<   2016年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

G1馬に加えてG1上位常連馬が揃った豪華な宝塚記念。
種牡馬を見ても17頭中ディープ産駒6頭、ハーツクライとキングカメハメハ産駒が各4頭で、残り3頭中の1頭もブラックタイド産駒のため、血統という面でも甲乙が付け難い状態だ。
ただ、中心となるのはやはり強い4歳勢だろう。
中でもG1を2勝しているドゥラメンテとキタサンブラックに関しては、この2頭が枕を並べて討ち死にするとは考えられない。

この2頭のうちどちらが本命かと言えば、やはりドゥラメンテか。
直接対決は昨年ダービー以来だが、キタサンブラックもそれ以降メキメキと実力を付けている。
ドゥラメンテがドバイの激走からの復調に時間がかかっただけに、あっさり勝っても不思議はない。
しかしドゥラメンテの強さは規格外だ。
祖母エアグルーヴからつながる母系の血統は、バラ一族に勝るとも劣らぬ強さを誇る。
骨折明けの中山記念もキッチリ勝っているだけに、ファン投票6位とは言え本命にせざるを得ないだろう。

この2頭に迫る可能性があるのは昨年の覇者ラブリーデイか。
昨年このレースを勝った後、秋の天皇杯も勝利。
しかしその後は勝ち星がない。
とは言え、JCと有馬記念は距離が長く、産経大阪杯は休み明けで58kgの斤量、そして前走は香港のG1だった。
敗因はハッキリしており、見限るにはまだ早い。
とは言え、ドゥラメンテとキタサンをまとめて負かすとは考えずらく、2着候補までが妥当か。

3着候補も、やはり4歳馬が中心だ。
筆頭は、中山記念でドゥラメンテの2着、産経大阪杯ではキタサンとラブリーデイを降しているアンビシャスだ。
プリンシパルSを勝ってダービーの権利があったものの、見送ってラジオNIKKEI賞を完勝。
昨秋の天皇賞も3歳馬ながら5着に入って大器の片鱗をみせた。
ここでも上位に食い込んでくる可能性大だ。

サトノクラウンも注意が必要だ。
天皇賞秋と前走のQEII世カップの2桁着順で人気を落としているが、昨春の弥生勝馬で今年の京都記念とG2を2勝している。

その他では、マリアライト、ラストインパクト、ステファノスの、G1上位争い常連馬も3着候補にする。


◎ドゥラメンテ
○キタサンブラック
▲ラブリーデイ
△アンビシャス
△サトノクラウン
△マリアライト
△ラストインパクト
△ステファノス


◎○1着、◎○▲2着、◎○▲△3着の、3連単24点で勝負。



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横山秀夫作品は映画で「半落ち」と「クライマーズ・ハイ」を観たが、どちらも「なんじゃこりゃ」作品だった。
「半落ち」は梶(寺尾聰)がなぜそこまで頑なに黙秘を貫いたのかわからず、適当にウソをつけばそれでおわりじゃん、と思った。
「クライマーズ・ハイ」はもっと酷く、地方紙記者の全国紙に対する僻み根性、負け犬根性が延々と語られているだけだった。

原作は面白いのかもしれないが、映像化するとガクンと面白味が下がってしまう作品はいくつもある。
この横山秀夫という人はその見本のような人かと思い、さらに「マークスの山」以降「このミステリーがすごい!」作品は逆にダメだという私の中に法則ができていた事もあり、この作品も最初は軽視していた。
ところが、本屋大賞でも第2位に入った。
基本的に私の中では、本屋大賞はかなり信頼が置ける。
と言う事で、まずTVドラマ版のダイジェストを観た。
ミステリーのキモとなる部分は非常に面白かったが、地方紙記者の横暴が目に余り、この作者はこの部分にどうしてもこだわらずにいられないようで、そこがどうしても好きになれなかった。

なので最初は映画も観に行くつもりはなかったのだが、後編が封切られた後、ラストが原作と異なると聞いて、慌てて観に行くことにした。

昭和64年の正月、群馬県で少女誘拐事件が起きた。
警察は犯人からの連絡を待ち必死に操作するものの、身代金は犯人の手に渡り、数日後に少女は廃車のトランクから遺体として発見された。
それから14年が経ち時効まで残り1年となっても、事件は「ロクヨン」と呼ばれ被害者はもとより捜査関係者もみな少なからず過去を引きずっていた。

