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「文藝春秋」

「文藝春秋」の3月号を買った。
「文藝春秋」は、だいたい芥川賞受賞作品が全文掲載されているので、カミサンがたまに買ってたりする。
でも自分はこの年になって初めて買った。
目当ては芥川賞の2作品ではなく、1975年に「文藝春秋」に掲載された「日本の自殺」という論文の再録である。

今年の1月10日付の朝日新聞の1面で、主筆がこの論文が現在の日本を的確に言い当てた「予言の書」だと紹介し、話題になっている。
発表当時、経団連会長の土光さんもこの論文を気に入り、何かにつけてはコピーして配っていたとの事だ。
時間がないのでまだパラパラとしか読んでないが、たしかに非常に鋭い切り口の論文になっている。

その他、「テレビの伝説」という特集も面白そうである。
倉本聰が「北の国から」について書いた文章も掲載されている。

それ以外の連載もかなり面白そうなんだよね。
これで890円なら、正直メチャメチャお買い得だと思う。

ただ、この密度の濃い内容を1カ月で読み切るのは、私にはちょっと難しいな・・・。
半分の量で値段も半分だったら、おそらく毎月買ってるだろうな。

3月を手に入れたのは10日ほど前だけど、まだほんの数ページしか読んでない。
GW頃までには、芥川賞作品も含めて全部読み終わりたいんだけどね(^_^;;
by ksato1 | 2012-02-27 21:35 | 日記 | Comments(0)