<   2012年 05月 ( 30 )   > この月の画像一覧

おそらくヴィルシーナが1番人気になると思われたのだが、ふたを開けてみたらなんとミッドサマーフェアが前日1番人気。
馬主のモハメド殿下が単勝1億円ぐらい勝ったんじゃないの?
複勝の倍率から見ても、このミッドサマーフェア人気はちょっと変だよね。

ただ、ミッドサマーフェアが人気になるのも、わからないでもない。
桜花賞はディープインパクト産駒のワンツーだったが、これまでディープの産駒はG1は1600mまでしか勝っていない。
距離の壁があるとは思わないが、ヴィルシーナも2000mまで、しかも条件戦しか走ってないので、本当に2400mが有利かどうかはわからない。
ただ牝馬限定戦の今回こそ、ディープ産駒が2400mを勝ってもおかしくないけどね。

そもそもオークスは、桜花賞組、特に桜花賞上位馬がいい成績を残している。
さらに桜花賞馬に限って言えば、阪神が現在のコースになった2006年以降、オークスに出走して5着以下になった馬は6着だったキストゥヘヴンだけである。
過去10年で見ても、キストゥヘヴンの6着、ダンスインザムードとマルセリーナの4着以外は、すべて馬券に絡んでいる。
この時期の牝馬は、格より調子より完成度なのだ。

そこから考えて、本命はミッドサマーフェアにする。
前々走勝った君子蘭賞は条件戦だったが、同日に行われた毎日杯と0.1秒差でレベルが高かった。
さらに前走も東京コースを楽勝し、今週の追い切りは余裕を残したように見えて一番時計、もはや完成の域に達したと言っていいだろう。
クイーンCではヴィルシーナに完敗しているが、上がり3Fを見るとヴィルシーナに33.6に対してミッドサマーフェアが33.4だった。
スローペースなのに位置取りが後ろすぎただけである。
今回は純然たる逃げ馬が見当たらず、直線向いてヨーイドンの可能性が高く、蛯名が巧くさばけば逆転は十分可能だ。

対抗は桜花賞馬のジェンティルドンナだ。
枠が外枠で、初東上の上に左回りも初、先週姉のドナウブルーが左回りで右に寄れていたのを見ると、やや不安がないでもない。
さらに岩田が騎乗停止で川田に乗り替わった。
だが川田はテン乗りも得意としているし、前述の通り桜花賞馬はオークスでも好走する。
シンザン記念で牡馬も蹴散らしており、やはり能力は高いと考える。

三番手はアイムユアーズだ。
この馬は戦績から距離の不安がささやかれているが、血統的にはファルブラヴ×エルコンドルパサーであり、むしろ距離は長い方がいいはずだ。
勝ち鞍が1400mまでしかないが、そもそも1600mまでのレースにしか出走してないし、どちらもG1で2着、3着である。
桜花賞もヴィルシーナに差し返されたように見えるが、上がりのタイムはヴィルシーナより0.2秒速い。
さらに鞍上は進化し続ける男、ウィリアムズだ。
一気に突き抜けても不思議はない。

四番手はヴィルシーナである。
午後に入ってからようやく一番人気になった。
臨戦過程や今週の追い切りを見れば、この馬が一番人気になって当然である。
しかしこの馬の成績をよくみると、上がりの3Fで1番を記録したのは新馬戦だけである。
脚質的には先行前残りであり、今回も直線までにセーフティリードを取れればそのまま押し切りも可能だが、オークスというレースで他の騎手がそれを許すとは考えづらい。
内田がどこまで追えるかにかかっているが、切れ味鋭い馬に差される可能性が高いと見て、やや評価を下げた。
五番手以降は難しかった。
NHKマイルCで印を付けたハナズゴールも切れ味鋭いが、やはりオレハマッテルゼ産駒でもあり2000m位までが守備範囲だろう。
2400mで単騎逃げが打てそうなマイネエポナも魅力だが、桜花賞で13着はやや負けすぎか。
角居厩舎のキャトルフィーユは忘れな草賞を勝っているが、タイムがちょっと平凡すぎる。
三連勝のハーツクライ産駒ダイワズームも捨てがたいが、前走のスイートピーSの上がりが34.3でこちらもやや平凡。
同じハーツクライ産駒のサンシャインも末脚がハマれば怖いが、やはり桜花賞10着は負けすぎだろう。
アイスフォーリスは前走スローペースとは言え、府中の2000mを逃げ粘っての2着だ。
鞍上の松岡とは連体率100%と相性が良く、マイネエポナが控えて巧く逃げられればちょっと妙味があるが、溜め逃げは通用しないだろう。

