2018年 06月 13日 ( 1 )

W杯はよく、初戦はどの国も負けないように大事に戦い、2戦目が本気ガチモードと言われる。
初戦で敗戦するとグループリーグを勝ち抜く可能性がほとんどなくなるからだ。
しかし近年の大会では、どの国も初戦からガチモードで戦う。
グループリーグは3戦しかなく、大事に戦っていると勝ち点1差で敗退の憂き目にあうためである。
そして今回も、グループ初戦になかなか面白いカードが組まれている。

まず注目はグループBの初戦、スペイン-ポルトガル戦だ。
このカードはそのまま、決勝戦で再戦になる可能性すらある。
日本時間は15日(土)の早朝、是が非でも見逃せないカードだ。

そしてその裏のカードとなるモロッコ-イランも面白い。
この2カ国はここで引き分けてしまうと、スペイン、ポルトガルの勝ち抜けをアシストするようなものだ。
スペイン、ポルトガルのどちらかが負けることを想定し、残り試合を有利に戦うために絶対に勝ちに行きたい試合である。
負けても引き分けてもグループリーグ敗退がほぼ決定、勝った方にのみグループリーグ通過の可能性が出てくる。

グループDのアルゼンチン-アイスランドもいいカードだ。
アイスランドは国民の規模で言えば新宿区くらい、そんな小国が欧州予選をグループ1位で通過している。
2年前のEURO2016もベスト8に入っており、いかなアルゼンチンと言えども簡単な試合ではない。

グループEは2戦とも注目だ。
ブラジル-スイスも、スペイン-ポルトガルに劣らぬ好カードだ。
ブラジルがスイスの堅守をどう破るか、あるいはスイスが間隙をぬってゴールをするか。
その裏のカードも、生き残りを賭けた1戦だ。
コスタリカは前回ブラジル大会で旋風を巻き起こしベスト8まで進んだ。
準決勝もオランダにPK戦で敗れているので、記録上ブラジル大会は無敗である。
対するセルビアは、欧州予選をグループ1位通過している。
あまり強豪のいないグループだったとは言え、欧州予選を1位通過するのは立派だ。
目立たってはいないが、マンUのマティッチをはじめ実力者をそろえており、今大会はセルビアが旋風を巻き起こす可能性もある。
このカードも、負けも引き分けも終了、勝利あるのみの試合である。

グループFは、初戦でドイツとメキシコがぶつかる。
今回ドイツは連覇がかかっており、メンバーから考えるとその可能性は決して低くない。
しかしメキシコも曲者で、W杯の出場国が現在の32カ国になった1994年アメリカ大会以降、すべての大会に出場して必ずグループリーグを突破している。
2002年の日韓大会は前回3位のクロアチア、イタリアと同グループだったが見事に勝ち上がった。
W杯の戦い方を熟知しており、簡単に負けるとは思えない。
ちなみに一時期日本代表監督がアギーレになったのも、体格が似ていてW杯の勝ち方を知っているメキシコ流を取り入れようとしたからである。

最後のH組・・・、これはポーランド-セネガルの方が注目だ。
ハッキリ言って日本がコロンビアに勝つ可能性は、ほぼゼロパーセントだ。
ブラジル大会はファルカオがいなかったのでよもや、とも思ったが、今大会でコロンビアに勝つのはまず無理だろう。
ただ、いかに失点を抑えるかは重要だ。
一方で裏のポーランド-セネガルは死闘である。
勝った方がかなり有利になるのだが、この試合が引き分けになれば、日本にもチャンスが生まれる。
日本は2戦目のセネガル戦を死ぬ気で勝ちに行き、ポーランドがコロンビアに負ければ、最終戦まで可能性が残る。
焦ったポーランド相手に引き分けに持ち込めば、1勝1敗1分で通過もあるだろう。
まあ、かなり希望的観測が強いが・・・。

W杯の期間は1カ月だが、やはり一番面白いのは試合の間隔が詰まったグループリーグの期間、それも初戦が行われる最初の1週間だろう。



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