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  <title>ラーメンと競馬と映画がたまらなく好きです</title>
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  <modified>2026-03-15T00:11:45+09:00</modified>
  <author><name>ksato1</name></author>
  <tabline>戯言・たわごと・ざれごと</tabline>
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    <title>ドラマ「テミスの不確かな法廷」と飯塚事件</title>
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    <issued>2026-03-15T00:00:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-15T00:11:45+09:00</modified>
    <created>2026-03-14T23:57:57+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>日記</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[NHKで放送されたドラマ「テミスの不確かな法廷」が素晴らしかった。<br />
ドラマの終盤は再審請求がテーマだったが、つい最近、42年前に滋賀県で起きた強盗殺人事件で、服役中に死亡した男性の再審請求が認められた事もあり、注目されていた。<br />
そしてこのドラマが、飯塚事件の再審の扉を開くきっかけになるかもしれないと思った。<br />
<br />
<br />
主人公の安堂清春（松山ケンイチ）は子供の頃にASD（自閉スペクトラム症）とADHD（注意欠如多動症）の診断を受けるが、その事を隠して前橋地方裁判所の特例判事補の職に就いている。<br />
突飛な言動が多いため同僚からも奇異な目で見られるが、それでも真摯に判事の職に向き合っていた。<br />
<br />
<br />
原作通りではないようだがドラマは8話構成で、各話ごとのエピソードと並行して25年前の前橋一家殺人事件が明らかになっていく。<br />
ネタバレになるがこの前橋事件は冤罪で、検察は犯人の死刑執行の後で冤罪であることを知る。<br />
そしてその事件の検事だったのが、現在は最高検察庁の次長検事で安堂清春の実父でもある結城（小木茂光）だった。<br />
前橋事件の犯人として死刑執行された秋葉の娘である吉沢亜紀（齋藤飛鳥）が再審請求を起こし、当時の情報提供が公示される。<br />
多数集まった情報の中で、一見事件とは無関係のような匿名の情報があり、そこに注目したのは安藤だけだった。<br />
ASDだからこそ、一見無関係と思われる情報に注目できたと言える。<br />
そしてこの匿名情報を送ってきたのが、当時の担当検事の結城だった。<br />
結城は立場上、前橋事件が冤罪であることを公言することはできなかったが、良心の呵責から匿名でヒントとなる情報を送っていたのである。<br />
<br />
<br />
この冤罪に対する、検察の葛藤の描き方が素晴らしい。<br />
当事者の結城はもちろん、再審請求の担当検事となった古川（山崎樹範）は、過去に父の汚名を晴らしてくれた結城に憧れて検事となり、検事と言う職を超えて結城の事を信頼していた。<br />
しかし次々と証拠が提示され、その信頼も崩れていく。<br />
それでも古川は結城を信頼し、そして司法制度を崩壊させないために、「軽蔑されてもかまわない」と言って検察側の証拠提出を拒否し、再審請求を否定する立場を貫こうとする。<br />
<br />
<br />
死刑反対派には、人が人を裁くこと自体が恐ろしい事だと言う人もいるが、もしそうであれば、それは死刑だけではなくすべての判決に対して当てはまることとなる。<br />
それはイコール、司法制度自体を否定することだ。<br />
ただ一方で、人の判断に間違いがある事も事実だ。<br />
最終話でエリート判事補の落合（恒松祐里）が、「『10人の真犯人を逃しても一人の無辜を罰するなかれ』と言う言葉があるが、自分はその言葉が嫌いだ、無実と無罪は違うが無実と無罪が同じであってほしい、そうあるべきです」と言う。<br />
この言葉は本当に重い。<br />
<br />
<br />
その少し前、結城が葛藤している事を知った部長判事の門倉（遠藤憲一）が「俺だったら、どうしただろうな」とポツリと言うが、この言葉も短いが非常に重い。<br />
人間の判断に絶対はありえないが、司法に携わる者は絶対に正しい判断をしなければならない、しかしもし判断を間違えたときにどういう行動をすればいいのか。<br />
再審請求の判決の法廷で安藤は、「司法が犯した罪（冤罪）、私は怖いです。怖くて怖くて仕方ありません」と言った。<br />
おそらくそれは、判事だけではなく司法に携わる者すべての本音なのだと思う。<br />
しかしその本音は、決して公に口にしてはならない言葉でもある。<br />
司法関係者は、常にプレッシャーと闘っているのかもしれない。<br />
<br />
<br />
ラストで門倉が、「再審請求は開かずの扉であってはならない、救済の扉でなければならない」と言う。<br />
まさしくその通りで、そもそも再審請求に即時抗告や特別抗告があること自体が不思議だ。<br />
検察が判決に間違いがなかったと考えているのであれば、再審でも堂々と裁判で争えばいいのだ。<br />
再審を開始するかどうかで、争う必要はない。<br />
しかし裁判所が再審を認める事がイコール、判決を覆すだけの新しい証拠が認められたと言う事であり、検察はその時点でかなり不利な状況に追い込まれている。<br />
これまで日本の裁判で再審が認められた例そのものが多くはないと思うが、おそらく再審で判決が覆らなかったという事はないのではないか。<br />
<br />
<br />
だが、再審の結果冤罪があきらかになっても、それが新たなる不幸につながるかもしれない。<br />
冤罪を掛けられた者は長い時間を取り上げられ、真犯人は犯行後からずっと自由に生活しており被害者は納得が行かないだろう。<br />
金銭で賠償しきれるものではなく、誰もその責任を取る事はできない。<br />
その事を考えさせられるドラマだった。<br />
<br />
<br />
日本では多くの人が「法律は人を幸せにするものだ」と勘違いをしているが、そうではない。<br />
法律とは、価値観の異なる多数の人が構成するコミュニティで、一番同意が多くなるように導くためのツールである。<br />
裁判で争った結果、どちらかに幸せな判決が出れば、それは相手には不幸せな判決という事になる。<br />
少なくとも民事裁判は、判決で必ず幸せと不幸せを同時に生み出している。<br />
<br />
<br />
ドラマでは、 主役の松山ケンイチの演技が素晴らしかったが、同様に脇役の演技も素晴らしかった。<br />
判事と言う職に信念と誇りを持つ落合の恒松祐里と、一度は東京で弁護士の仕事に挫折しながら安藤に感化される小野崎の鳴海唯の二人が、非常にいい演技をしていた。<br />
そして門倉の遠藤憲一は、途中まではサラリーマン的な中間管理職の悲哀の役柄だったが、ラストでは部長判事として光っていた。<br />
悪役顔の遠藤憲一だが、最近はこういう一見カッコ悪いが締めるところはきっちり締めるリーダー役が多くなっている気がする。<br />
<br />
<br />
このドラマで思い出されるのが、現在、日本で一番注目されている冤罪事件の飯塚事件だ。<br />
これまで日本では、受刑者の死刑執行後に再審が認められたケースはない。<br />
冒頭で例に挙げた42年前の事件は死刑執行ではなく、受刑者が服役中に病死しているため再審が認められたと思われる。<br />
1992年に発生した飯塚事件も、2回目の再審請求で新たな目撃証言と、判決時に採用された目撃証言について、目撃者本人が「はっきりしない」と警察に証言したのに聞き入れてもらえなかったと証言しており、再審が認められるのではないかと期待が高まった。<br />
しかし福岡地裁は請求を棄却、即時抗告も福岡高裁が棄却した。<br />
地元のメディアにはこの事件を長年追いかける記者が何人もいるが、それも冤罪の可能性が高いと考えているからだろう。<br />
ドラマを見て、まさに飯塚事件の司法関係者が同様の葛藤をしているのではないかと思った。<br />
<br />
<br />
飯塚事件のほかにも、科学の進歩が寄与して今後は冤罪事件の再審が増えると思われる。<br />
そのたびごとに、このドラマが再注目されるような気がする。<br />
それほど秀逸なドラマであった。<br />
<br />
<br />
※よろしければこちらもご覧ください<br />
<br />
●渋谷の墓参り<br />
<br />
https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>オレ的日本アカデミー賞予想2026　結果発表ーっ！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245176040/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245176040/</id>
    <issued>2026-03-14T21:27:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-14T21:27:28+09:00</modified>
    <created>2026-03-14T21:27:28+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[昨夜、日本アカデミー賞の各最優秀賞が発表されたので、予想と答え合わせをする。<br />
<br />
<br />
●オレ的日本アカデミー賞予想 2026<br />
https://ksato.exblog.jp/244953394/<br />
<br />
<br />