消去法になってしまうが、五番手はメイショウスザンナにする。
未勝利戦を勝つまで3戦、そこから条件戦を勝ち上がるまでに4戦を要しているが、重馬場のフラワーC以外は常にタイムを詰めて成長している。
タイムを詰められなかったフラワーCは2着で、前走の桜花賞は追い込んで届かずの5着、上がりの3Fはアイムユアーズと同タイムでヴィルシーナより速い。
鞍上が武豊なのに人気の死角になっている点で、馬券的妙味もある

ラストはトーセンベニザクラだ。
調教相手は未勝利馬とは言え、カメラに映らなくなるまで付き離した。
外枠に回ってしまったので立ちまわりが難しそうだが、一発を狙える脚は持っている。


◎ミッドサマーフェア
○ジェンティルドンナ
▲アイムユアーズ
△ヴィルシーナ
×メイショウスザンナ
×トーセンベニザクラ

馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。
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去年まで日本一のマンモス校だった娘の小学校。
今年も日本一なのかはわからないが、生徒数はほとんど変わっていない。
で、このマンモス校の運動会が今日行われた。

今年で9年目だが、これまでは毎年お昼の場所取りから子どもの撮影まで、特に3人が通っていたときは本当にかなり強烈なイベントであった。
子どもが増えすぎてただでさえ教室が足りなくなったところに、姉歯物件問題で校舎の増強改築が行われ、さらに昨年の地震で黒板が割れる騒動まであったので、小学校の校庭には毎年プレハブが増え続けている。
プレハブが増える以前の3年ほど前から、生徒数が多すぎるため小学校の校庭では運動会が行えずに、隣の中学校の校庭で実施されるようになった。
そしてお弁当を食べる昼時に日陰になる場所取りを、早朝、場合によっては前夜から行わなければならなかったが、それもプレハブが校庭にどんどん侵出してくるので平たい土地を探す事も困難となり、自ら石をどけて草をむしってシートを敷いたりしていた。
運動会の内容も、中学校の校庭で実施された最初の年は、各学年のダンスと徒競争、選抜選手のリレーのみで、学年ごとに綱引きも行ったものの、玉入れも大玉転がしも騎馬戦もない運動会だった。
いずれにしろ、日記のネタには事欠かないイベント、それが小学校の運動会であったのだ。

が!

今年からはこれが一変した。
自分の子どもが一人だけになった、と言うのもデカい。
何しろ3人いたときは、確率的に2回に1回は自分の子どもの出番だからね。
もうカミサンと二人で、今度はあっちだ次はこっちだと校庭中をグルグル駆けまわったものだ。
それが2年前から二人、そして今年からは一人である。

さらに、今年からはお昼は子どもと親が別々に食べる事になった。
これが本当に大きい。
毎年カミサンは、前夜からお弁当づくりのためにほぼ徹夜だった。
だって、5人分のお弁当作りだからね。
肉巻やら海老チリやら、2段のお重二つ分ほどのお弁当を作っていた(ちなみに、4段のうちの1つは全部オニギリ)。
なので、毎年カミサンがお弁当を作り上げて学校に到着するのは子どもの演技開始のギリギリ。
私が先に行ってお弁当を食べる場所取りをして、さらに撮影ポイントを確認すると言うのが毎年の恒例だった。
ところが今年からは子どもの分のお弁当だけである。
カミサンも朝は余裕余裕。
子どもの出番の間に時間もあるので、お昼は一度二人で家に帰る事にした。
私は食後に30分くらい、お昼寝までしちゃったしね(^_^;;

