<   2016年 05月 ( 17 )   > この月の画像一覧

「武士の家計簿」と同じ作者の原作と言う事で、期待して観に行った。
だが「武士の家計簿」とはかなり異なる、かなりストーリー性の高い作品になっていた。

江戸中期、仙台藩の吉岡宿は、宿場町全体で貧困に苦しんでいた。
元々小さな宿場町でほとんどの住民は兼農で商売を行っていたが、税金が重く、さらに参勤交代の時に隣の宿場町まで荷物を運ぶ伝馬役という労役が、住民の生活を圧迫していた。
そのため破産、夜逃げが相次ぎ、宿場町全体が縮小し続け、宿場町存続の危機が目の前に迫っていた。

そんな時、京都で茶の修行をしていた篤平治(瑛太)が吉岡宿に戻って来た。
故郷の危機を憂いた篤平治は、藩にお金を貸して、その金利を伝馬役の費用に充てようと思いつく。
早速造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)に相談するが、必要な費用は千両、今の3億円である事がわかり、自らその案を取り下げる。
しかし十三郎は、望みを捨てていなかった。
まずは叔父の十兵衛(きたろう)、地域の取りまとめ役である肝煎りの幾右衛門(寺脇康文)、大肝煎りの千坂仲内(千葉雄大)を次々と仲間に引き入れる。
しかし、その者たちの持ち合わせをかき集めても千両には到底及ばない。
お上に知れれば処分の可能性もあるため内密に話を進めなければならないのだが、そこは小さな宿場町、噂が噂を呼んでその他にも出資者が集まって来た。
その中には十三郎の実の弟である甚内(妻夫木聡)もいた。

甚内は弟でありながら、家業の造り酒屋を継いでいた。
十三郎は兄でありながら、同じ宿場町の別の造り酒屋に養子に出されたのだ。
二人の父である先代の甚内(山崎努)は商売に非常に厳しい人で、並行して営む金貸業も高利かつ取り立てが厳しい事で有名だった。
そして当代の甚内も先代の言う事を忠実に守り、厳しい商売を行っていた。
人情家の十三郎は、そんな父と弟を芳しく思っていなかった。

だが当代の甚内が、皆の倍を出資すると言ってきた。
十三郎は甚内の行為が十三郎へのあて付け、もしくは何か企みがあると考えていた。
篤平治はそんな事はないと十三郎を説得するものの、十三郎はこの取り組みに興味を失いあまり顔を出さなくなってしまった。

そんな状況ではあったが、なんとか宿場町全体で千両に相当する五千貫目を集める事に成功した。
しかし仙台藩の財務を預かる出入司の萱場杢(松田龍平)は、住民のあくどい金貸しと判断して訴えを簡単に退けてしまう。
代官のプレッシャーに負けた大肝煎りの千坂は及び腰になってしまうが、篤平治は千坂を必死に説得して再度藩に掛け合ってもらおうとする。

ハッキリ言って、最初の訴えが退けられるまではやや退屈な展開だ。
篤平治と十三郎の発案から最初の訴えまで5年くらい経過しているのだが、その間それほど大きな苦難はない。
もちろんカネを集めるのに苦労はしているものの、企みがバレて代官の調べを受ける訳でもないし、あまりドキドキする展開にはなっていない。

だが、最初の訴えが退けられた後からの展開が、かなり泣かせる。
十三郎は父と弟がどうしても許せなかった。
しかし亡き父の深い考えを聞き、兄弟のわだかまりが解けて行く。
また、私財を投げ打つ踏ん切りがつかずに皆に責められる早坂屋新四郎(橋本一郎)のエピソードも、ラストへの布石に使っている。

どこまでが史実に忠実なのかわからないが、吉岡宿の住民の切実な思いが仙台藩主の心を動かした、そのエピソードをドラマチックに描いている。
ラスト1/3で一気に盛り上げる演出は、中村義洋ならではと言えるかもしれない。

ひょっとすると、何十年も後には陳腐な映画と評されているかもしれない。
しかしこんな時代だからこそ、滅私奉公で宿場町を建て直そうとする人々のアツい心意気が、じわじわと心に沁みてくる映画である。



39.殿、利息でござる!

