第49回日本アカデミー賞の各優秀賞が発表された。
なので今年も最優秀賞を予想してみる。
各賞を見ると、誰もが予想していた通りほぼ「国宝」一色なのだが、男女の助演賞が両方とも「国宝」から3人ずつ優秀賞に選ばれている。
助演男優賞はその可能性もあるかな、と思っていたが、助演女優賞については意外だった。
私の予想もどの賞もほぼ「国宝」で決まりだが、一応予想はする。
●優秀作品賞
◎「国宝」
「宝島」
「爆弾」
「ファーストキス 1ST KISS」
「TOKYOタクシー」
この部門は5作品すべて観ている。
本命が「国宝」で対抗は「爆弾」、「ファーストキス 1ST KISS」に穴の印を打ちたいが、今年は「国宝」に印を打つのであれば、他には印を打たないことにする。
でなければ予想をする意味がない。
まあ、「国宝」に印を打てばほぼ当たるので、その時点で予想をする意味があるのかと問われれば、返す言葉もないのだが・・・。
●優秀監督賞
内田英治「ナイトフラワー」
大友啓史「宝島」
塚原あゆ子「ファーストキス 1ST KISS」
永井聡「爆弾」
◎李相日「国宝」
この部門もすべて観ていて、やはり「国宝」の李相日一択だ。
ただちょっと注目したいのは、作品賞、監督賞とも「ファーストキス 1ST KISS」が優秀賞に選ばれている事。
しかし、坂元裕二の脚本が素晴らしく、松たか子の演技も素晴らしかった。
だが脚本賞では、坂元裕二は優秀賞に選出されていない。
毎年、このようなねじれが起きるのがアカデミー賞の不思議なところだ。
まあ、大人の事情なのだとは思うが・・・。
●優秀脚本賞
内田英治「ナイトフラワー」
◎奥寺佐渡子「国宝」
福田果歩「366日」
八津弘幸 山浦雅大「爆弾」
山田洋次 朝原雄三「TOKYOタクシー」
この部門は「366日」は観ていない。
観ていない作品についてなんとも言えないが、少なくとも「TOKYOタクシー」よりは「ファーストキス 1ST KISS」の方がいい脚本だったと思う、個人的には。
まあ、毎年恒例の「松竹&山田洋次忖度」なのだろう・・・。
予想は当然「国宝」の奥寺佐渡子一択だ。
●優秀アニメーション作品賞
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」
「チェンソーマン レゼ篇」
「ひゃくえむ。」
◎「ペリリュー 楽園のゲルニカ」
「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」
この部門は「ペリリュー 楽園のゲルニカ」しか観ていない。
観ていない作品には印を打たないことにしているので、自動的に「ペリリュー」一択だ。
普通に考えれば「鬼滅」なのだろうが、過去には夏に大ヒットした「ONE PIECE」ではなく「THE FIRST SLAM DUNK」が最優秀に選ばれたこともあった。
「鬼滅」の壁はかなり高いが、「ペリリュー」も完成度は高く、昨年は戦後80年で戦争モノの作品が数多く公開されたが、個人的には「ペリリュー」が一番面白い作品だと思った。
まあ、「ペリリュー」が「THE FIRST SLAM DUNK」レベルの作品かと問われれば、自信をもってそうだとは言いきれないが・・・。
●優秀主演男優賞
妻夫木聡「宝島」
長塚京三「敵」
松村北斗「秒速5センチメートル」
山田裕貴「爆弾」
◎吉沢亮「国宝」
この部門もすべての作品を観ているが、「国宝」の吉沢亮一択だ。
山田裕貴も悪くはなかったが、吉沢亮と比較するとかなりの差があった。
この部門は、これ以上書くべきことはない。
●優秀助演男優賞
◎佐藤二朗「爆弾」
田中泯「国宝」
松村北斗「ファーストキス 1ST KISS」
横浜流星「国宝」
渡辺謙「国宝」
先にも書いたが、「国宝」から優秀賞に3人選ばれている。
作品としては3作品という事もあり、この部門もすべて観た。
だが、やはりこの部門は佐藤二朗の一択だ。
佐藤二朗が主役ではないか、というほどの存在感を発揮していた。
ただ横山流星が最優秀を受賞しても不思議ではないし、個人的には田中泯の演技も評価に値すると思っている。
