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いよいよ東京オリンピックが始まった。

いまだに、新型コロナの感染者数が2021年年始を上回り医療体制の逼迫が懸念される、などという者もいるが、半年前とはワクチン接種率が全く異なり、感染者に対する重症者の割合も低くなっているのに、なぜ同レベルで論じているのか不思議でならない。
ワクチン接種は重症者を少なくするという目的なので、感染者が増えても重症者の割合が増えなければ当初の目的通り施策は遂行していると言っていい。
そもそも、ワクチン接種者は抗体ができているため発症していないだけで、感染している者も数多くいる。
そこまでカウントすれば、今後「感染者数」は二次曲線のレベルで増えていくはずだ。
それでもワクチン接種が進めば、問題はない。
もし議論するのであれば、感染者が増えているのにワクチン接種が予定通りに進んでいない事である。

また、「ワクチン接種が進んでもデルタ株が」などと言う者もいるが、これはまったく状況を理解できていないだけ。
もし、デルタ株の蔓延で重症者が増えると言うのであれば、ワクチン接種を進めること自体意味がないという事になるので、今すぐワクチン接種を中止して日本中をロックダウンすべきだ。
そもそも、この日記でも何回も書いているが、新型コロナのRNAは長い一本鎖のため、インフルエンザのように変異種の性質が大きく変わると言う事態は起きにくい。
実際、デルタ株についてもかなり高い確率で、ワクチン接種により抗体ができる事も確認されている。
ちなみにインフルエンザはRNAが7~8本あり、そのタイプが入れ替わることによって性質の異なるパターンがおよそ144あるので、予防接種をしても異なるタイプに罹患する者が多いのだ。

前置きがかなり長くなったが、オリンピックが始まるという事で、1965年に公開された市川崑監督の「東京オリンピック」を見る。
噂には聞いていたが、記録映画ともドキュメンタリーとも芸術ともつかない映画だった。

まず、各会場建設のため、古い建物を壊す鉄球からスタートする。
その後は、アテネでの聖火の採火、アジア各国、日本国内の聖火リレーの映像が続く。
そして日本国内の準備の状況から開会式だ。
ここまでは予想通りだが、その後の競技の描き方が意表を突いた。
前半のほとんどは、陸上競技だ。
スローや長望遠カメラによるアップを多用し、選手の内面を描こうとしている。
陸上競技の後は、競泳や体操、ウエイトリフティング、ボクシング、レスリング、柔道など、おそらく競技日程通りに取り上げられていると思われる。

柔道は、よく「ヘーシングに日本の柔道は完膚なきまでに叩きのめされた」などと聞いていたので、神永が豪快に投げ飛ばされたのかと思ったが、袈裟固めによる1本勝ちだった。
東京オリンピック、しかも一番重要視される無差別級で敗れるという事が、当時はショッキングだったのかもしれないが、今、冷静に見れば、寝技での敗戦は「叩きのめされる」レベルとまでは、言えないのではないかとも思う。

競技の合間に、チャドから参加した青年を追った映像も流れた。
この部分はドキュメンタリーのようだった。
球技に関してはあまり時間が割かれていない。
「東洋の魔女」の女子バレーボールも、せいぜい5分程度だ。
そしてマラソンの後、閉会式の映像が流れるが、どの国の選手も入り乱れ、交流しているように更新する映像は感動的だった。

上映時間は2時間50分。
ハッキリ言って、かなり長い。
そして、リアルタイムで1964年の東京オリンピックを見ていない自分にとっては、正直感動は薄かった。
だが、2021年の開会式前日に放送された「新映像の世紀」によると、1964年の開会式は旧国立競技場に7万5000人の人が集まったが、競技場の外には8万人の観衆が駆け付けていたらしい。
開会式の入場行進も、競技場の外からスタートしていたとの事。
それを考えると、この映画も公開当時はかなりテンション高く受け入れられたのだろう。

2021年の記録映画が作られているのかどうかはわからないが、コロナ騒動があった事が逆に、記録映画としては感動的になるのではないか、と言う気もする。
もし劇場公開されるのであれば、ぜひ観に行きたい。


67.東京オリンピック(1965年)