と言っても、予想した時に書いたように、今年は「国宝」を予想すればほぼ的中するので答え合わせもあまり意味はないかもしれない。<br />
とは言え、予想はしたので答え合わせもしておく。<br />
<br />
<br />
まず、以下の6カテゴリーは1点予想で的中。<br />
<br />
<br />
●最優秀作品賞<br />
◎「国宝」<br />
<br />
<br />
●最優秀監督賞<br />
◎李相日「国宝」<br />
<br />
<br />
●最優秀脚本賞<br />
◎奥寺佐渡子「国宝」<br />
<br />
<br />
●最優秀主演男優賞<br />
◎吉沢亮「国宝」<br />
<br />
<br />
●最優秀助演男優賞<br />
◎佐藤二朗「爆弾」<br />
<br />
<br />
●優秀助演女優賞<br />
◎森田望智「ナイトフラワー」<br />
<br />
<br />
作品、監督、脚本、男優の各賞に関しては、1点予想的中だが当たり前すぎて自慢もできない。<br />
この4カテゴリーで他の作品が受賞していたら、大騒ぎになっていただろう。<br />
<br />
<br />
男女とも助演に関しては、国宝が各3人ずつ優秀賞を受賞していたが、佐藤二朗と森田望智を1点予想で的中だった。<br />
助演女優賞の森田望智はかなり自信があったが、助演男優賞に関しては、もし同年に「爆弾」が公開されていなければ横浜流星、田中泯のどちらかが間違いなく受賞していたと思われる。<br />
この「国宝」の二人に競り勝ったのだから、やはり佐藤二朗が素晴らしい俳優という事だろう。<br />
<br />
<br />
●優秀外国作品賞<br />
◎「教皇選挙」<br />
〇「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」<br />
　「ミッション：インポッシブル　ファイナル・レコニング」<br />
　「ワン・バトル・アフター・アナザー」<br />
　「F1／エフワン」<br />
<br />
<br />
優秀外国作品賞も「教皇選挙」で的中。<br />
興行収入的には「M：I」で、「ワン・バトル・アフター・アナザー」は米アカデミー賞の有力候補だ。<br />
だが、忖度の多い日本アカデミー賞の中で、このカテゴリーだけは毎年あまり忖度がなく、作品の内容で選ばれることが多い。<br />
そのため、比較的予想が簡単なカテゴリーである。<br />
<br />
<br />
そして忖度と言えば主演女優賞だ。<br />
<br />
<br />
●最優秀主演女優賞。<br />
　倍賞千恵子「TOKYO タクシー」<br />
◎北川景子「ナイトフラワー」<br />
〇松たか子「ファーストキス 1ST KISS<br />
　長澤まさみ「ドールハウス」<br />
　広瀬すず「遠い山なみの光」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
このカテゴリーは印を二つ打って外した。<br />
だが、「TOKYO タクシー」の倍賞千恵子には、かなり違和感を感じる。<br />
なぜなら、タクシードライバの宇佐美（木村拓哉）が乗せた客、すみれの現在と過去の人生を振り返る作品で、倍賞千恵子は現在を演じている。<br />
作品の半分は若き日のすみれで、蒼井優が演じていた。<br />
かつ、現在のパートのメインは宇佐美の方である。<br />
すみれも主人公と言うのであれば、若き日を演じた蒼井優の方がふさわしい。<br />
そもそも倍賞千恵子が主演で蒼井優が助演という部分で違和感が大きいのだが、さらに最優秀が倍賞千恵子と言うのは、個人的にはちょっとあり得ない。<br />
忖度以外の理由が見当たらない。<br />
<br />
<br />
最後にアニメーション作品賞だが、これは予想した時にも書いたが、「ペリリュー」しか観ていないないので予想も自動的に一点になった。<br />
<br />
<br />
●最優秀アニメーション作品賞<br />
　「劇場版『鬼滅の刃』無限城編　第一章　猗窩座再来」<br />
◎「ペリリュー　楽園のゲルニカ」<br />
<br />
<br />
結果は最優秀は「鬼滅」で、当然と言えば当然の結果だった。<br />
ただ、もし私が「鬼滅」を観ていたとしても、印を打ったかどうかはわからない。<br />
「鬼滅」はこの劇場版以前のストーリーまではTV放送された時に見ているが、そこまでの判断では「エヴァ」や「JOJO」、「進撃の巨人」などに比べると、はるかにストーリーが浅い。<br />
「鬼滅」のファンは、「鬼滅」は敵にもストーリーがあって面白い、という人も多いが、そのレベルのアニメであれば星の数ほど存在する。<br />
「鬼滅」はツッコミどころも多く、「みんなが面白と言っているから」と言う日本人特有の理由で人気になっているような気がする。<br />
まあ、「無限城編」を観たら評価も変わるかもしれないが。<br />
<br />
<br />
コロナ禍以降、ネット配信用コンテンツの乱発で洋画のレベルは著しく下がっているが、逆に邦画はレベルがコロナ前に戻ってきているような気がする。<br />
その要因は、メディアがTVだろうがネットだろうが、内容が面白ければ評価があがり、ダメなものは見捨てられる、と言う考え方が浸透しているからだろう。<br />
昭和の中期にTVが普及した時に「映画は衰退する」とも言われたが、映画がTVの重要なコンテンツとなり衰退しなかった、と言う歴史も関係していると思われる。<br />
<br />
<br />
今年もすでに何本か良作の邦画が公開されているが、この後も期待できそうな作品が多く控えていて楽しみである。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
※よろしければこちらもご覧ください<br />
<br />
●渋谷の墓参り<br />
<br />
https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>「スペシャルズ」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245171678/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245171678/</id>
    <issued>2026-03-13T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-13T00:05:12+09:00</modified>
    <created>2026-03-12T21:15:39+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[出来不出来のブレ幅がかなり大きい内田英治の最新作だが、今回はかなりガッカリする作品であった。<br />
<br />
<br />
風間組の熊城（椎名）は敵対する組の組長である本条（石橋蓮司）を狙っていた。<br />
しかし本条はなかなか姿を現さず、仕留めたと思ってもそれは常に替え玉であった。<br />
組長の風間（六平直政）に必ず本条を仕留めると約束した熊城は、子分から本条は孫娘が出場するダンス大会の決勝に必ず現れると言う情報を得る。<br />
そこで熊城は、ダンス経験のあるフリーの殺し屋を集めてダンス大会に参加し、そこで本条を仕留める計画を立てた。<br />
<br />
<br />
ダイヤ（佐久間大介）、桐生（中本悠太）、シン（青柳翔）の3人は、熊城に呼び出された廃墟でいきなり撃ち合いを始めてしまう。<br />
そこで熊城から3人を集めた理由がダンス経験者だからだと言われ、3人はいったんその場を去る。<br />
しかしダイヤは、手伝っている児童養護施設が閉鎖の危機にあったため、報酬目当てで熊城の提案を受け入れることにした。<br />
その際ダイヤは、熊城もダンスに参加することを条件にする。<br />
<br />
<br />
4人はダンス教室に入ろうとするが、どこでももめ事を起こして断られてしまう。<br />
するとダイヤが手伝っている児童養護施設の少女明香が、ダンスは得意だから自分が教えてあげると言い出す。<br />
明香は公民館の一部を借り、そこでダンスの練習を始めた。<br />
明香はグループ名を「スペシャルズ」とし、さらにフォーメーションを組むためにもう1人メンバーが必要だと言い出した。<br />
そこで熊城は、服役中に仲が良くなった村雨（小沢仁志）に声を掛ける。<br />
<br />
<br />
とにもかくにも、設定と脚本がグズグズだ。<br />
まず、ダイヤがクラシックバレエ、桐生はヒップホップ、シンはフォークダンス、村雨は盆踊りと、それぞれの得意分野が異なる設定になっているが、これがまったく生きていない。<br />
桐生以外はそのダンスが異常に得意、という設定の方がストーリーの幅が広がると思うが、ダイヤ以外は一般人と同レベルである。<br />
ダイヤもどれだけバレエが得意なのかははっきり描かれておらず、かつ演じる佐久間大介はダンスは巧いがバレエはそれほど巧くないため、一般人とは言わないが得意にしているというレベルではない。<br />
この時点で、グズグズ感がかなり強くなっている。<br />
<br />
<br />
脚本も、ダイヤは「殺しはもうやらない」と宣言しているのに熊城の呼び出しに応じたり、中盤でダイヤを追う組織の襲撃を受け、無関係の人間が立ち入る可能性があるクラブの厨房らしき場所で激しい殺し合いが行われているのに、警察は一切出てこない。<br />
ネタバレになるのであまり詳しく書けないが、ダイヤを追う組織についても出しっぱなしで終わるし、クライマックスのどんでん返しも高校生が学園祭で制作する映画のようで、「この脚本で劇場公開してはいけない」と止める者はいなかったのかと思うほどのレベルの低さだ。<br />
アクションもお粗末で、せいぜいが大学生の自主製作映画のレベルである。<br />
笑いの部分もスベりっぱなし、熊城が「センチメンタル・ジャーニー」で、そして「フライデー・チャイナタウン」で全員がアフロ姿で踊るシーンは、観ていて痛々しかった。<br />
<br />
<br />
ラストも含めて、この映画に関してはいいところが一つもなかったと言わざるを得ない。<br />
