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未来少年コナン

今日は天気も良かったので、午前中はやり残した窓ガラスの掃除を決行。
正月から大掃除の続きと言うのもなんだが、今日やらないとおそらく次やる気になるのは今年の年末だと思い、天気の良さの勢いで掃除した。

さらに天気がいいので、昼食を食べて子供と外に遊びに行く。

二男と下の娘が自転車の練習をしていたのだが、そこに長男がプラスチック製のボールを持って登場。
親子4人で、キャッチボールに1時間くらい興じた。
下の娘は当然まだまだだが、長男と次男はそこそこ上手く、思ったより楽しめた。
日が暮れかけた3時半くらいに帰宅。
さらに勢いでカミサンと洗面所の掃除をした後、留守中に録画した「未来少年コナン」の劇場版を家族で観る。

劇場版の「コナン」はTV版をつなぎ合わせたダイジェストで、映画だけ観るとシーンが飛び飛びでよくわからないと聞いていた。
自分自身TV版の「コナン」を通しですべて見たことはなかったので、まあ飛び飛びでもいいかと思い録画した。
感想は、TV版をほとんど見ていなくてもわかるくらいの酷いぶった切り。
飛び飛びと言うレベルではない。
話が何の説明もなく飛躍的に進んでしまい、創造で行間を埋めてやっと理解できるかどうか。

ただそれでも、すごい作品だと思った。
映画版が1979年に制作されているので、TV版は当然その数年前に制作されているはず。
今からおよそ30年前だ。
30年前に、これだけ構図、セリフ、演出が優れた作品が制作されていたことに驚嘆した。

この後宮崎駿によって制作される、「ルパン三世 カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の原型となる世界観、キャラクターなどがすべて凝縮されている。

公開当時、この劇場版はあまり評判が良くなかったが、TV版を観た人の意見としては、当然のものだったのだろう。
だが今、当時の評判を知った上で「未来少年コナン」を観ると、この作品が後の作品の礎になっている事がよくわかる。
「セカチュー」を観ずに、家族でこちらを観て正解だった。


2.未来少年コナン
by ksato1 | 2008-01-03 22:18 | 映画 | Comments(0)