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今回のギンレイの2本。

まず「世界で一番しあわせな食堂」。
フィンランドの田舎町の食堂に、中国人親子が現れた。
食堂の女主人はシルカ、地元住人相手に昼間、バイキングを提供している。
父親のチェンがシルカに、つたない英語で「フォントロン」という人物を知らないか、と尋ねた。
シルカも英語はコミュニケーションができる程度で、店の客に尋ねるも、フォントロンを知る者はいなかった。
途方に暮れた親子は行くところがないようで、店が閉まるまで居続けた。
見かねたシルカは、開いている小屋に泊まっていいと告げる。

翌日も、親子は店に現れた。
父親は店の客に次々と、フォトロンについて尋ねるが知る者はいない。
そこに、中国人ツアー客を連れたバスがやってくる。
ツアー客はシルカの店のバイキング料理に失望するが、その様子を見かねたチェンが料理作りをかってでる。
チェンは上海の料理店でコックをしており、近所のマーケットから食材を調達すると、手早くツアー客用にランチを作った。
チェンの作る料理は客に大好評、喜んだツアーガイドはまたツアー客を連れてくると言って立ち去った。
その日から、チェンは厨房に立ってツアー客相手に料理を作り始めた。
店の料理は、ツアー客用の中国料理がメインとなる。
最初は馬鹿にしていた地元客だったが、チェンは薬膳料理を作り、地元客の体調を改善してしまった。
地元客は、チェンを認めて仲間として付き合うようになる。

チェンは相変わらずフォントロンを探していて、シルカもいろいろと手を尽くして協力をしていた。
しかしある日、フォントロンが異なるイントネーションの地元民である事が判明する。
その後、チェンは息子と一緒に街を出ようとする。
その時点でチェンに好意を持っていたシルカは、なんとかチェンを引き留めようとする。

悪意がほとんどない作品だ。
言葉がうまく通じないことで、最初はなかなかコミュニケーションが取れないのだが、料理を通じてチェン親子が地元民に溶け込んでいく。
この過程が観ていて気分がいい。
途中でラストもほぼ想像できてしまうのだが、それもまたいい気分にさせてくれる。
ポイントは、地元住民の爺さん二人か。
翻訳の妙かもしれないが、二人のくだらない掛け合いがところどころで笑わせてくれる。
派手さはないが、なかなかの良作である。

続いて「MISS ミス・フランスになりたい!」

アレックスの子供の頃の夢は、ミス・フランスになる事だった。
しかし男であることから、友達にも馬鹿にされる。
大人になったアレックスは、かつて習っていたボクシングのジムで手伝いをしていた。
そこに、子どもの頃一緒にボクシングを習っていたエリアスがやってくる。
エリアスはチャンピオンになっていて、子どもたちの憧れの的だった。
子どもの頃の夢をかなえたエリアスを見て、アレックスは自分もミス・フランスを目指すことにした。

まず、一緒のアパルトマンに住む男娼のローラから、その道の総元締めのような人物を紹介してもらう。
そして地区予選のイル・ド・フランス大会に出場、見事1位置で通過し、本戦へと駒を進めた。
本戦は地区予選を勝ち上がった16名で争い、数カ月のトレーニング期間もTV番組用に収録される。
アレックスの魅力に惹かれたプロデューサーが肩入れしているレベルでアドバイスをしたこともあり、アレックスはどんどん魅力的な女性になって行く。

ハッキリ言って、とらえどころのない作品だ。
アレックスが夢をかなえるために努力をするストーリーかと思ったが、見た目も美しく器用なので、あまり苦労していない。
能力を過信して挫折し、本当に大切なものが何かに気づくストーリーではあるのだが、「過信」も「気づき」も演出が甘くて感情移入できない。
最初から最後まで、アレックスを応援することができないのだ。
そのため、ラストもあまり感動できない。

「世界で一番しあわせな食堂」を先に観ていたこともあり、正直イマイチ感を強く感じてしまった。


65.世界で一番しあわせな食堂
66.MISS ミス・フランスになりたい!


