アーモンドアイとディアドラが回避したことによって、混戦模様となった今年のエリザベス女王杯。
元々人気薄の馬が大穴を開けることが多いレースだが、今年はどの馬にもチャンスがありそうだ。
それでも普通に考えれば、モズカッチャンとリスグラシューの実績馬2頭が中心か。

ただ、今年は3歳馬のレベルが高い。
アーモンドアイが出走していれば間違いなく一番人気で勝利したに違いない。
今回は2頭しか参戦がないが、この2頭でも十分勝負になりそうだ。

本命はカンタービレだ。
秋華賞はミッキーチャームが絶妙の逃げを見せる中、後方からアーモンドアイとともに追い込んで3着。
7戦して4着以下に沈んだのは使い詰めだったオークスのみ。
距離の不安がささやかれているが、今回はペースも落ち着くと思われ、そうなると逆にディープ産駒の切れ味が生きる展開になりそうだ。
元々は先行タイプの馬で器用さもあり、古馬との斤量2kg差も有利。
1番人気の兄を抑えて弟が戴冠する可能性が高い。

対抗も3歳馬のノームコア。
前走の紫苑Sの末脚は強烈で、走破タイム1.58.0も立派だ。
これまで強い相手と戦ったことがない部分は不安だが、それでも5戦して4着以下に沈んだことがない。
秋華賞をスキップして直行した点も、あまり影響はないだろう。
血統は去年の勝ち馬と同じハービンジャー産駒。
そして何より鞍上が、「ハンパないって、ルメール」だ。
今週も「またまたルメール、またルメール」になっても不思議はない。

三番手はモズカッチャンにする。
昨年の勝ち馬で、今年は勝鞍がないもののこれは春にドバイ遠征をしたから仕方がない。
元々叩き良化型で休み明けは実績がなく、叩き3戦目くらいでピークに仕上がる馬だ。
普通に考えればグリグリの本命だが、唯一の不安は府中牝馬Sを熱発で使えなかったこと。
熱発自体はあまり影響はないようだが、使い込んで仕上げていくタイプの馬だけに、今回は斤量差がある3歳馬に切れ味勝負で後れを取りそうな気がする。
鞍上のデムーロ兄もこの秋はあまり目立った活躍ができず、ちょっとツキに見放されているような部分も気になる。

四番手はリスグラシューだ。
G1は2着が4回もあるが、どうしてもタイトルに手が届かない。
これまでの戦績を見ると2200m以上は0.0.0.2だが、これは出遅れなどもあり問題ないだろう。
実際どちらのレースも上がりは最速と3番目を記録しており、スタミナ切れではない。
2度成長するハーツクライ産駒という事もあり、かつ鞍上がマジック・モレイラにスイッチしたことで今回こそ戴冠という可能性もある。
とは言え、よくある「善戦ウーマン」で終わりそうな気もするので四番手評価とする。

五番手はレッドジェノヴァ。
夏の札幌で連勝してオープン入りした後の京都大賞典で、いきなりサトノダイヤモンドの2着。
初の京都コースで大駆けしており、バリバリの京都コース巧者の可能性もある。
京都大賞典の後も栗東に滞在しており、陣営の本気モードも伝わってくる。
とは言え、まだ重賞2戦目でオープン勝ちもない。
いきなり大仕事をする可かもしれないが、今回は押さえ評価が妥当か。

最後はいつも通り迷う。
スマートレイアーは、昨年京都大賞典を勝った時の鞍上武豊に戻った。
この馬は京都を得意としているはずだが、なぜかエリザベス女王杯は結果が出てない。
というよりもトライアルレースで好走して、本番のG1で凡走を繰り返している。
調教大将で調教のタイムも素晴らしいため何度も本命にして痛い目にあってきたが、今回は年齢を考えて無印にする。

ミスパンテールは昨年冬から今年の春まで重賞3連勝している。
だが2000m以上を走ったのはオークスのみでこの時は10着。
本格化前とはいえ、そもそもがダイワメジャー産駒なので2200mはやや不安で、かつ今回は大外枠に回ってしまった。

この6戦連対を外していないコルコバードも面白いが、重賞初挑戦では家賃が高いか。
ハービンジャー産駒のレイホーロマンスは今年勝鞍がなく、ヴァフラームはオープン入りしたばかりである。
一昨年のこのレース5着だったプリメラアスールも、この1年勝鞍はゼロだ。

