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フライング☆ラビッツ

試写会が当たったので「フライング☆ラビッツ」を観に行った。

原作はあの深田祐介、いわゆるスチュワーデス・シリーズの一作品らしい。
その他の著作はタイトルくらいしか知らないが、往年の「スチュワーデス物語」とこの「フライング☆ラビッツ」を観る限り、深田祐介が真面目な人なのかナンパな人なのか、よくわからない・・・。

それはさておきこの「フライング☆ラビッツ」、石原さとみが主演で正直アイドル映画だろうと思ってあまり期待しないで観に行ったのだが、これがなかなか面白かった。
アイドル映画というよりは、スポ根に近い。
憧れのCAになったものの、同姓同名の新人と間違えられてバスケットボール部に入部させられそうになり、一度は回避するものの、持ち前の負けん気根性に火が点いて自らバスケットボール部に飛び込んでしまう。

テイストはギャグ系で、「映画館じゃなくてTVドラマでいいんじゃない?」という人もいるだろう。
でも、その辺は好き嫌いかな。

出演者はあんまりバスケが巧くないし、CAの勉強はいつやってたんだ、とか、仕事サボって彼に会いに行くなんてあり得ない、とか、突っ込みどころは満載なのだが、あえてその部分の整合性を取らない事が、逆に笑いにつながっている。
バンバン進むストーリーのテンポの良さもいい。

仕事を無理に抜け出してまで観に行こうとは思わないが、期待しないで観に行ったら面白かった、という部類の作品だ。


95.フライング☆ラビッツ
by ksato1 | 2008-09-10 21:30 | 映画 | Comments(0)