人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「2」:調教と騎手とローテーション

ウゲッ!
朝ニュースを見たらローズキングダム回避になっちゃったよ!
参ったなぁ・・・。
まだ検討途中ではあったけど、ブエナ、ローズ、エイシンの3頭で勝負しようかと思っていたのに・・・。
でも、昨日は忙しくて1日丸っきり検討が出来ずにいた。
ある程度絞り込んでから回避されて「また始めから検討しなおし」よりは良かったか、そう思うことにしよう、無理やり。

さて、検討はできなかったが、昨日は新聞だけは目を通していた。
木曜の朝刊は追い切りの情報が載るしね。
一昨日追い切ったダノンシャンティが、サンスポで絶好の動きと伝えている、「S」評価だそうだ・・・。
でもやっぱり休み明けでテンのりで、距離も2000mまでしか経験がなくてしかも負けているんじゃ厳しかろう。
これであっさり勝たれたら「本当の最強馬だったね」で諦めるしかないし、そもそもその他の馬何やってたんだよ、って言う話だ。

調教で言えば、ドリームジャーニーの調子も上がってないようだ。
なんだかんだ言ってこの馬は、これまで28回走って上がり3ハロンがベスト3だったのが24回もある。
この1年間勝利はないが4回走って2勝2着2回、すべてG2以上だ。
しかも背負った斤量は、59kgが3回で残りも58kg。
体が小さいのにこの斤量でこの安定した成績、あらためてこの馬の極上の切れ味を再認識させられてしまう。
が、しかし、やっぱり体調面が気になる。
とにかくこの暮れの大一番は、体調が万全でなければ勝ちきる事は難しいだろう。
勝負根性は凄く好きな馬なのだが、実戦勘という意味でもやはりここは涙を飲んで切る事にする。

さらにフォゲッタブルも調子が今ひとつのようだ。
昨年の4着馬であるが、春の天皇賞以降成績がパッとしない。
前走はデムーロがペース配分を間違えたとは言え、ジャミールにも先着されている。
おそらく今回は先行して前残りを狙うだろうが、体調が万全でなく中途半端に逃げれば絶好の標的になってしまうだろう。
鞍上の岩田も2回目の騎乗とは言え前回乗ったのは1年半も前、しかも500万下条件戦だけにほぼテン乗りに近い。
POG指名馬なのでお楽しみ馬券は買うが、こちらも印は外す。

オウケンブルースリも同様だ。
JCよりは良くなっているようだが、完調までは行ってない様子。
しかも鞍上は前走でエイシンにウチパクを取られ、今回はヴィクトワールにデムーロを取られた。
なんとかノリを確保したものの、名手とは言え怪我から復帰したばかりでテン乗りだ。
昨年も日記に書いたが、過去20年間日本人騎手のテン乗りで連に絡んだのは一昨年の2着馬アドマイヤモナークだけ。
さらにオウケン自身が中山初体験になる。
ここは割り引いて考えるべきだろう。

ブエナ以外の牝馬2頭はどうか。

火曜日に最初に書いたが、メイショウベルーガはさすがに使いすぎか。
この馬も32回走って、上がり3Fでベスト3に入ったのが27回あり、ドリームジャーニー並みの切れ味である。
しかし昨年末からの充実度は認めるが、この1年半使い詰めだ。
鞍上も思い切って後ろから勝負する池添から蛯名にスイッチ、有馬ジョッキーでありテン乗りではないのだが、プラス材料とは言えないだろう。

そしてレッドディザイア。
昨年までは間違いなくブエナのライバルだったのだが、今年は主戦場を海外に移して国内はわずかにヴィクトリアマイルの1戦のみ。
そのヴィクトリアマイルではブエナに完敗し、やや水をあけられた格好になってしまった。
海外武者修行で実力をつけているかもしれないが、どうにも信頼は置きづらい。
しかもこちらも主戦の四位が戻ってきたとは言え故障明けだ。
「戻ってきた」というよりは「なんとか間に合った」と言った方が近く、外枠を引いたこともあわせるとやはり割り引いて考えざるを得ないだろう。

これでだいぶスッキリしてきたかな。
by ksato1 | 2010-12-24 22:49 | 競馬 | Comments(0)