カテゴリ:競馬( 358 )

今年はカレンダーが良く、1/5が土曜日になった。
なので例年と異なり、金杯の予想もじっくり行える。
とは言え、じっくり考えてもやはり4歳馬が中心となるだろう。
東西両金杯とも、実績のある4歳馬が顔をそろえた。

まず中山金杯だが、本命は約1年前に同じ舞台のG1ホープフルSを勝ったタイムフライヤーにする。
今年はクラシック路線を5戦して、掲示板はわずかに1回だけだった。
しかし若葉Sは休み明けでも上り最速を記録して5着、皐月賞は馬場、ダービー以降の3戦は距離と、敗因ははっきりしている。
しかも菊花賞は上り34.1で、1~3着馬の33.9と0.2しか差がない。
G1勝ちがあるのに斤量も56kgに抑えられた。
そして鞍上は復活の和田竜二。
昨年の宝塚記念で、17年振りの涙のG1勝利を飾った後ケガで休養していたが、今年はこの馬で中距離路線の主役を張ってくれるだろう。

対抗も4歳馬が中心だ。
良血タニノフランケル、ダービー3着馬コズミックフォース、京都新聞杯の勝馬ステイフーリッシュ。
どの馬も今年の飛躍が期待される。
その他では、前走ディセンバーSで復活の狼煙を上げたアドマイヤリード、引き続き武豊が手綱を取るマウントゴールドまで。


◎タイムフライヤー
〇コズミックフォース
▲ステイフーリッシュ
△タニノフランケル
×アドマイヤリード
×マウントゴールド

馬券は◎の単勝と、その他の5頭への馬連総流し。

京都金杯は、4歳馬の中でもどの馬を中心にするか迷う。
候補は秋華賞4着のサラキア、マイルCS4着のカツジ、リゲルS1、2着のパクスアメリカーナとアサクサゲンキ。
まずカツジは、ハンデ56kgを背負わされてしまったのでやや不利か。
前走パクスアメリカーナに0.7差を付けられたアサクサゲンキは、斤量差が1kgしかもらえず、これもやや不利か。
残るはサラキアとパクスアメリカーナだが、京都コースに強いディープ産駒で、鞍上も有馬を制してノっている池添という事で、サラキアを上に取りたい。
京都巧者のグァンチャーレ、ヒーズインラブ、スマートオーディンあたりも気になるが、すべて予想よりハンデを背負わされたので無印とし、連下も4歳馬にする。


◎サラキア
〇パクスアメリカーナ
▲カツジ
△アサクサゲンキ
×アドマイヤアルバ
×トゥラヴェスーラ

こちらも馬券は◎の単勝と、その他の5頭への馬連総流し。


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年の締めくくりのホープフルSだ。
有馬の後のG1と言うのはどうしても違和感がある。
12/28が日曜なら最後が有馬で、ホープフルSをその前に持ってくるかと思ったが、2020年がうるう年なので12/28は月曜日となる。
となるとやはり有馬を12/27にして、3日間開催で12/28にホープフルSとするのだろう。
次に12/28が日曜日になるのは2025年あたりだが、その頃にはもう「12/28はホープフルS、12/29は東京大賞典」で違和感がなくなっているかもしれない。
逆に、ホープフルSの後に有馬がある方が違和感を感じる時代になっている可能性もある。

そんな先の話はさておき、今年のホープフルSだ。
本命はPOGで指名したサートゥルナーリアだ。
母は日米のオークスを勝ったシーザリオ、兄は菊花賞、JCを勝ったエピファネイアと朝日杯FSを勝ったリオンディーズだ。
父がロードカナロアに変わって距離の不安がささやかれているが、ロードカナロア自体は1600mまでのレースにしか参加しなかっただけで、出走していたら2000mまでは守備範囲だったはずだ。
そもそもキングカメハメハ産駒なので、血統的には距離の不安はない。
実際兄のリオンディーズは父がキングカメハメハだが、弥生賞ではマカヒキの2着に来ている。
超良血お坊ちゃまなのだが、逆にその点だけが唯一の不安だ。
この2戦は持ったままでまったく追わずに完勝。
厳しいレースを経験していない。
とは言え、完成度の違いで勝ち切れると思う。

相手筆頭はニシノデイジーだ。
祖母がニシノフラワーで、最近勢いのあるハービンジャー産駒である。
しかしこの2戦の重賞ではまったく人気がなかった。
それでも直線勝負強さを見せて勝ち上がった。
勝った札幌2歳Sで3着だったクラージェゲリエが、その後ラジオNIKKEI杯を勝っている事を考えると、レースレベルが高かった可能性が高い。
こういう渋太いレースをする馬は3冠レースでも上位に食い込んでくるので、このレースでも注目したい。

ルメール騎乗のアドマイヤジャスタも面白い。
前走も好時計で勝利しており、来年も期待できる1頭だ。
新種牡馬ジャスタウェイ産駒で、産駒はすでに12頭も勝ち上がっている。
ただし10月までは快進撃をしていたが、産駒全体で11月、12月ともに1勝ずつしか勝利していない。
寒いこの時期は不得意としている可能性はある。

