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今回のギンレイの2本。
「30年後の同窓会」を目当てで観に行って、もう1本は大したことないだろうと思っていたのだが、まったくその通りの2作品だった。

まず、大したことのない「さよなら、僕のマンハッタン」。
トーマス・ウェブは大学を卒業したものの就職できず、親戚にも将来を心配されていた。
母親は精神的に安定しておらず、父親はかつて小説家を目指し、現在は出版社の社長だ。
そしてトーマスはミミの事が好きだったが、ミミはミュージシャンの恋人がいた。
しかし二人は肉体関係になる。
ミミは一夜限りの関係だと言うが、トーマスは彼女を諦めることができなかった。
そんなとき、トーマスが一人で暮らす部屋の隣にジェラルドと言う初老の男が引っ越してくる。
なんとなくジェラルドが気に入ったトーマスは、時折彼に人生相談をするようになった。
ある晩、トーマスがミミとバーで飲んでいる時、若い女と一緒にいる父親を目撃してしまう。
トーマスは若い女に詰め寄るのだが、若い女は父親との関係を否定するだけではなく、あなたは私と寝たいのでしょう、と言い出した。

ハッキリ言って、意味がよくわからない男女関係が展開する。
舞台はニューヨークで、ニューヨーカーはこういう不思議な恋愛をしているのかもしれないが、私にはまったく理解できなかった。
一応ラストにオチは用意されているものの、何を描きたいのかさっぱりわからない作品だった。

続いて「30年後の同窓会」、こちらは期待通りの作品だった。

サルが経営するバーにある男が訪ねてくる。
その男はかつてベトナムで一緒に従軍した衛生兵のラリーだった。
飲み明かした翌日、ラリーはサルと一緒に車で出かけ教会に立ち寄る。
そこで牧師をしていたのは、二人と一緒にベトナムで従軍していたリチャードだった。
かつて荒くれ者だったリチャードはすっかり牧師が板につき、人格者として尊敬されていた。
そんなリチャードをサルは大笑いする。
リチャードの妻も含めて4人はディナーを共にするのだが、ラリーが最近息子を亡くしたことを打ち明ける。
イラクに派兵され、そこで戦死したのだ。
ラリーが二人に会いに来たのは、航空便で戻ってくる息子の遺体を引き取りに、同行して欲しかったのだ。
サルはすぐに引き受けるが、リチャードはあまり気乗りがしていない。
しかしサルは、リチャードが妻から、牧師は困っている人を助けるべきだと言われて必ず同行すると予言し、実際その通りとなった。
3人は遺体を引き取りにドーバー空軍基地に向かう。

基地で息子の遺体と向き合ったラリーは、息子が戦闘中に名誉の戦士を遂げたのではなく、物資の輸送中にゲリラに襲われ死んだと聞かされショックを受ける。
そして戦没者墓地への埋葬を拒んで、遺体を故郷に移送すると言い出した。
ここでもサルは賛成するものの、リチャードは戦没者墓地への埋葬を薦める。
ラリーの様子を見たリチャードは遺体を移送することには納得するものの、その手伝いはできないのでここで二人と別れると告げた。
だが、移送用のレンタカーを手配しているときに、窓口の女性がサルとラリーをイスラム教のテロリストと勘違いし、二人は現地警察に逮捕されてしまった。

サルは酒が大好きで陽気な性格、落ち込んでいるラリーを励ますのだがやや無茶が多い。
一方リチャードは常識人で二人をいさめる役割だが、時折かつての荒くれ者の部分が出てしまう。
そんな3人のロードームービーだが、ラリーがなぜサルとリチャードに遺体の引き取りに同行してもらいたかったのか、その部分が少しずつ明らかになっていく。
年代的には自分よりやや上の世代の3人であるが、それでも共感する部分が多く、ほろりとさせられるシーンもあった。
個人的には「マトリックス」シリーズで人格者のモーフィアスを演じていたローレンス・フィッシュバーンが、一見人格者のようで根は荒くれ者と言うリチャードを演じているのがツボだった。


137.さよなら、僕のマンハッタン
138.30年後の同窓会


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日本のG1馬が6頭揃ったとは言え、そのうち3頭は今年未勝利。
それどころか、地方馬のハッピーグリーンを含めても、日本馬12頭のうち今年勝鞍があるのは6頭だけ。
春秋の天皇賞馬、宝塚記念馬、牡馬クラシック馬、いずれも勝ち馬が異なるのにそのすべてがいない、例年になくちょっとスカスカ感の強いジャパンカップになってしまった。

こうなると、2頭の外国馬にも出番があるかもしれない。
その2頭を先に検証する。
まずカプリだ。
昨年はアイルランドダービーを勝ち、その後のセントレジャーも勝った。
今年は4戦して1勝だが、その他のレースも掲示板を外していない。
凱旋門賞は5着だったが勝ったエネイブルと1.5kg差、2着のシーオブクラスとは4.5kgも斤量差があった。
海外馬はもう10年以上3着以内に入った事がないが、このカプリは格が違う。
今の府中の高速馬場への対応がカギだが、上位に食い込んできても不思議はない。