当時「ロクヨン」の捜査を担当していた三上(佐藤浩市)は、刑事課から広報課に異動したばかりだった。
広報官として記者クラブの相手をしていたが、記者クラブとの間には大きな溝ができていた。
そんな中、妊婦がひき逃げ事故を起こしてしまう。
三上は上からの指示で、妊娠後期という事を考慮して加害者の実名を発表しなかった。
その事に怒った記者クラブは、県警本部長宛に抗議文を出すといきり立つ。
さらに、警察庁長官が群馬県を視察し、その中で「ロクヨン」の被害者を訪問すると言う話が持ち上がった。
警察庁長官の視察でマスコミに取り上げてもらい、時効までの間に情報を集め事件解決を図ろうと言う目論見だった。
しかし実際には、それを理由に警察庁が群馬県警刑事部長のポストに、東京から人材を派遣する事が目的であった。
本部長(椎名桔平)、警務部長(滝藤賢一)は中央からの派遣人事で、そもそも警務部と刑事部は仲が悪い。
その事もあり、かつて「ロクヨン」捜査時の班長で今は刑事一課長の松岡(三浦友和)、そして現刑事部長の荒木田(奥田瑛二)は、刑事部長のポストを護るために警察庁長官の視察を阻止しようとする。

一方広報官である三上は、ひき逃げ事件の匿名を盾に取り警察庁長官視察の取材をボイコットすると言う記者クラブと闘っていた。
その上、「ロクヨン」の被害者である雨宮(永瀬正敏)にも、警察庁長官の慰問について説明を行う。
だが雨宮は慰問を拒否する。
14年も犯人を逮捕できない警察を信頼していないのは当然だ。
粘り強く説得する三上だが、雨宮は突然慰問を承諾した。
少しホッとする三上だが、雨宮を説得する材料を探す中で、当時自分が知らされていなかった「何か」があることに気付く。
三上は調べを続けて、その「何か」が「幸田メモ」と呼ばれ、歴代刑事部長の申し送り事項になっていた事も突きとめた。

記者クラブは相変わらず頑なであったが、三上は自己責任の上で、ひき逃げ事件の加害者の実名を公表する事にした。
その被害者は県の公安委員長の娘である事も告げる。
記者たちは隠ぺいだと騒ぎ始めたが、匿名にしたのはあくまでも妊娠後期である事を考慮した上である、もし公安委員長の娘でなくとも匿名にするつもりだった、そして事故で錯乱状態にある加害者の実名報道するかどうかは、記者たち判断に任せると告げた。
すべて本音で語った三上に対し、記者クラブは信頼を寄せ、警察庁長官の取材も行うと約束した。
これで警察庁長官視察日までにすべて丸く収まりそうになったのだが、県内で誘拐事件が発生した。

警務部以外はすべて捜査本部に終結するが、警務部に所属する広報課の所属員は中に入れてもらえない。
三上は捜査一課の刑事に情報を出せと迫るが、被害者の名前すら公表されなかった。
せっかく記者クラブの信頼を得られたが、これですべてが元に戻ってしまった。
さらに、東京から全国紙の記者がやってきて、情報を出せと三上たちに迫る。
刑事部長のポストを護るための、刑事部の狂言ではないかと疑った三上は、松岡を捕まえて被害者の名前を聞きだす。
やっと少しずつ情報が出てくるのだが、犯人の要求はすべて「ロクヨン」事件と関連していた。

原作と異なるラストも、なかなか良かったと思う。
すべてが片付いた後のシーンはやや冗舌なような気もしたが、完全な結末を描くのは悪くないと思う。
だが正直、映画としてはやや粗っぽく、完成度はそれほど高くないと思う。
例えば、身代金をもった雨宮が車で犯人の指定場所に行くのだが、ほとんど車が走っていない道路を雨宮の車、黒塗りの警察車両が一列になって走っている。
普通に考えれば犯人にバレバレだ。
また、天皇崩御、元号変更のニュースに隠れたため、事件の情報があまり集まらなかった、という設定であるにも関わらず、それを表現しているシーンが少ない。
さらに、この映画のキモとなる「電話」についても、取り上げ方が中途半端。
三上の訪問時に雨宮が電話帳を片付けるシーンはあるものの、時間経過を表すシーンで公衆電話を入れるなど、もっと電話をフィーチャーした方が演出として効果があったと思う。

