エリザベス女王杯

アーモンドアイとディアドラが回避したことによって、混戦模様となった今年のエリザベス女王杯。
元々人気薄の馬が大穴を開けることが多いレースだが、今年はどの馬にもチャンスがありそうだ。
それでも普通に考えれば、モズカッチャンとリスグラシューの実績馬2頭が中心か。

ただ、今年は3歳馬のレベルが高い。
アーモンドアイが出走していれば間違いなく一番人気で勝利したに違いない。
今回は2頭しか参戦がないが、この2頭でも十分勝負になりそうだ。

本命はカンタービレだ。
秋華賞はミッキーチャームが絶妙の逃げを見せる中、後方からアーモンドアイとともに追い込んで3着。
7戦して4着以下に沈んだのは使い詰めだったオークスのみ。
距離の不安がささやかれているが、今回はペースも落ち着くと思われ、そうなると逆にディープ産駒の切れ味が生きる展開になりそうだ。
元々は先行タイプの馬で器用さもあり、古馬との斤量2kg差も有利。
1番人気の兄を抑えて弟が戴冠する可能性が高い。

対抗も3歳馬のノームコア。
前走の紫苑Sの末脚は強烈で、走破タイム1.58.0も立派だ。
これまで強い相手と戦ったことがない部分は不安だが、それでも5戦して4着以下に沈んだことがない。
秋華賞をスキップして直行した点も、あまり影響はないだろう。
血統は去年の勝ち馬と同じハービンジャー産駒。
そして何より鞍上が、「ハンパないって、ルメール」だ。
今週も「またまたルメール、またルメール」になっても不思議はない。

三番手はモズカッチャンにする。
昨年の勝ち馬で、今年は勝鞍がないもののこれは春にドバイ遠征をしたから仕方がない。
元々叩き良化型で休み明けは実績がなく、叩き3戦目くらいでピークに仕上がる馬だ。
普通に考えればグリグリの本命だが、唯一の不安は府中牝馬Sを熱発で使えなかったこと。
熱発自体はあまり影響はないようだが、使い込んで仕上げていくタイプの馬だけに、今回は斤量差がある3歳馬に切れ味勝負で後れを取りそうな気がする。
鞍上のデムーロ兄もこの秋はあまり目立った活躍ができず、ちょっとツキに見放されているような部分も気になる。

四番手はリスグラシューだ。
G1は2着が4回もあるが、どうしてもタイトルに手が届かない。
これまでの戦績を見ると2200m以上は0.0.0.2だが、これは出遅れなどもあり問題ないだろう。
実際どちらのレースも上がりは最速と3番目を記録しており、スタミナ切れではない。
2度成長するハーツクライ産駒という事もあり、かつ鞍上がマジック・モレイラにスイッチしたことで今回こそ戴冠という可能性もある。
とは言え、よくある「善戦ウーマン」で終わりそうな気もするので四番手評価とする。

五番手はレッドジェノヴァ。
夏の札幌で連勝してオープン入りした後の京都大賞典で、いきなりサトノダイヤモンドの2着。
初の京都コースで大駆けしており、バリバリの京都コース巧者の可能性もある。
京都大賞典の後も栗東に滞在しており、陣営の本気モードも伝わってくる。
とは言え、まだ重賞2戦目でオープン勝ちもない。
いきなり大仕事をする可かもしれないが、今回は押さえ評価が妥当か。

最後はいつも通り迷う。
スマートレイアーは、昨年京都大賞典を勝った時の鞍上武豊に戻った。
この馬は京都を得意としているはずだが、なぜかエリザベス女王杯は結果が出てない。
というよりもトライアルレースで好走して、本番のG1で凡走を繰り返している。
調教大将で調教のタイムも素晴らしいため何度も本命にして痛い目にあってきたが、今回は年齢を考えて無印にする。

ミスパンテールは昨年冬から今年の春まで重賞3連勝している。
だが2000m以上を走ったのはオークスのみでこの時は10着。
本格化前とはいえ、そもそもがダイワメジャー産駒なので2200mはやや不安で、かつ今回は大外枠に回ってしまった。

この6戦連対を外していないコルコバードも面白いが、重賞初挑戦では家賃が高いか。
ハービンジャー産駒のレイホーロマンスは今年勝鞍がなく、ヴァフラームはオープン入りしたばかりである。
一昨年のこのレース5着だったプリメラアスールも、この1年勝鞍はゼロだ。

展開を考えれば先行するクロコスミアに食指が動く。
昨年このレースを2着、同コース同距離の京都記念は8着だったがこの時は重馬場だった。
前走の府中牝馬Sは先行して5着に粘った。
ミドルよりやや速いペースで先行すれば、そのまま粘りこむ可能性もある。

だがクロコスミアよりもフロンテアクイーンの方が面白いか。
昨年秋に準オープンで3着してから堅実に走り、4着以下に沈んでいない。
格上挑戦の重賞で2着に入って賞金を加算したため、オープン勝ちどころか準オープン勝ちすらないという面白い馬だ。
アーモンドアイの国枝厩舎が、勝てそうな裏開催の福島記念ではなくここに駒を進めてきたという事は、勝負になると判断したのだろう。
鞍上はマリアライトでこのレースを制し、アパパネで牝馬3冠をとった蛯名正だ。
京都外回りだけに、好位を内々で進んで直線前が開いたところで勝負できれば、上位争いも可能だろう。


◎カンタービレ
〇ノームコア
▲モズカッチャン
△リスグラシュー
×レッドジェノヴァ
×フロンテアクイーン

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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by ksato1 | 2018-11-11 12:07 | 競馬 | Comments(0)