久しぶりに見ていてワクワクした

もう24時間近く経過するが、昨夜のイングランド戦は久しぶりに見ていてワクワクする試合だった。
選手のアツい気持ちが画面から伝わってくるようだった。
わずか1週間で、なぜここまで変わったのだろうか。

要因はいろいろあるだろうが、一番大きいのは選手間の信頼関係が強くなったことではないだろうか。
TVの中継でも「阿部が機能している」と再三伝えられていたが、阿部が機能していたのは、やはり後ろのDFを信頼できていたからだろう。
フォーメーションだけ観ると、韓国戦から闘莉王が入って左右のSBが入れ替わっただけだが、この信頼関係がスピーディなプレイを生んだに違いない。

韓国戦では阿部だけではなく、どの選手もキョロキョロ周りを見渡していた。
それは相手選手だけではなく、味方の位置の確認もしていたように見えた。
つまり、仲間の位置取りが理解できていなかったのだ。
今回はみなボールに集中し、相手を確認する事なくパスを出していた。
だからパス出しがやたらと早い。
この1週間で選手のミーティングを相当行ったらしいが、それが効を奏したのだろう。

その昔「フィフティーン・ラブ」という漫画で、テニスには3つの「C」、「Concentration」「Combination」「Control」が必要で、さらに4つ目の「Confidence(自信)」が一番重要だと言っていた。
サッカーも同じだろう。
特に4つ目は「自信」とともに「信頼」とも置き換えられる。

そしてサッカーにも独自の3つの「S」がある。
「Speed」「Stamina」「Skill」だ。
だがサッカーも4つ目が一番大切ではないかと思う。
「Spirit」だ。
昨日の試合には魂がこもっていた。

結局は1-2で負けたではないか、と言う人もいるだろう。
だが、コンディションは良くなかったとはいえ、優勝候補にもあげられるイングランドを本気にさせた。
本調子ではないジェラードを後半の頭から投入したところに、イングランドの焦りが見られた。
イングランドは本番前の最後のテストマッチなので、本来であれば後半20分くらいからジェラードを出場させて試合感を付けさせたかっただろう。
ここでケガなどされたら元も子もないからだ。

それが後半頭に一気に5人変えてきた。
前半の日本の頑張りで、カペッロ監督も不安になったからに違いない。

イングランドのコンディションが悪かっただけだろ、という人もいるかもしれない。
しかしヨーロッパ各国のリーグはほぼ同日程で終了しているので、その他の国だってイングランドと変わらない可能性もある。
アフリカも含めて、ほとんどの有力国の有力選手は、ヨーロッパのリーグに所属しているのだから。

インタビューでは闘莉王は笑っていて本田は悔しそうだった。
これも対照的だが思っている事は同じだろう。
闘莉王は、まだ修正できる部分はあった、だから本番ではもっといい試合ができるはずと思って笑い、本田はまだ修正できる部分はあった、だからこの試合も勝てたはずだと悔しがったのだ。
その考えた方の違いは、単純にDFとFWに近いMFというポジションの違いのような気もする。

そして最後に映し出された俊輔が象徴的だった。
みんな引き上げて誰もいなくなったピッチで、一人でダッシュを繰り返していた。
俊輔の気持ちもスイッチが入ったのだろう。
試合後のインタビューの途中でこのシーンを抜いたNHKは、いい仕事をした。

だが俊輔にはあまり焦って欲しくない。
ハナから1次リーグ敗退が前提になっているような感もあるが、もし日本が本当にベスト4を目指すのであれば、7試合闘う事になるのだ。
俊輔は腹をくくって決勝トーナメントに向けて調整し、他のメンバーは俊輔を試合に出すために1次リーグを突破する、くらいの気持ちで挑めば、結果が付いてくるような気もする。

日韓大会の時も、風呂場で選手が激論を交わしてからチームがまとまったという。
なので今回も、韓国戦の惨敗を機にチームがまとまってくれれば、ひょっとすれば光が見えるかもしれない。

