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ドラマ三昧

GW前半は上二人が毎日部活なので、いい天気だがどこにも出かけず録画してHDDに溜まった番組の在庫整理をしている。
で、見まくっているのがドラマ。
今毎週見ているのは大河の「平清盛」と「未来日記」で、これは溜めることなく見続けている。
溜まっていたのは全部再放送で、昨年から撮りっぱなしの「傷だらけの天使」、2月に再放送された「Mother」、この4月から再放送が始まった「マドンナ・ヴェルデ」、「東京ラブストーリー」である。

とりあえず「Mother」は全部見終わった。
感想はまた後で詳しく日記に書くとして、「マドンナ・ヴェルデ」も6回放送予定のうち、既に放送されている4回分を見る。
ただ、男がこの2作品を連続で見るのはちょっとヘビーだったかな(^_^;;
どちらも「母と娘」と言う部分がテーマなので、話が進めば進むほど重くなってくる。

「マドンナ・ヴェルデ」は、映画の「ジーン・ワルツ」を観ているため結末はほぼわかっているのだが、母の視点から見た「マドンナ・ヴェルデ」の方がかなり重い内容に感じる。
ひょっとしたらその差は、映画と連続ドラマの時間の差かもしれないし、映画が風吹ジュン、ドラマが松坂慶子という女優の雰囲気の差なのかもしれない。
いずれにしろ、「ジーン・ワルツ」はちょっと内容が薄すぎた印象で、逆に「マドンナ・ヴェルデ」はきちんとテーマを描き過ぎて、見ていてちょっと重過ぎる気がしないでもない。
両方を足して2で割るとちょうどいい感じかな。
見ている方は好き勝手な事言えるけど、映画とかドラマを作るのって難しいんだよね、きっと(^_^;;

「東京ラブストーリー」は、既に放送された4話のうち2話を見る。
で、気付いたのが、なんと「Mother」も「東京ラブストーリー」も、脚本は坂元裕二なんだね。
「Mother」はかなり気持ちが入ったいいセリフが多かったが、「東京ラブストーリー」は時代的な部分も含めて、いい意味で軽薄なセリフが多い。
もちろん題材の差があるから同じ尺度で比較する事はできないのだが、どちらもテーマに合わせた的確なレトリックが使われている。
やはり20年以上第一線で活躍している人は、最初から才能を発揮するものなんだね。
「東京ラブストーリー」はセリフがややぎこちない部分も多くて、バブル当時だった事を考えても「そんな事言わないだろう」というセリフもあるけど、坂元が24歳当時の作品だからね。
それとハッキリ言って、「Mother」の後に芦田愛菜人気で作った「さよならぼくたちのようちえん」は薄っぺらかったが、これもたぶん急遽作ったから仕方なかったのだろう。
名義は坂元裕二でも、実際には他の人が半分くらい書いたのかもしれないし(^_^;;

そして「傷だらけの天使」。
これは7話から撮り始めて、この間放送された最終話は急遽時間変更されて撮り損ねてしまった・・・。
で、この7話を少しだけ見たら、なんと高橋昌也が出ているよ!
「Mother」でヨボヨボの元刑事役を演じていたけど、「傷だらけの天使」ではピンピンしている!
御年82歳で、「傷だらけの天使」が38年前の作品だから当時44歳、今の私より若かったわけだ。
そりゃピンピンしてて当然だ。
最終話を撮り逃したから全部消しちゃおうかとも思ったけど、やっぱり面白いから少しずつ見ることにしよっと。
by ksato1 | 2012-04-30 13:43 | 日記 | Comments(0)