2018年 06月 06日 ( 1 )

独特の世界観だった「グランド・ブダペスト・ホテル」の監督、ウェス・アンダーソンがアニメを作ったという事でかなり期待していた。
だが、世界観やアニメの見せ方は面白いものの、ストーリーはありきたりな印象を受ける作品だった。

かつて日本では、犬を嫌う小林一族と犬の間で戦争が怒っていた。
犬は小林一族に絶滅寸前まで追い込まれるが、そこに少年侍が現れ小林一族を退治する。
その後少年の魂は祀られるのだが、犬も人間に服従することになった。

そして現在、メガ崎市の小林市長は、犬の伝染病「ドッグ病」対策として、犬をゴミ島に隔離する政策を打ち出す。
血清を開発中の渡辺教授は反対をするものの、小林市長は自分の家で飼っていた犬を隔離第一号として、強引に政策を進めてしまった。
隔離された犬は、市長の養子である小林アタリが飼っていたスポッツだった。
アタリは両親が事故死した後、遠縁の小林市長に引き取られた。
そしてスポッツは、ボディガード犬としてアタリを警護する任務を与えられていた。

スポッツが隔離された6か月後、ゴミ島には多数の犬が隔離されていたが、アタリはそこに小型飛行機でスポッツを捜しに行く。
飛行機は島にたどり着いた後墜落、アタリはレックス、キング、デューク、ボス、チーフの4匹の犬に助けられ、スポッツレックスたちとスポッツを捜すことになる。

犬が英語を話し、人間が日本語を話すという、独特の世界観である。
アニメの動きもかなり計算されており、映画の途中まではかなり興味を持って観ることができた。
しかし犬達に助けられたアタリが小林市長を倒すというストーリーは、平凡の一言、
それぞれの犬にバックグラウンドはあるのだが、特に捻りはなかった。
あえてわかりやすく昔話風な展開にしたのかもしれないが、アニメの動きが抑揚を押さえられているだけに、ストーリー展開が非常に淡泊に感じた。

もうひと捻りあれば評価も違ったと思うが、「実験的作品」の域を出ない作品であった。


71.犬ヶ島


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
[PR]