内田英治作品は、この後控えている「TOKYO BURST-犯罪都市-」に期待したい。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
44.スペシャルズ<br />
<br />
<br />
<br />
※よろしければこちらもご覧ください<br />
<br />
●渋谷の墓参り<br />
<br />
https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>「しあわせな選択」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245171082/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245171082/</id>
    <issued>2026-03-12T00:45:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-12T17:48:17+09:00</modified>
    <created>2026-03-12T17:48:17+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[「JSA」「お嬢さん」のパク・チャヌク監督作品だ。<br />
韓国の格差社会をテーマにしたシリアスな作品かと思ったが、ブラック・コメディとシリアスの中間くらいの作品であった。<br />
<br />
<br />
植物が大好きで25年間製紙会社に勤務しているマンス（イ・ビョンホン）は、会社がアメリカ系企業に買収されたことでリストラの憂き目にあう。<br />
それまでは大きな一軒家に住み、妻のミリはダンスとテニスに通い、息子のシウォンも不自由なく暮らし、娘のリウォンにはチェロを習わせ大きな犬を2匹飼っていた。<br />
マンスは3か月以内の再就職を目指すが、製紙業にこだわり続けるためうまく行かず、就活の合間にスーパーのバイトなどをして13か月が過ぎてしまった。<br />
家族を愛していたミリは、マンスを気づかってあえて同様の生活を続けていたが、退職金が底をついたため習い事をやめて働きに出ることにした。<br />
同時に、娘のチェロ以外は無駄な出費を制限し、家具や家も売り、犬は自分の実家に預けると言った。<br />
住んでいる家にもこだわりがあったマンスは家を売ることに反対をするが、自分の幼馴染が購入を検討しに家を見に来る。<br />
さらにチェロの先生から、リウォンの腕前は世界を目指せるから大学教授の指導を受けるべきだ、ただし授業料はけた違いになるけど、と言う話が来る。<br />
リウォンはサバン症候群のような症状でコミュケーションを取るのが難しく、マンスもミリもチェロの道に進ませたいと強く思っていた。<br />
<br />
<br />
焦ったマンスは日本に販路を持つ大手製紙会社の人事に直談判に行く。<br />
しかしけんもほろろに断られ、マンスがリストラにあう前の役職と同等の班長であるソンチュルから馬鹿にした扱いを受ける。<br />
マンスはソンチュルに殺意を抱き、ソンチュルを殺せば自分が班長になれるのではと考えるが、自分と同じように大手製紙会社の班長の職を狙っている者が他にもいるはずだと気づき、まずそのライバルを蹴落とそうと考えた。<br />
マンスは業界紙にニセの会社の班長の求人広告を出して、送られてきた履歴書から自分のライバルとなり得そうな二人を選別。<br />
まずはこの二人を殺そうと考えた。<br />
<br />
<br />
ここまでが前半で、追い詰められていくマンスの様子を中心にストーリーが展開する。<br />
「パラサイト」にも似た、いかにも韓国の格差社会を描いた作品のように見えた。<br />
だが、最初のターゲットのボムモを狙うところから、コメディ要素が強くなる。<br />
ボムモもマンス同様長らく職にあぶれていて、役者を目指す妻アラとの折り合いがあまりよくないのだが、このボムモとアラの二人のエピソードは、コントに近い展開になっている。<br />
だが次のターゲットであるシジョを狙うエピソードは、再びかなりシリアスな展開に戻る。<br />
中盤以降はメリハリと言うレベルではなくギャップが大きいため、観ていてちょっと戸惑った。<br />
<br />
<br />
ただ、全編を通して妻のミリがマンス、そして家族を献身的に支えようとしており、このミリによって、全体の調和がとれている形になっていた。<br />
<br />
<br />
パク・チャヌクは「お嬢さん」の印象が強烈だったため、もっと過激な作品かと思ったが、常識の範囲内に収まる作品であった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
43.しあわせな選択<br />
<br />
<br />
※よろしければこちらもご覧ください<br />
<br />
●渋谷の墓参り<br />
<br />
https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>「ウィキッド 永遠の約束」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245164367/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245164367/</id>
    <issued>2026-03-10T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-10T00:05:12+09:00</modified>
    <created>2026-03-09T21:28:13+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[2部作の完結編である。<br />
元々はミュージカルの第一幕、第二幕をそれぞれ映像化しているが、前回、そして今回とも、あえてあらすじは調べずに観に行った。<br />
結果、「なるほど」と思える部分もあったが、「うーん」、「えっ？」と思う部分もあった。<br />
<br />
<br />
前作でオズの魔法使いとマダム・モリブルにはめられたエルファバは西の悪い魔女の汚名を着せられていたが、森の片隅で暮らしながら虐げられる動物たちを救っていた。<br />
一方グリンダはマダム・モリブルの策略で善い魔女としてマンチキンの象徴となり、フィエロと結婚することになっていた。<br />
エルファバが懸命に動物を救おうとするものの、排斥運動は止むことはなく、多くの動物はトンネルを通ってマンチキンの外に逃げ出そうとしていた。<br />
<br />
<br />
エルファバはマンチキンの総督となった妹のネッサローズに会いに行く。<br />
二人の父はエルファバが汚名を着せられたことを苦に死亡していたが、エルファバその葬儀にも顔を出していなかった。<br />
魔法で自分の脚を直してくれないことも含め、ネッサローズは姉のエルファバを恨んでいた。<br />
エルファバは動物排斥の黒幕がオズの魔法使いとマダム・モリブルであることを説明し、ネッサローズの銀の靴に魔法を掛けて空中を歩けるようにする。<br />
ネッサローズは喜ぶが、愛するボックがやはりグリンダの事を愛していて、グリンダに愛を伝えに行くと言い出したのに怒り、ボックに魔法を掛けてしまう。<br />
しかしネッサローズの魔法は発音がメチャクチャだったため、ボックは胸を押さえて苦しみ始める。<br />
エルファバはなんとか魔法を解除しようとするが、ボックの心臓を取り除いてかろうじ命を救う事しかできなかった。<br />
ネッサローズはボックが様変わりした姿になった事に対し、エルファバに怒りをぶつける。<br />
エルファバはこれしか方法がなかったと言い残し、魔法使いの宮廷に向かった。<br />
<br />
<br />
エルファバは魔法使いに、本当は魔法を使えないことを皆に明かすよう説得する。<br />
魔法使いはエルファバに従うように見せかけたが、猿のチステリーが囚われているディラモンド教授と動物たちがいることを教えたため、エルファバは魔法使いがまた自分を欺こうとしていると悟る。<br />
そこに親衛隊長のフィエロが駆け付け、エルファバを倒すように隊員に命令するが、そのままエルファバとともに宮廷から逃げ出してしまった。<br />
グリンダはフィエロが自分を裏切りエルファバを選んだことに激怒し、エルファバの弱点が妹のネッサローズであることを、マダム・モリブルに教えてしまう。<br />
マダム・モリブルは嵐を起こし、ネッサローズは飛んできた家に潰されてしまった。<br />
<br />
<br />
なるほどと思った点は、ストーリーを進行させながら、うまく「オズの魔法使い」とリンクをさせている点である。<br />
臆病なライオンはなんとなく前作でわかったが、ブリキの木こりとかかしは、この後編のストーリーがきっかけで誕生する。<br />
どちらもやや強引な気もしたが、元々がミュージカルと言う点を考えると、勢いで許される範囲かなと思った。<br />
<br />
<br />
一方、「うーん」と「えっ？」は、エルファバとグリンダがガチでケンカをするシーンだ。<br />
この作品では随分まともになっていたが、フィエロは前作ではお調子者のパリピキャラだった。<br />
そのイメージが強かったので、二人がフィエロをガチで取り合うという展開にかなり驚いた。<br />
しかもケンカのシーンそのものも、「子供のケンカかっ！」と突っ込みたくなるほどチープだった。<br />
全体的にVFXもかなり美しく派手な映像の作品なのに、ここだけ安っぽくなり浮いてしまっている。<br />
前作を観る前は、魔法使いとしての能力の差が二人を分かつ原因かと勝手に思いこんでいたが、実はその原因は男で、しかもそこそこのバカ男という部分で、観ていて引いてしまった。<br />
加えてアリアナ・グランデの演技力もあるとは思うが、前作でも頭も性格もあまりいいとは言えなかったグリンダが、この時点で完全なバカに見えてしまった。<br />
ちょっとネタバレになるが、作品はほぼ元となるミュージカルに忠実なようだ。<br />
そのため、最後にグリンダがエルファバの気持ちを汲んだふるまいをすることで、グリンダの評価も少々持ち直すが、最後までグリンダには感情移入することはできなかった。<br />