展開を考えれば先行するクロコスミアに食指が動く。
昨年このレースを2着、同コース同距離の京都記念は8着だったがこの時は重馬場だった。
前走の府中牝馬Sは先行して5着に粘った。
ミドルよりやや速いペースで先行すれば、そのまま粘りこむ可能性もある。

だがクロコスミアよりもフロンテアクイーンの方が面白いか。
昨年秋に準オープンで3着してから堅実に走り、4着以下に沈んでいない。
格上挑戦の重賞で2着に入って賞金を加算したため、オープン勝ちどころか準オープン勝ちすらないという面白い馬だ。
アーモンドアイの国枝厩舎が、勝てそうな裏開催の福島記念ではなくここに駒を進めてきたという事は、勝負になると判断したのだろう。
鞍上はマリアライトでこのレースを制し、アパパネで牝馬3冠をとった蛯名正だ。
京都外回りだけに、好位を内々で進んで直線前が開いたところで勝負できれば、上位争いも可能だろう。


◎カンタービレ
〇ノームコア
▲モズカッチャン
△リスグラシュー
×レッドジェノヴァ
×フロンテアクイーン

馬券は◎○1着、◎○▲△2着、◎○▲△×3着の、3連単24点で勝負。


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出演者が実力者揃いなのでかなり期待して観に行ったが、期待ほどの内容ではなかった。

波平(なみひら)久瑠美(波瑠)は大学を卒業し、付き合っている彼(中村倫也)と同じホテルグループの就職した。
しかし新卒でいきなり配属されたのは熊本の「グリーンランド」と言うテーマパークだった。
彼と一緒にいたいがために同じ会社に就職したのに、遠距離恋愛になってしまう事にショックを受けた久瑠実。
1年間一番優秀な社員であるMVPに選ばれれば本社勤務に戻れると知り、所属した企画部ですばらしい提案をしようと意気込んだ。
だが上司の小塚(西島秀俊)はなかなか久瑠実の企画書に目を通してくれない。
そして雑用ばかりを言いつけた。

小塚は伝説の社員でいくつもの企画を実現し、就任してから何年も年間来場者数を増やしていた。
他の従業員からの信頼も篤いのだが、久瑠実からはただのヘラヘラしたオジサンにしか見えない。
久瑠実はやる気を失いかけ半ば自棄になってしまうのだが、実は小塚が久瑠実の事をしっかり見ていることに気付くのだった。

一言で言って、やる気が空回りする新入社員のコメディ映画だ。
地方のテーマパークと言う舞台設定はなかなか面白く、実際全体の設定はややありきたり感があるもののまずまず面白いと思わせた。
ただキャスティングがいただけない。
小塚がおおらかな性格と言うのはいいのだが、「呼び捨てにするなよ、キュンとするだろう」などと、ちょっと聞いているこちらが恥ずかしくなるようなセリフを言う。
このセリフはやはり西島秀俊には似合わない。
西島秀俊は、もっとセンスのある返しをする知的な役柄が似合う。
波瑠も「あさが来た」以来あまり考えずに突っ走るような役が多いが、本来は「BORDER」の比嘉ミカのようなクールな役が似合っていると思う。
特に序盤の空回り振りはちょっとやり過ぎ感もあり、波瑠の持ち味が生かせてないと思った。


130.オズランド 笑顔の魔法おしえます。


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原作は未読だがおそらくジャンル的にはラノベ、人気作品で月9でドラマ化もされている。
軟弱な作品の可能性もあったが、黒木華主演という事でとりあえず観に行くことにした。

五浦大輔(野村周平)は亡くなった祖母の書棚から「夏目漱石」のサインが入った本を見つけた。
それは夏目漱石全集で、「それから」が収録された本だった。
サインが本物ではないかと思った大輔は、本に挟まれていたしおりに書かれたビブリア古書堂で真贋を鑑定してもらう事にした。

ビブリア古書堂の店主篠川栞子(黒木華)は、一目でそのサインが偽物であることに気付く。
そしてさらに、そのサインが書かれた経緯まで推察した。
栞子が瞬時に、自分の祖母に関する過去を推察することに驚く大輔。
大輔は栞子と古書堂に興味を持ち、アルバイトを始めることにする。