ところで、俊輔を映していい仕事をしたNHKのカメラであるが、以前にもとてもいい仕事をした事がある。
1999年のJリーグ最終戦、浦和レッズは福田のVゴールで勝利を収めたものの、延長戦に入る段階ですでにJ2落ちが決定していた。
Vゴールで勝った後、カメラは福田を追い続けたのだが、福田は喜んで駆け寄るチームメートを振り払い、数メートル歩いて脛当てを外そうとしゃがんだ瞬間、こらえていた涙が堰を切って流れ出し、号泣した。
カメラは泣き続ける「ミスターレッズ」を映し続けていた。
あのシーンは今でも忘れられない。

今回のW杯でも、あのときのようなアツいシーンを見せてもらいたい。

今回は声を大にして言おう!

ガンバレ、日本!



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by ksato1 | 2010-05-31 20:30 | 日記 | Comments(0)

更迭か・・・

日本、1―3で韓国に惨敗 中国が2大会ぶり優勝
http://www.excite.co.jp/News/sports/20100214/Kyodo_SP_CO2010021401000470.html



初めに書いておくが、私は岡ちゃんがキライではない。
むしろ好きな方だ。
だが今日の試合の結果を見たら、更迭論が出ても反論する事ができない。

繰り返しになるが、なぜ大久保を使うのか?
木曜日に2ゴールした玉田を使うのはまだわかる。
玉田だって本当なら、後半を待たずにとっとと佐藤寿か平山に交代してもよかったが、闘莉王退場でポジションの変更もあったし、まあ後半30分まで引っ張ったのも仕方ないかもしれない。
だが、なぜ大久保を先発で使うのか。
気持ちが入っているからか。
だが気持ちが入っている選手こそ、コンディションが悪い時に出場すると空回りしていい結果にならない。
どっちにしろアクシデントで香川を使うくらいなら、最初から試してもよかったのではないか。
昨年のJ2の得点王も、そんなに信頼がないものなのか。

今回は、日本のやるべきサッカーを韓国がしていた。
カウンターで上がる際にドリブルである程度ボールをキープ、その間にFWがマークを振り切りオープンスペースに走り込む。
そこへきっちりとスルーパスを出されていた。
これができるのは、FWが下がりすぎずに高い位置でプレッシャーをかけていたから。

大久保や玉田も守備は行っていたが、ずるずると後退するのでボールを奪っても前線には岡崎一人ぼっち状態。
サイドの空いたスペースに内田と長友を走らせるも、この二人がゴール前にボールを上げる時にはまだ大久保と玉田が戻っていない。
岡崎も含めて全力疾走でゴール前に到達するものだから、せっかくあがったクロスにもタイミングが合わない。

合宿では、カウンターから15秒以内で攻め上がる練習してたらしいけど、意味ないよ。
だって15秒じゃゴール前にFWが戻ってないから。
だから稲本だの闘莉王が押し上げるために攻め上がらざるをえなくなり、内田と長友の負担がさらに大きくなる。

さらに、フジテレビの解説で風間さんが「玉田がマークを振り切れないでいる」と言っていたが、まさにその通り。
サイドに開いているときはいいが、ゴール前ではボールの行方だけ見て相手DFの動きを見ていない。
だからことごとくマーカーにクリアされるか潰されてしまう。
木曜日の押し込んだ3点目のイメージがまだあるのかもしれないけど、あの動きじゃ点は取れないだろう。

だけど、もうFWがいない。
欧州組も中盤はタレント豊富だけど、FWは森本だけ。
興梠は合宿で落とされちゃったし、いまさら巻、矢野、田代って言われてもピンとこないし。
ハンソデバンドはクラシック路線に乗っているけど、播戸って言うのもねぇ・・・。
かと言って大迫、原口元気、渡邉千真あたりじゃ、まだ荷が重いだろう。
そうなると、玉田は我慢して使わざるをえないのか・・・。
やっぱりジュニーニョを、なんとしてでも帰化させておくべきだったね。