その他では重賞、オープンで強い馬相手にレースをしたブレイキングドーン、ヴァンドギャルド、コスモカレンドゥラ、そして1戦1勝で中11日キングリスティアまで。


◎サートゥルナーリア
〇ニシノデイジー
▲アドマイヤジャスタ
△ブレイキングドーン
△ヴァンドギャルド
△コスモカレンドゥラ
×キングリスティア

サートゥルナーリアが人気になっているので、配当妙味を考えて◎1着固定、○▲△×を2、3着の3連単ボックス。


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2018年の有馬記念を一言でまとめると「信じる」だ。
馬券は最後の最後で迷って外してしまったが、予想はほぼパーフェクトだったので満足している。

まず取り上げたいのはやはりオジュウチョウサンだ。
NHKの夜7時のニュースでも、スポーツ枠ではなく特集的に取り上げられたほどで、やはりこの馬なしでは2018年の有馬は語れない。
そしてちょっと残念なのは、ニュースではオジュウチョウサンが力負けしたかのように伝えられていたことだ。

たしかに映像だけ見ると、残り200mまで粘っているもののその後は他の馬に次々抜かれ、バテて力負けしたように見える。
だが決してそんなことはない。
直線を向くまでオジュウチョウサンと同じ位置で先行していたクリンチャーとサウンズオブアースは、バテてブービーと最下位まで沈んだ。
オジュウチョウサンとのタイム差はクリンチャーが0.8秒、サウンズオブアースに至っては1.5秒だ。
一方、オジュウチョウサンと勝ったブラストワンピースのタイム差も0.8秒。
キセキが速いペースで逃げたことを考えれば、オジュウチョウサンはこのメンバーに入ってもかなり強い競馬をしたと言える。
今回は直線の瞬発力勝負で切れ負けしたが、平地G1でも十分戦えることがわかった。

そうなると、逆にキセキより前で競馬をして、道中他の馬に脚を使わせていたらもっと面白かったんじゃないかとも思う。
しかし武豊はそれをしなかった。
なぜか。
おそらく武豊と陣営の目標は、春の天皇賞なのだ。
武豊は京都3000mなら、オジュウチョウサンにも勝機があると信じているのだ。
だから今回はギャンブルをせず、正攻法で平地G1でどこまで通用するかを探ったのだろう。
例年出走頭数の少ない阪神大賞典あたりにエントリーし、そこから春の天皇賞を目指すんじゃないかと思う。

そして川田も、キセキを信じて溜め逃げせず、いつも通りのペースで先行した。
つまらない策を弄して中途半端に負けるよりも、この馬の実力に掛けたのだ。
今年のイギリス武者修行で一皮むけた川田は、今後も注目である。

さらに勝利した池添だ。
私が最後の最後でブラストワンピースを本命、対抗から外した理由は、この馬が中山コースで走るのが初めてだったからだ。
中山はコーナーがきついため、コース適正が結果に大きく影響する。
実際、中山初出走でいきなり有馬を制したのは、この20年ではジェンティルドンナしかいない。
2着もダイワスカーレットとブエナビスタだけだ。
だが池添はブラストワンピースを信じてレイデオロより前で競馬をし、レイデオロより先に動いた。
その結果コーナーで大きく振られ、直線で外に膨らむリスクもあった。
そうなれば完全にレイデオロに差されてしまう。
しかし先に動かなければレイデオロを封じ込めないと考え、ブラストワンピースのコース適正を信じて先に動いたのだ。

はっきり言ってルメールは、ブラストワンピースが先に動いても直線差し切れると高をくくっていたに違いない。
たしかにレイデオロにはその実力がある。
しかし追っても追っても届かなかった。
レース後にルメールが「今日はハービンジャー産駒の馬場だった」とコメントしているが、おそらく馬場状態まで計算しなかった自分の甘さを後悔していたのだろう。
ルメールもレイデオロの実力を信じていたのだが、これに関しては「過信」となってしまった。

例年であれば、強い三歳が有馬に出走した場合、必ず本命にしていた。
それで2007年の3連複7万3320円をはじめ、美味しい馬券をかなりゲットしてきた。
そういう意味では、今回馬券を取れなかったのはブラストワンピースを信じ切れなかったからとも言える。
競馬は「信じる」ことが一番重要だという事を、再認識させられた有馬記念だった。


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最後の最後まで迷ったのが、キセキの状態である。
この秋4戦目、しかもこの2戦が激走で蓄積疲労が気になる。
そして過去5年の有馬記念で3着以内に入った馬は、すべて9月以降3戦目以内。
鞍上川田将が疲労を考えて溜め逃げし、ペースが落ち着いて早くならないかもしれない。
そうなると速い持ちタイムのない実績馬、サトノダイヤモンド、マカヒキ、モズカッチャンあたりにも勝機が生まれる。
だが1枠2番のクリンチャーに騎乗する福永が、ペース次第では逃げてもいいと発言した。
いろいろと考えてもキリがないので、ペースが速くなる想定で予想する。

1番人気のレイデオロは、イメージとしては乾いた馬場の広いコースで極上の瞬発力を発揮する馬だ。
直線短く、やや荒れた今の中山の芝で勝つイメージがあまり持てない。
とはいえ、中山コースは4戦3勝。
日本で連対を外した2レースが重馬場の京都記念と中山の皐月賞というのはやや気になるが、データ的にはやはり本命で仕方がない。

対抗は、キセキを信じることにする。
JCの予想でも書いたが、天皇賞秋から有馬に直行したら本命にするつもりだった。
勤続疲労の懸念は残るが、今年はダメだと思われたサッカー日本代表がベスト16に進み、通用しないかもと言われた大谷がメジャーで二刀流で成功した。
競馬でもキセキが奇跡を起こすことを信じよう。