続いてサンダリングブルー。
注目は3走前のインターナショナルSだ。
ここでは3着だったが、今年2000ギニーを勝ち、英ダービー4着、愛ダービー3着で話題となった、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーに先着している。
しかもこの時サクソンウォリアーと斤量差が3.5kgもあった。
前走は、府中と馬場状態が似ているといわれる、カナダのウッドバイン競馬場で行われたカナディアンインターで惜しい2着。
いろいろ考えるとちょっと狙いたくなるが、過去のジャパンカップでも、ウッドバイン競馬場で好走したから無視できない、と言われた馬を狙っていい結果だった記憶がない。
しかもこの馬は4月から休みなく走って、今年すでに8戦を消化している。
2か月間でスウェーデン→カナダ→日本と転戦していることを考えても、今回は無印でいいだろう。

日本馬ではやはりアーモンドアイが優勝候補筆頭か。
新馬戦こそ追い込んで届かず2着だったが、出走した6戦すべてで上り最速の脚を使って5.1.0.0の戦績だ。
唯一の不安は、ロードカナロア産駒という事で距離の不安が残る点だ。
ただ、母のフサイチバンドラはオークス2着でジャパンカップ5着、エリザベス女王杯を1.1.0.0だった。
この馬自身、オークスでは55kgを背負って2:23.8のタイムで走破している。
ハッピーグリン以外の馬とは斤量差が4kgある事を考えると問題はないだろう。
そもそも、サクラバクシンオーの血を引くキタサンブラックが長距離レースを得意とするような時代であり、以前とは調教技術も異なる。
最内枠に入ったものの、出走頭数が14頭と少なめになった事でも運の良さを感じる。

対抗はかなり迷う。
内枠に入って復活の兆しを見せているサトノダイヤモンドか、前走は出遅れた直後にマカヒキにぶつけられてまったく競馬をしていないスワーヴリチャードか。
どちらもダービー2着馬で、その後G1を制している。
血統的にもディープ産駒とハーツクライ産駒で甲乙付け難い。
スワーヴリチャードは前走が10着だったとはいえ理由があるし、それ以外で4着以下に沈んだのは皐月賞と有馬記念の中山の2レースだ。
レイデオロが天皇賞秋を勝ったことを考えると、やはり4歳馬のレベルが高いように思えるが、何しろ前走受けた不利がかなり衝撃的だった。
デムーロ兄が精神的負担を考え、大事に乗りすぎて届かない、という事も考えられる。

一方サトノダイヤモンドは京都大賞典を勝っているものの、レースレベルが高かった訳ではない。
スローペースを追走し、直線向いてヨーイドンを勝っただけなので、展開に恵まれたと言えるだろう。
ただ、その後はこのレースを目標にしてきっちり調教されている。
そして鞍上はマジックマン・モレイラだ。
左回りは0.1.1.0と得意にしている事を考えると、ここでの完全復活も考えられる。
今回はサトノダイヤモンドを上に取り、スワーヴを3番手評価にする。

4番手はキセキだ。
昨年ドロドロの菊花賞を勝った後、香港遠征して9着。
春は日経賞9着、宝塚記念8着で精彩を欠いた。
ただし秋に復帰後の2戦が見どころがある。
毎日王冠は、アエロリット、ステルヴィオに続く3着。
アエロリットは馬群に沈んだが、ステルヴィオはマイルチャンピオンシップを勝った。
天皇賞は逃げ粘ってレイデオロ、サングレーザーに次ぐ3着。
4着に負かしたアルアインは、その後のマイルチャンピオンシップで3着だ。
鞍上は引き続き、英国遠征で飛躍した川田将。
武豊がいない今回、外国人ジョッキーに一泡吹かせるとしたら、この男しかいない。
天皇賞秋から有馬記念に直行したら、かなり重いしるしを打つつもりだったが、ここでもいい勝負になるだろう。

ここからも非常に迷う。
狙いたいのはやはり強い4歳勢、ミッキースワローだ。
ただ、今年は初戦のAJCCこそ2着だったが大阪杯が5着で札幌記念は13着。
気配は上昇しているらしいが、やはりちょっと狙いづらい。
血統的にもトーセンホマレボシ産駒なので、適距離は2000m前後だろう。

昨年の宝塚記念馬サトノクラウンは、鞍上にビュイックを迎えた。
この馬は外国人ジョッキーの時に良績を残しており、ちょっと面白い。
ただもう少し戦績をひも解くと、2000m以上の良馬場は、芝の深かった香港ヴァーズを勝っているだけだ。
外国馬よりこの馬の方が、良馬場のスピード決着に対応できるか疑問が残ってしまう。

