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勝負は時の運

W杯南ア大会決勝 スペインが延長戦を制し、初優勝
http://www.excite.co.jp/News/soccer/20100712/E1278870647467.html


すごい強風がうるさくて目が覚めてしまい、結局前半の40分くらいから試合を見始めてしまった。

後半45分間の攻防は素晴らしい。
スペインが押しているかと思いきや、オランダがしっかり守って押し返す。
スペインのDFも悪くなかったが、時折危ういシーンになるたびに、カシージャスがファインセーブ。
オランダに点が入っていてもまったく不思議はなかっただけに、やはりスペインに運があったか。

そして決勝点は延長後半11分、ナバスが右サイドを持ちこみ、イニエスタのヒール、トーレスのパスをオランダが一度は弾くもののセスクの前に転がってイニエスタへ。
VTRを見るとイニエスタは一度オフサイドラインを超えているのだが、トーレスのパスをオーバーヘッド気味にクリアしたオランダDFが、そのまま背中から転がってイニエスタのラインを超えてしまっている。
そしてその瞬間にセスクがこぼれ球を拾って、イニエスタにパスが出た。
もうこうなると運以外の何ものでもない。

ただ、延長も後半になるとオランダDFの足も止まっていた。
それでもスペインは走りまわっていたのだから、スペインのスタミナ恐るべしである。
だから、延長後半5分にハイティンハがイニエスタを引っ張って退場になったのも仕方がない。
ウルグアイの両手ブロックもあったけど、KO方式の決勝トーナメントは、本当に危ないシーンはレッド覚悟で止めに行かなきゃならないからね。

またデルボスケ監督の采配も見事だったのだろう。
前半は見ていないのでよくわからないが、後半早々にドイツ戦で活躍したペドロを下げてナバスを入れた。
このナバスの右サイド疾走がゴールに結びついている。
延長に入る直前にシャビ・アロンソをセスクに変え、延長後半の頭から、まだ単独得点王の可能性のあるビジャをトーレスに変えている。
トーレスは最後は走れないほどの状態で、実質働いていのは10分程度。
それでも結果的にはトーレスの投入も効いていた。

でもそういう部分も含めて、今日の試合はまさに実力伯仲、勝敗の分かれ目は時の運だったと思う。
気まぐれな勝利の女神が、今回はスペインに微笑んだだけなのだ。
そしてこの紙一重で争うのが、世界一を目指すレベルなんだね。

個人的には、しっかり守ってカウンターというサッカーより、華麗なパスサッカーが世界一になって良かった。
あと、私の応援するスペインの裏に賭けてくれた、友人のミシェルプラティニ君にも感謝だ。
有馬の時もこの調子で頼むよ!

最後に、イニエスタって誰かに似てるとずっと思ったんだけど、Y!のW杯特集の一言コメントでわかった!
高原にそっくりなんだ!
by ksato1 | 2010-07-12 07:41 | 日記 | Comments(0)