2018年 04月 06日 ( 1 )

列車内を舞台にしたサスペンスである。
ややわかりづらい部分もあるものの、主役が追い込まれる設定がしっかりしているのでなかなか面白い作品に仕上がっていた。

マイケル(リーアム・ニーソン)は60歳で、かつては警官であったがここ10年は保険会社で営業を行っていた。
だがある日突然リストラにあってしまう。
子どもが学費の高い私立大学に進学予定であった事もあり、家族にどう話そうか悩んでいた。
そして帰りの電車に乗り込む際に、携帯電話もすられてしまう。
散々な目にあったマイケルの前に、見知らぬ女が現れた。
彼女は、この電車のトイレに2万5000ドル隠されている、そして列車が終点に到着するまでに鞄を持ったある人物を探せば、さらに7万5000ドルが支払われると言う。
女が列車を降りた後、マイケルが半信半疑でトイレを探すと、そこで2万5000ドルが入った封筒を発見した。
マイケルはそれを手に列車を降りようとするが、少年が乗り込んできてマイケルにミッションを遂行するように通告する。
そしてその少年は、マイケルに妻の指輪を手渡した。

リストラにあって喉から手が出るほどカネが欲しいマイケルが、次第に追いつめられていく様子がなかなか秀逸だ。
最初は携帯を奪われ、そして妻の指を手渡される。
さらに通勤時の顔馴染みの人物が、列車を降りた途端に交通事故に遭う。
途中からカネではなく家族の安否で縛られることになるので、マイケルも必死で対応しなければならなくなるが、以前は警察官であったと言う設定を巧く使い、正義感のためにミッションをそのまま遂行することもできない。
このジレンマの描き方や、列車内と言う密室空間の使い方が巧い。

ストーリー全体の起承転結は平凡なので、途中でおおよその結末は予想できる。
だがそれでも、追い込まれていくマイケルに感情移入がしやすい演出になっているので、最後まで飽きることなく見ることができた。
この手のアクション・サスペンス物が好きな人なら、十分楽しめるだろう。


55.トレイン・ミッション


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