<br />
<br />
だが、もし劇場でミュージカルとして観ていれば、かなり満足するのだと思う。<br />
映像化でちょっと冷静に俯瞰できてしまう分、粗が目についてしまった。<br />
とは言えVFXも美しく、悪くはない作品だと思った。<br />
<br />
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42.ウィキッド 永遠の約束<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>「ザ・クロウ」</title>
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    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[アメコミが原作のダークヒーロー作品という事で期待をして観に行ったが、よくわからない雑な内容の作品だった。<br />
<br />
<br />
子供の頃、飼っていた馬が鉄条網に絡まって死に、家も燃えてしまったと言うトラウマを持つエリックは、その後薬物中毒で矯正施設に入っていた。<br />
シェリーは友人のゼディから、動画をアップしたと連絡を受ける。<br />
ゼディはこれでヤツらから解放されるから、街から逃げ出そうとシェリーに持ち掛けた。<br />
しかしその直後、ゼディは拉致されてしまう。<br />
シェリーはすぐに仲間のドムに連絡し、ゼディの部屋で落ち合おうとするが、その途中薬物所持で警官に捕まってしまった。<br />
ゼディは拉致された後、動画に映っていたヴィンセントから耳元で何かを囁かれると、自らナイフで首を切って死んでしまう。<br />
<br />
<br />
シェリーは薬物矯正施設に入れられ、そこでエリックと出会う。<br />
二人はすぐに仲良くなるが、シェリーを追う集団が矯正施設にまでやってくる。<br />
二人は矯正施設から抜け出し、シェリーの部屋で過ごすことにした。<br />
しかしそこに集団が現れ、二人は殺されてしまう。<br />
殺された二人はイメージで、水中の深淵へと落ちていくが、そこからエリックだけが浮上する。<br />
エリックが水から上がると、ターミナル駅のような場所に謎の男が立っていた。<br />
謎の男は復讐の後で魂を永遠に捧げるのなら、復讐のために不死の力を授けると言った。<br />
エリックはそれを受諾し、自分とシェリーを殺したヴィンセントたちに復讐するために復活した。<br />
<br />
<br />
登場キャラの説明がほとんどないままストーリーが進行していくため、最後まで何が主題なのかわからない映画だった。<br />
冒頭、主人公のエリックは愛馬が死んで悲しむが、建物が炎上したシーンが挟まったあと、いきなり薬物厚生施設にシーンに飛ぶ。<br />
その間のエリックのバックグラウンドは、一切説明されない。<br />
シェリーについても、そもそもヴィンセントが何者でシェリー、ゼディ、ドムがなぜ事件に巻き込まれたのかもわからない。<br />
動画に映っていたのはヴィンセントとシェリーなのだが、シェリーにその記憶があったのかどうか、重要な部分の説明もなしだ。<br />
<br />
<br />
ただ、エリックが復活した後、ヴィンセント一味に復讐するアクションシーンはなかなかの見ごたえだ。<br />
レイティングがR15+なのも頷ける激しさだ。<br />
<br />
<br />
矯正施設を抜け出した後の、エリックとシェリーの二人の愛の世界にかなりの時間が割かれているが、この映画を観るのはアクションを期待する観客層だと思われるので、この愛の世界は不要ではないかと思った。<br />
アクションシーンは良かったが、それ以外はまったく意味のわからない残念な映画であった。<br />
<br />
<br />
<br />
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41.ザ・クロウ<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>F1サーカス2026シーズン開幕</title>
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    <issued>2026-03-08T22:03:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-08T22:03:29+09:00</modified>
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    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>日記</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[この週末から2026年のF1GPがスタートした。<br />
今年久しぶりにちょっと興味を持ったのは、ホンダがPU供給を復活したのと、キャデラックがコンストラクターとして参戦したからだ。<br />
<br />
<br />
詳しく調べたわけではなく、ひょっとしたら1980年以前にはあったのかもしれないが、アメリカの自動車メーカーがコンストラクターとしてF1に参戦するのは、たぶん初めてだ。<br />
私がF1をよく見ていた1990年前後は、フォード・コスワースのエンジン（今で言うPU）を使用しているチームは多かった。<br />
しかしこのコスワースエンジンも、英国フォードが提供していたエンジンだ。<br />
コスワースをチューンしたハートとジャッドのエンジンもあったが、どちらもイギリスのチューンナップメーカーである。<br />
<br />
<br />
すでに1960年代から日本のホンダがF1に参戦していたのに、なぜアメリカのメーカーが参戦していなかったのか、その理由は大きく二つある。<br />
<br />
<br />
一つは、アメリカはNSCARを頂点とするストックカーレースの人気が高い事だ。<br />
市場の人気がストックカーレースの方が高ければ、当然そちらに力を入れる。<br />
コスパが悪いF1に参戦する意味は、ほとんどない。<br />
<br />
<br />
もう一つは、F1だけではなく多くのスポーツは、ヨーロッパ中心に動いているという事だ。<br />
ジャンプスキーの板の長さなどがいい例だが、ヨーロッパ発祥のスポーツについては、だいたいヨーロッパに都合のいいようにレギュレーションが書き換えられる。<br />
F1についても、ホンダのエンジンがウィリアムズやマクラーレンで勝ち続けていた時、フェラーリやルノーのエンジンが勝てないため、ホンダの強みであったターボエンジンが全面的に禁止された。<br />
私は日本人ではあるが個人的にはフェラーリファンで、F1はフェラーリのためにあると考えているのでむしろこのレギュレーション変更は歓迎ではあった。<br />
ちなみに、日本ではフェラーリファンを「ティフォシ」と呼んでいた時代もあったが、地元イタリアでは「フェラリスタ」と言う。<br />
「ティフォシ」は侮蔑的な意味が強く、タイガースファンを「虎キチ」と呼ぶのに近いようだ。<br />
<br />
<br />
なお、キャデラックのPUはフェラーリが供給する。<br />
フェラーリは2016年から同じアメリカチームのハースにPUを供給しているが、今のところ決勝の最高順位は4位で表彰台はない。<br />
このあたりの相性も含めて、アメリカのメーカーがどれだけ通用するか、非常に興味深い。<br />
<br />
<br />
個人的には、今から35年ほど前、セナ、プロスト、マンセル、ベルガーの4強が火花を散らしていた1990年前後は、フジテレビの地上波でF1放送もあったため、必ず録画をして全レースを見ていた。<br />
その頃買ったGジャンの左肩には、今でもマールボロロゴのマンセルのワッペンが縫い付けられている。<br />
マールボロのマンセルというところがポイントなのだが、今ではこの意味が分かる人もほぼいないだろう。<br />
当時オーストラリア開催は市街地コースのアデレードGPだったため、アデレードに行ったときにコースを歩いてみた事もある。<br />
ちょうどスタート地点になっていた小さな競馬場に入ることができたのだが、スタートグリッド地点に、半年前にマンセルがホイルスピンをした跡が残っていた。<br />
<br />
<br />
一時期はかなりのめりこんでいたが、応援するフェラーリにシューマッハがやってきて、あまりにも強く太刀打ちできるチームがなくなったあたりで興味を失いはじめ、サンスポでの取り扱いも小さくなってからは、Yahoo!スポーツで時々リザルトをチェックするだけになっていた。<br />
<br />
<br />
久しぶりに、まず予選のダイジェストを見てみた。<br />
以前はチームごとに連番で決められていたカーナンバーが、いつの間にかドライバーが生涯固定番号を選べるシステムに変わっていて、ちょっと戸惑った。<br />
どうやら固定番号の方が、ドライバーにかかわるグッズを作りやすいからのようだ。<br />
今でも前年のワールドチャンプがカーナンバー「1」を付けているが、1990年頃はそれ以外はコンストラクターがそれまで付けていた定番の番号が連番で割り振られていた。<br />
フェラーリで言えば「1」でなければ「27」と「28」、ウィリアムズは「5」と「6」が定番だった。<br />
マクラーレンは「1」と「2」の時が多かったので記憶が定かではないが、チャンプがいないときは「11」と「12」だったと思う。<br />
<br />
<br />
先ほど、初戦のオーストラリアGPの決勝のリザルト確認したら、フロントローのメルセデスの二人がそのまま1-2でフィニッシュしたようである。<br />
フェラーリは3、4位で、5位は昨年圧勝したマクラーレンのノリスだ。<br />
キャデラックはペレスが完走したようだが3周遅れで完走車の中で最下位、ボッタスはリタイアで、ホンダPUのアストンマーティンは2台ともリタイアだったようだ。<br />
やはりどちらもまだ初年度でマシンが熟成途中なのか。<br />
ただ、昨年までのレギュレーションもよくわかっていないので、まずはそこから勉強し直して各チームの戦闘力を確認しなければならない。<br />
