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「必殺仕事人2012」

先週放送された「必殺仕事人2012」を見る。
知っている人は知っていると思うが、現在の主役は東山紀之の渡辺小五郎だ。
SPの「必殺仕事人2007」から出演しているが、「必殺仕事人2009」の連ドラまで藤田まことの中村主水と共演している。
藤田まことの死去後、SPの「必殺仕事人2010」からは単独での主役だ。

そして他の仕事人メンバーも、TOKIOの松岡、KAT-TUNの田中聖で、丸っきりジャニーズばっかりである。
「必殺仕事人2010」は内藤剛志が加わっていたが、今回はいなかったので全員がジャニーズである。
ちなみに田中聖は「必殺仕事人2009」の途中から出演しているが、その前は関ジャニ∞の大倉が出演していた。

これでもかとばかりにジャニーズばっかりなのだが、それでダメダメなのかと言うとそうでもない。
みんな結構ハマっている。
田中聖は前回まで丸刈りで今回は長髪だが、それでも違和感はあまりない。

今回は松岡がオトボケの部分として、カレーとかハンバーガーとかポテトチップスを作っている。
元々「仕事人」シリーズは、「主水、エリマキトカゲを見る」など番組の冒頭かラストでオトボケの部分を入れていたので、このあたりの復活もちょっと嬉しい。

でも、一番ハマっているのはやっぱり主演の東山だろう。
婿入りで義母が口うるさいという設定も中村家から引き継ぎ、嫁の中越典子に加えて姑の野際陽子がいい味出している。
この人以上に、ちょっと口うるさくて嫌味な姑を演じられる女優は今後もなかなか出てこないだろう。
どんな時代設定でも完璧な姑を演じる、まさにクイーン・オブ・姑である。

さらに前回から同僚に田口浩正が加わり、今回から上司が生瀬勝久に変わった。
これまでの上司は宇梶剛士で、主水時代の声が高くてちょっとおねえっぽい上司のキャラを引き継いでいた。
それはそれでよかったのだが、生瀬勝久を使ったのは成功と言えるだろう。
この人も、どんな時代設定でもうだつの上がらない勤め人を完璧に演じきる。
ペーペーの下っ端と小心者の中間管理職の、どちらも演じられる幅の広さもある。
まさにキング・オブ・小市民である。

今回は高橋英樹が悪役をやった事が一番話題になっていたようだが、それ以外もいいキャスティングしてたよね。
満島ひかりの弟や剛力彩芽を使うとか。
ただ剛力彩芽のキャラは、今回でおしまいと言うのはちょっと惜しかったかな。

製作費の問題なんかもあるんだろうけど、やっぱり「仕事人」は定期的に放送してほしいよね。
東山の仕事人なら、あと20年は制作できると思う。


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by ksato1 | 2012-02-28 21:14 | 日記 | Comments(0)