ただ、それで撮影もラクにできたかと言うと、これが違う。
毎年子どもが自分の出番を紙に書いて教えてくれるのだが、徒競争の順番が間違っていたので撮り逃してしまった(>_<)
団体演技は綱引きで、これも非常に撮影がしづらいし、ダンスのエイサーも場所が悪くてずっとお尻を向けてたよ(^_^;;
まあ、こんな年もあるよね。

後2年残っているけど、こんな感じなら残りの2年はラクに乗り切れそうかな。
もう50歳も近くなっているし、ラクになってくれて本当に助かったよ。


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今年はあまり二郎に行っていない。
理由はいろいろとあるが、通勤経路の二郎の営業時間が変わってしまったのが大きい。

一番行きやすかった小岩店が、昨年から夜営業をやめてしまった。
そしてその次に行きやすかった亀戸店は、この春から長期休業中らしい。
神保町店にはそもそもあまり行っていなかったものの、こちらも昼から夕方までの営業で、夜の営業をやめてしまった。
それ以外で近いのは、一之江、歌舞伎町、小滝橋、高田の馬場、池袋、目黒、新橋、三田本店、品川あたりだが、いずれにしろ通勤経路から外れるので他に用事がないと行きづらい。
新宿で映画を見るときにはよく歌舞伎町店に行ってたけど、それも今年はまだ1回だけ。
歌舞伎町店は二郎としてはかなり味が薄いので、満足度もそれほど高くはないんだけど、ほぼ並ばずに入れるのはありがたい。
インスパイア系も、随分前に飯田橋大勝軒の豚麺を食べたくらいで、そろそろ二郎に行きたい虫がウズウズし始めた。

と思っていたところに、なんと三田本店が夜の営業を開始したと言う情報を入手した。
まあ人それぞれ好みがあって、いろいろと言われているけど、やっぱり二郎と言えば三田本店が頂点に立つと、個人的には思っている。
最後に食べたのは昨年の1月くらいで、その時はたしかにちょっと麺が柔らかすぎかな、とも思ったけど。

二郎好きの人の中には、全店制覇を目指している人もいるが、自分としてはそう言う事はあまり興味がない。
それより、三田本店の夜営業に行ってみたい。
「夜もやってみたらどうかと言うことで、はじめてみました」との事なので、「やっぱり夜も営業すると大変だよ」と、すぐにやめてしまうかもしれない。
カレンダーと相談して、早々にチャレンジだな。
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「金城武とドニー・イェンが共演を果たしたミステリー・アクション」という触れ込みだったが、ミステリーなのかアクションなのか、どっちつかずの映画になってしまった。

1917年、中国雲南省の小さな村に二人組の強盗が出没した。
両替商の店で暴れる強盗をおとなしいジンシー(ドニー・イェン)が倒したのだが、どちらかと言えばジンシーはじたばたするだけで、強盗が自滅したように見えた。
しかし強盗のうちの一人が凶悪犯である事が判明。
事件を捜査するシュウ(金城武)は、ジンシーが二人を倒したのは偶然なんかではなく、意図的に倒したのではないかと思い始める。

ミステリーと銘打つからには、物語のキモは二人組を倒したジンシーが何者であるか、という事なのかと思った。
しかしこれはあっさりと判明してしまう。
金城武はアクションをほぼ行わないので、この段階で金城武が出演する意味がほとんどなくなってしまう。
この後はハッキリ言って、傍観者に近い。

アクションはスーパースローを駆使するなど、かなりいい仕上がりになっている。
だから、ミステリーの部分をもっと軽くして、アクション映画として制作すればもっと面白くなったんじゃないかとも思う。
だがそこを割りきれずに、やや暗めの画面と重厚なBGMで、ミステリー的要素も無理やり引っ張ろうとしている。
結果、メチャメチャ中途半端な仕上がりになってしまった。
アクションシーン自体も、ちょっとグロいんだよね、これはお国柄の違いかもしれないけど。