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公開中の「竜とそばかすの姫」のパブとして放送された「サマーウォーズ」を見る。
細田作品で言えば、「時をかける少女」は絶対に見るべき作品で、「サマーウォーズ」もまずまず、それ以外は今一つ、と言うのが私の感想だ。
絵柄的にも、マッドハウス時代の方が好きである。


ただこの作品は、舞台となる上田の陣内家の登場人物が多く、かつ人間関係の紹介がアバウトだ。
大人数を雑に紹介して大家族という事を強調しているだけかと思ったが、そうではなく登場人物の多くががそこそこ重要な役割である。
であるならば、一人一人をもう少し印象強く紹介すべきだったと思う。
それがないままストーリーが進むので、初めて見ると途中でちょっと混乱する。
特に、夏希のまた従兄弟の翔太の設定がわかりづらい。
最初は、夏希の事が好きな、ちょっと頭の弱そうなチャラ男で登場するが、次に登場するときには警察官である。
そしてその次に登場する時には、AIのラブマシーンと対決するために用意された大型ワークステーションを冷却する氷を、曾祖母の栄の遺体を冷やすために移動する、完全間抜け野郎だ。
頭の悪そうな部分は共通なのだが、最初に劇場で観た時はこのチャラ男、警察官、間抜け男が同一人物だとわからなかった。

「竜とそばかすの姫」は仮想世界が舞台という事で、「サマーウォーズ」に通じるものがあるのではないかと思う。
予告編を観た限りでは、CGはかなり美麗で日本アニメ史上最高クラスではないかと思う。
細田作品も前作の「未来のミライ」はストーリー的にそれほど悪くなかったので、今回の「竜とそばかすの姫」もかなり期待できそうだ。


64.サマーウォーズ(再)


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日本の役者が大挙出演しているという事で話題になっている映画だ。
シリーズの途中の作品という事で、作品が始まる前に前作までの世界観が簡単に説明はされるのだが、それでも良くわからない部分が多かった。

タン・レンはタイの中華街で探偵をしているが、実は何でも屋である。
シリーズ1作目は中国で警官を目指すも挫折したチン・フォンが、タイで叔父のタン・レンと会い、二人は事件を解決する。
2作目は、「CRIMASTER」と言うアプリが世界中の探偵をランク付けしており、チン・フォンは第二位、そしてN.Y.で世界中の探偵が高額賞金を懸けた推理大会があり、二人はその大会に参加した。
本作は、この続きから始まる。

N.Y.の大会にも参加していた日本人探偵の野田(妻夫木聡)が、タン・レンとチン・フォンを日本に呼び出した。
野田は、暴力団黒龍会の組長渡辺(三浦友和)に掛けられた殺人の疑いを晴らす事件を請け負っていた。
黒龍会は歌舞伎町の「新チャイナタウン」計画の利権をほぼ手中にしており、渡辺は敵対する東南アジア商会の会長スー・チャーウェイと最後の会談を行っていた。
池に作られた密室で二人だけで話をし、部屋の外にはお互いの手下が待機していたが、スーの叫び声で手下たちが飛び込むと、スーは刺され、渡辺は割れたガラスの破片を持ち、気を失って倒れていた。
スーは手下の車で病院に運び込まれるが、死亡する。
3人は現場検証を始め、渡辺が部屋にあった花瓶でスーの頭部を殴ったことを突き止める。
そこにスーの秘書の小林杏奈(長澤まさみ)と、「CRIMASTER」10位のタイの探偵ジャック・ジャー(トニー・ジャー)が現れる。
ジャックは東南アジア紹介に雇われていた。
さらに警視庁の敏腕警視正田中(浅野忠信)も登場する。
杏奈に一目ぼれしたタン・レンは、証拠となる花瓶を見つけたことを自慢するが、当然のごとく警察官の田中に接収されてしまう。

証拠がなくなってしまった3人は、仕方なく病院に収容されているスーの遺体を検証に行く。
しかし同時に、ジャックも遺体の検証に来ていた。
ドタバタ劇が繰り広げられる中、チン・フォンは刺し傷がガラスの傷ではないと推理する。
だが、花瓶の証拠のために渡辺は厳しい立場となり、3人は黒龍会から狙われる立場になってしまう。
それでも3人は、事件を解決するため独自に動き出す。

