2018年 09月 04日 ( 1 )

監督は大根仁、「モテキ」は個人的には今一つで、「SCOOP!」はなかなか面白く、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」は大スベリだった。
ブレの激しい監督で今回も面白いか大スベリの2択だと思ったが、面白い方に仕上がっていた。

阿部奈美(篠原涼子)は外車ディーラー社長の夫と女子高生の娘(松本穂香)の3人で暮らしていた。
生活はそこそこセレブだが、夫は家族にはあまり関心がない。
奈美は入院中の自分の母親のお見舞いも一人で行くのだが、その病院で高校時代の親友伊藤芹香(板谷由夏)と再会する。
二人は再会を喜ぶが、芹香は悪性のガンで余命1カ月だと奈美に告げた。
奈美は芹香に、高校時代にダンスグループだった「SUNNY」のメンバーを集めると約束した。

奈美の高校時代、家族は淡路島に住んでいたが阪神大震災で自宅の工場を失い、知人を頼って東京に転居していた。
田舎育ちの奈美(広瀬すず)にとって、東京の女子校の常識はまったく理解できず、転校初日早々にいじめにあいそうになるが、それを救ってくれたのが芹香(山本舞香)だった。
芹香は自分がリーダーとなるグループに奈美を引き入れる。
メンバーは裕子、心、梅(富田望生)、奈々(池田エライザ)で、5人はいわゆるコギャルだった。
奈美は戸惑いながらも5人を見習ってコギャル化し、仲間に溶け込もうとする。
しかし読者モデルとしても活動していた奈々だけは、奈美を仲間と認めようとしなかった。
6人は学園祭で行われるダンスコンテストでの優勝を目指していたが、奈美のために足並みが揃わないことを理由に奈々がグループを離れてしまう。

現在の奈美はまず母校に向かい、梅(渡辺直美)の連絡先を掴む。
しかしそれ以外の3人の足取りがつかめないため、探偵(リリー・フランキー)を雇った。
探偵はすぐに、裕子(小池栄子)の居所を突き止めてくれた。
そしてしばらくして心(ともさかりえ)の居所もわかるのだが、どうしても奈々だけは消息が掴めないでいた。

憧れとライバル心の青春時代と、それぞれの生活環境が異なる現在の友情を巧くマッチさせた映画だ。
90年代のムチャクチャだった高校時代の描き方も巧いし、現在のそれぞれの状況の描き方も巧い。
特に全員のキャラ設定とキャスティングが、この映画を面白くしている。
いつも振り回され役の奈美に篠原涼子と広瀬すず、常にリーダー役の芹香に山本舞香と板谷由夏、そしてお笑い担当の富田望生と渡辺直美は、本当にハマっていた。
冒頭の登校シーンでの女子高生のダンスなど、盛り上げるシーンはしっかり盛り上げ、笑わせるシーンではしっかり笑わせ、泣かせるシーンではしっかり泣かせる。
心との再会とそれを奈美が芹香に報告するシーンは、かなり泣かせるいいシーンだった。

映画を観た後にwikiで調べたところ、原作は韓国の映画らしい。
韓国は「怪しい彼女」も面白かったし、最近ではドラマの「グッド・ドクター」も評判だ。
コンテンツ制作と言う部分では、やはり韓国は侮れない。


102.SUNNY 強い気持ち・強い愛


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