そもそもがたいしたミステリーじゃないんだから、単純明快なアクション映画にしたら、もっと印象も違っていたんじゃないかと思う。
やや残念。


48.捜査官X
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昨年のセリーグのMVP、ドラゴンズの浅尾が交流戦を前に2軍落ちした。

昨シーズンは79試合、87+1/3イニングに登板し、7勝2敗10セーブ54ホールド、失点5、自責点4で防御率は0.41、被本塁打は0だった。
どこをどう見ても立派な成績だ。
ところが今シーズンは5/13までに21試合20イニングに登板し、1勝1セーブ12ホールドだが失点はすでに6、自責点は5と、どちらも昨年を上回ってしまい防御率は2.25である。
ここ3試合でも2回リリーフに失敗している。

2009年は開幕投手を務めるもののすぐに中継ぎに配置転換、その後は岩瀬の前に投げる不動のセットアッパーとして活躍中だ。
昨年はちょっと数字が良すぎたし、ここ2年間70試合以上の登板が続き疲労もたまっている、という人が多いだろう。
だが実際には、そんな簡単な理由ではない。
奇しくも、先週のNHKの「アスリートの魂」で、苦悩する浅尾を取り上げていた。

浅尾の投球方法は、他人とは違って特殊である。
そもそも、ここが発端になっている。
通常のピッチャーは、効き腕を上から振り下ろす時、効き腕と逆の足を曲げ、そこに体重を載せて体全体を前に押し出し、投げ切る。

ところが浅尾は、効き腕と逆の足をまっすぐに伸ばし、つっかえ棒のように使っている。
効き腕を上から振り下ろす時の体重を、前に逃すことなく体全体をつっかえ棒にして、その反動で速い球を投げるのだ。
この投げ方は、今でもやり投げの日本記録を持つ溝口和洋と同じ投げ方である。

投げる直前に体をつっかえ棒のようにし、その反動で投げるこの投げ方は、肩や肘に大きな負担が残る。
それはやり投げでも野球でも一緒だ。
だから指導者は必ず、ケガをしないように、振り下ろす力を体全体で前方に逃がす投げ方を指導する。
だが以前見たスポーツ番組で、溝口はあえてこの反動で投げる投げ方にチャレンジしていた。
そうしないと、世界に挑戦する事ができなかったからだ。
実際溝口の日本記録は今でも破られていないし、当時も世界記録まであと6cmと迫っている。

浅尾が溝口の話を知っているかどうかはわからないが、理論的には同じである。
ただ浅尾の場合、セットアッパーの性質上、試合の展開を見ながら毎日肩を作る事になる。
そしてそれでも投げない日もある

そこで浅尾が今シーズンから取り組んだのが、いかに球数を少なくするか、という事。
それによって、肩や肘への負担を減らそうとしたのだ。
ブルペンでも実際のマウンドでも、コントールに気を付けて球数を減らすことに注力したのだ。
だがその結果、逆に球のキレがなくなってしまった。
番組中でも、リリーフに失敗した直後に浅尾自身が「しっくり来てない」と悩んでいた姿が放送された。

あるいは異常にまじめな性格もあり、自分の後に投げる岩瀬の衰えも気にして、なんとか岩瀬にラクにバトンを渡せるよう気負い過ぎているのかもしれない。
いずれにしろ、肉体的な疲労もさる事ながら、浅尾自身が考えすぎている部分も大きいような気がする。

だからうまく切り替えができればすぐに1軍に戻って来ると思うし、なかなか切り替えられないと、今シーズンはもうダメかもしれない。
ただ、ケガじゃないからいつかは復活すると思うけどね。