三番手は強い3歳世代のブラストワンピースだ。
鞍上の池添は今年栗東から美浦に拠点を移したが、事実上この馬のためと言ってもいいだろう。
皐月賞をスキップして満を持して挑んだダービーが4着、菊花賞は5着だが、どちらも人気で徹底的にマークされて自由に競馬をさせてもらっていない。
世代最強馬という声もあり、夏の新潟記念では古馬を破った実績もある。
人気を落としている今回が狙い目だ。

四番手はミッキーロケットだ。
今年は春の天皇賞4着で宝塚記念を制した後、休み明けの天皇賞秋は5着だった。
週中の追切では超絶の動きを見せており、叩き2戦目で体調が上り調子なのは確実。
なぜこの馬が8番人気前後なのかがまったくわからない。
唯一の不安は、有馬記念は駆け引きが難しためテン乗りで勝った馬がいないこと。
とは言え鞍上は若き天才マーフィー。
あっさり勝っても不思議はないし、勝ち負けになることは必至だろう。

五番手はシュヴァルグランにする。
JC時点ではこの有馬で引退の予定だったが、一転来年も現役続行となった。
今年は完調ではなく勝負は来年、と考えられなくもない。
実際、JCではキセキに0.6秒と言う致命的な差を付けられている。
ただ、昨年は不利を受けての3着で、何より鞍上のボウマンがこの馬と手があっている。
JCより調子が上がっていれば、この馬も上位争いしてくるだろう。

最後は迷う。
面白いのはパフォーマプロミスだ。
この馬も人気の盲点になっているが、すでにG2を2勝しており獲得賞金は7,950万円。
モズカッチャンの5,075万円の1.5倍以上の実績がある。
アルゼンチン共和国杯から直行と言うのは2015年の勝ち馬ゴールドアクターと同じパターン、しかも有馬記念には滅法強いステイゴールド産駒だ。
だがこの馬は全成績が7.2.2.4であるのに対し、57kg以上の斤量を背負うと1.0.1.4と極端に悪くなる。
元々牡馬なのに450kg前後と馬格がないため、斤量泣きする馬なのかもしれない。

となると、長距離実績のあるクリンチャーか。
この秋フランスに遠征してフォア賞が6着、凱旋門賞は17着、はっきり言って見るべきところはなかった。
しかし昨年の菊花賞はキセキの2着で、今年初戦の京都記念は条件が重なったとは言えレイデオロを破っている。
天皇賞春もレインボーライン、シュヴァルグランに続く3着だった。
フランス遠征帰りの復調度がカギになるが、陣営はかなり自信を持っているらしい。
鞍上福永がテン乗りになる点は気になるが、上位に食い込んでもおかしくない。


【結論】
◎レイデオロ
〇キセキ
▲ブラストワンピース
△ミッキーロケット
×シュヴァルグラン
×クリンチャー

勝負馬券はいつも通り、◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点。
加えてお楽しみ馬券は、レイデオロとオジュウチョウサン2頭軸の3連複総流し、テン乗りではない外国人ジョッキー3人の3連単ボックス、12月23日で2-3-12の3連複まで。


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有馬記念にはいくつかはっきりした傾向がある。
まず第一は、やはり1番人気が強い事だ。
1年間戦ってきた有力馬たちのレースなので、力関係がわかりやすいと言うのもあるだろう。
それにしても一番人気はここ10年で6.2.1.1で、3着以内を外したのは2015年のゴールドシップだけ。
1番人気のレイデオロには心強いデータである。

そしてもう一つ、有馬記念は圧倒的にSS系の産駒が強い。
SS系以外の産駒が勝ったのも、やはり2015年のゴールドアクターだけ。
だが今年は1番人気のレイデオロをはじめ、非SS系の有力馬が多く、キングカメハメハ系が4頭も出走している。
一方オジュウチョウサンが、10年間に3頭で4勝しているステイゴールド産駒というのも面白い。

ジョッキーで言えば、今年の秋のJRAのG1はスプリンターズSで川田将がファインニードルで勝利して以降、すべて外国人ジョッキーが勝っている。
JBC主催の3レースも1レースは外国人ジョッキーだ。
世相的には、W杯でフランスが優勝しているだけに、今回もルメールのレイデオロか。
JCを騎乗停止で来日できなかったボウマンは、ほぼこのレースのためだけに来日する。
いずれにしろ、今年の有馬も終わってみれば外国人ジョッキーのワン、ツー、スリーだとしても、まったく不思議ではない。
ちなみにここ8年連続で、外国人ジョッキー1人以上が3着以内に食い込んでいる。

そして今年の有馬記念は、ペースがカギを握ると考える。
スタミナでしか勝負できないオジュウチョウサンと、JCを常識外れのペースで逃げ粘ったキセキが出走するだけに、例年のようなスローペースになることは考えられない。
問題は、オジュウチョウサンの位置取りだ。

