人気ブログランキング |

「キャプテン・マーベル」

いよいよ「アベンジャーズ」も最終章だが、その直前にこれまでほとんど影も形も見せなかったニューキャラ、それもかなり重要になりそうなキャラをぶっこむと言う、やや反則的な作品である。

ヴァース(ブリー・ラーソン)はクリー帝国の特殊部隊に所属していた。
両手から激しい衝撃波を発する彼女の破壊力は高く、特殊部隊でもエースの活躍をしていた。
クリー帝国はAIが統治する国家で、ヴァースは夜な夜なアメリカ空軍のパイロットである夢を見て苦しんでいたのだが、AIから夢を抑えるために感情をコントロールするよう指示を受ける。

ヴァースの特殊部隊は、テロ行為を行うスクラル族を急襲するため惑星トルファに向かう。
しかしどのような生物にでも擬態可能なスクラルは、ヴァースを騙して捕えてしまった。
ヴァースは失われた記憶を探索されるが隙を見て逃亡、そのまま惑星C-53と呼ばれている地球に不時着した。
時は1995年、そこでヴァースと出会ったのがS.H.I.E.L.Dに所属していた若きニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だ。
まだ片目のアイパッチもしていない。
フューリーはにわかにヴァースの言葉を信じなかったが、途中で相棒のコールソンがスクラルの擬態と入れ替わっていた事がわかり、信用せざるを得なくなった。

スクラルの記憶探査のため、過去の記憶を少し取り戻していたヴァースは、自分がかつて地球にいたことを思い出す。
フューリーの協力の元、ヴァースは記憶をたどってアメリカ軍の施設に向かった。
そしてそこで、かつてローソン博士が開発したエンジンのテスト中に死亡したとされている、ダンヴァースと言う女性パイロットの情報にたどり着く。
二人はダンヴァースの親友だったマリアと接触、そこでヴァースはダンヴァースだったことが明らかになる。
さらに3人は、ダンヴァースが死んだとされる事故のブラックボックスのデータを入手、ローソン博士が開発したエンジンと事故の真相を知る。
そしてその時、フューリーの上司であるS.H.I.E.L.D.長官のケラーも、実はスクラル族の擬態と入れ替わっていたことが判明する。

話の展開がややわかりづらい部分もあるが、ある意味典型的な「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズである。
超人的な能力を持つヴァース=キャプテン・マーベルの誕生の秘密と、彼女が正義のためにフルパワーで戦うストーリーだ。

単体の映画としては楽しめるのだが、正直「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの作品としてはやや不満が残る。
なぜなら冒頭に書いたが、キャプテン・マーベルは本日公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」に、かなり重要なキャラとして登場するようなのだ。
これほど重要なキャラだったらもっと早く、少なくとも「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の前に公開して欲しかった。
なぜなら「インフィニティ・ウォー」を観終わった段階では、世界はサノスに半分にされ、これまでに登場したキャラも使い切り、この後どうなるだろうと言う誰絶望感に包まれた。
しかし「エンドゲーム」の直前で、かなり強烈なキャラが登場する。
正直今の気持ちは、「なんだよ、新キャラ投入でハッピーエンドかよ」感で一杯だ。
この1年間、どういう展開になるのかいろいろと想像していたのが馬鹿らしくなってしまった。

とは言え、試写会などで「エンドゲーム」を観た人の感想は「かなり泣けた」が多い。
という事は、キャプテン・マーベルが最後の最後で現れて、「エイッ、ヤー!」でサノスを倒す単純な展開ではないのだと思う。
と言うか、そうでなければ「エンドゲーム」を観た人は納得できないだろう。

「エンドゲーム」は3時間を超える超大作なので、きっと10年間の集大成にふさわしい作品だと思われる。
その終わりの始まりとしての位置づけにきちんとなっているのであれば、この映画の評価もさらに上がると思われる。


40.キャプテン・マーベル


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
by ksato1 | 2019-04-26 23:24 | 映画 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://ksato.exblog.jp/tb/239236009
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]