交流戦で試合数も減る時期だし、この期間にキッチリ切り替えて早く1軍に戻ってきてほしい、・・・とは言わないけどね、正直なところは(^_^;;
だって浅尾が復活しちゃったら、スワローズがまた苦戦するからね(^_^;;
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金曜日に帰宅すると、地上波で「風の谷のナウシカ」を放送していた。
当然BDでのお取り置き用に録画してあるのだが、せっかくなので途中からちょっと見た。
すると、日曜にもつぶやいたけど今週の「セックス・アンド・ザ・シティ2」の予告が流れる。
もちろん予告でいきなりエロいシーンが流れる訳でもなく、たぶん本編でもそういうシーンも大してないのだとは思うのだが(興味がないのでドラマも映画も見てないからよくわからないが)、タイトルがいきなり「セックス・アンド・ザ・シティ」だからねぇ・・・。

以前同僚のSめちゃんが、同じく同僚いりこからTV放送を録画したDVDを借りたんだけど、自宅の再生機で見る事ができなかった。
多分Sめちゃんの再生機がCPRMに対応していなかった事が原因なんだけど、私に「DVDが見られない原因って検討がつきます?」と聞いてきたので、「えっ、何を録画した番組なの?」と聞いたところ、「いや、えーっと、むにゃむにゃむにゃ」と口ごもっていた。
まあ、日本ではなかなか口にしづらいですよ、「セックス・アンド・ザ・シティ」というタイトルは。
なので、子どもと一緒に見る時に気まずい雰囲気にならないように、あらかじめ全部CMをカットした。
そもそも、お取り置き用BDに焼く時はCMをカットするから、それが見る前か後かの違いだけなんだけどね。
今週の放送で、ナビゲーターの加藤清史郎に「今夜は『セックス・アンド・ザ・シティ2』です」と言わせるのかどうか、楽しみだよ。

それはそれとして、「風の谷のナウシカ」だ。
制作されたのは1984年、今から28年も前である。
それでも今なお褪せるどころか、こういう時代だからこそ輝き、再評価される作品である。
何度も日記に書いているが、映画は『アニメージュ』での連載を中断して制作された。
その時点までの原作のストーリーを2時間の枠内に収めるために、非常に巧く設定変更が行われている。
原作を読んだ人ならわかるが、映画では土鬼(ドルク)をトルメキアに融合させ、争っているのはペジテ市とトルメキアという構図にしている。
なので、幼生の王蟲を使って大海嘯を企てるのがペジテ、襲われるのは風の谷という設定だ。
映画としては、風の谷が襲われる設定の方が、より緊迫感があって盛り上がる。

CMをカットした後、下の子二人(中1と小4)と見たのだが、二人ともきちんと最初から最後まで「ナウシカ」を見るのは初めてだった。
途中までは、二人ともブツブツ作品にツッコミを入れ笑いながら見ていたが、やはりナウシカがペジテで捕まってしまうシーンから迫りくる王蟲の群れの前に降り立つシーンまでは、二人とも一言も発しないで真剣に見ていた。
あのシーンは、本当に緊迫感があるよね。

でも、何度も見直すうちに、設定変更をしたため整合性があわない部分がある事にも気づいた。

ナウシカとアスベルがペジテの残党と会ったときに、アスベルが「街(ペジテ)がこれじゃ再興もできない」と嘆く。
ペジテは王蟲に襲われて腐海の植物だらけになっており、とても人が住める状況ではなくなっていたからだ。
しかしペジテの残党は「街を見たんだね、大丈夫、アレは風の谷にある」と言う。
アレとはもちろん巨神兵の事だが、王蟲に風の谷を襲わせて巨神兵を破壊するつもりだったら、もう腐海の植物を焼き払う手立てはなくなってしまう。
それだったらアスベルの嘆く通り、ペジテは「これじゃ再興もできない」状態のままだ。
まあでも、その直後のナウシカの「違う!違う!あなたたちは何もわかっていない!腐海は人間が汚してしまった土と水を綺麗にしているの!あなたたちはそれを焼き払おうと言うの?」というセリフに圧倒されてしまい、誰も気づかないんだよね。