ある日妹から、この店の一番高い本を大輔に紹介したらと言われ、栞子は自分が大切にしている太宰治のサイン入り初版本を金庫から取り出す。
栞子は同時に、太宰治ファンの大庭葉蔵と名乗る男から執拗にこの本を譲って欲しいとメールが来ている事も打ち明ける。

ストーリーは、大輔の祖母が漱石の「それから」を所持する事となった過去のエピソードと、大庭葉蔵が太宰治の初版本を付け狙う現代のエピソードが交錯して展開する。
漱石本のエピソードはロマンチックな恋愛で、太宰治本はミステリー的な要素を多く含んでいる。
原作では別々のエピソードであったものを映画用に組み直したようであるが、巧くメリハリとなっていた。
脚本、出演者の演技ともなかなかの出来だったので、映画としてはそこそこ面白かったが、原作がラノベであるためかインパクトは乏しかった。
原作も一話一話は短いストーリーなので、映画よりはTVの連続ドラマの方があっているのかもしれない。


129.ビブリア古書堂の事件手帖


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今を時めく川村元気が原作で、2015年の本屋大賞でも第10位に入った作品だ。
そのためやや期待して観に行ったが、思ったほどの作品ではなかった。

大倉一男(佐藤健)は図書館の司書をしていたが、夜間はパン工場でバイトもしていた。
妻子とも別居しているのだが、その原因は兄の連帯保証人になったことだった。
先の見えぬ生活をしていた一男だが、ある日手に入れた宝くじが当選し、3億円を手に入れることになった。

一男がまっさきに相談したのは、大学時代に一緒に落研だった親友の古河九十九(高橋一生)だった。
九十九はフリーマーケットサイト「バイカム」を立ち上げてIT企業の社長になっていたのだ。
すると九十九は、まずカネを実感するために3億円すべてを持って来いと言う。
一男は言われたままに3億円を鞄に入れて持参したのだが、九十九は自宅で派手なパーティを開いていた。
そしてパーティが終わって一男が目を覚ますと、九十九と3億円は消えていた。

一男は九十九の行方を探すのだが、まず最初に頼ったのはパーティで知り合ったあきら(池田エライザ)だった。
あきらは様々なコネを使って金持ちと知り合い、金持ちを「億男」それ以外を「雑魚」と区分けしていた。
あきらから紹介されて会ったのは、かつてバイカムのシステムを組み上げた百瀬(北村一輝)だった。
一男は競馬場で百瀬から、カネとはどういうものかを聞かされるが、百瀬自身は現在は九十九とコンタクトを取っていなかった。

次に一男が会ったのは、やはりバイカムの立ち上げに加わった千住(藤原竜也)だ。
千住は怪しいマネーセミナーを主催していたが、やはり九十九の居場所を知らなかった。
そして一男は最後に安田十和子(沢尻エリカ)と会う。
十和子は、百瀬、千住とともにバイカムの株を売って億単位のカネを手に入れていたが、それを使わずに自宅に保管していた。
十和子は百瀬、千住とは異なり、カネにそれほどの価値を感じていなかったのだ。

九十九の行方がわからないまま、一男は大学時代の写真を見て九十九と知り合ったことを思い出す。
落研で合わせて100コンビと言われた九十九と一男は仲が良く、二人でモロッコに旅行に行った。
そこで一男の落ち度で骨董屋の品物を壊してしまうのだが、一男が気を失っている間に九十九はその代金を弁償していた。
数十万円もの代金は保険で賄うと九十九は言うのだが、そもそも九十九は株式で億単位の資産を築いていた。
その資金でバイコムを立ち上げるのだが、その頃から九十九はカネの価値について疑問を抱いていたのだ。

必死に九十九を探す一男を追いかけながら、百瀬、千住と、カネに囚われてしまった人々の生き様が描かれる。
その一方で、十和子はすでにカネにあまり価値を見出していない、正反対の生き方をしている。
冒頭の九十九主催のパーティ、そしてそのパーティに出席して億男を追いかけるあきらなど、カネに対する考え方次第で人生が大きく変わる、そういう部分を描いた作品だ。
言いたいことはわかるが、やや説得力に欠ける部分があるのは、キャスティングのためか。