キセキはオジュウチョウサンに関係なく、自分のペースで先行するはずだ。
そもそも昨年、ドロドロの菊花賞を2馬身差で勝利しているスタミナ自慢。
JCもこの馬より速い上りの脚を使ったのは3頭だけで、逃げてもラストに二の足を使える。
だからオジュウチョウサンが前でも後ろでもどこで競馬をしても、直線で負けることはないと鞍上の川田は考えているに違いない。
となるとオジュウチョウサンの勝機は、障害レースで4000m走っていたスタミナに掛ける、玉砕覚悟の大逃げしかない。
これはこれで見ている方としては非常に面白いのでぜひ実践して欲しいのだが、常識人の武豊が果たして無謀な逃げを打つだろうか?
勝ちに行くならばこの展開しかないが、武豊は「無様なレースはしない」と宣言しているので、キセキの前後でピッタリマークしたレースをして着を拾いに行く作戦を取るだろう。
だがそれでもやはりペースは速くなり、いずれにしろ直線は消耗戦の厳しいレースとなるに違いない。

そうなると、今のサトノダイヤモンド、マカヒキには苦しいレースになるかもしれない。
どちらも凱旋門賞に挑戦した後調子を崩し、まだ完調とはいい難い。

そして一番苦しくなりそうなのが、モズカッチャンだ。
2枠3番と悪くない枠を引き、ペースが流れればこの馬の末脚が生きそうにも見える。
だがよく考えると内枠でペースが速ければ、前を追いかけてしまう可能性が、この馬にはある。
もしデムーロ兄が巧く制御しても、今度は内枠が災いし、勝負所で包まれて抜け出せなくなるかもしれない。
例年なら絶好の枠順も、今年に限っては仇となる可能性があるのだ。

いずれにしろ、長距離G1の実績がある馬を上位と考えた方が良さそうだ。
最終結論は明日の昼ぐらい。


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38年ぶりに牝馬が勝利するかが注目となる朝日杯FS。
38年前と言えばさすがにまだ競馬に興味がなかった時代なので記憶もない。
ただ、そもそも当時の3歳チャンピオン決定戦として東西でそれぞれ施行されており、その頃は特に中山施行の朝日杯は牝馬の挑戦が少なかった。
なぜなら牝馬は翌春の桜花賞を見越して、阪神3歳Sに出走した方がメリットがあるからだ。
そして1991年から2000年までは牡馬・騸馬限定レースになってしまった。
2001年以降からは再び牝馬の出走も可能になり、かつ2014年から阪神に舞台を移した。
なので以前とは条件がまったく異なるので、38年振りという部分はあまり意味がないかもしれない。

前置きが長くなったが、1番人気のグランアレグリアを検証する。
初戦は1600m新馬戦の日本レコードで駆け抜け、先週阪神JFを勝ったダノンファンタジーを2馬身千切った。
2戦目はスタートで出遅れるもののスピードの違いですぐに好位に付け、そのまま直線抜け出して楽勝した。
普通に考えればこの馬の本命で仕方ない。
だが単勝人気は正午時点で1.5倍。
そんなに信頼が置けるだろうか?
まだ厳しいレースを経験しておらず、今回は初の長距離遠征で右回りも初めてだ。
繊細な牝馬だけに、いきなり凡走もあり得るだろう。
そう思って1週間、この馬を負かす馬を探したのだが、結局自信を持って推せる馬が見つからなかった。
「危険な一番人気」の匂いもプンプンするが、ここは本命で仕方がないか。

グランアレグリア以外は、ほぼ横一線である。
その中で面白いのはマイネルサーパスだ。
父親はアイルハヴアナザーで、ケンタッキーダービーなどをアメリカのG1を3勝。
ただ日本では供用3年目で重賞勝ち馬がいない。
産駒全体を見ても、芝よりダートで活躍している馬の方が多い。
ただこの馬は前走のきんもくせいSを1.46.2のレコードで勝利している。
勝ち上がるまで3戦を要したが、2連勝はどちらも上り最速の脚を使っている。
グランアレグリアの直後に付け、直線あっと言わせる可能性もある。

三番手、四番手はロードカナロア産駒の2騎にする。
ケイデンスコールは3戦すべてで上り最速の脚を記録している。
新馬戦でアドマイヤマーズに敗れているとは言えハナ差で、力負けではない。
初の右回り、そして栗東所属ながら関西コースが初で、4か月近く感覚が空いたことはやや気になる。
しかし鞍上は先週阪神JFを制したデムーロ弟で、ノッている今週も大仕事をするかもしれない。

ファンタジストは3連勝で京王杯2歳Sを制した。
自身はまだ1400mまでしか経験がないが、ディープインパクトの肌馬にロードカナロアなので、現状のマイルのレースでは最強の配合と言えるだろう。
朝日杯未勝利の武豊がかなり自信を持っているので、この馬も勝ち負けまであるかもしれない。

ここからはかなり迷う。
対象は3頭。
実績的には3連勝でデイリー杯を勝っているアドマイヤマーズだ。
ただ前走はスローペースをそのまま能力の違いで押し切っただけで、レースのレベルが高かったとは言い難い。
そしてこの馬はまだ9頭以下の少頭数のレースしか経験がない。
厳しいレースになったときに、対応ができるだろうか。

ドゴールは前走のサウジアラビアRCはグランアレグリアの2着。
しかし上りの脚はグランアレグリアより速かった。
グランアレグリアには勝てないかもしれないが、連下なら十分考えられる。

最後はエメラルファイト。
まだ1勝馬で目立っていないが、2戦目の札幌2歳Sが4着で、勝ったニシノデイジーがその後の東京スポーツ杯を勝ち、3着だったクラージェゲリがラジオNIKKEI杯を勝っており、レースのレベルが高かったと考えられる。
さらに3戦目のアイビーSは3着だが、勝ったクロノジェネシスは先週の阪神JFを2着、2着だったコスモカレンドゥラも黄菊賞を圧勝した。
かなり強い相手とレースをしており、素質は遜色ない可能性が高い。