また個人的にはどうしても、新聞記者の描き方が気に入らない。
自分達の使命を忘れ、権利ばかりを声高に主張しており、因縁を付ける総会屋のように見えた。
もし本当の新聞記者がみなこういう人たちばかりであるのなら、この世に新聞なんて存在しなくともいいんじゃないかとも思った。

だがそんな中、役者の演技は素晴らしかった。
メインの役者陣はもちろんの事、むかつく新聞記者たちの演技も迫真に迫っていた。
ひょっとしたら、役者の迫真の演技に圧倒されて、制作者が細かい演出に気が回らなかったのかもしれない。
役者の演技が素晴らしいだけに、もうちょっと細かい部分に気を配ったら本当の最高傑作品になったかもしれないが、少なくともこれまでの横山秀夫作品の中では段違いに面白い作品であった事は間違いない。


46.64(ロクヨン)前編
47.64(ロクヨン)後編


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デッドプールとなったウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、自分をミュータントにしたマッドサイエンティスト、フランシス(エド・スクライン)を探してた。
高速道路でフランシス一行を見つけたデッドプールは彼らを急襲、しかしそこに同じミュータントでX-MENメンバーのコロッサスとネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが現れてデッドプールを止めたため、すんでのところでフランシスに逃げられてしまった。

ウェイドは元々怪しげな店を渡り歩くトラブルバスターだったが、そこでヴァネッサと知り合い一気に恋に落ちる。
変わり者の二人はすぐに意気投合、1年余りで結婚する事になったが、その段階でウェイドが癌に罹っていることがわかった。
癌の治療と引き換えに、フランシスの実験台になるウェイド。
そこで過酷な人体実験を受けた結果、どんな傷を追ってもすぐに回復する不死身の体を手に入れる。
しかしその過程で全身に大やけどを追って醜い姿となってしまった。
フランシスは異能力を手に入れたウェイドを支配しようとするが、ウェイドはなんとか実験基地から脱出する。
そして、復讐人デッドプールをしながら、元の体に戻るためフランシスを探していたのだ。

デッドプールの急襲を受けたフランシスは、ヴァネッサの身柄を拘束、デッドプールをおびき寄せようとする。
デッドプールはコロッサスとネガソニックの協力を得て、ヴァネッサの救出に向かうのだった。

バトルシーンは当然のごとく迫力満点、そしてデッドプールのイカれ具合もなかなかクールで面白い。
総じて、映画としては及第点と言っていいと思う。
しかしいかんせん、マーベル映画のこの展開はさすがに食傷気味だ。

異能力を身に付けたものの、それを親しい人に言えないヒーロー。
やがてヒーローの宿敵がヒーローの彼女の拉致し、バトルが始まる。
スパイダーマンもほぼこの展開である。

未見だが、すでに「ウルヴァリン:X-MEN ゼロ」には登場しているらしいし、おそらくこの後は正式にX-MEN、もしくはアベンジャーズにつながると思う。
だから、そのスタート作品としての位置付けとして観るのが正解で、あまりこの作品自体には期待していけないのかもしれない。


45.デッドプール


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かなり感動する作品かと思って期待して観に行ったのだが、思ったほどの感動作品ではなかった。

施設で育ったビリー(ジェイク・ギレンホール)は、ライトヘビー級の4つのベルトをすべて獲得しているボクシングの統一王者だ。
きちんとしたトレーナーに師事した事がない自己流ボクシングだが、殴り合いになると必ず勝つと言う派手なスタイルで、ファンからはビリー”ザ・グレート”・ホープと呼ばれていた。
性格は乱雑で大雑把だが、同じ施設で育った妻のモーリーン(レイチェル・マクアダムス)がすべての面でサポート、さらに一人娘にも恵まれ順風満帆な人生を送っていた。
しかしモーリーンは、年齢によりだんだん夫の無手勝流ボクシングが通用しなくなっている事に気付いており、無理に試合を組もうとするプロモーターの事をあまり信用していなかった。
妻の心配をよそに、常に攻撃的でブイブイ言わせているビリーとその取り巻き達。

ある防衛戦に勝利した後、ビリーは記者会見で若手の注目株ミゲル・エスコバルの挑発を受ける。
記者会見モーリーンの手前平静を装ったビリーだが、記者会見後にはプロモーターに「次はミゲルと戦わせろ!」と詰め寄った。