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
ここまでのレースでレコードタイムを出す馬が多く、史上最高レベルと言われている今年のダービー。
人気上位の馬にはどの馬にもチャンスがありそうだが、やはり「春はディープ」でディープ産駒を上位に考えたい。

上位人気3頭はいずれもディープ産駒だが、中でも本命はサトノダイヤモンドだ。
皐月賞で無敗は止まったが、この時はきさらぎ賞から2ヵ月振りだった。
皐月賞後はハードな調教を課しており、ダービーを目標にメイチでギリギリに仕上げてきた。
皐月賞の3着は目標にされ、かつ不利があってのものなので、広い東京コースならマカヒキ、ディーマジェスティに切れ負けする事もないだろう。

対抗は迷ったがマカヒキにする。
母系がフレンチデュピティで、姉は中距離で活躍したウリウリ。
その部分だけ考えれば、どうしても2400mには不安が付きまとう。
だがダービーは、意外とスタミナ血統ではなくスピード血統の方が強い傾向にある。
現段階では完成度が血統を上回ると見て2番手評価だ。

三番手はディーマジェスティだ。
皐月賞は人気がなかったとは言え完勝、東京コースも2勝しており普通ならド本命だろう。
しかし皐月賞後に疲れが残って、調教を少し休んだ点が気になる。
最終追い切りはいい動きを見せて急上昇で復調しているようだが、上記2頭が中間もハードに追い込んでいる事を考えると、最後の最後で精神力の差が出そうな気がする。

四番手はリオンディーズだ。
皐月賞は強風でデムーロがペース配分を誤った。
しかしそれでいて4着入線している。
皐月賞で先行して掲示板に載ったのはこの馬だけ、他馬がバテて失速したことを考えると、負けてなお強しの内容だった。
見限るのはまだ早く、今回もデムーロの手腕次第では2歳王者の復権も十分あり得る。

五番手はマウントロブソンにする。
この馬も、皐月賞では前を追い掛けて6着だった。
しかし直線で不利を受けており力負けとは言い難い。
スプリングSではNHKマイルCで2着だったロードクエストを負かしている。
ベリーも2度目の手綱なので、上位に食い込んできてもおかしくない。

六番手はヴァンキッシュランだ。
前走の青葉賞は直線一気で鮮やかに勝利した。
2.24.2と言うタイムも素晴らしい。
ただし、勝ち上がるまで4戦を要しており、500万下では1着入線降着も経験している。
これまで闘ってきた相手もあまり強くなく、いわゆる本番では少し足りないトライアル番長の感がなくもない。
一気に駆け抜ける可能性もあるが、今回は六番手評価にする。

通常はいつも6頭で予想するが、今回はPOG指名馬のプロディガルサンを最後に付け加える。
リアルスティールの全弟と言う超良血で、昨秋の芙蓉Sも鮮やかに勝ち上がった。
通常ならPOG馬と言う事で本命に推すところだが、東スポ杯でスマートオーディンの2着の後に球節炎を発症。
この春はギリギリで青葉賞に出走し、今回もなんとか間に合った感がある。
この先は大きいところを取ると思うが、今回は大外に回った事もありラストに追加という評価にした。

◎サトノダイヤモンド
○マカヒキ
▲ディーマジェスティ
△リオンディーズ
×マウントロブソン
×ヴァンキッシュラン
×プロディガルサン

今回は◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着固定の3連単30点と、プロディガルサンの単勝で勝負。

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
上の句が非常に面白かったので下の句も期待して観に行ったが、期待通りの面白さだった。

北央高校を破って全国大会進出を決めた後、千早と太一は福井まで新に会いに行った。
しかし新は心を閉ざしたまま千早と太一に帰るように伝える。
千早は新が心を開いてまたかるたを始めるように、自分がクイーンとなる決意をする。
一方太一は、全国大会で他校に名前負けしないためには部長の自分がA級入りする事が必要と考え、一人で地方大会にチャレンジしていた。

他の部員は全国大会目指して練習を重ねていた。
しかし千早は、全国大会にクイーンが出ることを知ると、クイーン対策の練習しかしなくなる。
一人だけ別練習をしようとする千早を太一はたしなめるが、千早は聞こうとしなかった。
だが太一自身も、他の部員に内緒で地方大会に出場している。
西田、奏、駒野から、もっと自分達も頼ってくれと言われ太一はチームワークの大切さを再認識する。
また千早は北央高校に出稽古に行った際、北央高校の強さが代々受け継がれているノウハウにあることを知る。
そしてやはり、かるたが個人プレーではなくチームワークであることを再認識する。