それと次男が、「瘴気がそんなに猛毒なら、目もむき出しのままじゃ危ないんじゃないかな」とつぶやいていた。
なるほど、それは私も気が付かなかったよ(^_^;;

でも何度見ても勇気が湧いてくる作品だし、死ぬまでにまだまだ何度でも見たいと思う。

それと、GWに地上波で放送された「きな子~見習い警察犬の物語~」もお取り置き用に録画して娘と見る。
こちらは夏帆が出ているからお取り置き用としたものの、映画としてはハッキリ言って、イマイチ、いやイマサンくらいだ。
役者はみんな一流なのだが、脚本がグズグズ、なんだかアマチュアが撮った映画のようだった。
娘はきな子がかわいくて満足していたけどね。


46.風の谷のナウシカ(再)
47.きな子~見習い警察犬の物語~(再)
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ハワイ沖でRIMPACが行われている時に、宇宙から隕石群が落ちて来た。
しかしそれは隕石群ではなく、侵略者の宇宙船だった。

テンポがいいと言えばそうなのかもしれないが、なんだか展開すべてに無茶がある。
主人公は憧れの彼女のために、チキンブリトーを手に入れようとしてコンビニらしき店舗をメチャメチャにしてしまう。
実の兄にムチャクチャしてないで海軍に入れと言われ、実際に海軍に入るのだが、どういう訳だかすぐに大尉あたりの役職に就いてしまった。
また、宇宙人に関する前振りが少なく、戦闘が始まるのもいきなりな感じがする。
元々が、小学生のころに授業中よくやった「戦艦ゲーム」から派生した映画なので、あんまり深く考えられないで作られたのかもしれない。
いずれにしろ、ユニバーサル映画が100周年記念で作った映画とは思えない出来だ。

戦闘シーンのCGはきちんと作られているのだが、宇宙人にしても「プレデター」みたいだし、何より敵の戦艦が意外と簡単にやられてしまう。
惑星間を航行するほどの宇宙船なのに、駆逐艦のミサイル数発で破壊されてしまうのだ。
大きさも結構デカいんだけどね。
敵の武器も光学系のレーザー兵器ではなく、アナログな火薬系の兵器だし。

ハッキリ言って、かなり大味な作品だった。
浅野忠信が出ていたから観に行ったけど、観なくてもよかったかな・・・。


45.バトルシップ
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先週のNHKマイルCは、カレンブラックヒルの圧勝。
結果だけ見れば実力の違いを見せつけたが、経験も浅く強い馬と当たってなかっただけに絶対の信頼を置きづらかった。
なので1番人気をぶった切る「ワイルド予想」をするにはここしかないと思ったのだが、ちょっとふざけ過ぎたか・・・。
今週のヴィクトリアマイルも過去6年、しかもここ4年連続で1番人気が2勝2着2回というレースだが、馬連の3桁配当は2強のワンツーで決まった昨年しかない。
どちらかと言えば「ワイルド予想」がしやすいレースではあるが・・・。

このヴィクトリアマイル、今年でまだ7回目なので過去データは6年分しかないが、はっきりした傾向がある。
4歳馬が圧倒的に強いのだ。
そもそも牝馬は繁殖に上がるので、良血ほど早めに引退するケースが多い。
だから高齢馬の出走自体が少ないとは思うのだが、消長の激しい牝馬、しかもフケが入るこの時期だけに、この傾向をまったく無視するわけにはいかない。
過去には牝馬2冠のカワカミプリンセスや、G1を3勝したスイープトウショウですら6歳で挑戦して掲示板に載ることすらできなかった。
ちなみに、連帯馬12頭のうち5歳馬もわずか3頭。
ダンスインザムード、ウオッカ、ブエナビスタで、このレースまでに桜花賞、オークス、ダービーなどのG1を勝った実績を持っていた。