となると、やはりシュヴァルグランか。
昨年の勝ち馬だが、前走の京都大賞典は斤量を背負っていたとはまったく言え見どころがなかった。
元々叩き良化型とは言え、まだ昨年の状態には戻り切っていないようだ。
今年はこのレースと有馬記念で引退、となるとすでにタイトルを持っているこのレースより本当の狙いは有馬記念か。
陣営は昨年の状態にあるとコメントしているが、おそらく本当の狙いは有馬記念で仕上げも8分程度だろう。
それでも連下に食い込んできてもおかしくはない。

ラストはカプリにする。
ひょっとするとこの後の香港が本当の狙い目なのかもしれなしが、名門Aオブライエン厩舎が送り込んできた馬だけに惨敗はないだろう。


◎アーモンドアイ
〇サトノダイヤモンド
▲スワーヴリチャード
△キセキ
×シュヴァルグラン
×カプリ


馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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マイケル・ムーアの最新作だ。
「華氏911」は9/11テロ事件に焦点を当てていたが、この作品は2016年11月9日、トランプが大統領戦に勝ったことをテーマにしている。

映画によると、アメリカでも開票の途中まではヒラリー・クリントン有利と言う予想がなされていたそうだ。
トランプは勝利のためのパーティ会場もメチャメチャ小さい会場で、ほとんど本人も当選するとは考えておらず、勝利宣言の言葉も考えていなかった。
しかしトランプがフロリダとペンシルバニアで勝った事から情勢は変わる。
民主党支持者はクリントンの敗戦が濃厚になると、それまでのお祭り騒ぎが静まり泣き出す者もいた。
得票数だけえで言えば、クリントンの方が上回っていた。
しかし州ごとに勝利をすると、その州の選挙人をすべて獲得できるというアメリカ大統領選の特殊なルールが、トランプを大統領に当選させたのである。

ただマイケル・ムーアによると、それ以上に民主党が選挙戦に失敗した事が大きな要因だったようである。
すでに民主党の地盤と思われていた州に、クリントン本人はほとんど演説に行かなかったのに対し、トランプは積極的に遊説した。
そもそもトランプは本気で大統領戦に立候補するつもりもなかったのだが、最初の遊説の時に想像以上の人が集まり、彼を絶賛したことに感動して選挙戦に本気になったそうだ。
だからどこの遊説でも力が入っていたようだ。
それでいて、演説会場に20分以上遅れてくることもあった。
TVのニュースはその間も中継を続けていて、良くも悪くも注目された。
それ以外にも民主党は、選挙期間中の公害問題でも民衆の顰蹙をかうような対応をするなど、自滅の部分も多かったらしい。

映画では、トランプが大統領になった後、アメリカ国民の心境の変化してトランプ不支持も広まった、と言う形でまとめられている。
しかしながら先日の中間選挙の結果を見ると必ずしもそうでもなさそうで、かつ大票田のフロリダ州知事が共和党の候補が当選したことを考えると、この後もしばらくはトランプ指示は弱まりそうにないような気もする。

マイケル・ムーアにより、彼の色に染まった形で編集されているとは思うが、いずれにしろ日本ではあまり報道されないニュースを知ることができる、面白い作品であった。


136.華氏119



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ホラー作品の巨匠、中田秀夫が監督だ。
原作はミステリー、あるいはサスペンス的な作品なのだと思うが、監督の手腕で手に汗握る展開が多い作品になっている。

稲葉麻美(北川景子)は都内で派遣社員として働いていた。
恋人の富田誠(田中圭)は以前働いていた会社の正社員で、お互いの家を行き来するような仲である。

ある日誠は、タクシーの中にスマホを置き忘れてしまう。
SNSでの返信がなかったため直接電話した麻美は、出た相手が誠でないことに驚くが、スマホを拾った相手が横浜のカフェに預けておくと言うので、誠の代わりにその店まで取りに行った。
だが、その直後から二人におかしなことが起き出した。
まず誠にカードが誰かに勝手に使われ、高額な請求が届く。
そして麻美は誠の同僚から、SNSのダイレクトメッセージでしつように誘いを受ける。
スマホを拾った男がITの知識を駆使し、二人のデータを誠のスマホからすべて抜き出していたのである。

その頃、丹沢の山中で女性の遺体が発見される。
刑事の毒島(原田泰造)と加賀谷(千葉雄大)は、犯人が長い黒髪に執着している事を突き止めた。
一方、誠のスマホを拾った男は、麻美へのストーカー行為を始めるようになった。
そして麻美の写真から偶然、彼女の過去を知るようになる。

