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「旅立ちの日に」

今日は次男の小学校卒業式である。
この卒業式がまた大変である。
何と言っても全国で一二を争うマンモス校、この少子化のご時世に現在の総生徒数が1500人弱、卒業生は247人もいる。

長男の時は子供と一緒に行って校門の前で写真を撮ったような記憶もあるのだが、今日は子どもと父母はバラバラで登校だ。
ひょっとしたらそういう撮影の混雑を避けるためかもしれない。

父母は9時10分から受付開始と言うので、9時頃到着するように学校に向かったら・・・。
ゲッ!
もうスゲエ長蛇の列ができてる!
この間並んだ肉屋の超肉の日の倍くらい列が長い。
おそらくすでに100人超は並んでいるだろう。
まあ、卒業生一人当たり平均で父母が1.5人参加すると考えると350人くらいになるので、受付開始前に100人くらい並んでても不思議じゃないんだけどね。
着席は当然入場順なので、撮影するためのいいポジションを押さえるためには早めに座らなければならないし。
って言うか、下手すりゃ座れないかもしれないし。

受付が始まって中に入ると、意外と座席に余裕がある。
入場の際に撮影しやすいあたりにカミサンと座る。
結果的にではあるが、父母席は少し空席もあった。
うーん、もうあまりにも学校行事が混雑しすぎて、欠席したお父さんも多いのかな(^_^;;
最近はどんな行事の時でも、校舎内での撮影は一切禁止になってるしね。

やがて卒業式が始まる。
入場は5年生のたて笛による「威風堂々」の演奏である。
これはなかなか賢い。
人数が多い分、たて笛の演奏でも充分会場内に音が響き渡る。
出来合いの入場行進曲をCDで流すよりよっぽどいい。

人数が多いと、卒業証書授与も流れ作業に近い。
名前を呼ばれてから証書を受け取るまで、一人10秒未満。
証書を受け取って回れ右をすると同時に、もう次の人の名前が呼ばれている。
我々の時でさえもうちょっと余裕があったように思えるけど、まあ仕方ないか。
それでも全員授与するのに30分以上かかるからね。

その後はいわゆる「呼び掛け」だ。
呼び掛けの合間にいろいろと歌が歌われる。
最後は「旅立ちの日に」である。

全然知らなかったけど、この歌、埼玉県の中学校で作られた歌が少しずつ広まっていったんだね。
しかも、どこかで行っていたアンケートでは、今や卒業式で歌われる歌No.1だそうだ。
TDRの春のCMでしか聞いたことがなかったので、そういう背景がある事を今年初めて知ったよ。

卒業後は、いったん各自の教室に戻る。
長男の時はこの時撮影ができたので、今回も撮影しようかと思ったら・・・。
どうやら卒業式の今日も、校舎内は撮影禁止のようだ。
誰もカメラを取り出そうとしない。
だったら私は残っていてもあまり意味がなく、すでに帰宅している一番下の娘が一人で留守番をしているし、給食がなくなった長男もそろそろ中学校から帰る頃なので、昼食を買って先に帰宅することにした。

生徒数が多いからもうちょっとゴタゴタするかと思ったけど、予想外にすんなり式が終わったのはよかったかな。
中学の入学式は、さらに生徒数が多くなるので大変そうだけどね。
by ksato1 | 2012-03-16 15:12 | 日記 | Comments(0)