<br />
<br />
この後は連闘で中国GP、その2週後に日本GPが開催される。<br />
2023年までは日本GPは秋だったが、昨年から開幕の環太平洋3戦に含まれるようになった。<br />
私が見ていたころは、ポルトガル、スペインのイベリア半島2戦でヨーロッパラウンドが終了し、そこから大航海に出航し、日本GP、そして最終戦がオーストラリアGPだった<br />
今年の日程を見ると、環太平洋3戦から中東、北米で各2戦してヨーロッパラウンドに入る。<br />
その後はアゼルバイジャンからシンガポール、南北アメリカ大陸、ラストが再び中東の2戦だ。<br />
春の中東2戦は開催が微妙な感じだが、まさに世界を回るF1サーカスである。<br />
<br />
<br />
とりあえず、まずはこの後地上波で放送されるオーストラリアGP決勝のダイジェストを見ようと思う。<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>「＃拡散」</title>
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    <id>http://ksato.exblog.jp/245152417/</id>
    <issued>2026-03-07T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-07T00:05:08+09:00</modified>
    <created>2026-03-06T08:59:59+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[コロナワクチンを題材に、現代のネット社会のゆがみを描いた作品だが、想像していたよりもかなり深く掘り下げた作品だった。<br />
<br />
<br />
富山の介護施設に勤める信治（成田凌）には、ネット配信をする妻の明希（山谷花純）がいた。<br />
明希はかなり自分勝手な性格で、信治に犬のマスクを被せて自分の配信に無理やり出演させたりしている。<br />
それでも信治は妻を愛していたため、素直に従うことにしていた。<br />
<br />
<br />
ある日明希がコロナワクチンを接種するため、二人は高野（淵上泰史）が経営するクリニックを訪れる。<br />
明希は副作用で多数の死者が出ているネットの情報を信じていて、ワクチンを接種しても大丈夫かと高野にしつこく訊ねた。<br />
高野はやや呆れ気味に、「ワクチンを打っても何も起きません。嫌なら打たなくてもいいです」と答える。<br />
明希は推しのファンミーティングがワクチン接種必須を参加条件にしていたため、渋々接種をした。<br />
だがその直後、明希は心不全で死亡してしまう。<br />
明希の死に納得ができない信治は、明希の写真をプラカードにして首から下げ、一日中高野のクリニックの前に立ち始めた。<br />
<br />
<br />
そんな信治を見つけたのが、大手新聞の記者で富山支局に赴任していた美波（沢尻エリカ）だった。<br />
田舎町の取材に飽き飽きしていた美波は、すぐにプラカードの信治に取材をして記事にする。<br />
すると、コロナウィルスとワクチンは人口を減らすために世界を裏で支配する者たちが仕掛けた陰謀だと、都市伝説を信じるネット民を中心にすぐに記事がバズり始める。<br />
一方で、一生懸命働いている医師に対して失礼だと、信治の行動をなじる者もいた。<br />
<br />
<br />
ネットに疎い信治は「バズる」などという事は考えていなかったが、介護施設の同僚に勧められてSNSを始めると、あっという間にフォロワーが万の単位になった。<br />
気をよくした信治は調子に乗り、高木を責める投稿を繰り返す。<br />
それを見た美波は、明希の死がワクチンによるものだという確証がなく、高木から名誉棄損で訴えられたら負けるから、投稿をやめるようにと信治に注意する。<br />
しかし有頂天の信治は美波の忠告に耳を貸さない。<br />
すると、深夜に信治を崇拝すると言う葉山が現れ、彼は信治に全財産だという300万円を渡した翌日、ワクチン会社の代表を射殺した。<br />
信治は事件のために警察に事情聴取を受け一瞬反省したかのように見えたが、この事件を聞きつけた配信集団がやってきて、彼らに焚きつけられた信治はさらに増長していく。<br />
<br />
<br />
現在のゆがんだネット社会を鋭く皮肉った作品だ。<br />
葉山が深夜に信治を訪ねてくるあたりからはリアリティがやや乏しくなってはくるが、実際に起こってもおかしくないエピソードで、ネットに広がるフェイクニュースに群がる者たちを揶揄している。<br />
YouTubeなどの動画配信者はフォロワーと再生数が増えて収入が増えればそれでよく、情報が真実だろうがフェイクだろうが関係はない。<br />
もちろん責任を取るつもりもない。<br />
そして配信を続けるうちに、自分が社会悪を倒す正義のヒーローになったかのように勘違いし、鼻の穴を広げて興奮しながら実況をする。<br />
恥ずかしい愚か者の一言だが、それ以上に恥ずかしくて愚かなのは、そのいい加減な都市伝説を妄信する者だ。<br />
彼らは、自分だけが特別な情報を手に入れたと興奮し、ネットのフェイクニュースを躊躇なくリポストし続け、TVや新聞のニュースをオールドメディアだとバカにする。<br />
そして情報がフェイクだと途中でうすうす感づいても、自分が手に入れた特別な情報にまったく価値がない事を認めることができず、逆にムキになって都市伝説を無理やり肯定しようとする。<br />
情報が間違っている確たる証拠を突き付けられてどうしようもなくなった時には、アカウントを削除してすべてをなかった事にしてしまう。<br />
<br />
<br />
この映画では途中から、フェイクニュースに群がる者たちすら予測しなかった展開となり、二転三転する。<br />
成田凌の演技も含めて、このあたりの見せ方が巧かった。<br />
舞台を東京などの大都市ではなく、地方都市にしている事で作品がきれいにまとまっていたと思う。<br />
<br />
<br />
最近はネット社会を皮肉った映画もだいぶ多くなってきたが、中でもこの作品は捻り方が見事だ。<br />
原案、企画、監督の白金（KING BAI）と言う人の事は良く知らないが、「ゴールド・ボーイ」の製作総指揮も担当していらしい。<br />
「ゴールド・ボーイ」もなかなか面白かったので、この後の作品にも期待ができそうだ。<br />
<br />
<br />
<br />
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40.＃拡散<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>「夜鶯 -ある洋館での殺人事件-」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245112306/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245112306/</id>
    <issued>2026-03-06T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-06T00:05:13+09:00</modified>
    <created>2026-03-05T20:31:37+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[テアトルシネマの作品紹介を見て面白そうなミステリーかと思い観に行ったが、想像していた内容とはかなり異なっていた。<br />
<br />
<br />
第二次世界大戦直後の上海、記者だった李は汚職事件をスクープして一躍有名人になったがその後は干され、映画の脚本を書いて糊口を凌ぎ、酒浸りの生活を送っていた。<br />
ある日李は大きな洋館に呼び出され、行ってみると、そこには顔なじみのプロデューサーや李と仲の悪い映画監督、落ち目の女優やアクション俳優が集められていた。<br />
彼らを集めたのは大金持ちの富豪で、洋館はかつて「上海の三老」と呼ばれた有力者3人が殺された殺害現場だった。<br />
富豪はこの洋館を購入しており、三老が殺された事件をモチーフに映画を撮るので、一晩で脚本を書き上げたいと言う。<br />
富豪に集められたメンバーには、映画関係者以外が二人いた。<br />
その二人はなんと、三老を殺害した犯人と彼を逮捕した警察官だった。<br />
警察官は富豪からカネをもらい、秘密裏に犯人を連れだしていたのだ。<br />
<br />
<br />
李と映画監督ははっきり仲が悪かったが、それ以外の映画関係者たちも全員お互いの事をあまりよく思ってなく、細かい言い争いを繰り返しながら脚本を作るための検討を始める。<br />
実際に殺人が起きた現場はほぼそのまま保管されていたため、犯人を除くメンバーは現場を見に行く事にした。メンバーが現場に残された痕跡を検証しているうちに、殺害がどのように実行されたのか、疑問が湧き上がってくる。<br />
その頃、手錠と足錠で椅子に繋がれ元の部屋に残されていた犯人は、部屋に残された櫛を使って手錠と足錠を外していた。<br />
<br />
<br />
最初にメンバーが洋館で顔を合わせたと時のセリフによって、登場人物の説明が行われるのだが、これが非常にわかりづらい。<br />
李については元記者であることはわかっているが、それ以外のキャラのバックグラウンドはざっとしか説明されず、そのためミステリーではあるが、キーパーソンが誰なのかがわからないままストーリーが進行する。<br />
そしてネタバレになるのでこれ以上は書けないが、ハッキリ言ってあまり必要ではないキャラもいる。<br />
三老殺害事件を映画で再現するためには必要なキャラかもしれないが、撮影ではなく脚本を考えると言う設定なので、必ずしも必要がない。<br />
登場人物が多いためにごちゃごちゃしてストーリーがわかりづらくなっているので、もう少し整理した方が良かったのではないかと思う。<br />
<br />
<br />
また、集められたメンバーはクライマックスの出来事以降、必ず映画を作成しようと決意するのだが、そのきっかけとなる出来事に登場する人物も、何者なのかがイマイチわかりづらい。<br />