そして別の日、ビリーとモーリーンは自分たちが育った施設の寄付を集めるため、パーティーの席上でスピーチする事になった。
スピーチを終えて会場を出ようとすると、そこにミゲルと取り巻きたちが待ち構えていた。
相手にせずにその場を立ち去るようモーリーンに促されるが、ミゲルの「ベルトも女房も奪い取ってやる」という挑発に、ビリーは我を忘れて大暴れしてしまう。
その最中、その場にいた誰かが出した銃が誤射され、流れ弾がモーリーンに当たってしまう。
モーリーンは帰らぬ人となり、娘のレイラと二人になってしまったビリーは自暴自棄になり、何も手を付けられなくなってしまう。
毎日酒浸りの生活が続き、やがて貯金も底を尽く。
復帰戦のリングに上がるものの、トレーニング不足でかつ、いつもリングサイドにいたモーリーンがいない事で、格下相手にあっさり破れてしまう。
かつ、レフェリーに頭突きを喰らわしてケガを負わせた事で、1年間の出場停止処分となってしまった。
今後試合が組めなくなった事に腹を立てたプロモーターはビリーとの契約を解除、取り巻きたちも蜘蛛の子散らすように去って行った。
さらに、邸宅内で自動車事故を起こして病院に運ばれる。
裁判所はビリーが娘の面倒を見る事ができないと判断し、一人立ちができるまで娘を施設に預け、面会も自由にはできない処置を下した。

娘とやり直したいビリーは、下町にあるティック(フォレスト・ウィテカー)のボクシングジムの門を叩く。
ティックは、かつてビリーが八百長でやっと勝った相手を指導したトレーナーだ。
ビリーはその選手の実力は本物だと考え、立ち直るためにはティックの指導が不可欠だと考えたのだ。
しかし、ティックは過去の経験のためにプロボクシングとは一線を画し、アマチュアの指導しかしないと心に決めていた。
どうしても指導を受けたいビリーは粘り、ジムの掃除、そして許可があるまでグローブをはめないという条件を飲んで、ティックの指導を仰ぐ事にした。

ティックの指導は厳しかったが、ビリーは娘との生活を立て直すため、死に物狂いで練習に励む。
やがてチャリティーマッチの申し出が来て、ビリーはその試合に勝利する。
その試合を見ていたかつてのプロモーターが、ビリーに試合の申し出をしてきた。
その相手は因縁のミゲルだった。

ストーリーは「ロッキー」や「チャンプ」に近いかもしれない。
正直、全体のストーリーは既視感があり、娘との交流もややありきたりな感じがした。
だが、ジェイク・ギレンホールとフォレスト・ウィテカーの演技が良く、ボクシング映画としての良さが際立っていた。

ボクシング好きならそこそこ満足する映画、といった評価になるだろうか。

44.サウスポー


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予告編はなかなか面白そうであったのだが、期待ほどではなかった。

僕(佐藤健)は生まれ故郷で郵便局に勤めている。
ある日自転車で帰宅途中に、僕は倒れて病院に運ばれた。
そこでかなり深刻な脳腫瘍である事を知らされる。

検査が終わって自分の部屋に戻ると、そこには自分と同じ姿をした悪魔がいた。
彼によれば僕の命は明日までで、この世から何か一つ消せば1日寿命を延ばす事ができる。
僕はパセリを消す事を希望したが、消す物は僕が決めるのではなく悪魔が決めるとの事だった。
そして悪魔は、この世から電話を消すと行ってどこかに去って行った。

僕には映画館に勤める元カノ(宮崎あおい)がいた。
最後に電話を掛ける相手として、僕は元カノを選び、久しぶりに会う事にした。

翌日、悪魔は世界から映画を消すと言った。
僕には、小さなDVDレンタル屋を経営するタツヤ(濱田岳)と言う親友がいた。
僕はタツヤをツタヤと呼び、彼からほぼ毎日1作品ずつオススメのDVDを借りていた。
映画は、僕と元カノ、そしてツタヤをつなぐ重要なアイテムだった。

自分の命と引き換えに、いろいろな物を失い続ける僕。
その過程で、本当に大切な物が何かを知る事になる。

ストーリーとしては、なかなか感動的な要素も多く、実際映画館で私の隣のいいオッサンはすすり泣いていた。
ただ、ハッキリ言って全体の構成に無駄が多く、感動的な要素がぶつ切り状態になってしまい、一番言いたい事が何なのかが伝わってこなかった。
また、現在と過去を行ったり来たりするのだが、現在と過去の区別が僕の頬の絆創膏だけなので、非常にわかりづらい。
そのあたりも、ストーリーにのめり込めなかった理由かもしれない。

