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小学校での予防接種復活希望

【国がワクチンを一括買い上げへ】
http://www.excite.co.jp/News/society/20090821/20090822M40.105.html




こういう状況だから、当然と言えば当然だろう。

我が家では、ここ数年子どもが小学校でインフルエンザをもらってきて大騒ぎになるため、毎年予防接種をしている。
ある年などはカミサンの実家にも菌をバラ撒いちゃって、義父を病院送りにしてしまった事もあった・・・。

接種費用は病院によって異なり、だいたい2500~5000円くらい。
しかも2回接種する必要がある(理由はよくわからないが、A型用とB型用の2回か?)

5人の我が家は、2500円でも全員が2回接種したら25000円ですよ!
しかも接種したからって100%予防できるわけではないらしいし(違う型が流行る場合があるらしいので)。
そういう訳で、親は毎年1回だけの接種。
後は手洗いうがいを励行して乗り切る。

毎年病院に予防接種の通知が貼られると、ママ友間ですごい情報交換メールが飛び交い、安い病院はあっという間に終了してしまう。
そういう「消費者の努力」もあってか、ここ数年は全体の価格もやや下がってきてるんだけど。

ただ今年は違うだろうなぁ。
予防接種に人が殺到して、売り手市場になる事が目に見えている。
だから国が管理すると言うのも当然だろう。

できれば期間を区切り、まず未就学児と65歳以上は●月●日まで優先接種、その後義務教育は学校で、という手順が理想かな。

しかしいつも思うのだが、小学校でのインフルエンザ予防接種を無くした事が、そもそもこういう事態を起こしているのではないか。
小学校の予防接種がなくなったので、インフルエンザワクチンを生産するメーカーが国内では1社になってしまったらしい。
足りない分は輸入で賄っている。
しかし小学校で毎年接種をすることになれば、子どもの数は毎年減っているとはいえある程度の数量は読めるので、少なくとも毎年子どもの数だけの生産は国内で行えばよい事になる。

私が子どもの頃は、毎年幼稚園と小学校でインフルエンザの予防接種があった。
幼稚園のころなんて、注射が怖くてストーブの裏に隠れていたところを先生に見つかり、ネコの子のように襟首を掴まれて医者の前に座らされた記憶があるけどね。

どうも'60~'70年代の予防接種禍が原因で、小学校のインフルエンザが取りやめになったようだ。
インフルエンザだけでなく、同じ注射針を使ったり、きちんと問診をしないでいろいろな予防接種をした結果、肝炎などの被害にあった人が数多く出たため、小学校での予防接種も取りやめた。

ただ、衛生上や問診の問題なら、21世紀の今ならクリアできると思うけどね。
子どもの数が減っているのだから、コスト面でも下がっていると思うし。

それでも実施をしないと言うのは、やっぱり「それ」で儲けている人たちがいるからか。
そういえば、花粉症対策として杉の花粉を飛ばさない実験も、いつの間にか聞かなくなったしなぁ・・・。





by ksato1 | 2009-08-22 12:02 | 日記 | Comments(0)