この辺りは、中国文化圏の人ならば常識的に知っている歴史がベースになっているのかもしれないが、日本人にはわかりづらかった。<br />
<br />
<br />
三老殺人事件の概要はなんとなくわかったが、それに関連するフランス人医師によるバラバラ殺人事件はよくわからず、ラストシーンもなぜ李が最後まで追いかけないのかがよくわからずで、かなりモヤモヤが残る作品だった。<br />
<br />
<br />
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39.夜鶯 -ある洋館での殺人事件-<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>「嵐が丘」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245107120/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245107120/</id>
    <issued>2026-03-05T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-05T00:05:08+09:00</modified>
    <created>2026-03-03T18:56:45+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の何度目かの映画化だ。<br />
かなり昔、松田優作の日本版「嵐が丘」をどこかで観ているが、内容はほとんど覚えていないので観に行く事にした。<br />
日本版はおぼろげながら、かなりドロドロした復讐劇のような記憶があったのだが、今回の「嵐が丘」はかなり簡素化されてメロドラマ調になっており、自分の記憶違いかと思ったが、後で調べたところ日本版「嵐が丘」の方が原作に近いようだ。<br />
<br />
<br />
嵐が丘に住むアーンショウは落ちぶれた地主で、妻を亡くして娘のキャサリン（マーゴット・ロビー）、キャサリンの話し相手のネリー、そしてメイドや下男数人と暮らしていた。<br />
アーンショウはある日、みなしごの少年ヒースクリフを連れて帰ってくる。<br />
アーンショウはヒースクリフをキャサリンの下男にしようと考えたのだ。<br />
ヒースクリフは読み書きもできなかったが、逆にキャサリンはヒースクリフに興味を持つ。<br />
キャサリンのわがままでアーンショウに叱られそうになった時にヒースクリフが身を挺して庇った事で、二人は信頼関係を深めていた。<br />
やがて二人は成人へと成長する。<br />
<br />
<br />
ある日嵐が丘の隣に、リントン家が引っ越してきた。<br />
キャサリンが興味本位でリントン家を覗きに行ったとき、塀から落ちてケガをしてしまう。<br />
リントン家の若き当主エドガーはキャサリンを招き入れ、妹のイザベラはキャサリンを美しく着飾った。<br />
エドガーはキャサリンを気に入り、やがてプロポーズをする。<br />
キャサリンはプロポーズを受け入れるが、本心ではヒースクリフを愛している事を知っていたネリーが、それでいいのかと問う。<br />
するとキャサリンは、ヒースクリフとは魂で結ばれているが、彼と結婚をすれば落ちぶれるだけで二人とも幸せになれない。<br />
エドガーと結婚してヒースクリフを援助し、彼を一人前にしてみせると言った。<br />
その二人の話をヒースクリフは部屋の外で聞いていたが、前半のプロポーズを受け入れると言う部分だけしか聞いていなかった。<br />
ショックを受けたヒースクリフは嵐が丘を去る。<br />
<br />
<br />
キャサリンとエドガーは結婚し、数年が経過するが子供に恵まれなかった。<br />
そしてやっと子供を授かった時、地位と資産を手に入れたヒースクリフが嵐が丘に戻ってきた。<br />
二人の間にかつての感情がよみがえり、日々逢瀬を繰り返す。<br />
<br />
<br />
なぜ今「嵐が丘」なのかと思ったが、作品を観てわかった。<br />
マーゴット・ロビーにキャサリンを演じさせ、彼女のファンの女性層に観てもらおうという狙いなのだ。<br />
そのため内容も、完全なメロドラマになっていた。<br />
<br />
<br />
原作はキャサリンとヒースクリフ、そしてエドガーやヒンドリーたちと、その子供たちの2世代で構成される。<br />
しかしこの「嵐が丘」はキャサリン、ヒースクリフ、エドガーとその妹のイザベラの1世代だけで、かつヒンドリーは死んだことになっており、登場人物がかなり整理されていた。<br />
内容も復讐劇と言えなくもないが、ヒースクリフの復讐心は自分を裏切ったキャサリンに対してであって、完全に愛憎劇である。<br />
身分の違いと勘違いで成就できなかった恋愛を結婚後に再燃させるというストーリーは、人種や世代を問わず、女性には響くのかもしれない。<br />
<br />
<br />
これはこれで作品として完結しているとは思うが、この作品をそのまんま原作通りの「嵐が丘」と言うタイトルにしていいのかと言う部分には、ちょっと疑問を感じた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
38.嵐が丘<br />
<br />
<br />
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]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>「木挽町のあだ討ち」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245107107/" />
    <id>http://ksato.exblog.jp/245107107/</id>
    <issued>2026-03-04T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-04T13:38:12+09:00</modified>
    <created>2026-03-03T18:52:08+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[原作は直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞しているとの事で期待して観に行ったが、期待通りの作品であった。<br />
<br />
<br />
文化七年（1810）一月十六日、江戸木挽町の芝居小屋森田座では「仮名手本忠臣蔵」の千穐楽を迎えていた。<br />
幕が下りた後、小屋の隣の火除地で仇討ちが始まる。<br />
娘に扮した遠山藩の伊納菊之助（長尾謙杜）に賭場の荒くれ者作兵衛（北村一輝）が声を掛けるが、菊之助は父の清左衛門（山口馬木也）を作兵衛に殺されていた。<br />
野次馬が集まる中、森田座の木戸芸者一八（瀬戸康史）が呼び込みの口上よろしく、仇討ちをあおる。<br />
野次馬の声で騒動に気づいた森田座の立作者金治（渡辺謙）は、小屋にあるすべての照明で仇討ちを照らすように命じた。<br />
仇討ちは、剛腕怪力の作兵衛が菊之助の太刀を素手で受け、胸倉をつかんで振り回し、菊之助を炭小屋の中に投げ飛ばした。<br />
作兵衛は後を追って炭小屋に入るが、中で争う二人の声が聞こえた後、作兵衛の断末魔の声が響きわたる。<br />
そして作兵衛の首級を持った菊之助が小屋から出てくる。<br />
菊之助は見事に仇討ちを成し遂げたのだ。<br />
作兵衛の首級はその晩のうちに奉行所で首実検され、菊之助の仇討ちは幕府にも認められた。<br />
木挽町の仇討ちは、江戸中の評判となった。<br />
<br />
<br />
一年半後、一人の男が森田座を訪れる。<br />
男は遠山藩の藩士加瀬総一郎（柄本佑）と名乗り、一八に一年半前の仇討ちについて根掘り葉掘り聞き出した。<br />
総一郎は自分の妹が菊之助の許婚だが、菊之助は虫も殺せない男でとても仇討ちなどできる訳がないと言う。<br />
<br />
<br />
一八によると、菊之助は仇討ちをするために、金治を頼って江戸に来ていた。<br />
金治は元々武士で、子供の頃は菊之助の母たえ（沢口靖子）の許婚であったが、金治は武士になる気もなく年もかなり離れていたため、たえは江戸に参勤に来ていた清左衛門に嫁ぎ遠山藩で暮らしていた。<br />
そのため金治は、清左衛門の事もたえの事もよく知っていた。<br />
菊之助は芝居小屋の裏方を手伝いながら、仇の作兵衛を探し始める<br />
地頭のいい菊之助はすぐに裏方の仕事を覚え、小屋の生活にもなじんでいた。<br />
そしてその間、有名道場の元師範代だった立師の与三郎（滝藤賢一）から、剣の教えも受けていた。<br />
<br />
<br />
総一郎が来た時に、ちょうど金治が上方へ行っていたため話が聞けなかった。<br />
そこで総一郎は、一八の紹介で与三郎に話を聞くことにする。<br />
総一郎はさらに一八に、どうしても弔いに線香の1本もあげたいので、作兵衛の首級と遺体がどうなったのかを尋ねる。<br />
一八によると、遺体の処理は衣裳方のほたる（高橋和也）が担当したとの事なので、総一郎はほたるにも話を聞きに行く事にした。<br />
<br />
<br />
物語は謎の男総一郎が、仇討ちが本当に行われたのかを調べる、と言う形で展開する。<br />
一見ミステリーのように見えるが、総一郎が江戸に来た本当の目的、そして仇討ちの真相が少しずつわかっていく人情噺である。<br />
ハッキリ言って冒頭の仇討ちシーンは違和感がてんこ盛りで、仇討ちが本当に行われたのか、観ていても疑問がわいた。<br />
だがそれは、あえて仇討ちにわかりやすい違和感を仕込む事で、その後の人情噺が引き立つと言う見事な演出だった。<br />
監督、脚本の源孝志は、ここ10年あまりはNHKのBSを中心に作品を撮っており、滝藤賢一が主演した「グレースの履歴」も素晴らしいドラマだった。<br />
この映画の演出も、源孝志の手腕と言っていいだろう。<br />
与三郎の恋人のお三津（愛希れいか）や小道具方の久蔵（正名僕蔵）の妻お与根（イモトアヤコ）も、出演時間は短いが、ストーリー全体にきっちり機能していた。<br />
