2018年 05月 20日 ( 1 )

単勝が2倍を切る断然の一番人気となったアーモンドアイ。
レースレコードで駆け抜けた桜花賞は圧巻で、抜けた一番人気になるのも無理はない。
しかも今回は、強烈な逃げ馬がいない。
今回もサヤカチャンが逃げると思うが、2走前の忘れな草賞をハイペースで逃げバテしているので、おそらく3コーナーまではペースは落ち着くだろう。
ただ、直線ヨーイドンだとどの馬もアーモンドアイとサトノワルキューレに差し切られるのがわかっているので、直線までにセーフティリードを取っておく必要があり、3~4角の間の位置取りが勝負のカギとなる。
そういう意味では、アーモンドアイ、サトノワルキューレ以外の有力馬がすべて内枠に入った点が、レースを面白くしてくれそうだ。

アーモンドアイに負ける要素があるとすれば、やはり血統か。
父ロードカナロアは19戦して1400mと1600mを走ったのがそれぞれ2回、あとはすべて1200m戦で11.3.1.0の成績だ。
G1初挑戦だった高松宮記念で3着だったが、生涯で13.5.1.0の戦績を残している。
母が短距離馬だったため、ロードカナロアも短距離路線を使われ素晴らしい戦績を残したが、父がキングカメハメハだったことを考えると走っていれば2000mまでは充分守備範囲だったと思われる。
アーモンドアイの母フサイチパンドラはエリザベス女王杯を勝ちオークス2着、2000~2200mで良績を残しているので、アーモンドアイ自体も2400mをこなしても不思議ではない。
ただ、アーモンドアイ以上に長距離適性のある馬がいて、直線最後の最後でもう一伸びが足りず競り負ける事も考えられる。

オークスで強いのが、やはりディープインパクト産駒だ。

過去10年で勝ち馬3頭、2着馬も3頭出している。
馬の成長過程、この時期の東京の芝状態が、ディープ産駒の切れ味にマッチしているのだろう。
そしてサトノワルキューレは、フローラSの勝ち方を見るとディープの切れ味を巧く受け継いでいるようにも見える。
まだ強い相手との対戦がないので底力という点は未知数だが、アーモンドアイを後ろからかわすとしたらこの馬しかいない。


それ以外では、長距離馬が4角でアーモンドアイからセーフティリードを取り、そのままスタミナに任せて振り切るという展開もあるかもしれない。
その可能性があるのは、これまでクラシック戦線で主役を張ってきたリリーノーブル、ラッキーライラックの2頭だ。
リリーノーブルは桜花賞でラッキーライラックにかなり詰め寄っていた。
上がりもラッキーライラックより0.2秒早いので、距離伸びて逆転もあり得る。
ただ、ルーラーシップ産駒だけに現段階ではまだ完成されていない可能性もあるし、胴が詰まった体型を見る限りではこの馬の方がマイル適性が高いようにも見える。

それよりも、やはりラッキーライラックの方が逆転の可能性が高いか。
桜花賞では今回のアーモンドアイ同様、1.8倍の抜けた一番人気だった。
その人気を背負って1番枠から好位に付け、直線抜け出すという正攻法の競馬をした。
アーモンドアイの末脚に屈したものの、この馬自身も桜花賞歴代2位タイと同タイムで走破しており、アーモンドアイさえいなければ今回もこの馬が主役だったはずだ。
桜花賞は陣営が1600m仕様に仕上げ、今回は中間の調整も2400m仕様に変えてきた。
ステイゴールド-オルフェーヴルと続く血統は、距離は長いほど合っている。
2番枠から好位に付け4角早めに抜け出せば、そのまま押し切りも十分あり得る。
やはり、アーモンドアイを任す可能性があるとすればこの2頭か。


それ以外の長距離血統で見た場合はトーホウアルテミスが面白い。
兄は菊花賞馬のトーホウジャッカル、父はハーツクライで、この馬も距離伸びてなお良しの血統だ。
ただ、持ちタイムがなく上がりに速い脚を記録したこともない。
ルーラーシップ産駒のパイオニアバイオは9戦中2着が5回で相手なりに走るタイプだが、さすがにここでは通用しないか。
同じルーラーシップ産駒のロサグラウカも2戦2勝で面白い。
ただこちらも持ちタイムが平凡で、外枠であることも含めて推しづらい。


最後に、強い馬が1頭いると、それを負かしに行った有力馬が直線で総崩れになり、イチかバチかで後方一気に掛けた馬が上位に来るケースがある。
その可能性があるのは、やはりディープ産駒だろう。
マウレアはチューリップ賞で上がり最速を記録、桜花賞もラッキーライラックより速い上がりだったので、可能性はある。
出走取消になったが、トーセンブレスも出走していれば上位入線したかもしれない。


前走別路線を勝っているディープ産駒2騎も、どちらも連対率10割でちょっと面白い。
特にオールフォーラヴのアルメリア賞は、2着に敗れているとはいえ1.45.7のタイムは立派だ。
しかしどちらも肝心の上がりの脚がない。
上がりの脚で言えばレッドサクヤの方が魅力的だ。
姉のエイジアンウィンズはヴィクトリアマイルを勝ち、エバーブロッサムはオークス2着だ。
鞍上が福永に戻ったことも魅力だが、昨秋赤松賞でマウレアに敗れており、底力という点では見劣るか。


◎アーモンドアイ
〇サトノワルキューレ
▲ラッキーライラック
△リリーノーブル
△マウレア


今回は◎〇▲を1、2着、◎〇▲△を3着の3連単16点勝負にするが、トリガミ防止のため◎1着をやや厚めに買う。


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