この3頭は甲乙付け難かったが、アドマイヤマーズの馬券はオッズ的妙味が少ないので、ドゴールとエメラルファイトを上に取る事にする。


◎グランアレグリア
〇マイネルサーパス
▲ケイデンスコール
△ファンタジスト
×ドゴール
×エメラルファイト


馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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昨日の土曜日は3場のメインレースをすべて3歳馬が勝った。
やはり今年の3歳馬はレベルが高いと言わざるを得ないだろう。

さて、今週は2歳女王を決めるレースだ。
この10年POGで指名した100頭のうち4頭がG1を勝ってくれているが、そのうちこのレースはジョワドヴィーヴル、ソウルスターリングの2頭が制している験のいいレースだ。
そしてこのレースはG1の中でも比較的展開が読みやすい。
2歳馬の阪神1600mという事でスローペースになりづらい。
その証拠に、過去20年で前半3Fが後半3Fよりも遅かったのは4レースだけである。
そしてこの10年の勝ち馬で、レースの上り最速を記録したのが5頭、2位だった馬が3頭、3位だった馬が1頭で、唯一例外なのは先行してそのまま押し切ったメジャーエンブレムだけだ。
そしてメジャーエンブレムが勝ったレースは、前半3Fが後半3Fより1秒も早かった。

そうなると、上りの脚を持つ馬が候補となる。
本命はPOG指名馬のシェーングランツだ。
3戦2勝、勝った2レースはどちらも上がり最速の脚を使っているが、前走は出遅れながら直線だけでレースレコードを記録した。
姉はこのレースを勝っているソウルスターリング。
血統的にはフランケルからディープインパクトに変わってややスケールは小さくなったが、むしろ国内の切れ味勝負のレースなら妹の方が有利と言えるだろう。
藤沢和厩舎は牝馬でもう一頭グランアレグリアという有力馬がいるが、こちらを来週の朝日杯に回してきた。
という事は、シェーングランツで十分勝負になると判断したのだろう。

対抗はクロノジェネシスだ。
2戦2勝でどちらも上り最速だったが、前走のアイビーSは32.5でこれは2歳牝馬のレコード記録だ。
血統的にはパゴと地味だが、半姉には今年の紫苑Sを勝ったノームコアがいる。
鞍上の北村友の初G1制覇のチャンスでもある。

三番手はビーチサンバにする。
母はフサイチエアデールで、全兄は朝日杯を勝ったフサイチリシャールとこちらも良血。
前走のアルテミスSは、直線追い出しが早かった分シェーングランツに切れ負けたが、力負けとはまだ言えない。
展開次第では抜け出してくる可能性もあるだろう。

四番手はダノンファンタジー。
前走ファンタジーSは楽に抜け出して上り最速を記録し、楽勝。
これまでに先着を許したのは、新馬戦のグランアレグリアだけだ。
ただ、ここ2走はスローペースを楽勝しており、本当に厳しいレースを経験していない。
激しい展開になったときに対応できるかが未知数なので、評価を少々下げた。

五番手はタニノミッションだ。
母ウオッカは引退後ヨーロッパに渡り、シーザスターズの子を3頭、フランケルの子を1頭送り出しているが、これまではあまりぱっとした成績ではなかった。
父がインヴィンシブルスピリットに変わり、ウオッカの最高傑作と言われているのがこの馬だ。
だが正直、インヴィンシブルスピリットという馬の事をまったく知らない。
産駒は日本でも何頭か走っているが、目立った活躍はない。
しかもまだ経験は1戦のみ。
母のウオッカが3戦目でこのレースを制しているので、この馬も血の力で激走しても不思議ではないのだが、今回は力量も未知数なので連下の評価とする。

最後も迷う。
メイショウケイメイは2戦してどちらも上り最速だが、1200mしか経験がなく大外に回ってしまった。
グレイシアはアスターSを上り最速で勝利、しかし前走のアルテミスSが11着とやや負けすぎか。
レッドアネモスは2戦2勝だが、どちらもスローペースを先行して押し切っており、早いレースへの対応に疑問が残る。
となると、候補になるのはメイショウショウブか。
この馬がレース最速を記録したのはダート戦だ。
しかし前走のデイリー杯では、来週の朝日杯でも人気の一角となるアドマイヤマーズの2着。
着差はわずか0.1秒で、上りもアドマイヤマーズとは0.1しか差がない。
力量的には遜色ないだろう。
阪神を含め、すでに芝1600mを3戦している経験値も評価したい。

◎シェーングランツ
〇クロノジェネシス
▲ビーチサンバ
△ダノンファンタジー
×タニノミッション
×メイショウショウブ

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


香港4レースは、オッズ的に妙味のある以下の通り。

★香港ヴァーズ
クロコスミアの単勝とクロコスミア-リスグラシューの馬連。

★香港マイル
ペルシアンナイトの単勝と日本馬3頭の馬連ボックス。

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先週はロードカナロア産駒のアーモンドアイが2400mの世界レコードで勝利。
調教技術の進歩により血統の重要性が薄れていく事には複雑な思いもあるが、事実として受け止めざるを得ないのだろう。

調教技術が進歩しても、相変わらずコース適正が大きく影響するのがダートレースだ。
元々地方競馬は小回りが多く、中央のダートコースも芝コースの内側にあるため直線が短いコースが多い。
その中でも芝内回りコースのない府中と中京はダートコースも直線が長く、かつ左回りという特徴がある。
アメリカの競馬場のほとんどが左回りコースで、アメリカ馬の参戦を増やすために中京開催に変えたのだと思うが、日本馬だけの戦いにおいても、コース適正を考慮する必要があるため面白くなったと言える。

そして中京ダ1800mは先行有利と考えられているが、実は過去4回の中京開催において、先行馬がそのまま押し切ったのは第1回のホッコータルマエだけだ。
2回目のサンビスタは直線向いたときに6番手だったが、2~4着馬はすべて10番手より後ろ。
一昨年、昨年と2年連続で、直線10番手より後ろにいた馬が追い込んで差し切っている。
意外と差しが決まるコースなのである。
今年は明確な逃げ馬がいないため、スローペースとなる可能性が高いのだが、カギを握るのは2年ぶりに参戦した外国馬のパヴェルだ。
脚を貯める競馬ではなく、ハナから飛ばして直線どれだけ持たせるかという北米を主戦場にしており、かつ春のDW杯で4着という実績もある。
この馬が先行して予想よりペースが早くなる可能性も考えられる。

1番人気のルヴァンスレーヴは7戦6勝だが、これまでハイペースのレースを経験していない。
2戦目のプラタナス賞はレースレコードだったが、これは不良馬場で砂が締まっていたためで、レースとしてはスローペースだった。
とは言え、デムーロ兄によればとても素直な馬なので、乱ペースになったとしてもデムーロ兄が慌てなければ影響を受けることはないだろう。
7戦中上り最速が5回、2位が1回、3位が1回で、むしろハイペースは望むところだ。
人気だが本命でも仕方がない。

対抗も差し足勝負の馬にした。
候補はノンコノユメとサンライズノヴァだ。
サンライズノヴァは昨年12月の師走Sから8戦して3.4.0.1で、唯一連対を外したのはフェブラリーSの4着。
この時はハイペースを追いかけたため、直線で差し切られてしまった。
しかし6月のアルハテケSを勝ってから3連勝、前走の武蔵野Sはハイペースを鮮やかに差し切った。
血統的にもゴールドアリュールにサンダーガルチというバリバリのダート血統だ。
一方ノンコノユメは、今年のフェブラリーSを上り最速の脚を使って戴冠。
その後は3戦してすべて4着だが、末脚に衰えはまったくない。
前走のJBCクラシックは久しぶりの右回りだったが、昨年のフェブラリーS以降一貫して左回りを使われているサウスポー。
このレースと来年のフェブラリーSにきっちり照準を合わせている。
どちらを上に取るかは非常に難しいが、ここ5戦すべてレース最速の上りを記録しているサンライズノヴァがやや上か。

四番手は3歳馬のオメガパフュームにする。
前走のJBCクラシックはケイティブレイブの2着。
そのレースは斤量差が2kgで、今回は1kgに縮まったことを考えるとやや苦しいか。
しかしこの馬の戦績は4.2.1.0で4着以下に沈んだことがない。
どんなコース、レース展開でも直線着実に脚を伸ばしてくる。
まだ成長途上の感があるので今回は4番手評価にしたが、来年はこの馬もダート戦線の主役となるだろう。

五番手はケイティブレイブだ。
前走のJBCクラシックで中央コースのG1をやっとゲット。
完勝だったとは言え、今回よりもかなり落ちるメンバー構成だった。
昨年のこのレースでも4着だったので、大崩れはないと思うが、まだ絶対の信頼は置けないため連下候補が妥当か。

ラストは迷う。
調教の動きが抜群だったウェスタールンド、北米からの刺客パヴェルあたりも人気があまりないので妙味があるが、ここは今シーズンの日本のG1ラストランとなるモレイラ騎乗のサンライズソアか。
前走のJBCクラシックもそうだが、毎回先行して二の脚を使う味のある競馬をする。
さすがにこのメンバーでは楽々逃げ切らせてもらう事はないだろうが、それでも逃げ粘っての3着なら十分考えられる。


◎ルヴァンスレーヴ
〇サンライズノヴァ
▲ノンコノユメ
△オメガパフューム
×ケイティブレイブ
×サンライズソア

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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日本のG1馬が6頭揃ったとは言え、そのうち3頭は今年未勝利。
それどころか、地方馬のハッピーグリーンを含めても、日本馬12頭のうち今年勝鞍があるのは6頭だけ。
春秋の天皇賞馬、宝塚記念馬、牡馬クラシック馬、いずれも勝ち馬が異なるのにそのすべてがいない、例年になくちょっとスカスカ感の強いジャパンカップになってしまった。

こうなると、2頭の外国馬にも出番があるかもしれない。
その2頭を先に検証する。
まずカプリだ。
昨年はアイルランドダービーを勝ち、その後のセントレジャーも勝った。
今年は4戦して1勝だが、その他のレースも掲示板を外していない。
凱旋門賞は5着だったが勝ったエネイブルと1.5kg差、2着のシーオブクラスとは4.5kgも斤量差があった。
海外馬はもう10年以上3着以内に入った事がないが、このカプリは格が違う。
今の府中の高速馬場への対応がカギだが、上位に食い込んできても不思議はない。