IT知識もあまりないくせに、調子に乗ってSNSで個人情報をバラ撒いているお馬鹿さんたちをあざ笑うかのような作品だ。
大勢の人間がSNSをやっているから目立っていないだけであり、もしITリテラシーの高い者に目を付けられたら個人情報などすぐに丸裸にされてしまう。
パスワードなどいくら変更しても、高度な知識のある者なら破ることが可能だし、一番安全な防御方法はSNS内で目立たない事なのだ。
しかしSNSを始める人間は、どうしても目立とうとしてしまう。
「映える」写真で注目を集めたくなるものだ。
この映画は、そのあたりを巧く作品に取り入れている。
麻美自身はあまりSNSに積極的ではないが、見た目が「映える」ためSNSに参加すると、下心を持った男がわらわらと寄ってくる。
このあたりの「SNSあるある」の描き方が巧い。

ただ、ストーリーに厚みを持たせるためSNSとは別の要素を盛り込んでおり、これが作品全体の大きな位置を占めることになる。
この部分の伏線の貼り方が中盤以降にしか登場しないので、やや弱い感じもした。
むしろ逆に、冒頭部分だけにバーンとこの伏線を貼ってい置いて、クライマックス寸前に回収してもよかったかもしれない。

巷ではあまり話題になっていないが、そこそこ面白い作品であった。


135.スマホを落としただけなのに


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「マーベル史上もっとも残虐なダークヒーロー」と言うキャッチコピーだったが、少なくともこの映画ではそれほど残虐ではなく、むしろちょっといいヤツであった。

サンフランシスコのエディ・ブロックは鋭い切込みで取材し、テレビ番組でも名物コーナーを持つ人気のフリージャーナリストだった。
だがあまりにも諸悪を暴くことに執着して、テレビ局から依頼された提灯持ちインタビューでも相手の悪を暴くための質問をしてしまい、お払い箱になってしまう。
しかもエディの婚約者はそのテレビ局の弁護士だったが、彼女も煽りを受けクビになってしまう。
もちろん婚約は破棄され、エディは仕事も彼女も失う事になってしまった。

その頃、東南アジアに地球に帰還中だった宇宙探査船が墜落する。
その探査船は極秘でシンビオートと呼ばれる宇宙生物のサンプルを採取していた。
探査船を作ったのはサンフランシスコに本社があるライフ財団、エディはこのライフ財団の取材で、財団が人体実験をしているのではないかと切り込み、お払い箱になっていた。
だが実際には、やはり財団は人体実験を行っていた。
ライフ財団のトップであるドレイクはマッドサイエンティストで、宇宙から持ち帰ったシンビオートと人間を融合させ、宇宙空間でも耐えうる新人類を作り上げようとしていたのだ。
だが探査船が墜落したとき、シンビオートの一部が逃げ延び現地の人間と融合してしまった。
そしてその融合体は、サンフランシスコを目指していた。

半年後、落ちぶれたエディはある研究員からの調査の依頼を受ける。
依頼をしたのはライフ財団の研究員ドーラだった。
ドーラはシンビオートの研究チームの中核であったが、ドレイクのあまりにも過激な考え方に不安を感じ、この事を世間に知らせるためにエディに連絡したのだ。
エディはドーラの話を受けライフ財団の研究所に忍び込むが、彼自身がシンビオートと融合してしまう。
通常、シンビオートと融合した人間は拒否反応を起こすのだが、なぜかエディはすんなりシンビオートと融合してしまう。
そして桁違いの身体能力を身に着けることになった。

元々はスパイダーマンのヴィランで、旧スパイダーマンシリーズでは「3」で登場していたようだが、正直あまりよく覚えていない。
スパイダーマンのヴィランでまず思い出すのはドクター・オクトパスで、次はゴブリン、最後にエレクトロと言った感じだ。
正直ヴェノムの印象は薄い。
しかもこの映画では主役のため、そこそこいいヤツになっていた。
ハッキリ言って憎むことができないキャラである。

映画としては、いい意味でも悪い意味でも典型的なマーベルヒーロー作品で、期待以上でも以下でもなかった。
ただ、たぶんこの後新スパイダーマンシリーズに登場して、さらにはアベンジャーズシリーズにも登場するかもしれない。
そう言う意味では押さえておきたい作品だ。


134.ヴェノム


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すでに巷でもかなりの話題となっている、フレディ・マーキュリーの自伝となる映画「ボヘミアン・ラプソディ」。
1週間前に観たときにはいろいろと疑問点が生じていたのだが、その後のネットニュースやNHKで放送された「SONGS」で、映画は事実とかなり異なっていることがわかった。
それでも全編QUEENの名曲が流れ、映画としては素晴らしい出来となっている。