と、ここまで書いて本命は、1番人気の5歳馬アパパネだ。
牝馬は格より調子と言われる。
アパパネは昨年このレースを制した後勝ち鞍がないのだが、陣営が調教スタイルを変え、この2週ビシビシと追っている。
ハッキリ言って、これで惨敗するようならこの馬はもう終わりと考えていいだろう。
ここまでキッチリ調教を積めているのなら復調していると思うし、復調しているのなら実績から考えて当然本命である。
復帰後の蛯名も好調で、東京開催でG2を二つ獲っているが、そろそろG1が欲しい頃でもある。

対抗はドナウブルーだ。
この馬は今年の桜花賞馬ジェンティルドンナの上で、去年POGでも指名した。
去年のこの時期は順調さを欠きクラシックロードには乗れなかったが、秋に条件戦を勝ち上がった後すぐ年明けの京都牝馬Sを勝った。
前走は2桁着順だったが、初の長距離輸送で馬体が減っていた上道悪だったので度外視していいだろう。
今週の追い切りは自己ベストのタイムを記録し、それでも馬体重は前日発表で+26kgなので、完全に体調は戻ったと思われる。
外枠に回った事がやや不安ではあるが、鞍上は乗れているウィリアムズだ。
土曜日も特別を2勝、特に夏木立賞はロードアクレイムが出遅れかつ直線で前が詰まったが、冷静に外に持ち出して直線突き抜けた。
すでに日本の競馬を完全に手の内に入れたとみた。

三番手はマルセリーナだ。
この馬も昨年の桜花賞以来、1年以上勝ち鞍がない。
しかし距離1600mまでで見れば、これまで掲示板を外したのは古馬混合初挑戦だったマイルチャンピオンシップの6着のみ。
前走の阪神牝馬Sは、勝ったクィーンズバーンより2kg重くてクビ差なので、復調していると見ていいだろう。
内枠を巧く抜けてこられれば、勝ち負けまであり得る

四番手はホエールキャプチャだ。
この馬は本当に真面目で、いつも一生懸命走るそうだ。
これまで掲示板を外した事はなく、古馬混合戦になるまでは4着以下もなかった。
戦績から見ても、おそらくマイルがベスト距離と思われるので、今回は絶好の舞台である。
三番手のマルセリーナとはほぼ同格の評価だが、枠順で四番手とした。

五番手はレディアルバローザだ。
この馬は昨年、アパパネ、ブエナビスタに次ぐ3着だった。
今年は間に阪神牝馬Sを挟んで10着と負けてしまったが、中山牝馬Sを勝ってこのレースと言うのは、昨年と同じパターン。
鞍上の福永との相性は3.1.2.2で連帯率.500、複勝率は.750である。
今年は人気を落としているが、3着なら十分考えられる。

最後は迷った。
人気のオールザットジャズは、角居厩舎がウオッカと比較するほどの逸材である。
しかし前走は小回りの福島で先行して巧く立ち回れたが、今回は目標にされそうな感がある。
枠も外に回ったしやや不利ではないだろうか。
クィーンズバーンも前走阪神牝馬Sを逃げ切っているが、オールザットジャズ同様格好の目標にされそうである。
キョウワジャンヌも実績は侮れないが、休み明けの前走が12着、復調したかどうかまだ見極めが難しい。

一方マイネイサベルは、人気を落としているものの休み明けの阪神牝馬Sを4着、福島牝馬Sを5着している。
前走は小回り福島と言う事で先行したが、今回は内でガマンして直線勝負に掛けるとジョッキーがコメントしており、一発ならこの馬か。

5歳のアニメイトバイオとアプリコットフィズもやや妙味がある。
アニメイトバイオは東京コースの連帯率が.500で、過去にG1で2着が2回ある。
ここに来て調子も上がってきているようだが、もう1年半以上勝ち鞍がなくワンパンチが足りない。
アプリコットフィズは東京コースの実績3.1.0.2、マイル実績3.3.0.4、騎手との相性1.3.0.2である。
もうこの舞台でこの騎手が、この馬にとってのベストと言ってもいい。