仇討ちを見ていたお与根ががっくり膝を落としたシーンは、仇討ちの真相がわかっているだけに「巧い」とうならされてしまった。<br />
<br />
<br />
元々のストーリーも泣かせるが、早々たる役者陣が顔を並べており、役者の演技力で魅せている部分も大きい。<br />
そしてその実力者の役者陣の中で、一番泣かせる演技をしていたのが菊之助の長尾謙杜だった。<br />
ハッキリ言うと、このメンバーに入ると長尾謙杜の演技は決して巧いとは言えないのだが、しっかりと気持ちの入った演技をしていた。<br />
仇討ち前日の夜、「これで皆さんとお別れになるのが寂しいです」と泣くシーンには、こちらももらい泣きしそうになった。<br />
<br />
<br />
まだ3月になったばかりだが、今年の邦画で1、2を競う映画であることは、ほぼ間違いない。<br />
<br />
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37.木挽町のあだ討ち<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
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  </entry>
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    <title>「レンタル・ファミリー」</title>
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    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[「ザ・ホエール」で復活したブレンダン・フレイザーが、製作にも名を連ねている作品だ。<br />
予告編を観た段階で微妙な感じを受けたが、いい意味でも悪い意味でも予想通りの作品だった。<br />
<br />
<br />
フィリップ（ブレンダン・フレイザー）はアメリカ人だが、日本で売れない役者をしていた。<br />
日々オーディションを受け続けるが、まともな役につけないでいる。<br />
そんな時、葬儀に出席する依頼が来た。<br />
遅刻して参加したフィリップはてっきり参列者のサクラかと思ったが、実際の葬儀に似せた生前葬で、その生前葬をプロデュースしたレンタル・ファミリー会社の社長多田（平岳大）にスカウトされる。<br />
レンタル業ができるかどうか不安の中、まずフィリップに来た仕事は佳恵（森田望智）の新郎役だった。<br />
式の直前でトイレに逃げ込むなどのトラブルはあったが、フィリップはなんとか仕事をこなす。<br />
そこからフィリップのレンタル業がスタートした。<br />
<br />
<br />
次に来た仕事は、私立小学校への転入を控えている母と娘の父親役だった。<br />
編入試験の面接に父親が必要なのだと言う。<br />
娘の美亜（ゴーマン・シャノン眞陽）はこれまで父親に会ったことがなく、母は学校だけではなく、娘が本当の父親だと思うように演じて欲しいと依頼した。<br />
フィリップはこの美亜の父親役と並行して、かつてのスター俳優喜久雄（柄本明）を取材する記者も演じる。<br />
喜久雄は世間から忘れられている事に寂しさを感じており、心配した娘の雅美（真飛聖）がニセ取材を依頼したのだ。<br />
<br />
<br />
フィリップが美亜とのコミュニケーションを通じて、レンタル業のやりがいを見出していく作品だ。<br />
ピュアな美亜との交流を続けるうちに、フィリップは次第に美亜に感情移入をしてしまう。<br />
その結果喜久雄にも仕事を超えた感情を抱くようになり、喜久雄の望みをかなえようと無理をして大騒ぎになる。<br />
構成としては、だいたい想像した通りであった。<br />
ただハッキリ言って、想像以上の内容ではなかった。<br />
<br />
<br />
フィリップは他にもゲームの相手なども担当するが、最初の新郎役と次の父親役以外は「ファミリー」ではないし、レンタル・ファミリー社の同僚の愛子と光太もファミリーらしい仕事はしていない。<br />
ひょっとしたら、元々はレンタル業をテーマに様々な人間模様を描くつもりだったが、フィリップと美亜のエピソードがハマったため、その部分をフィーチャリングして「レンタル・ファミリー」に変えたのかもしれない。<br />
実際、フィリップと美亜のエピソードはまずまず面白い。<br />
そして冒頭の佳恵のエピソードも悪くはない。<br />
「レンタル」はファミリーでこそドラマになるのであって、喜久雄を取材する記者やそのほかのエピソードは、レンタル感が薄くドラマになっていない。<br />
フィリップと美亜のエピソードも、ちょっと前に似たような題材のドラマもあったが、家庭と学校の連携が密接な小学校において、偽の父親が成り立つわけはなく、リアリティに欠ける部分もある。<br />
もっと細かい部分で言えば、男性用トイレに逃げ込んだフィリップを、女性の愛子がトイレの中まで探しに行くと言うのもリアリティに欠けていた。<br />
<br />
<br />
全体を俯瞰してみると、それっぽいエピソードを並べてはいるものの脚本に深みがなく、表面をなぞった感はぬぐえない。<br />
時間をかけて脚本を練りこめば、もっと完成度が高くなったのではないかと思う。<br />
<br />
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36.レンタル・ファミリー<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
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  </entry>
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    <title>「ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」</title>
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    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[もうすぐ「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」が劇場公開されるため、WOWOWで放送された、前作との間のエピソード「北海道刺青囚人争奪編」のダイジェスト版が地上波放送されたので、録画して見た。<br />
<br />
<br />
劇場版の前作は、第七師団に捕らえられた杉元が脱出し、隠された金塊の謎を解くために、白石、アシㇼパと共に網走ののっぺらぼうを目指して旅をスタートさせるところで終わっている。<br />
WOWOWではその後を60分全9話で放送され、調整された部分もあるとは思うが、原作の網走監獄までのエピソードがすべて網羅されていたようだ。<br />
ダイジェスト版はその後のストーリーに大きく関わる、札幌世界ホテル、はく製師の江渡貝、捕らえられた白石の奪還、囚人に乗っ取られたコタンなどのエピソードで構成されていた。<br />
その他のレタラやニシン漁場、ヒグマ退治のエピソードなども原作通りに放送されていたようだが、ダイジェスト版ではカットされている。<br />
<br />
<br />
「ゴールデンカムイ」には、土方歳三（舘ひろし）や尾形百之助（眞栄田郷敦）のような超硬派なキャラがいる一方で、完全な変態キャラと、その中間のポイントポイントで笑いを入れてくるキャラもいる。<br />
そのあたりも原作が人気になっている要因だが、この実写版ではさまざまなキャラがほぼ原作通りに再現されている。<br />
変態キャラと言えば、二階堂浩平（柳俊太郎）、鯉登音之進（中川大志）、そして今回のダイジェスト版に登場する江渡貝（古川雄輝）と家永カノ（桜井ユキ）だが、ほぼ完璧に変態度合いが再現されていた。<br />
ダイジェスト版ではカットされていたが、ニシン漁場の辺見（萩原聖人）もかなりの変態キャラだったので、おそらく同様に再現されていたのだろう。<br />
機会があったら見てみたい。<br />
また、アシㇼパは中間キャラだが、山田杏奈に「チンポ先生」を連呼させていた。<br />
この後公開される「網走監獄襲撃編」では、ラストが激しい砲撃戦になるので、かなり楽しみである。<br />
<br />
<br />
WOWOW版は前作の劇場版とほぼ同時期に撮影されたらしい。<br />
「網走監獄襲撃編」の後は「樺太編」以降へと続くが、「樺太編」以降が映像化されるかどうかはまだ未発表だ。<br />
「網走監獄襲撃編」まではアイヌの生活が中心で、「樺太編」以降は日本とロシアの近代史が中心になるのだが、「樺太編」以降は映像化が難しそうなので「網走監獄襲撃編」で完結する可能性もある。<br />
ただ、非常に面白い作品なので、なんらかの形でラストの函館の攻防戦まで映像化して欲しいと思う。<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
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  </entry>
  <entry>
    <title>ChatGPTがバカなのはよくわかった。じゃあGemini、お前はどうだ？～Geminiの2026年セリーグ順位予想～</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245095977/" />
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    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[昨年の秋、ドラフト後にChatGPTでドラフト指名選手の評価と、スワローズの戦力分析を行った時、ChatGPTがどうしようもなく使えない大バカだという事がわかった。<br />
それがこれ↓<br />
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●ChatGPTの歩き方　～ChatGPTに2025年スワローズのドラフトについて聞いてみたら、トンでもない答えが返ってきた～<br />
