2018年 09月 14日 ( 1 )

B級パニック映画かと思い、あまり期待しないで観に行ったのだが、期待を大きく上回る作品だった。

潜水レスキューのジョナス(ジェイソン・ステイサム)は、マリアナ海溝で事故を起こした潜水艦の救出に向かった。
だがその最中に巨大な物体が救助船に激突、ジョナスは緊急措置を取り、仲間二人と何人かの要救助者を潜水艦内に残して退避した。
ジョナスは巨大物体が太古の巨大ザメのメガロドンであったと主張、しかしその主張は信じられず、ジョナスは精神に異常をきたしていると診断され、レスキューを辞めてタイで暮らしていた。

数年後、米国人の実業家モリスは、自身が投資した東シナ海の海洋研究所「マナ・ワン」を訪れていた。
この研究所では海洋学者ジャン博士を中心に、マリアナ海溝の深海の研究を行っていた。
ジャン博士は、海を深く潜ると温度を遮断する層があり、そこを突破すると温暖な海水層があると言う仮説を立てていた。
そして「マナ・ワン」の研究者たちは、その理論を実証するためにマリアナ海溝の深部に潜水を実施する。
潜水艇は博士の理論通り温度を遮断する層を突破、その下には温暖な海水層があり未知の生物が多数生存していた。
研究所のメンバーは喚起するが、潜水艇は探索中に巨大な生物に襲われ通信不能となる。
潜水艇から生存信号が発せられているため、乗組員がまだ生存していることがわかると、ジャン博士はジョナスに救助を依頼することを提案。
当時ジョナスを精神異常と診断したヘラー博士は反対するが、今回の状況がかつての潜水艦事故に酷似しているため、ジョナスに救助を依頼することとなった。
そして全員ではないが、ジョナスは乗組員を救出する。
その中にはジョナスのかつての妻もいた。

今回の事故がメガロドンが原因であることがわかったが、そのことで「マナ・ワン」内では会議が行われていた。
モリスは、メガロドンは世紀の発見だから生きたまま捕獲することを主張、しかし深海からあの化け物を捕獲するなんて不可能だ、と言う意見も多かった。
その会議が行われていたころ、研究所全体に大きな衝撃が起こった。
研究所員たちが、衝撃の元と思われる海中部分の強化ガラスを点検に行ったところ、そこには大きな歯形があった。
そして海中の向こうから、メガロドンが姿を現した。
メガロドンは低水温では生存できないため、深海の温水帯から浮上することはできないはずだった。
しかしジョナスたちが救助艇で深海から浮上する際に温水の塊ができ、その塊の中に入って低水温帯を抜け、海面近くまで浮上してきたのだ。
その後近隣の船舶から次々と救難信号が入るが、メガロドンに襲われていることは間違いなかった。
研究所のメンバーは船を出し、メガドロンを追う事にした。

「ジョーズ」以降、海洋生物に襲われるパニック映画は数多くあったが、どれもB級の域を出る物はなく、トンデモな映画も少なくなかった。
だがこの作品は、久しぶりに見応えのある海洋パニック映画だ。
まず、CGのサメの動きが秀逸で迫力満点だ。
巨大ザメが攻撃する際の衝撃など重量感もリアリティがあり、観ていて違和感を感じない。
加えて脚本もよく、緊張と緩和のメリハリの付け方も、スピーディーで巧い。
登場人物のキャラクター設定、相関図もわかりやすいので、どんどん作品に引きずり込まれてしまう。

サメに食いちぎられるシーンはややグロテスクであるが、ストーリーはカップルで観ても楽しめる部分もあるので、大人であれば誰でも楽しめる作品だと思う。


112.MEG ザ・モンスター


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
[PR]