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「She」

4月から始まったフジテレビ系のドラマ「She」が、まだ2話しか放送していないがかなり面白い。
ここのところずっとTVドラマを一生懸命録画して見ているが、この1年では特筆するほど面白い作品はほとんどなかった(撮り溜めたまままだ見ていないものも多いけど)。
昨年冬期の「福家警部補の挨拶」、春期の「BORDER」、秋期の「ごめんね青春!」がかなり面白く、夏期の「ST赤と白の捜査ファイル」がそこそこ面白かったくらいで、中には途中で見るのをやめたドラマも多かった。

今シーズンもいろいろと見ているが、前述の「She」がかなり期待できそうだ。
主演は若手実力派の松岡茉優。
「あまちゃん」で一躍有名になったが、その前にも「桐島、部活やめるってよ」で存在感を見せつけていた。
ただこの松岡茉優の凄いところは、子役からかなりドラマ、映画に出演しているのだが、そのすべてをオーディンションで勝ちとっている事。
バラエティではおぎはやぎと一緒に「オサレもん」のMCを担当し、この春からは「正直女子さんぽ」にも出演しているが、20歳とは思えない落ち着きと力量を持ち合わせている。

今回は高校が舞台で、メインキャストの7人の高校生視線でストーリーが展開する。
一つ一つのシーンをカット割りでつなぐ事は少なく、一見長回しのようにも見えるのだが、それぞれのエピソードを可能な限りテンポ良くコンパクトにつなげているので、間延び感はまったくない。
と言うか、テレビドラマとは思えないテンポでストーリーが展開する。

またエピソードが展開するごとに、その因果関係を簡潔に説明するため時間軸が自在に前後するのだが、同じアングルを用いることで視聴者もどの時間に戻ったかが容易にわかるようになっている。
1話25分の中でかなりストーリーが展開するのだが、視聴者が迷わないような工夫もされているのだ。

画面から感じる雰囲気は「桐島、部活やめるってよ」に近い。
しかし、「桐島、部活やめるってよ」はよくあるの高校生活がベースになっているのに対し、「She」はミステリー的な要素も含まれている。

クールな女子高生と思われていた松岡茉優演じる西澤涼子が、いきなり2話目にして渾身の土下座をする展開にも驚かされた。
今シーズンはこのドラマがかなり楽しませてくれそうだ。


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by ksato1 | 2015-04-29 08:50 | 日記 | Comments(0)