このメンバーなら、一男役は藤原竜也の方がよかったかもしれない。
「カイジ」をはじめ、「インシテミル」「サンブンノイチ」など、追いつめられて苦悩するシーンを演じさせたら今やこの人の右に出る人はいないだろう。
何人ものモノマネ芸人が「うわぁぁぁ」とモノマネするほど、追いつめられ役が板に付いている。
一方佐藤健はクールすぎて、追いつめられ感が乏しかった。
佐藤健は「いぬやしき」の獅子神のようなクールな役が似合う。
百瀬の北村一輝も、北村一輝特有のクセの強いギラギラ感が出ておらずもったいなかったような気がする。

映画としては手堅くまとまっているものの、今一つパンチに欠けた感じで少々残念だった。


128.億男


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この9月に鬼籍に入った樹木希林が出演していることで注目されているが、樹木希林よりも黒木華の実力を見せつけられる映画だった。

大学生の典子(黒木華)は、同い年の従妹の美智子(多部未華子)と仲が良かった。
美智子は地方出身だがあか抜けていておしゃれ、東京出身の典子の方が地味で不器用だった。
ある日二人は、典子の母の勧めで茶道を習い始める。
教える武田先生(樹木希林)は、細かい部分まで指導するため二人はいつも注意されてばかりだったが、それでも茶道を嫌いになることはなかった。
特に典子は、自分でも気づかぬうちに茶道にのめり込んでいった。

ストーリーは、大学生だった典子が就職し、結婚直前で破断し、いつのまにやら40歳を超えるまでの話である。
最初は美智子とともに基礎を教えられ、その後は四季折々の茶道の風情を織り込みながら、典子が人生について考えていくのだが、その見せ方に監督のセンスが光っている。
まず、時間の移り変わりの表現が基本的に二十四節気である。
そして、登場人物の服装や茶室の掛け軸は当然の事、茶室の障子は冬は明かり障子、夏は風通しのいい簀戸と、稽古時の季節感がきちんと描かれている。
また典子の職場や彼をほとんど描いていない事で、茶道と言うテーマを浮き上がらせている。

そして、20~40歳までを演じる黒木華が素晴らしい。
序盤の大学生の頃はややぽっちゃりした感じでまだ迷いもなく、社会人になってからは迷いも多く表情も変わってくる。
そして40歳を過ぎショートカットの出で立ちは、本当に40過ぎではないかと言う色気と風格がある。
途中まで典子と一緒に過ごす美智子役の多部未華子、そして先生役の樹木希林がメリハリを付けているため、静かに淡々と流れるストーリーも、決して退屈ではない。

テーマも内容もやや地味ではあるが、映画の完成度は高く評価されるべき作品だ。


127.日日是好日



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毎年11月3日に地方競馬持ち回りで行われていたJBCだが、今年は4日に京都競馬場で行われることになった。
各レースとも元々JRAからの参戦も多かったが、今年はメインのクラシックに地方から参戦しているのは3頭だけ、スプリントとレディースもそれぞれ4頭で、それでいいのかなという気もしないではない。
とはいえ、あまり深く考えても仕方ないので予想する。

1日で3レース、しかも交流G1という事で、JRA所属馬も地方を転戦している馬が多い。
ふだんあまり地方競馬の映像は見ていないので、力関係がよくわからず予想も難しい。
3レースとも京都のダート適正を重視し、馬券も馬連にする。

まずメインのクラシック。
普通に考えれば一番人気になっているサンライズソアだ。
京都のダートは1.0.0.0で、ダート右回りは3.2.2.1の成績である。
前走は休み明けのシリウスSで3着だったが、勝ったオメガパフュームとは斤量差が4.5kgもあった。
叩き2戦目で良化は確実だし、鞍上はこの秋絶好調のルメールだ。
だが今回は、テイエムジンソクがいる。
5月の同舞台平安Sは、サンライズソアがハナを奪って勝ち切ったが、今回はテイエムジンソクも簡単には譲ってくれないだろう。
先行争いが厳しくなれば展開は速くなり、差し馬が有利になる。
そうなると、オメガパフュームが浮上する。

同期のルヴァンスレーヴが盛岡のマイルチャンピオンシップ、グリムが白山大賞典を勝っているように、3歳世代のダート馬はレベルが高い。
前走のシリウスSも中段に付け直線で差し切った。
過去6戦してレースの上り最速を記録したのが4回、2、3番目がそれぞれ1回ずつで、直線は必ず脚を伸ばしてくる。
短距離血統のスウェプトオーヴァーボード産駒であるが、距離はむしろ1800~2000mが適距離のように思える。
や外目の枠に回った点はマイナスだが、巧く好位に付ければ今回も抜け出してくるだろう。

