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2010年 06月 30日 ( 1 )

【「選手たち、誇りに思う」 岡田監督、退任も表明】
http://www.excite.co.jp/News/soccer/20100630/Kyodo_SP_CO2010063001000024.html



素晴らしい試合だった。
心震るわせる120分だった。
陳腐な言葉を並べても仕方ない、ただただ素晴らしい試合だった。

日本代表が負けてあれだけ泣いたのは、おそらく「ドーハの悲劇」以来ではないだろうか。
フランスで3敗したときも、日韓大会でトルコに負けたときも、ドイツでブラジルに負けたときも、数人の選手は泣いていたかもしれないが、これだけ多くの選手が泣いてはいなかったはずだ。

選手がなんで泣いていたのかと言うと、オレ達でもここまでできたんだという達成感と、ここまでできたけどまだ100%じゃない、もっと上に行けたはずだという悔しさだろう。

大会前に闘莉王が「オレ達はヘタクソなんだから、もっと走らなければダメだ」と言っていた通り、大会直前の4試合で、みな自信を失っていたはずだ。
そこから這い上がってここまで登ってきたという満足感は、まだまだ行けるという自信に変わった。
だからこんなところで終わりにしたくなかったのだ。

でもパラグアイ相手に120分間を0点に抑えたときには、もうどこのチームにも点を取られないんじゃないかと思ったよ。
だからPK戦で勝てれば、本当に決勝まで行けるんじゃないかとも思った。

たださらに考えると、PK戦にしてしまった事が日本の敗因かもしれない。
延長戦ではどちらも足が止まっていて、日本の方がかなり押し込んでいた。
これは昨日の日記に書いた「ボールを持たされている状態」とは違う。
本当に押し込んでいたのだ。
パラグアイからしてみれば、非常に危ない時間帯だった。
延長が30分ではなく40分だったら、あるいは日本は勝てたかもしれない。
PKはどの国が闘っても基本的には確率1/2、完全に運の世界だ。
危険な延長の時間を乗り切ってPKに持ち込めた時点で、勝利の女神はパラグアイに微笑んでいたのかもしれない。

試合後にTV中継で、中田英寿が「正直、より頑張ったのは日本だったが、試合巧者はパラグアイだった」と語っていたのがすべてだろう。

ああ、久しぶりに魂のサッカーを見せてもらった。
日韓大会のスペイン-アイルランドも素晴らしい試合だったが、今回は日本だったから、心の震え方が違ったよ。