2018年 04月 09日 ( 1 )

原作は直木賞候補にもなった石田江良の小説である。
石田江良と言えば、「池袋ウエストゲートパーク」や「4TEEN」のように若者に訴えかける作品が多いのかと思っていたが、この作品はかなりエログロの要素が多い作品であった。

大学生のリョウ(松坂桃李)はアルバイトでバーテンをしていた。
生きることに醒めていて、女性を抱いてもSEXに価値を求めることができなかった。
ある夜、幼馴染のホストシンヤ(小柳友)が御堂静香(真飛聖)という女性を連れてきた。
静香はリョウに興味を持ち、自分が経営する女性向けのデートクラブにホストとして登録しないかと誘ってきた。

リョウは迷ったが、静香に言われる通り客を取ることになる。
顧客は普通の主婦、エリートOL、夫が不能になった夫婦などさまざまであった。
また、リョウとともにVIP向けのホストとして登録されているアズマ(猪塚健太)も、異常な性癖を持っていた。
リョウはいろいろな顧客と向き合ううちに、自分にとってのSEXの意味を理解していくことになる。

元々は、松坂桃李主演で舞台にもなったようである。
生の舞台でどれだけの露出があったのかはわからないが、映画はかなり激しいSEXシーンが続く。
そのためレーティングはR18+だ。
静香の娘の咲良役は元AKB研究生の冨手麻妙だが、彼女をはじめ真飛聖以外の出演女優が激しいSEXシーンを演じている。
脱いでこそないが、御年75歳の江波杏子も絶頂に達する演技をしている。
正直、映画館で観ているとやや引いてしまうシーンも多い。

原作の持ち味を損なわないために、あえてSEXシーンは過激に攻めたのだと思う。
ただ、そちらが際立っているがために、ストーリー展開がやや淡泊に感じてしまった。
もう少し、リョウの内面を浮き彫りにする展開の方がよかったと思う。


57.娼年


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