役者がかなり豪華だっただけに、ちょっと惜しい感じの作品になってしまった。


43.世界から猫が消えたなら


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マイケル・ムーアの作品は初めて観たが、観る前の印象は、声高に自分が絶対に正しいと主張する左翼系の人だとばかり思っていた。
だが実際には、たんなる左翼の人ではなかった。

アメリカは武力で世界侵略を進めているが、自分は他国の良い文化、習慣を盗み取る事で世界侵略する、マイケルムーアはそう宣言してヨーロッパにわたる。
そしてフランスの給食、スロベニアの授業料無料の大学などを取材し、いい習慣でアメリカも見習うべきだと判断すると、アメリカの国旗を相手に渡して侵略は終了する。
想像以上に真面目な内容で、斜に構えてシニカルに風刺したり、個人を批判するような事はなかった。
そう言う意味で期待した人には、ちょっと物足り内容かもしれない。

しかしながらドキュメンタリー映画として考えれば、着眼点、取材力などはなかなか素晴らしい物があった。
単純に文化を褒めるだけではなく、市民の思想、歴史など、その文化が根付く土台となる背景まできちんと解説している。
すべてがすべて、「素晴らしい!」とは思わなかったが、少なくとも大学の授業料無料化は、どの国も考えるべきじゃないかとも思った。


42.マイケル・ムーアの世界侵略のススメ


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原作の古谷実は「稲中卓球部」で有名だが、個人的には「ヒミズ」の原作者と言うイメージだ。
どちらも原作は読んでいないが、この作品はおそらく原作も後者に近い物と思われる。

岡田進(濱田岳)は清掃会社でバイトをしており、そこの先輩の安藤(ムロツヨシ)が、行きつけのカフェの店員阿部ユカ(佐津川愛美)に恋をした。
安藤はユカの顔を見るためにしばしば店を訪れるが、それ以上の事は何もできない。
そうこうしているうちに、謎の男がユカに付きまとっているのではないかと疑い出す。
岡田がその謎の男を見ると、それは岡田の高校時代の同級生の森田(森田剛)だった。
安藤に促されて、森田に探りを入れる岡田。
しかし岡田は「何の事?」ととぼけた。
だがユカに聞いてみると、やはり岡田はユカにストーカー行為をしているようだった。

安藤に命令され、さらに森田に探りを入れる岡田。
だがどうも、岡田の様子がおかしい。
一方ユカは、岡田と接するうちに岡田を好きになってしまう。
安藤に内緒で付き合いだす二人だが、その光景を森田に目撃されてしまった。

森田はやはり危ない男で、仕事もせずに生活をしていた。
やはり高校時代の友人でホテルオーナーの息子、和草にカネをせびっていたのだ。
森田と和草は高校時代に河島という友人にいじめを受けていた。
そのいじめは苛烈を極め、卒業式の前に森田は川島を殺してしまう。
その時和草も現場にいて、少なからず河島に暴行を加えていた。
森田はそれをネタに、和草を強請っていたのだ。
和草は婚約者に促され、森田を殺しに行くことにした。

内容的にはかなりセンセーショナルな作品だ。
監督は「純喫茶磯辺」「さんかく」「麦子さんと」「銀の匙 Silver Spoon」などの吉田恵輔。
「さんかく」ではやや過激な演出もあったが、それ以外はほのぼのしたお笑いを得意とする監督だ。
しかし今回は、森田のイカれ具合をうまく表現している。
冷静に考えるとかなり無理な展開ではあるものの、演じる森田剛のどことなく危ない雰囲気を巧みに引き出していた。
唯一、森田があそこまでイカれるまでになった原因が描かれている点だけが残念だ。
原作にもなかったのかもしれないが、映画のストーリーとしてはやはり組みこんで欲しかった。

いずれにしろ、監督の引出しの多さを感じさせる作品だった。
次回作にも期待したい。


41.ヒメアノ~ル

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「歩いても歩いても」以来の、是枝作品に阿部寛、樹木希林の親子である。
親子としての距離感は、「歩いても歩いても」と酷似していた感じもした。

