http://www.excite.co.jp/News/sports/20071126170505/Fuji_SP_320071126007.html
W杯のアジア3次予選組み合わせ。
日本はバーレーン、オマーン、タイと対戦する事になった。
うーん、ラッキーと言っていいか・・・。
7月のアジア杯はイラクが優勝したが、現在アジアの勢力図は第一シードされた5カ国が頭一つ抜きん出ている。
FIFAランク順で言うと、日本、イラン、韓国、オーストラリア、サウジだ。
ただ、その次となる第二勢力はほぼ力が拮抗しており、どこかの国が勢いで第一シードの国を食ってもおかしくない状況だ。
日本が入った2組で言うと、バーレーンはアジア杯で大会初日に地元インドネシアに苦杯を喫したが、2戦目では韓国に土を付けている。
前回のW杯ドイツ大会の予選でも、日本と死闘を繰り広げた。
オマーンとタイはアジア杯で同じグループに入り、一次リーグで姿を消している。
ただし、突破したのは優勝したイラクとオーストラリアで、1次リーグの勝ち点はイラク5、オーストラリア4、タイ4、オマーン2。
4カ国で過酷な星の潰し合いをしており、地元の利があったとは言え、オーストラリアとタイは勝ち点が一緒、得失点差によってかろうじてオーストラリアが決勝トーナメントに進んでいる。
タイとオマーンも軽視すると、アウェイでまさかの1敗を食らう可能性は十分ある。
日程的にキーとなりそうなのが、中1週間の連戦となる6月と9月。
まだ暫定的ではあるが、6月はオマーンとのホーム&アウェイ、9月はタイ(アウェイ)&バーレーン(ホーム)。
6月は両国同条件だし、9月はタイから帰国なら、移動距離も短くて負担は少なそうだ。
タイは3-8月までがかなり暑いようなので、その意味でもラッキーかもしれない。
まずは初戦のホームのタイ戦で、きっちり勝ち点3を積み上げたい。
いろいろと考えると、やはり日本は1番ラッキーなグループに入ったと言っていいだろう。
3組なんか、朝鮮半島対決がある。
これってちゃんと、ホーム&アウェイでできるんだろうか・・・。
さらにヨーロッパに目を向けると、先日ユーロ2008の出場権を逃したイングランドなんか、とんでもなく悲惨な状況である。
最後の最後にホームで引導を渡されたクロアチアと同じグループ、その上ウクライナも同居している・・・。
やっぱり日本は、運に恵まれたと言っていいだろう。
新監督次第だとは思うが、油断さえしなければとりえず最終予選には進めるような気がする、希望的観測も入っているけど。