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2019年 01月 31日 ( 1 )

人気アニメシリーズ「PSYCHO-PASS」の映画化第二弾だ。
映画化第一弾は、その後の狡噛慎也を登場させるだけの作品で、ハッキリ言って見所はなかった。
今回は1話60分の3部作構成にしたためか、まずまずまとまった作品であった。

2117年、都内で暴走していた車の運転手が検挙された。
運転手の女性は犯罪係数が基準値を超えており、何かの薬物中毒でまともな会話ができない状態であった。
調査の結果、名前は夜坂泉で、青森の潜在犯隔離施設「サンクチュアリ」で心理カウンセラーをしていることがわかった。
なぜ青森からわざわざ東京まで逃げ延びてきたのか。
監視官の霜月美佳が調査をしようとすると、どこかからか夜坂泉を「サンクチュアリ」に戻せと言う横槍が入る。
上からの命令だという公安局局長に対し、常守朱は再度の脱走がないように「サンクチュアリ」内の警備体制を確認したいと申し出て、これが受け入れられる。
霜月は確認には自分が行くと主張し、常守はこれを了承、自分は東京に残ってなぜ夜坂泉が東京に向かったのかを調査することにした。

霜月は宜野座、六合塚を連れ「サンクチュアリ」に夜坂泉を連行する。
そこの職員たちはいかにも霜月たちを歓迎していない態度を取り、さらに現地の潜在犯に聞き取り調査を試みるも、全員が何かに洗脳されたような対応を取っていた。
そして職員たちは、その異常な雰囲気を隠そうともしない。
違和感を感じながらまったく調査が進まない中、夜坂泉が隙を見てまた逃げ出してしまい、夜坂泉を逃がした事で六合塚が捕われてしまった。
霜月と宜野座は六合塚を案じつつも、逃げた夜坂泉を追いかけた。

ストーリー的には可もなく不可もなく、と言ったところか。
前作は海外逃亡した狡噛慎也を登場させるためだけに、シビュラシステムを海外に輸出するという強引な設定で展開した。
輸出して悪用される可能性があればテーマはなんでもよく、シリーズのキモであるシビュラシステムである必要性がないため、特に後半はかなりグズグズなストーリーになってしまった。
しかし今回は、シビュラシステムをメインに据えた設定となっており、そこに霜月と宜野座をフィーチャーした作品になっている。
ただストーリー全体としては、途中で結末がわかってしまい、あまり深みがない。
一応前作よりは、シビュラシステムありきの設定になってはいるものの、これが絶対に他のテーマに置き換え不可能かと言えば、必ずしもそうではない。
そういう意味では、観終わった後ややモヤモヤした部分も残る。
だが、3部作の第1部と考えればまずまずの出来と言っていいだろう。

とりあえず、第2部、第3部に期待することとしたい。


9.PSYCHO-PASS SS Case.1「罪と罰」



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