チームワークを取り戻した5人は全国大会に参加、団体戦のブロック大会は無事勝ち進む事ができた。
しかし翌日の団体戦にクイーンの若宮詩暢(松岡茉優)が出場すると、まず西田が圧倒的な実力差で完敗する
そして抽選の結果、次に若宮詩暢と対戦する相手が千早に決まった。
幼馴染の若宮詩暢に挑発された新は、こっそり全国大会を見学に来ていた。
対戦序盤で手も足も出ない千早だったが、太一から「かるたをして一番楽しかった時を思い出せ」とアドバイスを受けて、冷静さを取り戻す。
その太一の言葉は、新が太一に向けて言った言葉だった。

上の句同様、下の句も教科書通りのスポ根ドラマである。
地区予選を勝ち抜いた後、全国大会の準備で大きな壁にぶち当たる。
そこで地区予選のライバルからヒントをもらい、再度団結を取り戻して全国大会に挑む。
いわゆる「努力、友情、勝利」の「ジャンプの方程式」を綺麗にまとめている。

しかしそれでいて、安っぽいところは一つもない。
音楽をはじめ、カット割り、時間経過のイメージ映像の差しこみ方など、細部まで心を配って制作されている。
特に若宮詩暢に松岡茉優をキャスティングしたことが、強烈に効いている。
常に冷静で理屈っぽく、キツい言葉を相手に浴びせかけるのだが、松岡茉優が抜群の演技力で見事にこなしていた。
キャラ物に弱く一瞬別人になったり、肩からデカい水筒をぶら下げるセンスの悪さも、まるで本当にそういう人物であるかのように、松岡茉優が演じていた。
二人が試合を演じているシーンの迫力も凄く、スローモーションで再生される一瞬の表情は演技とは思えないほどだ。
その演出をした監督のセンスも秀逸だが、それに見事にこたえた広瀬すずと松岡茉優の演技力も非凡だ。

アイドル映画などと、観る前から揶揄する愚か者も多いが、まずは映画を観てから評価して欲しい。
ストーリー自体はベタではあるが、制作者と役者の力で青春映画の金字塔とも言える作品になっている。

次回作も大いに期待したい。

38.ちはやふる 下の句

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
メジャーエンブレムもジュエラーもいないため、シンハライト1強と言われるオークス。
チューリップ賞と桜花賞のパフォーマンスを見ると、普通に考えればシンハライトで堅いと思われる。
だが、他の全馬からマークされる事は必至、それでも勝ち上がれる実力があるだろうか。

そもそも今年の最強牝馬は、桜花賞で負けたと言えやはりメジャーエンブレムだ。
桜花賞は完全にルメールの騎乗ミスで、しっかり先行できていればおそらく勝っていたと思われる。
メジャーエンブレムが1強で、それ以外の馬はレースによって勝ち馬が変わるんじゃないかと言う気がする。
特に今回のシンハライトには、初の東上という不安がある。
元々が430kgそこそこの牝馬で、桜花賞は426kgだった。
初東上でかつ他馬からも目標にされ、シンハライトにはかなり厳しいレースになると予想される。

そこで本命にしたいのはデンコウアンジュだ。
昨秋のアルテミスSで、メジャーエンブレムを豪脚で差し切っている。
6戦して2.0.0.4の戦績で安定性に欠けるように見えるが、実は負けた4戦はすべて阪神コース。
しかも前走の桜花賞は直線で前がふさがる不利があった。
広い東京と京都で勝ち上がっており、今回も一気に突き抜ける可能性大だ。

対抗はロッテンマイヤーにする。
この馬は3戦2勝、唯一3着だったクイーンCはメジャーエンブレムに5+1/2馬身付けられた。
普通に考えれば致命的とも思えるが、その時がわずか2戦目、かつメジャーエンブレムを無理に追い掛けなかった結果で、前走の忘草賞は鮮やかに逃げ切っている。
叔母にブエナビスタがいる良血、今回ペースは平均以下でゆっくり流れることが予想され、先行して有力馬が後ろで牽制し合っていればこの馬が逃げ切っても不思議はない。