インド系の移民であったファルーク(ラミ・マレック)は厳格なゾロアスター教の家に生まれた。
家族を愛しているものの、父の厳しい教えにはやや疑問を感じ、ロックに傾倒していく。
そしてある晩、ライブハウスで演奏していたバンド「スマイル」に、ボーカルとして自分を売り込んだ。
スマイルはちょうどその晩ボーカルが脱退しており、ファルークはすんなりバンドのメンバーとなる。
ファルークはフレディを名乗り、バンドは1年後に4人編成となって「QUEEN」としてメジャーデビューを果たした。
フレディはスマイルに加入した夜、ライブで出会ったメアリーと出会っていた。
その後再会した二人は婚約をする。

QUEENはBBCに出演し、その奇抜な演奏で一躍話題となる。
これまでにない発想の彼らの曲、演奏は賛否両論が入り交じり、イギリスでも必ずしも高い評価ではなかったが、それでもツアーにはファンが押しかけ大成功だった。
その後の新アルバム作成時に、映画のタイトルとなる「ボヘミアン・ラプソディ」が作られる。
オペラとロックが融合し、6分を超える楽曲にレコード会社の重役は難色を示すが、彼らは自分たちのポリシーを押し通しレコード会社との契約を破棄してしまった。
それでもこの「ボヘミアン・ラプソディ」は大ヒット、QUEENは全世界のスターへと駆け上っていった。

QUEENがスターとなり仕事が忙しくなると、フレディの心境に変化が生じてくる。
彼は自分がバイセクシュアルであることに気づき、男性マネージャーのポールと恋人となりメアリーとの婚約を破棄してしまった。
さらに私生活もどんどん派手になり、メンバーには無断でソロ活動も始めてしまう。
その事でメンバーとの間に大きな溝ができてしまった。

その後、アフリカ難民救済を目的としたチャリティコンサート「ライヴ・エイド」出演の話が持ち上がる。
ポールはQUEENとしての活動に反対するが、メアリーの説得でフレディはQUEENとしての活動を再開する。
だがその時点でフレディの体はエイズにむしばまれていた。
病の体を押して、フレディは「ライヴ・エイド」のステージにあがる。

スターとなったグループで、メンバーが破滅しそうになるという点では、ザ・スリー・ディグリーズやフォーシーズンズとも重なる。
売れれば売れるほど仕事が過酷になり、精神的に迷走してしまうのだろう。
特にフレディは、ゾロアスター教の家に生まれ、厳格に教えを護る父を愛するものの、考え方にはやや違和感を感じていた部分でもその要素が強かったのかもしれない。
映画ではそのあたりも巧く描かれていた。

映画を観た直後は、フレディがあまりにも簡単にメンバーに加わっているので、このあたりはエピソードが少なかったのか、とか、当初はイギリスよりも日本での評価が高く、そのために「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」が生まれたのかと思ったけど、そこに触れていないという事はそうでもなかったのか、など、自分が想像していたQUEENのストーリーとは異なっていたのでやや違和感を感じた。
だが冒頭にも書いたが、映画用にかなり事実と事なるストーリー構成になっているようだ。
フレディがバンドに加わるまで、実際には1年くらいかかっているらしい。
またフレディがソロ活動をした事については、メンバーは特に違和感を感じたこともなく、「ライブ・エイド」の前にすでに再結成されアルバムも出されていた。
エイズに罹患している事も「ライブ・エイド」の後に発覚したらしい。

映画用にドラマティックにストーリーを再構成しているのだが、ドキュメンタリーという訳ではないので、関係者がそれを許可しているのであれば大きな問題ではないだろう。
この映画の主題は、QUEENがスターになるまで、そしてその後のフレディの内面の葛藤、さらに「ライブ・エイド」の奇跡のパフォーマンスなど、QUEENの伝説をクローズアップする作品だ。
「ボヘミアン・ラプソディ」に加え、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」が観客も演奏に参加できるように作られたことなど、QUEENがどのように楽曲を作っていたのかもきちんと表現されていた。

一部の劇場では観客が一緒に歌う応援上映もされているらしい。
さすがにシラフだと気恥ずかしいが、酔った勢いで応援上映に行ってみたい気もする。


133.ボヘミアン・ラプソディ


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アニメゴジラ3部作の最終章だ。
2作目でそこそこ持ち直したので最終話も期待したが、期待したほどではなかった。

前作で対ゴジラ兵器として有効だったメカゴジラシティは崩壊、ゴジラは一時的に沈黙しているものの、有効な解決策を見出せない状況だった。
しかも人々とナノメタルの融合を主張したビルサルドは、その主張を否定されたことに抗議して移民船の機関部を占拠。
さらに地球上でのナノメタル融合作戦を阻止したハルオ・サカキの処刑を求めて、居住区館への電源供給をストップした。
地球人とビルサルドの軋轢が大きくなる中、エクシフは地球人を自分たちの宗教へと取り込み始める。
特に地球に降りたメトフィエスは、ハルオを擁護する立場をとるように見せかけながら、エクシフ本来の目的を遂行し始めようとした。
そしてその時、ゴジラが再びエネルギーを発して動く前兆を見せ始める。

