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2019年 01月 07日 ( 1 )

月刊誌だった「ぴあ」が隔週刊になった1980年代前半、毎号購入してINDEXページを見ると、必ず都内のどこかの名画座で上映されていたのが「スタア誕生」だ。
その「スタア誕生」のリメイクである。
調べてみると、前作が2回目のリメイクで今回は3回目、つまり4回目の映画化という事になる。
「ぴあ」では「スタア誕生」と表記されていたが、3作目は「スター誕生」で今回も「ア」ではなく「ー」の表記になっている。
ひょっとすると私が「ぴあ」のINDEXで見たのは1もしくは2作目だったのかもしれないが、今となってはわからない。
そのタイトルはゲップが出るほど見ていたが、実際の映画は観たことがなかった。
ストーリーは元々映画スターを目指す女優の話だったものが、3回目から歌手の物語に変更されたとの事だ。
今回はその主役をレディ・ガガが演じている。

アリー(レディー・ガガ)はホテルのレストランに勤務し、それと並行してオカマの経営するバーでドラァグ・クィーンと一緒に歌を歌っていた。
歌手を目指しているものの、厳格な父親はそんな夢がかなう訳がないと否定的だ。
ある晩、カントリー歌手のジャクソン(ブラッドリー・クーパー)が公演終了後にバーに行くと、偶然ステージで歌っていたアリーを見かける。
アリーの歌唱力にほれ込んだジャクソンは彼女をスカウト、次の自分のライブのステージで彼女と一緒に歌う事にした。
アリーはとまどうもののステージは大成功、その後もジャクソンはツアーにアリーを同行させ、アリーは一躍スターダムに昇りつめた。

その後二人は結婚するのだが、ジャクソンには酒による持病があった。
元々は兄を目指してミュージシャンとなったのだが、その兄は今は自分のマネージャーとなり関係はギクシャクしている。
そして自分たちが育ち、父親の墓がある土地の管理を兄に任せていたのだが、兄がその土地を無断で売却していたことを知り、兄弟の仲は完全に亀裂が入ってしまった。
さらにアニーの人気が上がり、カントリーではなくポップシンガーとして独り立ちすることにいらだちを感じ始めていた。
ジャクソンの酒量はさらに上がり、歌えないどころか施設に入ることになってしまう。
アリーはそんなジャクソンが心配でならないのだが、周囲は二人を引き離そうとした。

映画を観る前は、アリーがスターになるサクセスストーリーかと思ったが、実際にはそうではなかった。
一言で言えば、深い愛情のラブストーリーである。
前作は高い評価を得たようだが、個人的にはこの作品は今一つ感情移入ができなかった。

まず、レディー・ガガの顔が濃すぎて、冒頭のバーで歌っているシーンでは、実はアリーもドラァグ・クィーンなのではないかと思ってしまった。
そのためそこそこ中盤まで、アリーが叶わぬ恋心を抱くストーリーなのかと勘違いしてしまった。
そして、ツアーやコンサートのシーンは「さすがレディー・ガガ」と言う圧巻の歌唱力なのだが、逆にそのシーンの印象が強すぎてしまう。
魂の行き着く場所をなくし、どんどん追い込まれるジャクソンに感情移入できそうな展開なのだが、レディー・ガガのインパクトが強くてすんなり感情移入することができなかった。

歌が堪能できるという意味では、レディー・ガガのファンにはおススメできる作品だ。


2.アリー/スター誕生


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