ちなみに今日の試合、いい動きを見せいた韓国の右サイドの20番の選手。
昨年のKリーグ得点王だけど、もう30歳なのでレギュラーポジションが確約されているわけではないらしい。
やっぱり韓国の方が選手層が厚いよな、人口は少ないのに。
ちなみにこの20番の代わりに入ってきたのが、ジュビロのFWイ・グノだ。
欧州に移籍するつもりだったのが交渉がまとまらず、やむなくJリーグでガマンした男だ。
それでもジュビロの主力である。

それと最後に岩政。
誇るべき大学の後輩である。
我が大学で誇れるのは岩政と元スワローズの栗山さん、それと最近熱愛発覚した優木まおみ、卒業はしてないけどカラテカ矢部くらいである。
だから岩政の事はかなり応援しているんだけど、今日のプレイはダメダメだ。
ハッキリ言って失望した。
中澤&闘莉王の2枚看板がいるかぎり出番も限られるのだから、こういう時こそ「魂のサッカー」で「CBに岩政あり」をアピールする絶好のチャンスだったのに!
なんだあの気の抜けたプレイは!
もっとガタイを生かして堅く守ってくれよ!

明日以降、岡ちゃん更迭論が吹き荒れるだろうね。
一説によると、ヒディンクだのアルビレックスの黒崎監督の名前が上がっているらしい。
でももし更迭するのなら、3/3のバーレーン戦を待たずにこの時期だろう。
監督代えてもあんまり変わらないような気もするけど。

って言うか、やっぱり超法規的手段で今からジュニーニョを帰化させようよ!



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by ksato1 | 2010-02-15 00:02 | 日記 | Comments(0)

ツルっと滑って勝利

【サッカー日本、バーレーン下す W杯4大会連続出場にあと1勝】
http://www.excite.co.jp/News/sports/20090328/Kyodo_SP_CO2009032801000570.html



今週頑張って土曜出勤を避けたのは、今日のバーレーン戦が観たいと言う事もあった。
番組を観始めたのは前半の20分過ぎあたりから。
昼寝をしすぎて子どもを風呂に入れる時間が遅くなったからだ。

前半は非常にイライラする展開。
ゴール前を堅く守るバーレーンDFに、すべて跳ね返されてしまっている。
パスを細かくつないでも、ラストは人数の差で詰められてしまいシュートを枠内に打てない。

観ていて思ったのだがやはりアジア予選においても、オーストラリア、ウズベキスタンのような上背のある国と闘う場合と、中東を含む上背のあまりない国と闘う場合では、戦術を分けた方がいいんじゃないだろうか。

今日はタイプの似た3枚を入れた3トップ。
全員高速ドリブルで上がるFWだ。
だがゴール前を絞られるとなかなかドリブルでも抜けず、ショートパスを繋いでもフィニッシュまで持って行けない。
こういう相手にはターゲットマンを真ん中において、サイドからバンバンゴール前に放り込む作戦の方が、有効なような気もする。
バーレーンもずいぶんデカいハゲがセンターにいたが、ターゲットマンが落としたボールに走り込むシンプルな戦術が、やっぱり効くんじゃないだろうか。
一方、オーストラリアやウズベキスタン相手では、ドリブラーがかき回す戦術がよいのではなかろうか。

後半早々、俊輔のフリーキックで先制する。
そしてこれが決勝点。

俊輔の蹴ったボールはデカいセンターのハゲ頭にぶつかり、ツルっと滑った。
いや、冗談ではなくそう見えた。
もし彼の頭に毛があったら、あの角度にボールがあがらなかったんじゃないだろうか。

そこから後は、バーレーンが前に出てきたので、パスが通るようになった。
特にバーレーンは内田をノーマークにしていたようで、何度もいい上がりが見られた。
バーを叩いたシュートはもちろん、キーパーが弾いてゴールラインを割ったボールも、ファーの方に転がっていたら玉田が押し込める位置にいた。
後半のいい形を見ても、やっぱり今の戦術は引いて守る相手向きではないと思う。

今日の裏開催では、ウズベキスタンがカタール相手に、ホームで4-0勝利したようだ。
これで3位以下は、勝ち点4で3カ国が並んだ。
オーストラリアは次戦、ホームのウズベキスタン戦に勝ち、裏開催のバーレーン-カタールが引き分ければ、世界最速で本戦進出が決定する。
そうなると日本も、残り3戦のうち1戦でも引き分ければ自動で本戦進出となるのでかなり有利ではある。