三番手はシンハライトだ。
あっさり勝っても不思議はないが、今回はライバル不在が逆に裏目に出ると見て評価を下げた。

四番手はチェっキーノ。
全兄のコディーノは朝日杯FS2着、皐月賞3着であきらかに早熟血統。
前走の差し脚も鋭かったが、問題は距離。
2400mはギリギリよりちょっと長い気がするので四番手評価とした。

五番手はアットザシーサイドだ。
戦績は2.1.1.1で5着だった阪神JFも、上がりはレース2番目の速さを記録している。
桜花賞3着馬なのにあまりにも人気がないが、常にそつのない競馬で上位争いをしている。
やや勝ち味に遅い感じがするが、今回もやはり大崩れはないだろう。

最後はフロンテアクイーンだ。
1勝馬だが、クイーンCはメジャーエンブレムの2着だった。
前走のフローラSは4着だった、一息入れた後だけに試走だった感が強い。
この馬も勝ち味に遅いが、常に直線でいい脚を使っているので、距離が延びた今回は狙い目である。


◎デンコウアンジュ
○ロッテンマイヤー
▲シンハライト
△チェッキーノ
×アットザシーサイド
×フロンテアクイーン

馬券はいつも通り◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着固定の3連単24点で勝負。



※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
G1ウィナーが7頭揃った豪華なメンバーとなったが、そこは消長の激しい牝馬限定戦、格よりも調子を重視したい。
まず、G1ウィナーを検証する。

格で言えばG1を3勝しているメイショウマンボが一番だが、この1年JRAのレースを8戦してすべて二桁着順なので見送りたい。
レッドリヴェールも3歳以降は未勝利、昨年このレースは4着だったが、秋以降は二桁着順が続いているのでこの馬も無印だ。
ショウナンアデラも2歳女王の後長く休養しており、このメンバーでいきなり勝ち負けは考えづらい。

そして問題はストレイトガールだ。
昨年の勝ち馬で、1昨年も3着、普通に考えれば本命になっても不思議はない。
だが一度引退を発表してから、急遽現役続行となった。
昨年も高松宮記念を惨敗した後勝利しているが、引退発表で一度緩めた馬体を元に戻すのは困難を極める。
今回も無理やり間に合わせた感がプンプンする。
あっさり勝っても不思議はないが、今回は無印としたい。

調子の面で考えると、今回狙ってみたいのは昨年のオークス1、2着馬だ。
その2頭でも、本命はルージュバック。
前走はシュンドルボンにクビ差2着だったが、斤量差が2kgあったうえに道中落鉄していた。
マイルは桜花賞で9着に敗れているが、今回はペースが平均以上で流れる消耗戦で、最後はスタミナが問われるレースになると予想される。
その場合は、ルージュバックが一番強い競馬ができると考える。

対抗は昨年のオークス馬ミッキークイーンだ。
初の古馬&牡馬に挑戦したJCは8着、しかしそれ以外はパーフェクト連対の実績馬である。
この馬も休み明けの前走で、2kg差あるスマートレイアーをクビ差まで追い詰めた。
マイルにも実績があり普通に考えればこの馬が本命だが、唯一の不安は、主戦の浜中がケガから復帰したばかりである事。
今回は一瞬の判断が勝負を分けそうなので、取りこぼしもあると見て対抗とした。

三番手はスマートレイアー。
牡馬とも闘ってきた歴戦の勇者で、なんでこの馬がG1を取っていないのか不思議でもある。
このレースは一昨年、昨年とも掲示板を外しているが、今年の東京新聞杯を制し、府中牝馬Sも2年連続2着と、決して府中のマイルを苦手としているわけではない。
今回は巧く内枠を引けたので、ここ2戦のように先行して粘れれば、上記2頭にも引けを取ることはない。

四番手はショウナンパンドラにする。
昨年秋の充実度は圧巻で、あの時の状態に戻っていれば間違いなく本命だ。
マイルは勝利がないが、そもそもがディープインパクト産駒で母の父もフレンチデュピティ、マイルが苦手な訳がない。
ただ、まだ昨年秋の出来にはないらしく、おそらく本当の狙いはこの先の宝塚記念。
それでも勝ち負けしてもおかしくないが、今回は四番手評価とした。

