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高松宮記念

今週はイチローが引退を発表、関連馬券で言えば枠連、馬連の1-6、背番号の1-5、あるいは馬番の15、16あたりか。

馬連でも枠連でも関係する1番には、話題の藤田菜七子鞍上のスノードラゴンが入った。
勝っても負けても次の騎乗馬を用意しもらえるだけに、藤田菜七子は常にイチかバチかの騎乗ができるのだが、これがそこそこ結果を残している。
とは言え、鞍上のスノードラゴンはかつてスプリンターズSを制したとは言え、そこから4年半勝ち星がない。
さすがに馬券検討の対象にはならないか。
同じ一枠には森「一」馬騎乗のラインスピリットもいる。
昨年のスプリンターズSは3着だったが、中京コースは1.0.0.6なので、こちらも普通に考えれば無印でいいだろう。

語呂合わせはこれくらいにして、真面目に予想しよう。
今回、勝つ可能性があるのは、おそらく3頭だ。
そこから本命は、モズスーパーフレアにする。
デビュー以来短距離路線を使われてきたが、1200m戦に限れば6.1.1.2の戦績。
前走オーシャンSでは、2着のナックビーナスに影をも踏ませぬ快走で逃げ切った。
コース改修以降、高松宮記念を逃げ切った馬はいないが、この馬のスピードは別格だ。
中京コース0.0.0.2でもあるが、これは本格化前でどちらも1400mのレースだった。
今週の追切の動きも絶好で、フェブラリーSを勝ち、昨日も日経賞を逃げ切った自称「伸び盛り」の武豊が、今日も逃げ切る可能性大だ。

対抗は、オーシャンSで2着だったナックビーナスにする。
昨年のこのレースは、勝ったファインニードル、2着のレッツゴードンキと壮絶な叩き合いの結果3着。
2頭に切れ負けしたが、今年は昨年以上の出来にある。
ここ2戦はモズスーパーフレアに敗れているが、この馬も追切の動きが絶好だった。
今回、モズスーパーフレアをまともに追いかけて勝負になるのはこの馬だけだろう。
モズスーパーフレア、ダノンスマッシュより内枠に入った事も有利であり、一気に突き抜ける可能性もある。

三番手はダノンスマッシュだ。
昨年春まではクラシック路線に乗っていたため1400~1600mを使われていたが、夏以降1200m戦のみに絞って3.1.0.0の戦績だ。
ロードカナロア産駒であることを考えると、この馬も今後の短距離路線の主役を担うだろう。
ただ問題は持ち時計。
モズスーパーフレアとナックビーナスが何度も1.07台で走っているのに対し、1200mで1.08.0を切ったことが一度もない。
中京は今週からBコースに変わり、昨日も前が止まらないレースが多かった。
ポテンシャルは認めるが、鞍上の北村友一はG1未勝利。
1番人気でもあり、冷静にきっちり1200mのレースができるかどうかは微妙で、今回はやや評価を下げる。

四番手以降では、まずコース巧者のレッツゴードンキが浮上する。
かつての桜花賞馬もすでに7歳。
芝を使われたりダートを使われたり、たまに1600m戦を使われたりと、G1馬なのにやや気の毒な使われ方の感じもする。
ただ逆に言えば、陣営はもう一つこの馬にタイトルを獲らせたいのだろう。
このレースは2年連続で2着、今回も勝ちきるまではどうかとも思うが、この2年半以上、国内の1200m戦は掲示板を外したことがないので、ここでも渋太く上位進出してくる可能性はある。

ここから先は難しい。
候補はミスターメロディ、アレスバローズ、ロジクライ、デアレガーロの4頭だが、どの馬も1200mがベストではない。

ミスターメロディは1400mをメインに使われ、これまで掲示板を外したのは前走の阪急杯のみ。
しかもこの阪急杯は、レース途中でぶつけられる不利があった。
内枠に入った点は魅力的だが芝1200mは未経験、NHKマイルC4着と言う事を考えると、やはり本質的には1400~1600mがベストか。
今回はレースが速くなる可能性が高いので、見送りが妥当だろう。

デアレガーロは前走の京都牝馬Sを休み明けで勝利。
鞍上はブラストワンピースを有馬の勝利に導き、弥生賞も人気薄のメイショウテンゲンで勝利した池添謙だ。
人気も落としていて馬券妙味はある。
とは言えこの馬も主戦場は1400~1600m。
1200mの持ち時計もなく、この馬もスピード決着に対応できるかは疑問だ。

アレスバローズは鞍上川田将とのコンビで、同コースのCBC賞を制している。
ここ2戦ダノンスマッシュに連敗しているが、2走前は2kg、前走は1kgの斤量差があった。
どこまで復調しているかがカギだが、昨夏の北紀州記念では1.06.6のタイムを叩き出しているのでスピード決着にも対応できるだろう。

最後にロジクライだが、この馬も主戦場は1600mで1200mは初体験。
上りの脚はないが、速いペースを追いかけて抜け出すというこの馬のレースパターンは、今回のレースに合いそうな気がする。
鞍上はルメールで、昨年の富士Sをこの馬で1.31.7の時計で制している。
ルメールは前走モズスーパーフレアに騎乗して、モズの脚がどれだけ持つかの感触はわかっているだけに、そこから逆算してのレースができるかもしれない。


◎モズスーパーフレア
〇ナックビーナス
▲ダノンスマッシュ
△レッツゴードンキ
×アレスバローズ
×ロジクライ

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の3連単24点で勝負。

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by ksato1 | 2019-03-24 14:27 | 競馬 | Comments(0)