負ける気はまったくしなかった

まあ相手はFIFAランクで4位だし、今回は主力が20代半ばで脂が乗り切っておりバリバリの優勝候補だし。
そもそも勝つなんておこがましい事だとは思っていた。
ただ、強豪国が次々と不覚を取る今回のW杯、何が起きてもおかしくない状況ではあった。

そして試合内容は良かった。
最後の15分は足があがってやや雑になっていたが、そこまでは非常に丁寧なサッカーだったと思う。
見ていて全然負ける気がしなかった。
途中で追いついて、下手すりゃ逆転勝ちもあるんじゃないかと思った。
結果は負けちゃったんだけどね。

今日が誕生日だっただけに、景気付けになんとか勝ってもらいたかったんだけどなぁ。

今回、スナイデルに1点取られた要因はハッキリしている。
BS1の中継後に森島が解説していたが、交代でスナイデルをマークしていたボランチが、一瞬DFラインまで下がってしまった。
左サイドをえぐられた結果、慌てて最終ラインまでさがってしまったのだろうが、この一瞬のミスで明暗が分かれるのがW杯なのだ。
実際、日本も一瞬の好機でカメルーンに勝ってるわけだしね。

ただ、どんな強豪国でもこういう事はあり得る。
だから、日本が著しくダメなサッカーをしたとは言えない。
むしろキーパーが両手で当てているのだから、よく防いでいるとも言える。
あのボールがゴール前に転がるならまだしも、そのままネットを揺らすなんて普通なら考えられない。
それだけスナイデルのシュートが強烈で、それこそがワールドクラスの選手という事なのだろう。
さすが、イタリア史上初の3冠を成し遂げたチームの司令塔だ。

そして素晴らしかったのは、やはり大久保だ。
正直、直前までは大久保はもう終わってしまったのかと思った。
度重なるケガで、もう往年のようなプレーは無理かと思っていた。
が、昨日の試合を見てもわかるが完全復活、と言うよりは、今が彼のサッカー人生で最高のコンディションなのかもしれない。
次の試合でも大久保の活躍に期待したい。

一方期待外れだったのは、やはり俊輔だ。
同じテクニックで勝負するタイプだが、俊輔は松井と異なり自ら中央に切れ込んで勝負をする。
プレイスタイルが異なる選手の交代で、長友もさらに上がりやすくなるし、オランダも混乱するのではないかと期待した。
だが残念ながら、途中交代でフレッシュなはずだったのに、やはり動きが悪い。
あるいはコンディション的に100%ではないので、送りだされるときに岡ちゃんからも無理にボールを追うなと言われていたのかもしれない。
たしかに俊輔なら切れ込むプレイやスルーパスだけでも、十分効果が見込める。
だが実際は、ほとんどボールに絡めていなかった。
韓国戦以来の実戦だけに、勝負勘という部分でも問題はあったのかもしれない。
いずれにしろ、中村俊輔というビッグネームに対して、みんなが期待したプレイにはほど遠かった。

玉田もあまり目立たなかった。
全然目立っていなかったので、良かったのか悪かったのか判断すらできない。
岡崎は前線から追いまわしていたけどね。

ただ、それ以外はかなりチームとして熟成されてきたような気がする。
終了間際に何度か切り崩されていたが、パワープレイ+バテていた状態なので、むしろ失点を防げたと良い方に考えていいだろう。

選手も岡ちゃんも、慢心せず安心せず、高いテンションのまま自信を持ってデンマーク戦に挑んでほしい。
ニュースでは引き分けでグループ通過、なんてお気楽な事を言っているが、デンマークもまだ自力進出の可能性が残っているだけに、そんな生易しい物ではない。
深い時間帯だったので見なかったが、カメルーン-デンマーク戦も予想通り死闘だったようだ。
先制されて逆転勝ちしたデンマークの精神力は、やはり侮る事はできない。
少なくとも日韓大会のチュニジア戦みたいな、生ぬるいサッカーにはならない。
文字通り、サッカー日本代表史上に残る、死闘となるだろう。
だが、引き分けはおろか、もちろん勝つチャンスも十分ある。
ただこの場合、勝ちも引き分けもほぼ同じ意味なので、両方合わせて50%と言ったところか。
次のデンマーク戦だけではなく、その次の決勝トーナメント1回戦まで考えてプレイすれば、余裕が生まれるかもしれない。

そしてこちらも注目なのはグループDだ。
一人少なくなっても気力で守り切ったため、最終戦でドイツがガーナに負ければ、勝ち点1のオーストラリアにもまだ勝ち上がりのチャンスが残っている。
ここも3戦目の2試合は、どちらも死闘になるだろう。

ただ、グループDもEも深い時間帯で、無料放送は日本-デンマークのみ。
もうちょっとで寝不足の日々からは解放されそうだ。



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by ksato1 | 2010-06-20 16:32 | 日記 | Comments(0)