武骨な役どころが多かった田中泯が身も心も女形の演技を見せており、この人の引き出しの多さをまざまざと見せつけられた感じだった。
●優秀主演女優賞。
◎北川景子「ナイトフラワー」
長澤まさみ「ドールハウス」
倍賞千恵子「TOKYO タクシー」
広瀬すず「遠い山なみの光」
〇松たか子「ファーストキス 1ST KISS」
この部門も5作品すべて観ている
本来は、「君の顔では泣けない」の芳根京子や「兄を持ち運べるサイズに」の柴咲コウが優秀賞を受賞してもよかったのではないかと思うが、これも仕方のない事か。
ただ、長澤まさみが「おーい、応為」ではなく「ドールハウス」で受賞している事にはかなり違和感を感じる。
はっきり言って「おーい、応為」と「ドールハウス」では、ちょっと比較にならない。
まあ、これも大人の事情なのだろう・・・。
大人の事情で言えば、今年は恒例の「吉永小百合忖度」がなかった。
これも「てっぺんの向こうにあなたがいる」が大手配給会社ではなかったことが理由なのかもしれない。
前置きが長くなったが、予想は「ナイトフラワー」の北川景子が本命。
「ファーストキス 1ST KISS」の松たか子も本当にいい演技だったが、北川景子はかなり難しい役どころだったので、賞として考えた場合は北川景子に軍配が上がるか。
●優秀助演女優賞
蒼井優「TOKYO タクシー」
高畑充希「国宝」
寺島しのぶ「国宝」
◎森田望智「ナイトフラワー」
森七菜「国宝」
この部門も作品的には3作品になるので、すべて観ている。
「国宝」の3人は助演と言っても助演男優賞の3人と比較すると、作品中でそれほど目立つ役どころではなかった。
「TOKYO タクシー」の蒼井優は若き日の主人公を演じており、やや難しい演技ではあったかもしれない。
だが「ナイトフラワー」の森田望智は格闘家という役どころも含めてかなり難しい演技で、おそらく最優秀は彼女が受賞するだろう。
予想も一択だ。
ただ個人的には、この部門で「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の河合優実と伊藤蒼の二人が受賞して欲しかった。
●優秀外国作品賞
◎「教皇選挙」
〇「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」
「ワン・バトル・アフター・アナザー」
「F1/エフワン」
配給会社の力関係から考えると、「ミッション:インポッシブル」か「ワン・バトル・アフター・アナザー」が最優秀を獲る可能性が高い。
だが、個人的には「教皇選挙」が一番面白いと思った。
加えて、一般的な認知度は低いが「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」も面白かったので対抗の印を打つ。
まあ、「トワイライト・ウォリアーズ」が最優秀を受賞することはまずないとは思うが・・・。
最後に新人俳優賞だが、毎年書いているようにこの部門は最優秀賞は選出されない。
河内大和「8番出口」
白山乃愛「秒速5センチメートル」
中島瑠菜「TOKYOタクシー」
坂東龍汰「爆弾」
松谷鷹也「栄光のバックホーム」
見上愛「国宝」
森田望智「ナイトフラワー」
47歳の河内大和と13歳の白山乃愛が同時に新人賞を受賞しているのは面白いが、第35回日本アカデミー賞では、当時53歳の野見隆明(さや侍)と当時5歳の渡邉このみ(八日目の蝉)が同時に新人賞を受賞した事もある。
最優秀の予想としてはまったく面白味のない予想になってしまったが、それも仕方がない。
それだけ「国宝」の完成度が高かったという事である。
過去の日本アカデミー賞で、最優秀賞を最も多く受賞した作品は13部門で受賞した「Shall we ダンス?」だ。
「国宝」も優秀賞を13部門受賞しているので、「Shall we ダンス?」に並ぶ可能性もあるが、個人的には「Shall we ダンス?」よりも完成度は高いと思う。
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