2018年 01月 15日 ( 1 )

リュック・ベンソンが制作、脚本を担当し、「ネイビーシールズ」と言うタイトルで予告編やCMのキャッチコピーが「陸、海、空、ド派手にやろうぜ!」だ。
火薬の量で勝負する大味な戦争映画かと予想していたが、内容は全然異なった。
昨年秋に公開された「ローガン・ラッキー」のような、クライム映画に近かった。

マット率いる5人のネイビーシールズの部隊は国連部隊として、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に赴任していた。
そこで川から侵入して敵の将軍を極秘で拉致するミッションを遂行する。
首尾よく将軍は拉致できたのだが、退却する際に退路を断たれ、サラエボ市街地で激しい銃撃戦を展開、敵兵に多数の死傷者を出してしまった。
極秘ミッションで騒ぎを大きくしてしまったという理由で、マットの部隊は上官から、処分が決まるまで3日間の休暇を言い渡される。

メンバーの一人のベイカーは、現地のレストランのウェイトレスであるララ・シミッチと恋仲になっていた。
そして休暇中に彼女から、かつて自分の祖父が暮らした村が湖の底に沈んでいて、その村にはナチスが金塊を隠していると告げられる。
だがその湖は、敵の勢力圏内にあった。
マットたちは策を練り、なんとか極秘に夜中に作業して、5日間で27トンの金塊をサルベージする計画を立てた。

しかしマットたちに下った処分は、3日後にアメリカに帰国するというものだった。
5人とララは金塊のサルベージを一度はあきらめたのだが、湖底に作業拠点を作れば1晩で作業が完了する事に気付く。
その他の軍の仲間たちを引き込み、上官にも内緒でマットたちは湖に向かったのだが、敵軍の将校ペドロビッチもマットたちの行動に気付いて追いかけてきた。

TVCMなどで流れる派手なアクションシーンのほとんどは、冒頭の将軍拉致のミッションのシーンだ。
ここは確かにド派手なのだが、この後実際に湖に潜るまでは、アクションシーンがほとんどない。
金塊の秘密を探り、どうやってサルベージするか、計画を立てるシーンばかりだ。
イメージとしては「ルパン三世」シリーズのようである。
非常にわかりやすい単純明快なストーリーだが、金塊を祖国の復興資金に充てたいララなど、メンバーのモチベーションがはっきりしているので展開に無理がない。
中でも、蛇のようにしつこいペトロビッチと、J・K・シモンズ演じるとぼけた上官がのキャラは非常にいい効果を生んでいる。
そしてクライマックスのサルベージのシーンも、なかなかハラハラさせてくれる。
全体の構成としては、悪くはない映画だ。

ただ、予告編とCMであれだけ「ド派手に」と煽ってしまうと、バンバン爆発するド派手映画を期待してしまう人が多いだろう。
そういう人にとってはかなり期待はずれな作品になってしまうと思う。

個人的にはメンバー一人一人をもう少し掘り下げて、続編を作っても面白いと思う。
その時も、J・K・シモンズの上官は必須である。


8.ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!


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