一応、3部作でストーリーの整合性は取れる作りにはなっている。
だがやはり、構成が巧くない。

元々エクシフが地球に飛来してきた目的はこの3作目ではっきりわかるようになり、そもそもゴジラがなぜ地球上に現れたのか、その理由もはっきりする(物理的、進化学的ににあり得るかどうかは別として)
だが、1作目できちんとその布石を打っていないため、3作目の途中まで話がゴチャゴチャしている。
エクシフが最初から常に、「『ゲマトロン演算』が答えを出していないのなら、まだ時は満ちていないと言う事だ」的なセリフで、何もしない種族として強く位置付けていれば、3作目への布石となっていただろう。
そしてエクシフにとっては、おそらくビルサルドは偶然同時期に接触してきた種族であり、歓迎できる出会いではなかったはずだ。
その事も強調しておけば、エクシフの企みにも布石が打てたはずだ。
そして3作目のメトフィエスの目論見がはっきりするまでも、無駄に長すぎて飽きてしまった。
もっと簡潔にまとめられたはずだ。

またこの3作目で一番残念だったのは、ゴジラ vs ギドラのバトルである。
1作目の対ゴジラバトル、そして2作目のゴジラ vs メカゴジラシティのバトルはかなり見応えがあった。
それに比べてゴジラ vs ギドラのバトルはあっさりすぎて、拍子抜けしてしまった。
メトフィエスとエクシフの想いをダラダラ語るならば、もっと迫力あるバトルシーンを展開して欲しかった。
さらにモスラについても、期待させておいてこれかよ、的な扱いだった。

繰り返しになるが、全体の設定はまずまず面白い。
だから構成次第ではもっと面白くなったのではないかと思う。
途中でストーリーを捻り過ぎて、観客よりも制作陣の思いが主役になってしまった感がある。



132.GODZILLA 星を喰う者



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ローワン・アトキンソンの人気シリーズの第三弾だ。
と言っても実は前2作は観ていない。
ただローワン・アトキンソンだけに、それでもそこそこ楽しめる作品だった。

かつてのMI7のエージェント、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は、引退して小学校の地理の教師をしていた。
しかし勝手に、新たなるエージェントの発掘が自分の使命だと考え、授業そっちのけで子供たちにエージェントとしてのテクニックを教えていた。
そして当然、彼が教える技術はかなり間の抜けたものであった。

そんなある日、MI7のサーバがハッキングされ、エージェント全員のデータが盗み出されてしまう。
現役エージェントのデータは相手に筒抜けなので、ハッキングの調査を依頼することができなかった。
そこで引退したエージェント達が呼びされるのだが、ジョニーのとある行動で他のエージェントは事故に巻き込まれ、ジョニーがこの任務を受けることになった。
かつての相棒ボフと一緒に調査を始めるジョニー。
高級ホテルのレストランを火事にしてしまうのだが、なんとかハッキング元となるIPを遡って怪しい豪華客船を突き止める。
二人はすったもんだしながらも、なんとか豪華客船のサーバルームに発信器を取り付けることに成功した。

ローワン・アトキンソンがボケまくる作品だ。
かなりベタなボケが多く、一方でVRでの潜入訓練など強引すぎるボケもあるのだが、どちらも思わず笑ってしまうのはやはりローワン・アトキンソンの演技力によるものだろう。
過去2作品を知らないと笑えないエピソードもあったのかもしれないが、そんな事もほとんど気にならなかった。

もうすぐ64歳になるローワン・アトキンソンだが、まだまだ衰えていないところを見せつけてくれた。


131.ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲


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昨年の1、2着馬、春のヴィクトリアマイル、安田記念の勝ち馬、昨年、今年のNHKマイルCの勝ち馬、昨年の桜花賞馬までそろい、豪華な顔ぶれとなった。
その他にも一発がありそうな馬が多数いるため、前走戦からひも解いてみたい。

まず1番人気のモズアスコットが出走したスワンS。
勝ったロードクエストの走破タイムは1.21.5だが、これはここ19年の良馬場で施行されたレースでは2番目に遅いタイムだ。
淡々と流れるペースからうまく抜け出したロードクエストが上り最速で勝っているのだが、レース自体のレベルは疑問符が付く。
メンバー構成もオープンクラスで、モズアスコットは休み明けで1頭だけ58kgを背負っていたとは言え、勝ちきれなかったという事実は無視できない。

次に2番人気のアエロリットが出走した毎日王冠。
今年は馬場が良かったとはいえ、走破タイム1.44.5は過去20年で2番目にいいタイムだ。
しかもアエロリットは自らレースを作り、上りも33.8でまとめて完勝した。
2着のステルヴィオを含めて有力候補だ。