マイネイサベルとアプリコットフィズでかなり迷ったが、枠順でマイネイサベルにした。


◎アパパネ
○ドナウブルー
▲マルセリーナ
△ホエールキャプチャ
×レディアルバローザ
×マイネイサベル

馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。
今回は真面目に予想したけど、組み合わせによっては配当は意外と付くかもしれないぜぇ~。
ワイルドだろぉ~。
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監督は「のだめ」の武内英樹、出演は阿部寛と上戸彩で、まずまずの出来だった。

古代ローマ帝国の浴場設計技師のルシウスは、仕事に行き詰っていた。
今のローマ帝国の浴場に疑問を感じながらも、新しい発想が生まれてこない。
そんな時、ルシウスはなぜか現代の日本、しかも銭湯にタイムスリップした。
壁の富士山の絵、ケロリンの風呂桶、フルーツ牛乳などに感銘を受けたルシウスは、ローマ帝国に戻ってこれらを導入した風呂を設計し称賛を得る。
その後もルシウスはタイムスリップを繰り返し、現代の日本の風呂や温泉の技術、慣習を持ち帰って、古代ローマ帝国に導入し続ける。

要約するとストーリーはこんな感じか。
原作はどうやら1話完結になっているらしいが、それを巧く長編映画に仕立てている。

古代ローマ帝国のキャラは、けっこうハマっている。
濃い顔を集めただけではなく、きちんとシリアスな演技で演じられているからだ。
現代日本のお笑い部分と対になり、そのメリハリで笑いを増幅させる展開だ。
ただ、そのお笑い担当の中では、山越真実(上戸彩)の実家の温泉シーンがやや中途半端だったか。
唯一キャラが立っている館野(竹内力)以外はみんなあまり特長がないので、なんだかその他大勢がわさわさと出演しているだけになってしまった。
彼らは後半重要な役割になるんだけど、それぞれの特技なんかがよくわからないので、ちょっともったいない展開になっちゃったね。
銭湯の方は、神戸ちゃんといか十郎がいい味出してたけど。

日本人は顔の濃い役者ばかりを揃え、実際のイタリア人も使うなど、結構丁寧に作られていると思う。
オマケで配られた特別版の小冊子も、全然期待してなかったけどなかなか笑えた。


44.テルマエ・ロマエ
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この作品は良かったねぇ~。
個人的にはアカデミー賞受賞作は、いいか悪いかの両極端なんだけどこの作品は好きだ。

ストーリーは今さら説明する必要はないだろう。
無声映画時代のスターであるジョージは、トーキーへの移行に乗り遅れ落ちぶれて行く。
逆に彼に見込まれてデビューした新人女優ペピー・ミラーは、トーキーの普及とともに、あれよあれよと言う間にスターへの道を駆け昇っていく。
基本的にはこの二人の物語で、映画もハッピーエンドで終わる。
という具合に、ストーリーは3行ぐらいで説明ができてしまう。
内容もほぼ想像通りで、ビックリするような展開もほぼない。

でも「なるほど」とうならされてしまった。

上映時間は101分と短いが、何しろ無声映画に慣れていないので、20分もすると観ていてちょっと飽きてくる。
そしてその飽きてくる時間帯に、ジョージの悪夢という設定でちょっとした変化を入れてくる。
前半は犬の演技で無声映画を飽きさせず、少々ダレてきたところで「うーむ」とうならせる演出だ。
無声映画なのに全体的に極力字幕を少なくしているのも、この変化を際立たせる演出なのかもしれない。

そして、ストーリーのプロットもよく詰められている。
ジョージが落ちぶれるのは、単純に無声映画にこだわったからだけではない。
元々役者で稼いでいたのだから、無声映画の出演が減ってもいきなり貧乏になったりはしない。
彼が映画会社の上層部とぶつかり、自分で出資して無声映画を制作し、ちょうどその時期に株の暴落が起こって無一文になるのだ。

無声映画と犬の演技と言う部分でかなり話題となったが、細かい部分も丁寧に作られており、この映画の制作者がどれだけ映画を愛しているかがスクリーンから伝わってくるようだった。
映画が好きな人なら、死ぬまでに一度観ておくべき作品である。


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