坪井良多(阿部寛)は何年も前に文学賞を取り、単行本も発売している作家である。
しかしその後はまったく泣かず飛ばず、探偵事務所でアルバイトをして糊口をしのぐ生活だった。
妻の響子(真木よう子)は息子を連れて去り、息子とは月に一度しか会う事を許されていない。
良多は仕事が上手く行かないストレスもあり、アルバイトで稼いだカネもギャンブルにつぎ込む生活を送っていた。
その結果、息子と会う際に払う養育費にも事欠く事態となる。
響子は早々に新しいパートナー(小澤征悦)を見つけて再婚を考えているのだが、未練たっぷりの良多は、探偵事務所の後輩町田(池松壮亮)とともにストーカーのように響子のデート現場をつけまわしたりしている。
その上カネに困って母親(樹木希林)の留守中に実家に忍び込み、カネ目の物を物色していた。

ある日、息子と会っていた良多は、そのまま実家に連れて行き母親に会わせる。
息子がお祖母ちゃんが大好きだったからだ。
しかしその日は台風が近づいていて、響子が迎えに来た時には電車が止まってしまうほどだった。
止む無く3人は、良多の実家に泊まる事となった。

良多のダメっ振りが際立っている。
だが、そのダメっ振りを際立たせているのは、回りを固める脇役キャラの堅実な演技である。
特に、池松壮亮演じる町田がポイントポイントで効いている。
唯一人全面的に良多に協力的で、良多自身物語の途中で「これ以上俺に優しくするな、泣いちゃうから」と言っていた。
もちろん、樹木希林と真木よう子の演技も素晴らしい。

ラストも、これで良いのか悪いのかよくわからないが、見た後に言葉にならない満足感が残る作品だった。


40.海よりもまだ深く

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先週のダービーでおよそ2年5カ月ぶりに、ここで予想を書いたレースが的中した。
配当は堅かったものの、サトノダイヤモンドがレース中に落鉄していたことを考えると、ほぼ完ぺきな予想だった。
春のG1もあと2戦だが、引き続き頑張りたい。

今年の安田記念は、頭数こそ少ないが実力馬が集まった非常にレベルの高いレースになりそうだ。

なかでも本命はマイルの絶対王者モーリスだ。
香港から帰国して中4週間、検疫の関係で東京競馬場で調整したことが不安視されているが、昨秋のマイルチャンピオンシップも復調途上と言われていたがあっさり勝利した。
おそらくレースまでに自分で体調を作れる賢い馬なのだろう。
それよりも不安なのはまだ2戦しかしてない左回りで、昨年このレースを勝っているものの、着差はわずかにクビ差だった。
本格化前とはいえ2歳時には京王杯2歳Sで6着していたこともあり、もし負けるとすれば東京コースを得意としている馬か。

東京コースを得意としているのは、サトノアラジンだ。
東京コースはこれまで2.2.1.1で、馬券に絡まなかったのは2歳時の東京スポーツ杯2歳Sの5着である。
前走は斤量は56kgだっとは言え、スローペースを上がり32.4で豪快にレコードタイムで差し切った。
現在昇り調子である事は間違いなく、もしモーリスに土を付けるとしたらこの馬だろう。

イスラボニータも、4.1.3.1で東京コースを得意にしている。
年明け2戦は9、5着とやや振るわないが、ここに来て上昇カーブを描いており、今回も上位争いは必至だろう。
ただし、上記2頭をまとめて負かせるかと言うと、そこまではちょっと厳しいかもしれない。

ドバイターフの覇者リアルスティールも、侮ることはできない。
距離にもよるが、現在ドゥラメンテを負かせるとしたらこの馬しかいないと思うが、海外帰り、初距離の1600mという点で、やはり若干評価を下げた。

その他では、東京巧者のロサギガンティアとディサイファを取り上げたい。
ロサギガンティアは3.2.1.4で東京コースの連対率5割、前走はサトノアラジンに屈しているものの、斤量はロサの方が1kg重かった。
ディサイファは東京コースだけだと4.1.1.6だが、左回り全体だと5.3.2.6でやはり連対率5割、未勝利、条件戦勝ちをこの時期の東京であげており、エプソムCをこの2年で1、3着、昨秋の毎日王冠ではエイシンヒカリの2着だった。
前走の5着で人気を落としている今回が狙い目である。

ディープ産駒のフィエロもちょっと迷ったが、東京コースに実績がないので今回は無印とした。

◎モーリス
○サトノアラジン
▲イスラボニータ
△リアルスティール
×ロサギガンティア
×ディサイファ


今回も◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着固定の3連単24点勝負。



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