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「アクアマン」

マーベルの「マーベル・シネマティック・ユニバース」に対抗すべく、DCが展開する「DCエクステンデッド・ユニバース」のうちの1作品だ。
公開順で言えば、一昨年公開された「ジャスティス・リーグ」に続く作品だが、ストーリーの時系列で言えば、「ジャスティス・リーグ」の前の設定になっている。

1985年、ある灯台近くに漂着した女性と灯台守が出会い、子どもが生まれた。
子どもはアーサーと名付けられ大切に育てられていたが、ある日謎の軍隊が家族を襲撃する。
女は海底の国アトランティスの女王アトランナで、政略結婚から抜け出すために地上に来ていたのだ。
襲撃した軍団は撃退するものの、この後もアトランティスから次々と追っ手が来る事が予想されたため、アトランナは国に帰ることにした。
その後、父のトムはアーサーを男手で育てて数年が過ぎた。
アーサーは強靭な肉体を持ち、海賊から潜水艦を護るなどメタヒューマンとして活躍していた。

一方海底では、アトランティス王のオームと別の海底国ゼベルの王ネレウスが会談をしていた。
かつて7つの国に分かれていた海底国だが、すでに滅亡した国もある。
しかし今こそ海底国を統一し、陸上に宣戦布告をするのだと、オームはネレウスを説得していた。
そして自らが統一の海底国王「オーシャンマスター」になろうとしていた。

そんなある日、突然の津波が海岸を襲う。
かなり広いエリアの海岸線が被害にあっていたのだが、大型船舶が陸に乗り上げたり、海中のゴミがまとめて打ち上げられるなど、自然現象とは思えない状態にあった。
海岸線を車で走行していたトムとアーサーも被害に遭うが、彼らの車はゼベウスの王女メラによって救い出された
メラは父のネレウス王がオームの意見を聞き入れようとすることを危惧し、アトランティス王の血を引くアーサーの力を借りようとしたのだ。
メラに連れられアーサーがアトランティス国を訪れると、かつてアーサーを鍛えてくれた重臣バルゴが二人を迎えてくれた。
バルゴは伝説を調査させ、初代アトランティス王が持っていた伝説の矛「トライデント」を持つ者こそがオーシャンマスターになれると言う。

超ド派手な予告編を観たときには、SFXだけ立派で中身がスカスカの映画の可能性もある、と危惧していた。
しかし中身もしっかり詰まった作品であった。
ハッキリ言ってしまうと、ストーリー自体に新鮮味はない。
どこかで聞いたようなエピソードをつなげた感じで、特に世界観を含めて「マイティー・ソー」に酷似していると思った。
だが、既視感の強いエピソードが多いものの、それらをとても丁寧に繋げて展開しているため、最後まで飽きることなく楽しめた。
主な舞台が水中と言う事もあり、科学的な根拠はかなり無理がある点は多かったものの、作品のスケールの大きさを考えればそれも許容範囲だろう。

監督のジェームズ・ワンは「ソウ」シリーズで名を知らしめたが、この作品は彼特有のホラーの世界観とはかなり異なり、引き出しの多さを感じさせてくれた。

「ジャスティス・リーグ」としての次回作はまだ発表されていないが、この後4月には新キャラの「シャザム」、そして秋には「ワンダー・ウーマン」の新作も予定されている。
アベンジャーズも大詰めとなり盛り上がっているが、ジャスティス・リーグからも目が離せない年になりそうだ。


21.アクアマン


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by ksato1 | 2019-02-15 22:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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