五番手はレッツゴードンキだ。
昨年の桜花賞馬も、この1年は勝ち星がない。
しかしこの馬は典型的なマイラーで、桜花賞後のマイル戦は古馬&牡馬に初挑戦となったマイルチャンピオンシップのみ。
マイルチャンピオンシップも逃げ粘って6着で、それ以外のマイル戦は4着以外に沈んだ事はない。
牝馬限定戦であれば、上位に食い込んでくる可能性も充分にある。

ラストはトーセンビクトリーにする。
この馬は昨年のPOG指名馬だ。
しかしまだ条件戦を勝ったばかりで、今回も1/2の抽選でようやく出走にこぎつけた。
だが、全兄のトゥザグローリー、トゥザワールドはどちらもG2勝ちがり、G1でも勝ち負けした超良血馬だ。
この馬もこの先G1を狙えるじ実力があると思うが、狙うなら人気がまったくない今回だ。


◎ルージュバック
○ミッキークイーン
▲スマートレイアー
△ショウナンパンドラ
×レッツゴードンキ
×トーセンビクトリー


馬券はいつも通り◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着固定の3連単24点で勝負。



※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
「スピリッツ」を愛読しているので、この作品も原作はスタート時から全話読んでいる。
映画では「アウトレットモール」編までが描かれているが、原作の細かい部分はもう覚えていない。
おそらく原作とは異なっている部分もあると思うが、それほど違和感を感じる事はなかった。


鈴木英雄(大泉洋)は30代後半だが、まだマンガ家のアシスタントをしていた。
16年前にマンガ賞の佳作を取ったがそこからは泣かず飛ばず、同棲している徹子からも結婚を迫られていたがこたえることができなかった。
英雄はうっ屈とした日々を送っていたが、ある日東京に不思議な病気が蔓延し始める。
感染者はゾンビとなり健康な者に噛みつく、すると噛まれた者もゾンビとなる。
それらのゾンビは、ネットスラングでZQN(ゾキュン)と呼ばれていた。

仕事先のアシ仲間、マンガ家、そして徹子までがZQNとなり、英雄を襲おうとした。
英雄は元々クレー射撃を行っており、その銃を持ってZQNが徘徊しまくっている街中に出た。
そこで出会った女子高生の比呂美(有村架純)とともに、タクシーで東京を脱出する。
しかし運転手もZQNとなってしまったためタクシーは高速で大破、二人はネット上で安全と言われる富士山を歩いて目指すことにした。

だが途中で、比呂美が感染してDQNになりかけていることがわかる。
二人は別れ、英雄を一人で先を急ぐのだが、その道すがらZQNに襲われそうになる。
その英雄を救ったのが比呂美だった。
比呂美はZQNの症状が出ながら心肺機能が停止しておらず、英雄を理解し、若干ながらコミュニケーションを取ることができた。

比呂美を連れて富士山を目指していると、やがてアウトレットモールにたどり着いた。
そこで英雄は荒らされた店を物色していたのだが、ZQNに遭遇してしまう。
間一髪の危機を救ったのは、藪こと小田つぐみ(長澤まさみ)だった。
かつて看護師だったつぐみは、患者を救えなかった事から自虐的に藪と名乗っていた。

藪たちに救助され、英雄はアウトレットモールの屋上の難民キャンプに案内される。
そこでは数十人の人間が救助を待っていた。
しかし救助が訪れる様子はない。
この難民キャンプを仕切っている伊浦(吉沢悠)は、アウトレットモールの食糧庫から食料を調達しようと計画する。
そのために銃を取り上げられる英雄。
しかも比呂美にZQNの症状が出ていることがバレてしまい、頭をボウガンで撃ち抜かれてしまった。
比呂美を藪に匿ってもらい、自らは食糧調達隊に参加する英雄。
しかし銃は難民キャンプのNo.2だったサンゴ(岡田義徳)に取り上げられてしまっていた。

タクシーでの疾走シーン、そしてアウトレットモールのシーンとも、迫力がもの凄い。
そもそもゾンビ映画はあまり好きではないので「バイオハザード」シリーズ位しか観ていないのだが、迫力と言う点では「バイオハザード」にも劣っていない。
原作の世界感も残したまま、映画としてきちんと再編成されている。

