「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

1980年ウィンブルドン選手権をテーマにした映画だ。
決勝は当時の王者ビヨン・ボルグがジョン・マッケンローとの3時間55分の死闘を制し、5連覇を達成した伝説の試合だ。
当時はBS放送もなかったので日本では中継はなかったと思われます。
そのため噂にしか聞いたことがなかったのだが、予想を上回る激戦で、かつ戦前から二人が大きなプレッシャーを感じていたことも初めて知った。

ボルグはすでにウィンブルドンを4連覇しており、5連覇達成も可能性が高いと思われていた。
しかしボルグ自身はそのことに大きなプレッシャーを感じていた。
ボルグはジュニア時代はマッケンローと同じような悪童で、審判のジャッジに不服を申し立てることもしばしばだった。
そのためコーチからも匙を投げられる状況だったのだが、スウェーデンのデビス杯監督のレナート・ベルゲリンの目に留まり、メキメキと頭角を現す。
成長したボルグはジュニア時代とまったく異なり、冷静なプレースタイルが売りであった。

一方、ボルグの前の王者だったコナーズを破るなど実績を上げ売り出し中のマッケンローは、テニスの成績より悪童ぶりが注目を集めていた。
テレビのインタビューでもテニスの内容より、そのプレースタイルにばかり質問が集中した。
マッケンローはメディア出演に気が進まないのだが、彼の父親が彼をメディアに出演させるのだった。

そしてウィンブルドンが開幕。
二人は順調に勝ち進み決勝でぶつかった。
そこで伝説の試合が繰り広げられるのだった。

ボルグがかつて悪童だったり、試合前にこれほどプレッシャーを感じていたことは初めて知った。
また悪童と言われたマッケンローが、とても繊細な一面を持っていることも面白かった。
役者がプレーしているだけに、プロテニスプレイヤーと比較するとショットのスピード感がイマイチになってしまう部分もあるが、真上からのカメラで撮影する事で目立たなくするなど工夫がされている。

この時代のテニスファンなら必見の映画だし、それほどテニスに詳しくない人でも楽しめる作品だ。
日本では上映劇場が少ないが、スポーツ好きにはお勧めしたい映画である。


103.ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男


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by ksato1 | 2018-09-05 00:05 | 映画 | Comments(0)