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2019年 06月 13日 ( 1 )

2019年米アカデミー賞で監督賞を受賞した作品だ。
NetFlixが配給権を持っているので、日本では劇場公開はナシかと思ったが、意外と期間限定で劇場公開しているようだ。
と言う事で上映館を探して観に行った。
観た後に監督が「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンであることを思い出したが、「ゼロ・グラビティ」とはまったく異なるタイプの作品で、正直見ている間はかなり眠くなった。

サッカーのW杯が行われた1970年のメキシコ、クレオは同僚のアデラとともに、医師であるアントニオの家で住み込みの家政婦をしていた。
アントニオは学会のためカナダのケベックに向かい、クレオとアデラは日々、妻のソフィア、ソフィアの母、4人の子どもたちの面倒を見ていた。

仕事が休みの日、クレオとアデラはボーイフレンドたち遊びに行く。
アデラとラモンは映画を観るが、クレオとフェルミンはホテルに行くことにした。
そしてクレオは妊娠、後日映画を観ている際にその事をフェルミンに告げるが、フェルミンは映画の途中でトイレにたちそのまま行方をくらました。

その後、クレオは子どもたちを映画に連れて行くときに、アントニオが他の女性といるところを目撃する。
アントニオとソフィアの仲は修復できないレベルとなっていた。

クレオはフェルミンの住む村を訪れるが、彼は自分が父親であることを認めず、クレオを脅して追い返す。
ソフィアはクレオの出産を快く受け入れ、その準備のためベビーベッドを買いに行くのだが、店の前の通りでデモ行進が始まり、デモ隊と警察官が激しく衝突する。
さらにそこに民兵が加わり、デモ隊に発砲した。
デモ隊のメンバーがクレオとソフィアのいた家具店に逃げ込んでくるが、民兵もそのメンバーを追って発砲し、メンバーを殺害してしまった。
そしてその民兵の中にフェルミンが含まれており、彼は銃口をクレオに向ける。
フェルミンは発砲せずその場を立ち去ったが、クレオはショックで破水してしまった。
クレオは病院に運び込まれるが、子どもは死産だった。

ソフィアとアントニオは離婚することが決定し、アントニオが家に荷物を取りに来る間、ソフィアと子どもたちはビーチに旅行に行くことになり、クレオも同行した。
そこで二人の子どもが波にさらわれそうになるが、泳げないクレオが必死に助ける。
なんとか浜辺まで3人が戻ったとき、クレオは泣きながら子どもが生まれる事を望んでいなかった、と告げる。

旅行から帰宅後、クレオは留守番をしていた笑いながらアデラに「話すことがたくさんある」と言った。
ビーチでの懺悔ですべてが吹っ切れたようだった。

ストーリーはざっくりこんな感じである。
画面はモノクロ、撮影も長回しが多く、時代を感じさせる作品になっている。
ただ、個人的にはかなり退屈だった。
時間の流れをスローに感じさせる作りにしているのはわかるが、もう少し役者の演技や表情のアップなどの演出で、メリハリが付けられたのではないかと思う。
あえてメリハリを付けないように突き詰めた、と言えばその通りなのかもしれないが、それが面白いかと言えば、ハッキリ言って私には面白いと感じられなかった。
そのあたりは個人の好き嫌い、と割り切るしかないのだろう。

この監督の次回作は、「ゼロ・グラビティ」のような作品であることを期待したい。


63.ROMA/ローマ


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