3番人気のペルシアンナイトが出走したのは富士S。
このレースはロジクライがレースレコードを叩き出したレースだ。
勝ったロジクライはもちろんのこと、レース中に不利のあったペルシアンナイトもまだ見限ることはできない。
最後は、一番レベルが高かったと思われるの天皇賞。
アルアインは先行して切れ負けたが、勝ったレイデオロの走破タイムはここ20年で2番目の速さ。
秋3戦目で元々ディープインパクト産駒なので、京都のマイルの方が実力を発揮できると思われる。


以上から考えて、本命はアエロリットにする。
この馬は全成績4.5.0.3で、連対を外した3レースはすべて稍重以上だった。
週初めの天気予報は雨予報で、今年の京都の馬場は時計がかかると聞いていたのでやや評価を落としていた。
しかし天気は晴れ、しかも今秋からCコースに変更となった。
春のG1は2戦とも落鉄、それでも大負けしていない。
装鉄方法を変えて挑んだ毎日王冠は完勝。
モレイラが今週は香港のため鞍上がムーアにスイッチしたが、ムーアはエリザベス女王杯をスノーフェアリーで2勝、マイルチャンピオンシップもモーリスで勝っており、京都コースを得意としている。
良馬場でのレースとなれば、やはりこの馬が本命だ。

対抗はステルヴィオ。
全成績は3.3.0.2、ロードカナロア産駒だけにダービーは距離が長く、皐月賞は上りをレース最速タイで突っ込んだものの位置取りが悪すぎて4着だった。
前走の毎日王冠も上がり最速の脚で2着に入っている。
乗り替わりもビュイックなので問題ないだろう。
昨年に続く3歳馬の戴冠も十分あり得る。

三番手はロジクライだ。
3歳1月にシンザン記念を勝った後は、故障で2年近く休養した。
復帰3戦目で条件戦を勝ち、オープン戦まで連勝、重賞初挑戦は7着に沈んだが、その後はマイル重賞を1.1.1.0だ。
2走前の京成杯AHはトップハンデ背負わされながら3着で、その後の富士Sはレースレコードを叩き出した。
おそらくこの後のマイル路線でも主役を張ると思われ、ここも勝ち負けとなるだろう。

四番手はペルシアンナイトだ。
昨年の勝ち馬なのに3番人気。
おそらく安田記念6着と富士Sが5着だったためだろう。
しかしどちらのレースも道中で不利があった。
今回は休み明けを一叩きされ体調も上昇。
この馬も上位争いするのは間違いない。

五番手以降は非常に悩む。
だが、その中ではアルアインか。
昨年皐月賞を勝った後は勝鞍がないが、これは距離適性的に不向きなダービー、菊花賞、そして海外遠征のQEII世Cに挑戦しているので仕方ない。
今年のレースも国内では0.2.1.1で、4着は秋の天皇賞なので大崩れはない。
少々勝ち味に遅い感もあるが、ここでも大崩れはないだろう。

最後はやはりモズアスコットか。
前走は褒められたレースではなかったが、中間の調教は猛時計を出している。

一応ほかの馬も検討する。
ジュールポレールは前走の府中牝馬Sで4着。
勝ったのがディアドラで、2着のリスグラシューはエリザベス女王杯を制しているのでレースのレベルも高かったと思われる。
しかし先週の落馬事故で鞍上が幸から石川に乗り替わった。
若手のホープとは言えまだ重賞は1勝のみ。
やや信頼性に欠ける。

富士S組のレッドアヴァンセとエアスピネルも気になるところだが、どちらもロジクライに2馬身千切られている。
重賞初挑戦でいきなり勝利したミッキーグローリーも面白い。
京成杯AHでロジクライに勝っているが、その時の2着がワントゥワン。
ワントゥワンは富士Sでロジクライの2着だが、タイム差は京成杯AHが0.1なのに対し、富士Sは0.3。
斤量差を考えても、あきらかに富士Sの方がレベルが高い。
レーヌミノルはまだ復調途上で、ジャンダルム、ケイアイノーテックの3歳馬2頭も、まだ成長途上のようだ。

となると、ジュールポレールとモズアスコットの2拓になるのだが、騎手で選ぶとモズアスコットが浮上する。

◎アエロリット
〇ステルヴィオ
▲ロジクライ
△ペルシアンナイト
×アルアイン
×モズアスコット

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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アーモンドアイとディアドラが回避したことによって、混戦模様となった今年のエリザベス女王杯。
元々人気薄の馬が大穴を開けることが多いレースだが、今年はどの馬にもチャンスがありそうだ。
それでも普通に考えれば、モズカッチャンとリスグラシューの実績馬2頭が中心か。

ただ、今年は3歳馬のレベルが高い。
アーモンドアイが出走していれば間違いなく一番人気で勝利したに違いない。
今回は2頭しか参戦がないが、この2頭でも十分勝負になりそうだ。

