「ラブ×ドック」

構成作家の鈴木おさむが脚本と監督を担当している。
テレビのバラエティ的な作品である事は予想はしていたが、ハッキリ言ってそれを下回る作品であった。

アラフォーのパティシエ郷田飛鳥(吉田羊)は、小さいながらも巣鴨地蔵商店街に自分の店を持っていた。
そこには15歳年下のパティシエ星矢(野村周平)も勤務しており、飛鳥は星矢から付き合ってほしいと言われていた。
年の差を考えて星矢の誘い断っていた飛鳥だが、飛鳥は過去に恋愛に失敗しない薬を注射していた。

飛鳥は35歳の時、大きなスイーツ店で勤務していた。
そこのオーナー淡井(吉田鋼太郎)と恋愛関係になるのだが、淡井は既婚者で不倫であった。
妻との離婚をほのめかす淡井だったが、実際にはそのつもりはなく、結果的に飛鳥が店を辞めることになった。

しばらくして飛鳥は、親友のシングルマザー千種(大久保佳代子)が想いを寄せる野村(玉木宏)と出会う。
野村から誘いを受け、飛鳥は友情より恋愛を選ぶのだが、それも上手くいかない。
そして、ネット広告で見つけたラブ×ドックと言う診療所に行ってみることにした。
ラブ×ドックの医師冬木(広末涼子)は、恋愛で暴走してしまうのは女性ホルモンのせいで、その女性ホルモンを押さえる薬を注射するという。
飛鳥は半信半疑であったが、その注射を打ってもらう事にした。

アラフォー女子の恋愛あるあるを狙った映画なのだろうか。
だが、自分が50歳を過ぎたオッサンのせいか、感情移入がまったくできなかった。
飛鳥の行動はいかにもアラフォー女子の行動にようにも見えるが、自分の回りの同年代の女性を見ても、これほどステレオタイプな行動は取っていないように思える。
この映画の飛鳥の行動は「男が考えたアラフォー女子」の行動で、本当のアラフォー女子の共感を得られないのではないだろうか。
本当のアラフォー女子はお花畑ばかりを思い描いておらず、もっと地に足付けて、無駄に夢を追わずに恋愛を割り切って考えているのではないかと言う気もする。
面白おかしい作品を作ろうとして、ちょっとスベってしまった感が強い。

ターゲットなるアラフォー女子がこの映画を観て、どう感じたか、率直な意見を聞いてみたい気もした。


68.ラブ×ドック


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by ksato1 | 2018-05-17 20:44 | 映画 | Comments(0)