な強さを発揮するかと言われれば、そうではないような気もする。

それよりも狙いたい馬がいる。
桜花賞はペースに関係なく上り勝負になる傾向がある。
それを踏まえて候補にあがるのが、まずアクアミラビリスだ。
2走前のフェアリーSはスローペースで掛かってしまい直線失速したが、デビュー戦、前走のエルフィンSではそれぞれ33.2、33.3の上りを使った切れ者だ。
特に前走のエルフィンSはスローペースの中折り合い、前残りの展開で最後方から全頭をゴボウ抜きで蹴散らした。
姉のクイーンズリングはエリザベス女王杯勝っており、血統的にも一本筋が通っている。
鞍上は今年に入ってやや精彩を欠いているデムーロだが、クラシックシーズンを迎えて気合が入っているに違いない。
400kgそこそこと馬格がないだけに、阪神の急坂が堪える可能性もあるが、ここは人気両頭と未対戦の可能性に掛けてみたい。

次に狙いたいのはシェーングランツだ。
POGの指名馬と言うこともあるが、こちらも姉はソウルスターリングでG1の勝ち馬。
阪神JFは直線入り口で不利があり4着、前走のチューリップ賞は見るからに休み明けの余裕残しの仕上げで5着で、まだ勝負付けは済んでいない。
そして昨秋のアルテミスSでは、切れ者のビーチサンバを後ろから差している。
阪神マイルの最内枠は決して有利とはいえないが、平成の桜花賞を5勝している武豊なら、一発があっても不思議ではない。

三番手はクロノジェネシスだ。
すでに書いているが、阪神JFは上り最速の脚を使っての2着は位置取りの差だけで力負けではない。
その阪神JFでは3着のビーチサンバにクビ差で、年明け初戦のクイーンCでもクビ差だった。
しかしクイーンCでは斤量差が1kgあり、着実に成長していることがわかる。
鞍上は、先週JRAG1を初制覇した北村友一だけに、無様な競馬はしないだろう。

四番手はダノンファンタジー、五番手をグランアレグリアとする。

最後はビーチサンバとシゲルピンクダイヤで迷う。
どちらも切れ者で、ビーチサンバは重賞2着が2回、阪神JFが3着と実績がある。
一歩うシゲルピンクダイヤは前走のチューリップ賞で、最後方から直線だけで2着に突っ込んできた。
甲乙付け難くどちらを上に取るかは非常に難しいので、今回は点数を広げて買うことにする。

◎アクアミラビリス
〇シェーングランツ
▲クロノジェネシス
△ダノンファンタジー
×グランアレグリア
×ビーチサンバ
×シゲルピンクダイヤ

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の3連単30点と、「令和」馬券の8-10の馬連で勝負。


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF