午前7時段階で、中山競馬場のある船橋市には「激しい雨」の警戒が出て風もひどい。
午前中には雨は上がり、レースの時間には風もおさまる予報だが、馬場状態がどうなるかは想像もつかない。
レースの予想も難しくなる。

馬場が悪化すれば、直線勝負の馬の末脚が封印され、先行馬が有利になりそうだ。
前走先行して味のある競馬をした馬が何頭もいる。
しかし強風は南風、となると中山競馬場は最後の直線が追い風で、向こう正面は向かい風になる。
先行馬は向こう正面の向かい風で体力を奪われ、直線追い風になる追い込み馬が有利になるかもしれない。
いろいろと考えたが、天候がどうなるかは予測がつかないので、現時点での完成度で予想することにした。

実績からみると、唯一のG1馬タイムフライヤーが最上位となる。
勝った年末のホープフルSは今回とまったく同じ舞台だ。
しかし、休み明けの前走はオープン特別の若葉Sで5着。
メンバー最速の脚を使ってはいるものの、斤量負担も同じであり、いくらなんでも負けすぎだろう。
ハーツクライ産駒ということで器用さに欠けると思われ、これまでの戦績も直線勝負が多い。
混戦になる今回は大外一気が決まるとは思えないので無印にする。

続くのは、G2スプリングSを勝ったステルヴィオだ。
ロードカナロア産駒だけに、良馬場の短距離が適正のようにも思う。
だが、ロードカナロア自体は良馬場の出走が多いが、稍重だった京洛Sを勝っており、芝が深い香港でもG1を勝利している。
ステルヴィオ自身も昨年夏のコスモス賞を重馬場で勝っており、空っ下手とは思えない。
距離もロードカナロアは1600mまでしか走っていないが、キングカメハメハ産駒であり走っていれば2000mまでは問題なくこなしただろう。
前走は番手を追走して勝ちレースだったエポカドーロを、ゴール前でキッチリ差し切った。
何しろ、この馬はダノンプレミアム以外には負けていない。
現段階ではこの馬が一番完成度が高いとみる。

同じく、昨年秋のG2デイリー杯を勝っているのがジャンダルムだ。
母がビリーヴだけに、この馬も適正距離はマイル以下のように思える。
しかしデビューから1600mを2連勝、ホープフルSはタイムフライヤーの2着、休み明けの弥生賞も3着だったので距離は問題ないと見る。
重馬場は未経験だが、父がアメリカで活躍したことを考えるとおそらくこなせるだろう。
大崩れしない安定感があり、週中の調教の動きも良かったので2番手評価とする。

ワグネリアンは、昨年秋のG3東スポ杯を勝って、休み明けの弥生賞を最速の脚を使って2着だった。
祖母のブロードアピールはダート女王だったので、道悪も問題ない。
ただ、今週、先週の追切がやや軽めだったことが気になる。
能力は高く、この先世代でもトップクラスの馬となることは間違いないが、現段階では3番手評価となるだろう。

弥生賞4着のサンリヴァルも上昇傾向だ。
暮れのホープフルSはハイペースを追走して4着。
同じ位置にいた馬が直線で次々脱落しており、粘っての4着はこの馬の能力の高さを証明しているだろう。
弥生賞も、勝ったダノンプレミアムとは0.3秒差、2着のワグネリアンとは0.1秒差、3着のジャンダルムとは同タイムで、着差ほどの差はない。
こちらも週中の追切が絶好の動きで、一発があっても不思議はない。

残りの重賞勝ち馬は3頭。
京都2歳Sを勝ったグレイル、京成杯を勝ったジェネラーレウーノ、共同通信杯を勝ったオウケンムーンだ。
この3頭ではオウケンムーンが最上位か。
共同通信杯はここ数年のの黄金ローテで、昨年夏の新潟では2000m2歳戦のコースレコードタイムを出しており、能力は高いと思われる。
週中の追切は今一つの動きだったが、この馬は稽古はあまり動かないので問題ないだろう。

続くのはジェネラーレウーノか。
昨年夏のデビュー戦こそ3着だったが、休み明けの秋初戦から2000mを3連勝して京成杯を勝った。
その京成杯はハイペースを追走して2着に逃げ粘っているのだが、逃げたコスモイグナーツが11着に惨敗しており、2~4着の馬は4角まで中段以降に待機して差してきた馬だ。
暮れの葉牡丹賞でも直線二枚腰を使って勝っており、単純な逃げ馬ではない。
休み明けで人気の盲点となっている今回が狙い目だ。

グレイルもかなり妙味がある。
前走の共同通信杯は休み明けで、他の馬より斤量が1kg重かった。
新馬戦は不良馬場を勝ち、2走目の京都2歳Sではタイムフライヤーを撃破している。
しかし追切の動きも微妙で、良化はこの後と見て無印にした。

重賞勝ち馬ではキタノコマンドールが人気となっている。
姉はJC勝ちのデニムアンドルビーで、能力はかなり高いと思われる。
ただ、前走のすみれSは2着に負かしたケイティクレーバーより斤量が1kg軽かった。
現状では直線一気のレースしかしておらず、今回のレースには向かないと考え無印にした。

そのケイティクレーバーを含め、エポカドーロ、マイネルファンロンあたりの先行馬も面白そうだが、重賞勝ちがなく底力という面で、やはり無印とする。


◎ステルヴィオ
〇ジャンダルム
▲ワグネリアン
△サンリヴァル
×オウケンムーン
×ジェネラーレウーノ


馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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ロビン・ウィリアムズやキルスティン・ダンストが出演していた往年の名作「ジュマンジ」が、TVゲームとして帰ってきた。

スペンサーはゲームオタクの高校生だ。
小さいころに仲の良かった幼馴染のフリッジはアメフト部の有力選手となり、今はあまり仲が良くない。
それでも昔ながらの付き合いで、スペンサーはフリッジの課題を彼の代わり作成するのだが、学校に見破られて呼び出しを受けてしまう。
ベサニーはSNSで自分をかわいく見せることを何よりも大切としており、試験中にTV電話で親友と話しているところを見つかり、やはり呼び出しを受ける。
マーサは勉強はできるが運動は苦手、体育の教師に向かって「体育に力を入れても大学には受からない」と言い放ってしまい、こちらも呼び出しを受けることになた。
ペナルティを課せられた4人は、地下の部屋でTVゲームを見つける。
そしてスイッチを入れると、TVゲームの中に吸い込まれてしまった。

ゲームの中はジャングルだった。
スペンサーは無敵のマッチョ博士ブレイブストーンに、フリッジは戦闘能力が滅茶苦茶低く、ブレイブストーンの助手的存在のスモルダーに、マーサは女性ながら格闘技の天才ルビーに、そしてベサニーは小太りのシェリー博士になっていた。
訳のわからない4人はゲーム内の敵に追われて逃げている最中に、案内人のナイジェルと出会う。
ナイジェルはプログラムされた言葉しかしゃべれないが、彼によるとジュマンジの世界は呪われており、その呪いを解くために宝石をジャガーの像に戻さなければならないと言う。
4人は仕方なく、宝石をジャガーの像に戻す旅に出る。

前作の「ジュマンジ」はすごろくゲームだった。
そのため舞台の基本は現代のアメリカ、そこにジャングルの生き物が現れパニックになるという設定で、普通に生活している人たちも巻き込まれるという面白さがあった。
そのジュマンジが、1996年の世界で自らをTVゲームのカセットに変更する、という設定は面白かった。
だがそのため、プレイヤーはジュマンジの世界の中で行動する事になる。
前作では家の中に突然ジャングルの動物が現れたり、道路を動物の大群が疾走するなどの面白さがあったが、今回の作品にはそれはない。
万能型、攻撃型、守備型などゲーム中のプレイヤーの個性と、ジュマンジの世界に閉じ込められたという部分をうまく使い、アクション部分がかなり作りこんだ冒険活劇作品になっている。
前作と比べてどちらが面白いかと問われれば、個人的には前作の方が笑える部分は多かった気もする。
しかしそれは単純にどちらが好きかという話であって、こういう冒険活劇の方が面白いという人もいるだろう。
ラストのまとめ方も教科書通りといえばそうかもしれないが、うまい落としどころにしている。

同じ原作者の「ザスーラ」も非常に面白かったので、できればこちらも現代版を作ってほしいと思う。


58.ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル


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元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛がそれぞれ1話ずつ主役となり、最後に3話がまとまるオムニバス映画である。
最近の日本のオムニバス作品としては、よくある展開の映画であった。

第一話では、稲垣吾郎が天才ピアニストゴローとなっている。
ある日ゴローは謎の女フジコ(馬場ふみか)と出会い、彼女はゴローに夢中になる。
そして、私と会いたくなったらこれを打ち上げてとゴローに花火を手渡した。
数日後、なぜかフジコの事が気になって仕方がないゴローは花火を打ち上げてしまう。
フジコはその時ヤクザのマッドドッグこと大門(浅野忠信)の女となっていたのだが、花火を見て喜び勇んでゴローの元に駆け付けようとする。

第二話は香取慎吾がアーティストとなる。
ある日謎の少女が現れるのだが、彼女は人の歌を食べる「歌喰い」(中島セナ)で、彼女に食われると誰もが歌を歌えなくなり、パニックになってしまう。
慎吾は彼女と暮らし始めるが、歌だけではなく絵画まで食べられてしまう。

第三話は、草彅剛が元ヤクザ役で出演している。
妻(尾野真千子)との仲は冷え切っているのだが、その原因は一人息子を亡くしたことだ。
ヤクザ時代に草彅が家族を顧みなかったため、妻は息子を溺愛していた。
しかし息子は死んでしまう。
息子は死後、その手を誰かに移植していた。
妻は移植された息子の手を探すと言い、草彅も彼女に付き合い旅を始める。

最後に、池田成志がショーの司会を務めるクラブで3つの話がまとまる。

どの話も異なる監督がテーマを持って制作し、最後にその話が集約する。
テレビ東京の深夜枠で展開するドラマのようでもある。
最近では「下北沢ダイハード」に近いかもしれない。

そしてどの話も面白い。
ただ、ハッキリ言ってしまうと、それ以上でも以下でもない。

映画やドラマ、演劇が好きな人、あるいは元SMAPの3人が好きな人なら楽しめると思う。
しかしフラットな視線で一つの映画作品として考えた場合は、特に目新しいものはない。
「クソ野郎と美しき世界」というタイトルも、どういう意図でつけられたのかもわからない。
2週間限定公開になっているのも、ファン向けに作られた作品だからかもしれない。


58.クソ野郎と美しき世界


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原作は直木賞候補にもなった石田江良の小説である。
石田江良と言えば、「池袋ウエストゲートパーク」や「4TEEN」のように若者に訴えかける作品が多いのかと思っていたが、この作品はかなりエログロの要素が多い作品であった。

大学生のリョウ(松坂桃李)はアルバイトでバーテンをしていた。
生きることに醒めていて、女性を抱いてもSEXに価値を求めることができなかった。
ある夜、幼馴染のホストシンヤ(小柳友)が御堂静香(真飛聖)という女性を連れてきた。
静香はリョウに興味を持ち、自分が経営する女性向けのデートクラブにホストとして登録しないかと誘ってきた。

リョウは迷ったが、静香に言われる通り客を取ることになる。
顧客は普通の主婦、エリートOL、夫が不能になった夫婦などさまざまであった。
また、リョウとともにVIP向けのホストとして登録されているアズマ(猪塚健太)も、異常な性癖を持っていた。
リョウはいろいろな顧客と向き合ううちに、自分にとってのSEXの意味を理解していくことになる。

元々は、松坂桃李主演で舞台にもなったようである。
生の舞台でどれだけの露出があったのかはわからないが、映画はかなり激しいSEXシーンが続く。
そのためレーティングはR18+だ。
静香の娘の咲良役は元AKB研究生の冨手麻妙だが、彼女をはじめ真飛聖以外の出演女優が激しいSEXシーンを演じている。
脱いでこそないが、御年75歳の江波杏子も絶頂に達する演技をしている。
正直、映画館で観ているとやや引いてしまうシーンも多い。

原作の持ち味を損なわないために、あえてSEXシーンは過激に攻めたのだと思う。
ただ、そちらが際立っているがために、ストーリー展開がやや淡泊に感じてしまった。
もう少し、リョウの内面を浮き彫りにする展開の方がよかったと思う。


57.娼年


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4連勝で無敗の2歳女王ラッキーライラックが1番に入った。
過去23年間1番の馬の勝利がないことを危惧されているが、それは単純に人気馬が1番に入らなかっただけだ。
コース改修された2006年以降でも、阪神1600mの1番は勝率8%で、他の番号と比べても高い数値を誇っている。
唯一の不安は、鞍上の石橋脩騎手がこれまでクラシック勝利がないこと。
技術はあるだけに、勝負弱いと言われても仕方ない。
とはいえ、すでにクラシックの前哨戦である阪神JFを勝っており、今回は慌てずに乗ってくれるだろう。
ラッキーライラック自身は、どの位置からでも直線は脚を伸ばしてくるので、石橋さえ落ち着いて騎乗すれば勝利に一番近い。
目標は今秋の凱旋門賞であり、ここで負けているわけにはいかない。

対抗はリリーノーブルだ。
休み明けのチューリップ賞は3着。
しかし、いかにも叩き初戦で余裕残しのレースだった。
ルーラーシップ産駒だけにまだ本格化していない可能性もあるが、阪神JFのレースを見ても、現段階でラッキーライラックを撃破する可能性もある。

三番手はマウレアにする。
この馬も休み明けのクイーンCを5着の後、前走のチューリップ賞ではラッキーライラックの2着、しかも上がりの脚は最速だった。
二つ叩いて着実に上昇している。
全姉のアユサンが桜花賞を勝っていて、血統的にもオークスよりここが目標のはず。
阪神マイルは得意のディープ産駒で鞍上は名手武豊、一発があっても不思議はない。

四番手はトーセンブレスだ。
阪神JFは上記3頭に次ぐ4着で、休み明けのフラワーCは2着だった。
そのフラワーCは、スローで逃げるカンタービレをとらえきれなかったが、上がり最速でクビ差に迫った。
人気はあまりないが、この馬もディープ産駒であり上位争いをしてくる可能性は高い。

五番手はアーモンドアイ。
前走、牡馬相手にシンザン記念を快勝し、ラッキーライラックに次ぐ人気となっている。
しかし過去10年、前走が1月以前で連対したのは阪神JFから直行したレッドリヴェールただ1頭、勝ち馬に限って言えば、3月未出走だったのは2011年のマルセリーナだけである。
調教技術が発達しているとはいえ、やはり3歳春の牝馬はセンシティブだけに、ローテーションの影響は大きいと思われる。
ロードカナロアにフサイチパンドラと言う超良血ではあるが、ここは押さえの評価でいいだろう。

最後はハーレムラインとフィニフティで迷った。

ハーレムラインは前走、スローペースで逃げたレッドレグナントの後ろで追走し、最速の脚でキッチリ差し切って快勝、レースセンスの良さを見せた。
フィニフティは2戦目のクイーンCで重賞初挑戦し、2番目に早い上がりの脚を使って2着だった。
しかも兄にステファノスがいる良血だ。
正直甲乙付け難いが、先週福永を信じ切れずに馬券を取り逃したので、今週はフィフニティを上に取ることにする。


◎ラッキーライラック
〇リリーノーブル
▲マウレア
△トーセンブレス
×アーモンドアイ
×フィニフティ

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。



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実際にインドの女子レスリング代表になった姉妹と、その指導者の父親を描いた作品である。

マハヴィルはかつてインドのレスリング全国大会で優勝した。
しかし父親から家族のために働けと言われ、泣く泣くレスリングの道を諦めていた。
そして自分の夢を、息子に託そうと考えていた。
しかしマハヴィルの子どもは、4人とも女の子だった。
さすがに4人目の子どもが女の子だった時には、マハヴィルは子どもをレスリング選手にすることを諦めかけた。
しかし長女のギータと次女のバビータは、男勝りでケンカも強かった。
そこでマハヴィルは、娘二人をレスリング選手にしようと考える。

娘二人は、最初は父親の言うことを聞いていたが、トレーニングのキツさにレスリングを辞めたいと考え続けていた。
だが父親は強硬で、妻にも1年間は口出ししないでくれと告げる。
娘は頭も丸刈りにされ我慢の限界に達するのだが、友達から「私は女の子だから14歳になったら口減らしで会ったこともない人と結婚させられる。あなたたちの父親はあなたたちの将来を考えてくれていてうらやましい」と言われ、そこから考えを変える。

マハヴィルは娘二人を土のリングの草試合に出場させる。
最初はバカにされるが、二人はメキメキと強くなり、やがて男相手でも負けなくなる。
そしてマットでの競技レスリングを教わると、長女のギータは全国大会でも優勝、ナショナルチームのトレーニングに参加することになった。
しかしそこで父親の方針と異なる教えを受けたギータは、意見の相違からマハヴィルとぶつかってしまうことになる。

実話をベースにしているだけに、ストーリーはよくある展開になっている。
だが、頑固一徹のマハヴィルのキャラにブレがないので、最後まで面白く観ることができる。
さらに、甥っ子のオムカルがお笑いキャラとなっているため、メリハリも効いている。
上映時間が140分とやや長いが、「巨人の星」的なスポ根親子愛が好きな人なら楽しめるだろう。


56.ダンガル きっと、つよくなる


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列車内を舞台にしたサスペンスである。
ややわかりづらい部分もあるものの、主役が追い込まれる設定がしっかりしているのでなかなか面白い作品に仕上がっていた。

マイケル(リーアム・ニーソン)は60歳で、かつては警官であったがここ10年は保険会社で営業を行っていた。
だがある日突然リストラにあってしまう。
子どもが学費の高い私立大学に進学予定であった事もあり、家族にどう話そうか悩んでいた。
そして帰りの電車に乗り込む際に、携帯電話もすられてしまう。
散々な目にあったマイケルの前に、見知らぬ女が現れた。
彼女は、この電車のトイレに2万5000ドル隠されている、そして列車が終点に到着するまでに鞄を持ったある人物を探せば、さらに7万5000ドルが支払われると言う。
女が列車を降りた後、マイケルが半信半疑でトイレを探すと、そこで2万5000ドルが入った封筒を発見した。
マイケルはそれを手に列車を降りようとするが、少年が乗り込んできてマイケルにミッションを遂行するように通告する。
そしてその少年は、マイケルに妻の指輪を手渡した。

リストラにあって喉から手が出るほどカネが欲しいマイケルが、次第に追いつめられていく様子がなかなか秀逸だ。
最初は携帯を奪われ、そして妻の指を手渡される。
さらに通勤時の顔馴染みの人物が、列車を降りた途端に交通事故に遭う。
途中からカネではなく家族の安否で縛られることになるので、マイケルも必死で対応しなければならなくなるが、以前は警察官であったと言う設定を巧く使い、正義感のためにミッションをそのまま遂行することもできない。
このジレンマの描き方や、列車内と言う密室空間の使い方が巧い。

ストーリー全体の起承転結は平凡なので、途中でおおよその結末は予想できる。
だがそれでも、追い込まれていくマイケルに感情移入がしやすい演出になっているので、最後まで飽きることなく見ることができた。
この手のアクション・サスペンス物が好きな人なら、十分楽しめるだろう。


55.トレイン・ミッション


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ウォーターゲート事件でスクープを連発したワシントン・ポスト紙が、それ以前に4代にわたる大統領が隠ぺいした秘密文書を公開した事件をテーマにしている。

1960年代、ベトナム戦争が硬直していた頃、当時国防次官補であったマクノートンは戦況視察にベトナムを訪れていた。
追加の軍を投入したものの戦況は良化せず、同行したダニエル・エルズバーグもマクノートンにそのように報告していた。
にも関わらず、マクノートンはメディアに戦況は良化していると発表、しかし報告書「ペンタゴン・ペーパーズ」には悪化している戦況をそのまま記載した。

1971年、夫の死後ワシントン・ポストの社主になったキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)は、傾いた会社の経営を立て直すべく株式公開を行おうとしていた。
株式公開の準備は順調に進んでいたが、ポスト紙の編集主幹ベン(トム・ハンクス)は、ライバル紙ニューヨーク・タイムズの記者ニール・シーハンが取材に現れないことを不審に思う。
ベンの予想は的中し、シーハンはエルズバーグからペンタゴン・ペーパーズのコピーを入手し、その内容をスクープしたのだ。
水を開けられたベンは、編集部一丸となってペンタゴン・ペーパーズの行方を追う。
だがそれ以前の話として、政府がニューヨーク・タイムズの記事差し止めを行う動きを見せた。
もしポストが記事を掲載し、かつ記事差し止めの措置を受けた場合、株式公開に影響が出ることは間違いない。
ポストの重役は株式公開を考えて記事掲載をやめた方がいいと言うが、ベンは政府に立ち向かってこそ販売部数を伸ばすことができると主張する。
板挟みとなり戸惑うキャサリン。
しかもポストの社主であるグラハム家は、歴代大統領を含む政府関係者とプライベートでも仲が良かった。
ペンタゴン・ペーパーズを記事にすれば、旧知の友人を裏切ることになるかもしれない。

そんな状況でも、現場の陣頭指揮を執るベンは取材を進める。
そしてエルズバーグから7000ページにも及ぶペンタゴン・ペーパーズを入手し、記事の作成を始めてしまった。
活版が用意され、ゴーサインさえ出れば翌日の朝刊にスクープが載る。
キャサリンは社主として選択を迫られていた。

これまでは強い女役が多かったメリル・ストリープが、板挟みで悩む役どころとなっている。
だがそれもうじうじと悩んではおらず、社主として育ちの良さが垣間見えるような悩み方である。
そのあたりはメリル・ストリープの力量だろう。
ガリガリと取材を進めるトム・ハンクスのベンも良かった。
事実を基にしているので脚色ではないと思うが、ちょうど同時期に株式公開が重なったことで、よりドラマティックな展開になっている。

ウォーターゲート事件は日本でもよく報道されているが、このペンタゴン・ペーパーズは日本ではあまり知られていない。
そういう意味でも、なかなか興味深い作品であった。


54.ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書


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「ハンガー・ゲーム」以来のフランシス・ローレンス監督、ジェニファー・ローレンス主演となる映画だ。
ジェニファー・ローレンスが惜しげもなく豊満なボディを披露している。

バレリーナのドミニカ・エゴロワは、痴呆症が見られる母と二人で暮らしていた。
しかしある日、プリマドンナのドミニカに嫉妬した同僚によって、上演中に足を骨折してしまう。
そのことを叔父のワーニャから教えてもらったドミニカは、同僚二人をボッコボコにする。
叔父はロシアの諜報機関の役人であったが、ドミニカを救うという名目で、彼女を諜報部員養成所の第四学校に送った。
第四学校は男女とも、相手を誘惑して情報を引き出す諜報部員を養成する機関だ。
そこではSEXの技術や相手を口説くための心理術までも叩き込まれる。
ドミニカやほかの養成員たちは、プライドをズタズタにされながら教育を受けていた。

一方、ワーニャはアメリカに情報を流しているモグラを探していた。
偶然情報の現場を訪れたパトカーが、麻薬密売人と思ってモグラとアメリカのCIA諜報部員ナッシュに声を掛けようとしたのだが、ナッシュはモグラを逃がすために発砲し、警官を自分に引き寄せて逃亡した。
モグラもナッシュも無事逃げおおせ、ナッシュはアメリカに帰還したのだが、危険を感じたモグラはその後連絡を取ってくることはなかった。
ナッシュはアメリカ国内勤務になるのだが、モグラを信頼しているのは自分だけで、後任に引き継ぐにも自分からモグラに連絡をしなければならないという。
CIAの上官はナッシュをブダペストに派遣、モグラからの連絡を待たせることにした。
このことを掴んだワーニャは、ドミニカを第四学校から呼び寄せブダペストに派遣。
ナッシュからモグラの名前を聞き出すよう命令した。