続いてサンダリングブルー。
注目は3走前のインターナショナルSだ。
ここでは3着だったが、今年2000ギニーを勝ち、英ダービー4着、愛ダービー3着で話題となった、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーに先着している。
しかもこの時サクソンウォリアーと斤量差が3.5kgもあった。
前走は、府中と馬場状態が似ているといわれる、カナダのウッドバイン競馬場で行われたカナディアンインターで惜しい2着。
いろいろ考えるとちょっと狙いたくなるが、過去のジャパンカップでも、ウッドバイン競馬場で好走したから無視できない、と言われた馬を狙っていい結果だった記憶がない。
しかもこの馬は4月から休みなく走って、今年すでに8戦を消化している。
2か月間でスウェーデン→カナダ→日本と転戦していることを考えても、今回は無印でいいだろう。

日本馬ではやはりアーモンドアイが優勝候補筆頭か。
新馬戦こそ追い込んで届かず2着だったが、出走した6戦すべてで上り最速の脚を使って5.1.0.0の戦績だ。
唯一の不安は、ロードカナロア産駒という事で距離の不安が残る点だ。
ただ、母のフサイチバンドラはオークス2着でジャパンカップ5着、エリザベス女王杯を1.1.0.0だった。
この馬自身、オークスでは55kgを背負って2:23.8のタイムで走破している。
ハッピーグリン以外の馬とは斤量差が4kgある事を考えると問題はないだろう。
そもそも、サクラバクシンオーの血を引くキタサンブラックが長距離レースを得意とするような時代であり、以前とは調教技術も異なる。
最内枠に入ったものの、出走頭数が14頭と少なめになった事でも運の良さを感じる。

対抗はかなり迷う。
内枠に入って復活の兆しを見せているサトノダイヤモンドか、前走は出遅れた直後にマカヒキにぶつけられてまったく競馬をしていないスワーヴリチャードか。
どちらもダービー2着馬で、その後G1を制している。
血統的にもディープ産駒とハーツクライ産駒で甲乙付け難い。
スワーヴリチャードは前走が10着だったとはいえ理由があるし、それ以外で4着以下に沈んだのは皐月賞と有馬記念の中山の2レースだ。
レイデオロが天皇賞秋を勝ったことを考えると、やはり4歳馬のレベルが高いように思えるが、何しろ前走受けた不利がかなり衝撃的だった。
デムーロ兄が精神的負担を考え、大事に乗りすぎて届かない、という事も考えられる。

一方サトノダイヤモンドは京都大賞典を勝っているものの、レースレベルが高かった訳ではない。
スローペースを追走し、直線向いてヨーイドンを勝っただけなので、展開に恵まれたと言えるだろう。
ただ、その後はこのレースを目標にしてきっちり調教されている。
そして鞍上はマジックマン・モレイラだ。
左回りは0.1.1.0と得意にしている事を考えると、ここでの完全復活も考えられる。
今回はサトノダイヤモンドを上に取り、スワーヴを3番手評価にする。

4番手はキセキだ。
昨年ドロドロの菊花賞を勝った後、香港遠征して9着。
春は日経賞9着、宝塚記念8着で精彩を欠いた。
ただし秋に復帰後の2戦が見どころがある。
毎日王冠は、アエロリット、ステルヴィオに続く3着。
アエロリットは馬群に沈んだが、ステルヴィオはマイルチャンピオンシップを勝った。
天皇賞は逃げ粘ってレイデオロ、サングレーザーに次ぐ3着。
4着に負かしたアルアインは、その後のマイルチャンピオンシップで3着だ。
鞍上は引き続き、英国遠征で飛躍した川田将。
武豊がいない今回、外国人ジョッキーに一泡吹かせるとしたら、この男しかいない。
天皇賞秋から有馬記念に直行したら、かなり重いしるしを打つつもりだったが、ここでもいい勝負になるだろう。

ここからも非常に迷う。
狙いたいのはやはり強い4歳勢、ミッキースワローだ。
ただ、今年は初戦のAJCCこそ2着だったが大阪杯が5着で札幌記念は13着。
気配は上昇しているらしいが、やはりちょっと狙いづらい。
血統的にもトーセンホマレボシ産駒なので、適距離は2000m前後だろう。

昨年の宝塚記念馬サトノクラウンは、鞍上にビュイックを迎えた。
この馬は外国人ジョッキーの時に良績を残しており、ちょっと面白い。
ただもう少し戦績をひも解くと、2000m以上の良馬場は、芝の深かった香港ヴァーズを勝っているだけだ。
外国馬よりこの馬の方が、良馬場のスピード決着に対応できるか疑問が残ってしまう。

となると、やはりシュヴァルグランか。
昨年の勝ち馬だが、前走の京都大賞典は斤量を背負っていたとはまったく言え見どころがなかった。
元々叩き良化型とは言え、まだ昨年の状態には戻り切っていないようだ。
今年はこのレースと有馬記念で引退、となるとすでにタイトルを持っているこのレースより本当の狙いは有馬記念か。
陣営は昨年の状態にあるとコメントしているが、おそらく本当の狙いは有馬記念で仕上げも8分程度だろう。
それでも連下に食い込んできてもおかしくはない。

ラストはカプリにする。
ひょっとするとこの後の香港が本当の狙い目なのかもしれなしが、名門Aオブライエン厩舎が送り込んできた馬だけに惨敗はないだろう。


◎アーモンドアイ
〇サトノダイヤモンド
▲スワーヴリチャード
△キセキ
×シュヴァルグラン
×カプリ


馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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昨年の1、2着馬、春のヴィクトリアマイル、安田記念の勝ち馬、昨年、今年のNHKマイルCの勝ち馬、昨年の桜花賞馬までそろい、豪華な顔ぶれとなった。
その他にも一発がありそうな馬が多数いるため、前走戦からひも解いてみたい。

