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F1サーカス2026シーズン開幕

この週末から2026年のF1GPがスタートした。
今年久しぶりにちょっと興味を持ったのは、ホンダがPU供給を復活したのと、キャデラックがコンストラクターとして参戦したからだ。

詳しく調べたわけではなく、ひょっとしたら1980年以前にはあったのかもしれないが、アメリカの自動車メーカーがコンストラクターとしてF1に参戦するのは、たぶん初めてだ。
私がF1をよく見ていた1990年前後は、フォード・コスワースのエンジン(今で言うPU)を使用しているチームは多かった。
しかしこのコスワースエンジンも、英国フォードが提供していたエンジンだ。
コスワースをチューンしたハートとジャッドのエンジンもあったが、どちらもイギリスのチューンナップメーカーである。

すでに1960年代から日本のホンダがF1に参戦していたのに、なぜアメリカのメーカーが参戦していなかったのか、その理由は大きく二つある。

一つは、アメリカはNSCARを頂点とするストックカーレースの人気が高い事だ。
市場の人気がストックカーレースの方が高ければ、当然そちらに力を入れる。
コスパが悪いF1に参戦する意味は、ほとんどない。

もう一つは、F1だけではなく多くのスポーツは、ヨーロッパ中心に動いているという事だ。
ジャンプスキーの板の長さなどがいい例だが、ヨーロッパ発祥のスポーツについては、だいたいヨーロッパに都合のいいようにレギュレーションが書き換えられる。
F1についても、ホンダのエンジンがウィリアムズやマクラーレンで勝ち続けていた時、フェラーリやルノーのエンジンが勝てないため、ホンダの強みであったターボエンジンが全面的に禁止された。
私は日本人ではあるが個人的にはフェラーリファンで、F1はフェラーリのためにあると考えているのでむしろこのレギュレーション変更は歓迎ではあった。
ちなみに、日本ではフェラーリファンを「ティフォシ」と呼んでいた時代もあったが、地元イタリアでは「フェラリスタ」と言う。
「ティフォシ」は侮蔑的な意味が強く、タイガースファンを「虎キチ」と呼ぶのに近いようだ。

なお、キャデラックのPUはフェラーリが供給する。
フェラーリは2016年から同じアメリカチームのハースにPUを供給しているが、今のところ決勝の最高順位は4位で表彰台はない。
このあたりの相性も含めて、アメリカのメーカーがどれだけ通用するか、非常に興味深い。

個人的には、今から35年ほど前、セナ、プロスト、マンセル、ベルガーの4強が火花を散らしていた1990年前後は、フジテレビの地上波でF1放送もあったため、必ず録画をして全レースを見ていた。
その頃買ったGジャンの左肩には、今でもマールボロロゴのマンセルのワッペンが縫い付けられている。
マールボロのマンセルというところがポイントなのだが、今ではこの意味が分かる人もほぼいないだろう。
当時オーストラリア開催は市街地コースのアデレードGPだったため、アデレードに行ったときにコースを歩いてみた事もある。
ちょうどスタート地点になっていた小さな競馬場に入ることができたのだが、スタートグリッド地点に、半年前にマンセルがホイルスピンをした跡が残っていた。

一時期はかなりのめりこんでいたが、応援するフェラーリにシューマッハがやってきて、あまりにも強く太刀打ちできるチームがなくなったあたりで興味を失いはじめ、サンスポでの取り扱いも小さくなってからは、Yahoo!スポーツで時々リザルトをチェックするだけになっていた。

久しぶりに、まず予選のダイジェストを見てみた。
以前はチームごとに連番で決められていたカーナンバーが、いつの間にかドライバーが生涯固定番号を選べるシステムに変わっていて、ちょっと戸惑った。
どうやら固定番号の方が、ドライバーにかかわるグッズを作りやすいからのようだ。
今でも前年のワールドチャンプがカーナンバー「1」を付けているが、1990年頃はそれ以外はコンストラクターがそれまで付けていた定番の番号が連番で割り振られていた。
フェラーリで言えば「1」でなければ「27」と「28」、ウィリアムズは「5」と「6」が定番だった。
マクラーレンは「1」と「2」の時が多かったので記憶が定かではないが、チャンプがいないときは「11」と「12」だったと思う。

先ほど、初戦のオーストラリアGPの決勝のリザルト確認したら、フロントローのメルセデスの二人がそのまま1-2でフィニッシュしたようである。
フェラーリは3、4位で、5位は昨年圧勝したマクラーレンのノリスだ。
キャデラックはペレスが完走したようだが3周遅れで完走車の中で最下位、ボッタスはリタイアで、ホンダPUのアストンマーティンは2台ともリタイアだったようだ。
やはりどちらもまだ初年度でマシンが熟成途中なのか。
ただ、昨年までのレギュレーションもよくわかっていないので、まずはそこから勉強し直して各チームの戦闘力を確認しなければならない。

この後は連闘で中国GP、その2週後に日本GPが開催される。
2023年までは日本GPは秋だったが、昨年から開幕の環太平洋3戦に含まれるようになった。
私が見ていたころは、ポルトガル、スペインのイベリア半島2戦でヨーロッパラウンドが終了し、そこから大航海に出航し、日本GP、そして最終戦がオーストラリアGPだった
今年の日程を見ると、環太平洋3戦から中東、北米で各2戦してヨーロッパラウンドに入る。
その後はアゼルバイジャンからシンガポール、南北アメリカ大陸、ラストが再び中東の2戦だ。
春の中東2戦は開催が微妙な感じだが、まさに世界を回るF1サーカスである。

とりあえず、まずはこの後地上波で放送されるオーストラリアGP決勝のダイジェストを見ようと思う。


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●渋谷の墓参り

https://note.com/ksato1966/n/n0b1ae7beaa5f

by ksato1 | 2026-03-08 22:03 | 日記 | Comments(0)