相手はサンライズソアを筆頭に、サウンドトゥルー、ケイティブレイブ、ノンコノユメ、テイエムジンソク、アポロケンタッキーの6点。

続いてスプリント。

こちらは9月の韓国遠征で復活したモーニンを本命にする。
これまで左回りを中心に使われてきたが、ダート右回りは3.0.0.0の成績で、ダートの1400m以下は5.1.0.0である。
鞍上は昨日から短期免許で騎乗し、いきなり1勝2着2回3着1回のC.デムーロで、一発が期待できる。

相手はキングズガード、マテラスカイ、グレイスフルリープ、ウインムート、レッツゴードンキの5点。


最後はレディスクラシック。
ここもC.デムーロ騎乗のフォンターナリーリが本命だ。
重賞勝ちはないが、京都ダートは3.1.2.0、全成績も5.5.2.3でまだ底を見せていない。
まだあまり人気になっていない今回が狙い目だ。

相手はクイーンマンボ、ラビットラン、ファッショニスタの3点。


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全編、通常の映画のカメラアングルではなく、スマホ、PCなどのTV電話の画像や防犯カメラ画像、あるいはニュース番組の映像などで構成されている、新しい手法の映画だ。

デヴィットは妻を亡くし、高校生の娘マーゴットと二人暮らしだった。
娘は年ごろという事もありコミュニケーションがとりづらくなっていたが、ある晩外泊をし、そのまま連絡が取れなくなってしまった。
デヴィットは最初は娘に怒りを感じていたが、次第に娘の状況を案じるようになる。
外泊をしたという友達に連絡を取るが、その日は泊まらずに帰宅したという。
その後、娘のSNSから交友関係を調べ、次々と連絡を取るがまったく足取りがつかめない。
デヴィットは警察に捜索願を出すが、警察は簡単に捜査をした結果、家出、失踪と結論付けた。
娘の事を調べるほど、彼女の事を何も理解できなかったことに愕然とするデヴィット。
しかしある手がかりから、デヴィットは娘がどこに向かったかを突き止める。
そしてそこからストーリーは大きく動き出す。

ストーリーは、初めてデヴィットたちが家族でPCを使い始めたところから始める。
序盤は家族共有のPCの画面で、そこで思い出の写真や動画などが展開され、これまでの家族の軌跡が表現される。
その後は、デヴィットがPCでマーゴットの知り合いに連絡を取ったり、いろいろな状況を検索する画面になる。
デヴィットを客観的に描くシーンは防犯用の監視カメラ、警察が捜査に動いたシーンはニュース映像など、新しい技法に終始こだわり続けている。
そのため、ストーリー展開は若干甘くなっている。
ラストもややご都合主義なまとめ方だ。

とは言えストーリーの起承転結、メリハリはきちんとつけられており、新しい技法にも違和感はまるでない。
個人的には「カメラを止めるな!」と同等レベルの評価がされていい作品だと思った。



126.search/サーチ


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ブルース・ウィリス演じる善良な医師が、家族を襲われたことから正義感に燃えあがり、悪人たちを倒していくストーリーだ。

シカゴで緊急救命医をしているポール・カージー(ブルース・ウィリス)は、仕事に追われてて忙しいものの美しい妻と娘を持ち幸せな日々を送っていた。
定職に就けない弟から時折無心をされることもあったが、彼もポールの家族を愛してくれていた。

ある晩、ポールが夜勤の時に自宅が強盗に襲われる。
抵抗した娘のジョーダンを助けようと妻は凶弾に倒れ、娘も意識不明の重体となる。
ポールは失意のまま妻を故郷のテキサスに埋葬に行くのだが、そこで妻の父がライフルで密猟者を追っ払っている姿を見る。
義理の父は、「警察は犯罪が起こってからやってくる、自分の身は自分で護らなければならない」と言った。