まず1番人気のモズアスコットが出走したスワンS。
勝ったロードクエストの走破タイムは1.21.5だが、これはここ19年の良馬場で施行されたレースでは2番目に遅いタイムだ。
淡々と流れるペースからうまく抜け出したロードクエストが上り最速で勝っているのだが、レース自体のレベルは疑問符が付く。
メンバー構成もオープンクラスで、モズアスコットは休み明けで1頭だけ58kgを背負っていたとは言え、勝ちきれなかったという事実は無視できない。

次に2番人気のアエロリットが出走した毎日王冠。
今年は馬場が良かったとはいえ、走破タイム1.44.5は過去20年で2番目にいいタイムだ。
しかもアエロリットは自らレースを作り、上りも33.8でまとめて完勝した。
2着のステルヴィオを含めて有力候補だ。

3番人気のペルシアンナイトが出走したのは富士S。
このレースはロジクライがレースレコードを叩き出したレースだ。
勝ったロジクライはもちろんのこと、レース中に不利のあったペルシアンナイトもまだ見限ることはできない。
最後は、一番レベルが高かったと思われるの天皇賞。
アルアインは先行して切れ負けたが、勝ったレイデオロの走破タイムはここ20年で2番目の速さ。
秋3戦目で元々ディープインパクト産駒なので、京都のマイルの方が実力を発揮できると思われる。


以上から考えて、本命はアエロリットにする。
この馬は全成績4.5.0.3で、連対を外した3レースはすべて稍重以上だった。
週初めの天気予報は雨予報で、今年の京都の馬場は時計がかかると聞いていたのでやや評価を落としていた。
しかし天気は晴れ、しかも今秋からCコースに変更となった。
春のG1は2戦とも落鉄、それでも大負けしていない。
装鉄方法を変えて挑んだ毎日王冠は完勝。
モレイラが今週は香港のため鞍上がムーアにスイッチしたが、ムーアはエリザベス女王杯をスノーフェアリーで2勝、マイルチャンピオンシップもモーリスで勝っており、京都コースを得意としている。
良馬場でのレースとなれば、やはりこの馬が本命だ。

対抗はステルヴィオ。
全成績は3.3.0.2、ロードカナロア産駒だけにダービーは距離が長く、皐月賞は上りをレース最速タイで突っ込んだものの位置取りが悪すぎて4着だった。
前走の毎日王冠も上がり最速の脚で2着に入っている。
乗り替わりもビュイックなので問題ないだろう。
昨年に続く3歳馬の戴冠も十分あり得る。

三番手はロジクライだ。
3歳1月にシンザン記念を勝った後は、故障で2年近く休養した。
復帰3戦目で条件戦を勝ち、オープン戦まで連勝、重賞初挑戦は7着に沈んだが、その後はマイル重賞を1.1.1.0だ。
2走前の京成杯AHはトップハンデ背負わされながら3着で、その後の富士Sはレースレコードを叩き出した。
おそらくこの後のマイル路線でも主役を張ると思われ、ここも勝ち負けとなるだろう。

四番手はペルシアンナイトだ。
昨年の勝ち馬なのに3番人気。
おそらく安田記念6着と富士Sが5着だったためだろう。
しかしどちらのレースも道中で不利があった。
今回は休み明けを一叩きされ体調も上昇。
この馬も上位争いするのは間違いない。

五番手以降は非常に悩む。
だが、その中ではアルアインか。
昨年皐月賞を勝った後は勝鞍がないが、これは距離適性的に不向きなダービー、菊花賞、そして海外遠征のQEII世Cに挑戦しているので仕方ない。
今年のレースも国内では0.2.1.1で、4着は秋の天皇賞なので大崩れはない。
少々勝ち味に遅い感もあるが、ここでも大崩れはないだろう。

最後はやはりモズアスコットか。
前走は褒められたレースではなかったが、中間の調教は猛時計を出している。

一応ほかの馬も検討する。
ジュールポレールは前走の府中牝馬Sで4着。
勝ったのがディアドラで、2着のリスグラシューはエリザベス女王杯を制しているのでレースのレベルも高かったと思われる。
しかし先週の落馬事故で鞍上が幸から石川に乗り替わった。
若手のホープとは言えまだ重賞は1勝のみ。
やや信頼性に欠ける。

富士S組のレッドアヴァンセとエアスピネルも気になるところだが、どちらもロジクライに2馬身千切られている。
重賞初挑戦でいきなり勝利したミッキーグローリーも面白い。
京成杯AHでロジクライに勝っているが、その時の2着がワントゥワン。
ワントゥワンは富士Sでロジクライの2着だが、タイム差は京成杯AHが0.1なのに対し、富士Sは0.3。
斤量差を考えても、あきらかに富士Sの方がレベルが高い。
レーヌミノルはまだ復調途上で、ジャンダルム、ケイアイノーテックの3歳馬2頭も、まだ成長途上のようだ。

となると、ジュールポレールとモズアスコットの2拓になるのだが、騎手で選ぶとモズアスコットが浮上する。

◎アエロリット
〇ステルヴィオ
▲ロジクライ
△ペルシアンナイト
×アルアイン
×モズアスコット

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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