原作者が元CIA勤務という事もあってか、よくあるアクション主体のスパイ映画と異なり、心理戦の要素がかなり強くなっている。
特に、本当にいるのかどうかわからないが、相手をSEXで口説き落とすのがメイン戦術と言うスパイの設定は面白い。
ドミニカとナッシュ、どちらがどちらを本当に好きになっているかがストーリー展開を左右するのだが、好き、嫌いと言う本当の感情は映画の演技上ではわかりづらく、結末が読みづらい効果を出している。
結論から言えば、ラストもそれほど大きなどんでん返しはなく、途中で想像できるいくつかの結末のうちの一つに落ち着くのだが、それでもどちらに転ぶのか、最後の最後までわからない展開になっていた。

観る前は、女スパイ物でタイトルも似ているので、昨年の秋に公開された「アトミック・ブロンド」とごちゃごちゃになってしまうかなと思ったが、テイストがまったく異なるのでそういうこともなく楽しめた。
SEXで口説き落とすスパイと言うテーマ的に、続編を作るのもそう簡単ではないかもしれないが、個人的にはシリーズ化してほしいと思う作品であった。


53.レッド・スパロー


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リュック・ベッソンのSF映画という事で、「フィフス・エレメント」的な作品かと思っていた。
SFXを多用した予告編も、逆に中味が薄いからSFXでごまかしているのかな、とも思った。
しかし実際には、きちんと作りこまれたSF作品だった。

西暦2020年、地球は軌道上に宇宙ステーション「アルファ」を設立、各国から新設コロニーが増設されアルファはどんどん大きくなった。
そして月日が流れるにつれ、アルファには全宇宙から多種多様な種族が参加、巨大化したステーションを地球の軌道上で支えることができなくなり、アルファは外宇宙に旅立つことになった。
アルファには全宇宙のすべての種族が参加し、一つの惑星に近い巨大なコロニー群として宇宙を漂っていた。

そこから数百年が経過、美しい自然の惑星ミュールにはパール人が平和に暮らしていた。
彼らが海から採取する真珠には巨大なパワーが収められており、この真珠を変換機(コンバータ)と呼ばれる小動物でいくつも複製し、それを惑星にも変換して生活していた。
しかしある日、空から大型の宇宙船がいくつも墜落してきたため、ミュールは死の惑星となってしまう。
さらにパール人の王の娘が、その事故で犠牲になってしまう。
王の娘は死の直前、自分の想いを時空を超えて宇宙に放った。

アルファ政府の特別捜査官のヴァレリアン少佐は、ローレリーヌ三曹と共に任務に就いていた。
惑星間航行をしている際に、ミュールで起きた悲劇の夢を見る。
そしてその夢は、自分が王の娘の想いを受けてしまった事ではないかと予想する。
その後二人は闇市場に赴き、現地スタッフと共に闇取引されそうになっていた最後の変換機(コンバータ)を回収する。
その現場で変換機(コンバータ)を購入しようとしていたのはパール人であった。

ヴァレリアンとローレリーヌはアルファに赴き、司令官と合流する。
アルファの内部に放射能帯が発生し、その対応のために人型種族間での協議を行わなければならなかった。
ヴァレリアンとローレリーヌは司令官の護衛として協議についていく。
だがそこに滅亡したはずのパール人たちが現れ、司令官を連れ去ってしまった。
ヴァレリアンはパール人を追うが、そこで惑星ミュール消滅に関する秘密を知ることになる。

宇宙中から全種族が集まるとなると、かなり「なんでもアリ」の世界観になってしまう。
人型の種族のほかに、水棲生物の種族や機械のような種族もいる。
そうなると、ストーリーかなり都合のいい展開をして作品全体が大味になってしまってもおかしくないのだが、それほどとんでもない展開はない。
後からWikiで調べたのだが、そもそも原作があるらしく、きちんとしたストーリー展開になっているのはそれゆえかもしれない。
ただ、それを考慮にいれたとしてもまずまずの作品だ。
「なんでもアリ」の部分を巧く笑いや驚きとして取り入れている。
全体のストーリーは、スペースオペラとしては割とありがちな展開かもしれない。
しかし、有能だが女に手が早いというヴァレリアンと、良くも悪くも直情的ですぐ暴力をふるうローレリーヌと言うかなり個性の強いコンビを巧く使っているため、ストーリー全体にメリハリが効いている。

SF好きには、悪くない作品ではないかと思う。


52.ヴァレリアン 千の惑星の救世主


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