本命はカンタービレだ。
秋華賞はミッキーチャームが絶妙の逃げを見せる中、後方からアーモンドアイとともに追い込んで3着。
7戦して4着以下に沈んだのは使い詰めだったオークスのみ。
距離の不安がささやかれているが、今回はペースも落ち着くと思われ、そうなると逆にディープ産駒の切れ味が生きる展開になりそうだ。
元々は先行タイプの馬で器用さもあり、古馬との斤量2kg差も有利。
1番人気の兄を抑えて弟が戴冠する可能性が高い。

対抗も3歳馬のノームコア。
前走の紫苑Sの末脚は強烈で、走破タイム1.58.0も立派だ。
これまで強い相手と戦ったことがない部分は不安だが、それでも5戦して4着以下に沈んだことがない。
秋華賞をスキップして直行した点も、あまり影響はないだろう。
血統は去年の勝ち馬と同じハービンジャー産駒。
そして何より鞍上が、「ハンパないって、ルメール」だ。
今週も「またまたルメール、またルメール」になっても不思議はない。

三番手はモズカッチャンにする。
昨年の勝ち馬で、今年は勝鞍がないもののこれは春にドバイ遠征をしたから仕方がない。
元々叩き良化型で休み明けは実績がなく、叩き3戦目くらいでピークに仕上がる馬だ。
普通に考えればグリグリの本命だが、唯一の不安は府中牝馬Sを熱発で使えなかったこと。
熱発自体はあまり影響はないようだが、使い込んで仕上げていくタイプの馬だけに、今回は斤量差がある3歳馬に切れ味勝負で後れを取りそうな気がする。
鞍上のデムーロ兄もこの秋はあまり目立った活躍ができず、ちょっとツキに見放されているような部分も気になる。

四番手はリスグラシューだ。
G1は2着が4回もあるが、どうしてもタイトルに手が届かない。
これまでの戦績を見ると2200m以上は0.0.0.2だが、これは出遅れなどもあり問題ないだろう。
実際どちらのレースも上がりは最速と3番目を記録しており、スタミナ切れではない。
2度成長するハーツクライ産駒という事もあり、かつ鞍上がマジック・モレイラにスイッチしたことで今回こそ戴冠という可能性もある。
とは言え、よくある「善戦ウーマン」で終わりそうな気もするので四番手評価とする。

五番手はレッドジェノヴァ。
夏の札幌で連勝してオープン入りした後の京都大賞典で、いきなりサトノダイヤモンドの2着。
初の京都コースで大駆けしており、バリバリの京都コース巧者の可能性もある。
京都大賞典の後も栗東に滞在しており、陣営の本気モードも伝わってくる。
とは言え、まだ重賞2戦目でオープン勝ちもない。
いきなり大仕事をする可かもしれないが、今回は押さえ評価が妥当か。

最後はいつも通り迷う。
スマートレイアーは、昨年京都大賞典を勝った時の鞍上武豊に戻った。
この馬は京都を得意としているはずだが、なぜかエリザベス女王杯は結果が出てない。
というよりもトライアルレースで好走して、本番のG1で凡走を繰り返している。
調教大将で調教のタイムも素晴らしいため何度も本命にして痛い目にあってきたが、今回は年齢を考えて無印にする。

ミスパンテールは昨年冬から今年の春まで重賞3連勝している。
だが2000m以上を走ったのはオークスのみでこの時は10着。
本格化前とはいえ、そもそもがダイワメジャー産駒なので2200mはやや不安で、かつ今回は大外枠に回ってしまった。

この6戦連対を外していないコルコバードも面白いが、重賞初挑戦では家賃が高いか。
ハービンジャー産駒のレイホーロマンスは今年勝鞍がなく、ヴァフラームはオープン入りしたばかりである。
一昨年のこのレース5着だったプリメラアスールも、この1年勝鞍はゼロだ。

展開を考えれば先行するクロコスミアに食指が動く。
昨年このレースを2着、同コース同距離の京都記念は8着だったがこの時は重馬場だった。
前走の府中牝馬Sは先行して5着に粘った。
ミドルよりやや速いペースで先行すれば、そのまま粘りこむ可能性もある。

だがクロコスミアよりもフロンテアクイーンの方が面白いか。
昨年秋に準オープンで3着してから堅実に走り、4着以下に沈んでいない。
格上挑戦の重賞で2着に入って賞金を加算したため、オープン勝ちどころか準オープン勝ちすらないという面白い馬だ。
アーモンドアイの国枝厩舎が、勝てそうな裏開催の福島記念ではなくここに駒を進めてきたという事は、勝負になると判断したのだろう。
鞍上はマリアライトでこのレースを制し、アパパネで牝馬3冠をとった蛯名正だ。
京都外回りだけに、好位を内々で進んで直線前が開いたところで勝負できれば、上位争いも可能だろう。


◎カンタービレ
〇ノームコア
▲モズカッチャン
△リスグラシュー
×レッドジェノヴァ
×フロンテアクイーン

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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