シカゴに戻ったポールは、拳銃に興味を持ち始める。
そんなある日、救急で運ばれてきた患者が落とした拳銃を、ポールはこっそり手に入れてしまう。
そしてポールは麻薬の売人など、悪人をその拳銃で抹殺するようになった。
悪人を抹殺する男が現れたことでシカゴの街は大騒ぎになり、住民たちはその男を「死神」と呼び始める。
その後もポールは救命医の仕事も並行して続けていたが、以前レストランで車の管理をしていた駐車場係が運び込まれ、彼の手に自宅から盗まれた腕時計がある事に気付いた。
ポールは妻と娘の仇を撃つために、その男のスマートフォンに記録されていた盗品売買のアジトをに乗り込んだ。

ストーリーはかなりシンプルで、クライマックスシーンもかなりあっけない。
ただアクションはもちろんの事、葛藤する演技などブルース・ウィリスの演技力で見せてくれる。
復讐のために悪人を倒すという点ではデンゼル・ワシントンの「イコライザー」にも近いが、家族の仇と言う部分で、この作品の方が復讐に対する主人公のモチベーションが強く描かれている。
ラストが少々あっけなくご都合主義的でもあるが、個人的には好きな作品である。


125.デス・ウィッシュ


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ハリポタ人気に便乗した映画かと思い、それほど期待しないで観に行ったが、まずまずの出来の映画であった。

両親を亡くしたルイス(オーウェン・ヴァカーロ)は、叔父のジョナサン(ジャック・ブラック)の世話になることになった。
ジョナサンは不思議な家に住んでいて、魔法を使う事ができた。
ルイスはジョナサンから魔法を教えてもらう事になったが、ジョナサンの魔法使いとしての腕は暇一つで、隣に住んでいるツィマーマン(ケイト・ブランシェット)の方が魔法使いとしてのレベルは上だった。

ルイスは学校に通いだしたものの、馴染めないでいた。
そんなルイスと仲良くしてくれたのは、学校で生徒代表選挙に立候補していたタービーである。
ルイスはタービーを親友と思うのだが、選挙が終わるとタービーは急に冷たくなった。
タービーの気を引こうと思い、ルイスは家に彼を招いて魔法を見せる。
するとタービーは、ジョナサンから開く事を強く禁じられている棚を開こうと言い出す。
ルイスがタービーの申し出を断りきれずに禁断の扉を開くと、そこには死者を蘇らせる魔法が記されていた。
そしてルイスとタービーは街外れの墓場で、死者を蘇らせる魔法を試してしまう。

おそらく家族向けに作られていると思われ、ストーリーはかなりわかりやすい。
魔法のおどろおどろしさも程よい感じで、映像も美しい。
クライマックスの盛り上げ方も悪くなく、どこをとっても及第点以上である。
ただ、映画としてのインパクトはやや弱い。
それはたぶん、子どもにもわかりやすいようにストーリーをシンプルにしているせいだろう。

子どもが劇場に足を運びやすい年末年始や夏休み、春休みなどに公開したら、もう少し話題になっていたのではないかとも思う。


121.ルイスと不思議の時計


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阿部サダヲが主演なのでそこそこ面白いかと思って期待して観に行ったのだが、結論から言えばダダスベリ映画だった。

パンクバンドのボーカルのシン(阿部サダヲ)、4オクターブの音域を持っていた。
しかしそれは声帯ドーピングによって作られたもので、すでにシンの喉は限界に来ていてた。
一方、ストリートで活動していたバンドのボーカルだったふうか(吉岡里帆)は、ボーカルなのに声が小さいためにクビになってしまう。
偶然ふうかと知り合ったシンは、ふうかの内気な性格を直すためにオーディション会場に連れて行く。
元々あまり自主性のないふうかはシンに振り回されるのだが、その時にシンの喉の秘密を知ってしまう。
ふうかはシンの喉を治すために、二人は韓国へと向かった。

各場面にコントのような笑いを埋め込みながらストーリーは展開していくのだが、まずこの笑いが面白くない。
そこそこ笑える場面も少しはあるが、ほとんどが笑えないため映画を観ていてどんどん引いてしまう。
しかも笑いを映画の軸に据えているため、ストーリーはかなり強引でよくわからない展開も多い。

シンは世界的なロックバンドのはずなのに、ライブ会場はかなり狭くて人の熱気もいかにも演技に見えてしまう。
そういうギャップも笑いにしたかったのかもしれないが、逆効果にしかなっていなかった。

勢いだけで作ってしまった感があり、阿部サダヲが主演でありながら、かなり残念な作品になってしまった。


121.音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!


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