そこまで考えると、もう引いて守る相手に対してこじ開ける戦術は、無理に必要ないのかもしれない。
でも、ワールドカップの前にアジア杯もあるし、アジアの他の国に対して「日本には勝てない」と思いこませるためにも、引いて守る相手を撃破する戦術も必要ではないだろうか。
平山が代表入りしてくれると、そのあたりの課題も解決しそうなんだけれどもね。

まあ、なにはともあれホームで勝ててよかったよ。
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by ksato1 | 2009-03-28 23:35 | 日記 | Comments(0)

ボールも動いて、人も動いた

【カタールに3発!岡田ジャパン快勝…出場圏内2位死守】
http://www.excite.co.jp/News/sports/20081120/Fuji_SP_320081120107.html


昨日のvsカタール戦。

「日本先制しました!」の声で目が覚めると、すでに前半20分、田中達也がゴールを決めた後だった・・・。
マンガ読んだりして頑張っていたのだが、いつものように試合開始前に寝てしまった。

その後は試合を見ていたが、ハーフタイムになったので風呂に入る。
ここでも寝てしまい、風呂から戻ってきたらすでに後半30分。

いつのまにか3-0になってるし・・・。
3点も入ったのに、ゴールシーンを生で見られなかった・・・。

居眠りしてしまった事はともかく、アウェイで、しかも3-0で勝った事は大きい。
ボールも人もよく動いていた。

戦前、カタールはかなり強いのではないかと思っていたが、昨日の試合を見た限りでは結構雑だった。
ドリブルもスピードはあるが、切り返すなどの小技を使ってこずに多少体を入れ替える程度で真っ直ぐ走るだけなので、DFが難なく追いついていた。
基本的にはカウンターからセバスチャンに送る戦術なので、あまり細かい事は行わないのだろう。

エメルソンがいつのまにか出場資格を失っていたのも大きい。
前線で二人に切り刻まれていたら、今回のようにはいかなかったかもしれない。

攻撃で言えば、ゴール前を守る相手DF2枚が若手だったのもラッキーだった。
FWの囮の動きにかなり釣られていたし。

1点目も去ることながら、2点目を玉田がミドルで決めたのはかなり大きい。
シリア戦で長友もミドルから決めていたが、ゴールエリア外からミドルを打たれると、どうしてもDFは相手との距離を詰めざるを得なくなる。
そうなるとDFとGKの間にスペースができる。

得点にはならなかったが、俊輔がDF裏の狭いスペースに飛び出し、そこからマイナス角度でゴール前に入れているシーンがあった。
昨日は長谷部がうまく反応できずにダフったが、あの形が作れればゴールチャンスは格段に増える。
そのためには「日本にはミドルもあるぞ」と相手に思わせる事が肝心だ。

今後も、予断を許さない戦いが続くだろう。
ただ、今回のメンバーでの3-0は、とても大きな勝利だと思う。
長友&内田の両サイドは完全に目処が立ち、CBも闘莉王、中澤、寺田の3枚に加え、場合によっては阿部もいる。
DF陣はほぼ不安がないと言っていい。

これまで問題となっていた攻撃も、田中、大久保、玉田のドリブラー3枚が巧く機能した。
試合後のインタビューで俊輔も「前の3人ががんばってくれたので」とコメントしていたし、パスも出しやすいのではないだろうか。
ポストプレイヤーを置く戦法もいいが、もう一枚佐藤寿というカードもあるし、しばらくこのフォーメーションを取るのいいんじゃないだろうか。

あとはキーマンとなる中盤の二人、俊輔と遠藤のコンディション次第だ。
俊輔は日本に帰ってくるようだが、過密スケジュールの遠藤のコンディションはやや気になる。

オーストラリアをホームに迎える次戦で、ある程度先が見えてきそうな気もする。
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by ksato1 | 2008-11-20 19:07 | 日記 | Comments(0)