https://ksato.exblog.jp/244675415/<br />
<br />
頼んでもいないのに、ChatGPTが勝手に「高津純次」という選手を創造したのにはひっくり返りそうになった。<br />
まあ、実在しない事物を創造するのがAIの得意とするところではあるのだが・・・。<br />
<br />
<br />
それではGeminiはどうなのか。<br />
各球団の春季キャンプもほぼ打ち上げているので、2026年セリーグの順位予想をしてもらった。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202602/27/88/a0003588_22080501.jpg" alt="_a0003588_22080501.jpg" class="IMAGE_MID" height="661" width="500" /></center>まあ、普通と言えば普通だが、そこそこきちんと戦力分析がなされている。少なくともChatGPTのように、すでに引退した選手を戦力にあげたりしていない。FA選手の動向や新加入の助っ人についてもちゃんと押さえている。<br />
Gemini的にはイチ押しはドラゴンズのようだ。ピッチャーについては先発にしか触れていないが、なかなか鋭い分析だと思う。昨年最多セーブだったクローザーの松山が今年も同様の仕事をすれば、ドラゴンズが台風の目になる可能性は十分ある。<br />
一方我がスワローズは・・・。ハッキリ言ってGeminiの回答通りで、あまりにもダメ過ぎてGeminiもこれ以上は分析できないのかもしれない。村上のMLB移籍が確定していない表現になっているが、まあたいした事ではない。ただ実際には村上は、昨シーズンも56ゲームしか出場していないので、「村上の抜けた穴」は今年からではなくすでに昨年空いていたと言っていいだろう。問題は、今年はその村上の穴を埋めるべく野手が、すでに次から次へとケガで離脱している事だ。肉離れで長期離脱の可能性が高い山田を筆頭に、内野手は4人が離脱して開幕は間に合いそうにない。そのあたりはやはりGeminiも情報を拾い切れていない。<br />
続いて、Geminiが「特定の球団の詳しい戦力分析や、注目しているルーキーについてもっと深く知りたいですか？」と提案してきたので回答を聞いてみた。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202602/27/88/a0003588_22075761.jpg" alt="_a0003588_22075761.jpg" class="IMAGE_MID" height="901" width="500" /></center>ここはかなりいい加減な回答だ。まず、「3. 戦力分析の深掘り」でタイガースのドラ1立石が「キャンプから快音を連発」と回答しているが、大ウソである。立石は1月の自主トレで肉離れを発症し、キャンプ中はリハビリ組だった。「キャンプから快音を連発」なんて情報はどこにも落ちているはずはないので、おそらく適当に推測してハッタリかましてきたのだろう。現実にも、こういう知ったかぶりしてハッタリかますイタイ奴はいるが、AIもやっぱりその程度のレベルなのかもしれない。他にも細かい部分で言えば、岡本のMLB移籍を「激震」としているが、岡本のFAもほぼ想定されていた事なので激震ではない。<br />
ただ、バンテリンドームにホームランテラスが新設される事に触れている点は、鋭いと思う。ドラゴンズはこれまでバンテリンドームが広かったため守り勝つチームだったが、たしかに空中戦のチームに変わる可能性もある。<br />
一方、スワローズの松下だが、彼も故障で離脱している一人だ・・・。そこで、松下以外のスワローズの野手について聞いてみた。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202602/27/88/a0003588_22155441.jpg" alt="_a0003588_22155441.jpg" class="IMAGE_MID" height="915" width="500" /></center>北村、岩田はたしかに池山監督の期待も厚い。ただ、内山も故障離脱組である・・・。<br />
そして予想布陣だが、これはもうメチャクチャだ。1番の岩田はいいが、サンタナが2番だ・・・。3番の内山はそこそこ走力があるが、前を打つのがサンタナではその走力が完全に潰されてしまう。野球の戦術についてはまったく学習できていないようだ。そして名前が挙がっている10人のうち、内山、松下、山田の3人は、すでに書いている通り故障離脱で開幕は間に合わない可能性が高い・・・。そのあたりはまったく情報収集ができていないのだ。<br />
ここまででわかったのは、さすがにGhatGPTほど酷くはないが、Geminiもかなりいい加減な答えを返してくるという事だ。無料版だから仕方がないと言えばその通りだが、このレベルの答えしか返すことができないAIは、やっぱりまだ信頼性に欠ける。後から自分でファクトチェックをしなければならないのなら、最初からAIではなく自分で検索して調べた方が早そうだ。<br />
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※よろしければこちらもご覧ください<br />
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●渋谷の墓参り<br />
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https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>映画「教場　Requiem」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ksato.exblog.jp/245092740/" />
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    <issued>2026-02-27T00:05:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-27T00:05:08+09:00</modified>
    <created>2026-02-26T21:07:26+09:00</created>
    <author><name>ksato1</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[これまでのシリーズが非常に面白かったため期待して劇場に行ったのだが、一番のキモとなる部分にちょっと疑問を感じる内容だった。<br />
<br />
<br />
ストーリーは大きく3部構成で、最初は木下百葉（大原優乃）と真鍋辰貴（中山翔貴）、そして洞口亜早紀（大友花恋）が三角関係となり、その結果洞口が警察学校を去るエピソードだ。<br />
続いて、初沢紬（井桁弘恵）が一人暮らしをしている妹の環（岡本夏美）をストーカーから救うエピソードとなる。<br />
そしてその二つと並行して、十崎（森山未來）と妹の紗羅（趣里）のエピソードが少しずつ挿し込まれ、クライマックスの第205期生の卒業式に何者かが乗り込んでくる。<br />
<br />
<br />
今回の劇場版後編は予告編を観て、最初からガッツリ十崎のエピソードなのかと思った。<br />
しかし最初の二つのエピソードは、ラストの卒業式とは直接的に関係がない。<br />
途中途中でラストのエピソードへの布石、つまり十崎と紗羅の捜査が少しずつ挿し込まれているのだが、別のストーリーのように見えてちょっと違和感を感じた。<br />
そしてラストの卒業式についても、なるほどとは思ったが、殺された遠野に対して他の風間門下生が抱える思いを考えると、この展開でいいのか、という気がした。<br />
これ以上はネタバレになるのであまり詳しく書けないが、「教場」のある登場人物が十崎と非常に強く関わっている設定となっている。<br />
しかしTVのSP版「教場」が放送された時点では、十崎の事はほとんど触れられていなかったし、その人物が十崎と関りがあるような布石も一切なかった。<br />
その状況でこの展開は、ちょっと強引すぎではないかと思った。<br />
とは言え、すでに別記事でも書いているが、「教場0」の早瀬あかりが犯人の回は、トンデモと言えるくらい強引なアリバイ崩しが使われている。<br />
それと比較すると、まあ許容範囲かな、と言う気もする。<br />
<br />
<br />
もう一つ、これはネタバレになってしまうが、エンドロールの後で風間のその後が映し出される。<br />
そこでは、さらにこの後も物語が続くような演出になっている。<br />
CMなどでも「最終」ではなく「最終章」と言っているので、間違いなく続編が予定されているのだろう。<br />
<br />
<br />
ストーリーのラストでは違和感を感じたが、最初の二つのエピソードは面白いと思った。<br />
特に井桁弘恵演じる紬に対し、風間が「妹さんに伝えてくれ、警察学校で待っていると」と言ったシーンは、かなり感動した。<br />
この教場シリーズは、これまでキムタクが主演した作品では群を抜いて一番好きな作品だ。<br />
<br />
<br />
細かい話であるが、お調子者の吉中（丈太郎）が風間に呼ばれた時、吉中は退校させられると勘違いしたが、実際には風間が「君が一番詳しい思う」と、吉中に何かを尋ねた。<br />
見逃してしまったのかもしれないが、この時風間が吉中に何を聞いて、それがどのエピソードに繋がるのかがわからなかった。<br />
もし再度見る機会があった場合は、どのエピソードに繋がるのかを注意してみようと思う。<br />
<br />
<br />
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35.映画「教場　Requiem」<br />
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]]></content>
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