フェブラリーS
人気は昨年の最優秀ダート馬、ヴァ―ミリアン。
通常、ダートのレースは芝よりも紛れが少ない。
9年連続で、1番人気か2番人気の馬が連帯しており、過去10年の連帯馬20頭のうち13頭が3番人気以内だ。
では、人気どおりヴァ―ミリアンからか。
今回は、一頓挫あって川崎記念を回避したことよりも、距離実績に注目を置きたい。
ヴァ―ミリアンがダート1600mを走ったのは2年前のこのフェブラリーSで5着。
それ以降は2000m以上のレースしか使われていない。
息の入らない1600mに対応できるかどうか。
それよりも、ダート中距離のスペシャリストが2頭出走している。
ブルーコンコルドとワイルドワンダーだ。
ブルーコンコルドはそもそも、ダートの短距離で名をあげた馬だ。
一昨年の東京大章典、昨年の帝王賞と、2度連続で2000mのレースを好走したが、やはり一番実力が発揮できるのはマイル以下。
すでに明け8歳だが今週の動きは元気いっぱい。
前走で1.8、前々走で1.5秒勝ち馬から離されているが、ここ3走はすべて2000m以上の距離。
人気を落としている今回は狙い目だ。
対抗はそのブルーコンコルドが勝った南部杯で2着だったワイルドワンダー。
この馬も昨年のJCDで5着だったが、マイルまでならブルーコンコルドと同等の力を発揮するはずだ。
三番手はヴァ―ミリアン。
四番手はヴァ―ミリアンのいない川崎記念を見事に勝ったフィールドルージュ。
以下、4歳のドラゴンファイヤーとロングプライドまでを押さえる。
◎ブルーコンコルド
○ワイルドワンダー
▲ヴァ―ミリアン
△フィールドルージュ
×ドラゴンファイヤー
×ロングプライド
馬券は◎○を1着、◎○▲△を2着、◎○▲△×を3着の、3連単24点で勝負。