テアトルシネマの作品紹介を見て面白そうなミステリーかと思い観に行ったが、想像していた内容とはかなり異なっていた。
第二次世界大戦直後の上海、記者だった李は汚職事件をスクープして一躍有名人になったがその後は干され、映画の脚本を書いて糊口を凌ぎ、酒浸りの生活を送っていた。
ある日李は大きな洋館に呼び出され、行ってみると、そこには顔なじみのプロデューサーや李と仲の悪い映画監督、落ち目の女優やアクション俳優が集められていた。
彼らを集めたのは大金持ちの富豪で、洋館はかつて「上海の三老」と呼ばれた有力者3人が殺された殺害現場だった。
富豪はこの洋館を購入しており、三老が殺された事件をモチーフに映画を撮るので、一晩で脚本を書き上げたいと言う。
富豪に集められたメンバーには、映画関係者以外が二人いた。
その二人はなんと、三老を殺害した犯人と彼を逮捕した警察官だった。
警察官は富豪からカネをもらい、秘密裏に犯人を連れだしていたのだ。
李と映画監督ははっきり仲が悪かったが、それ以外の映画関係者たちも全員お互いの事をあまりよく思ってなく、細かい言い争いを繰り返しながら脚本を作るための検討を始める。
実際に殺人が起きた現場はほぼそのまま保管されていたため、犯人を除くメンバーは現場を見に行く事にした。メンバーが現場に残された痕跡を検証しているうちに、殺害がどのように実行されたのか、疑問が湧き上がってくる。
その頃、手錠と足錠で椅子に繋がれ元の部屋に残されていた犯人は、部屋に残された櫛を使って手錠と足錠を外していた。
最初にメンバーが洋館で顔を合わせたと時のセリフによって、登場人物の説明が行われるのだが、これが非常にわかりづらい。
李については元記者であることはわかっているが、それ以外のキャラのバックグラウンドはざっとしか説明されず、そのためミステリーではあるが、キーパーソンが誰なのかがわからないままストーリーが進行する。
そしてネタバレになるのでこれ以上は書けないが、ハッキリ言ってあまり必要ではないキャラもいる。
三老殺害事件を映画で再現するためには必要なキャラかもしれないが、撮影ではなく脚本を考えると言う設定なので、必ずしも必要がない。
登場人物が多いためにごちゃごちゃしてストーリーがわかりづらくなっているので、もう少し整理した方が良かったのではないかと思う。
また、集められたメンバーはクライマックスの出来事以降、必ず映画を作成しようと決意するのだが、そのきっかけとなる出来事に登場する人物も、何者なのかがイマイチわかりづらい。
この辺りは、中国文化圏の人ならば常識的に知っている歴史がベースになっているのかもしれないが、日本人にはわかりづらかった。
三老殺人事件の概要はなんとなくわかったが、それに関連するフランス人医師によるバラバラ殺人事件はよくわからず、ラストシーンもなぜ李が最後まで追いかけないのかがよくわからずで、かなりモヤモヤが残る作品だった。
39.夜鶯 -ある洋館での殺人事件-
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