3人は杏奈に話を聞こうと彼女の部屋に向かうが、彼女はいなかった。
そこにジャックも現れもめるのだが、杏奈は何者かに連れ去られたのではないかと言う結論になる。
そこで4人が防犯カメラを調べると、彼女は連続強姦で指名手配されている村田(染谷将太)に連れ去られたことが判明した。

このあたりまでは、前2作を知らなくともなんとか付いていける。
しかしここから、「CRIMASTER」で1位の「Q」と言う存在が、ストーリーに大きくかかわってくる。
さらに、他にも設定のよくわからない探偵や5人組などが登場してくるため、かなり混乱してしまう。
しかも前半はドタバタ劇、しかもかなりチープでそのチープさを笑うレベルのドタバタ劇が繰り広げられるのだが、渡辺が裁判に出廷するあたりから話がかなりシリアスになって行く。
しかも、渡辺の三浦友和と杏奈の長澤まさみが迫真の演技で、前半とのギャップにちょっと戸惑ってしまう。

おそらく、シリーズの1作目から順を追って見れば、楽しめるのだと思う。
ただ、この作品だけで考えると、前半のドタバタ劇をもっと振り切って最後までつらぬいた方が、もっと面白くなったのではないかと言う気もする。


63.唐人街探偵 東京MISSION


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不老不死の体を手に入れた女性の物語との触れ込みだったので、SF的要素が強い作品かと思ったが、哲学的な内容の作品だった。

リナ(芳根京子)は17歳で息子を生むが、彼を捨てて一人で生きていた。
そして19歳の時、バーでダンサーとして踊っていたとき、ボディワークス社のエマ(寺島しのぶ)と出会う。
ボディワークス社は、死者の体に血液の代わりに樹脂を流し込み、まるで生きているかのように保存をするプラスティネーションの会社だ。
エマは死者を単純に保存するだけではなく、遺族や本人からの希望を聞き、生前の動きを再現した態勢で保存をし、人気を博していた。
エマはリナのダンスの動きを見て、リナにもプラスティネーションの才能があると見抜いたのだ。

その後、リナは30歳となりプラスティネーションアーティストとして会社のリーダー的存在になっていた。
一方エマは、理事から追放されていた。

エマの弟の天音(岡田将生)は、人体の細胞分裂のカギとなるテロメアを初期化する液体を開発、それを体内に流し込めば不老不死になる事を発見していた。
天音の液体は国の承認を得て、リナと天音は人類で最初の不老不死となった。
だがこの天音の液体は高額で、不老不死になれる者となれない者の格差が生まれると、世間は反発。
エマも同様に天音の液体に反対し、死があるからこそ生に意味があるのだ、とリナに言った。
そしてエマは、20年前にこの世を去った女性のパートナーをいまだに再現できない事もリナに告白。
その後、自らの体内に樹脂を流して命を絶った。

その20年後、天音の液体は一般にも広まり、リナと天音は変わらぬ容姿で過ごしていた。
しかし天音はある遺伝子を持っていて、その遺伝子が一定の期間を過ぎると、天音の液体を無効化してしまう事に気づいた。
液体の効果がなくなると、老化は一気に進む。
天音はリナに、自分の余命は後2カ月だと告げた。

セリフが少なく、画面からの説得力に訴える作品だ。
予算的な問題もあったのだろうが、リナと天音が液体を投与されるまでの前半は、エキストラの使い方も含めてやや映像にチープ感が漂っていた。
しかし、天音が用意した島でリナが液体を投与されなかった人々と過ごす後半は、ゆったりした風景と時間の流れが相まって、非常に画面に奥行きが生まれ、ストーリーにも重みが生まれている。

エマが主張する、死があるからこそ生に意味があるのだ、という言葉は、古今東西言われつくされた言葉でもある。
しかしこの作品を観ると、やるべき事を成し遂げた後は、生にこだわる必要はないのだ、改めて感じさせられる。
生に執着するのは、まだやり残した事が多い人間なのである。

もし自分が不老不死になれるとしたら、もう一度人生を一からやり直してみたいとも思うが、今の人生にはそれほど執着していないので、そろそろ人生が終わってもいいかな、とも思う。


62.Arc アーク


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