唯一の欠点は、原作よりも「追い詰められ」感がやや弱い点か。
原作は世界中で何が起こっているかがサッパリわからず、さらに「アウトレットモール」編あたりではまだ英雄がほとんど役立たずだった。
そのため、どこにも逃げ場がない「追い詰められ」感がハンパなかったのだが、この映画ではクライマックスで英雄がやたら頼りになる男になっている。
特にショットガンを手に入れてからは、「追い詰められ」感ではなく真逆の「スーパーヒーロー」感がハンパなくなっている。

原作もまだ継続中なので、映画もこの後Part2、3が制作されるのだろう。
今回も単体の映画として完成されてはいるが、できればPart2、3も制作して、「追い詰められ」感を強めて行ってほしい。

37.アイアムアヒーロー


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
原作は少女マンガだし、所詮は広瀬すず人気に乗っかったアイドル映画だろうと高を括って観に行った。
しかし安っぽいアイドル映画ではなく、王道を行く一本筋の通った正統な青春映画だった。

綾瀬千早(広瀬すず)は子どものころから百人一首をたしなんでおり、入学した高校で競技かるた部を設立しようとしていた。
しかし巧く部員が集まらない。
そんな時、小学生の時に一緒にチームを組んでいた真島太一(野村周平)を学校内で発見し、無理やりかるた部に入部させる。
太一は最初は拒否していたが、実は千早を追い掛けてこの高校に入学していたのだ。
だが千早は、もう一人のチームのメンバーだった綿谷新(真剣佑)を尊敬していた。
それは恋心とは異なるものだったのかもしれないが、少なくとも太一の目には恋愛感情に映っていた。

新の祖父はかるたの永世名人で、新自身も小学生の時に何度も日本一に輝いていた。
しかし親の都合で、小学校のうちに福井に引っ越していた。
千早は、競技かるたの全国大会で新と再会することを目的に、部を設立したかったのだ。

学校には、やはり競技かるた経験者で、かつ新に次ぐ実力を持つ西田優征(矢本悠馬)も入学していた。
部の設立、および競技かるたの団体戦に出るためには5人必要で、残りの2人をなんとかあつめなければならない。
3人は校内を探して、和服をこよなく愛する呉服屋の娘の大江奏(上白石萌音)と、学年でトップクラスの成績を誇りまだ部に所属していなかった「机」こと駒野勉(森永悠希)スカウトする。

素人の2人を含めた5人はGWに合宿を敢行、途中で太一と西田は武者修行で北陸の大会に遠征をする。
その大会に参加していた新と再会、新は相変わらずの圧倒的な強さで西田を降し、優勝した。
新は太一に携帯の番号を渡し、千早にも教えてくれと告げるが、太一は躊躇して番号を千早に教えなかった。

太一は自他共に認める、かるたの神様に見放された男であった。
競技かるたには、自分と相手とも残り1枚となる「運命戦」がある。
自分の手元の札が読まれればほぼ勝ちとなり、勝負はどちらの札が読まれるか、時の運なのだが、太一はこの「運命戦」で自分の札が読まれることがなく必ず負けていたのだ。
太一自身はその原因は、以前新と対戦した時に新のメガネを隠した事が原因だと思っていた。
ズルをした事がかるたの神様の怒りを買い、そこから勝てなくなったと思いこんでいた。
そんな事もあり、太一は新に対して様々な引け目を感じていたのだ。

一方東京に残った千早は、東京予選を連勝中の強豪北央学園のエース須藤と模擬対戦を行っていた。
しかしそこで完敗、自信を失ってしまう。
北陸で新に完敗した太一と西田、そして須藤に完敗した千早は、合宿後やる気を失っていた。
そんな3人を救ったのが机だった。
彼は部員全員の特性をアプリにしてわかりやすく解説、5人はそれぞれ目的を持って都大会を目指した。

都大会の予選リーグ3戦は、太一、西田、千早の活躍で全勝して決勝トーナメントに駒を進める。
奏も3戦の間に初勝利をあげていた。
だがここで西田が、準決勝は相手も強く、特にエースはA級選手なので確勝するためには、このエースに机を当て効率的にオーダーを組むべきだと主張。
太一と千早はこの西田の申し出に戸惑うが、偶然にも机はA級選手と当たってしまう事になる。
その結果太一たちは勝利を収め決勝進出をするのだが、戦略が巧く行って大はしゃぎする西田の横で、机が帰り支度を始めてしまう。
初心者なので負ける事は仕方がないが、あまりにもひどい仕打ちにプライドを大きく傷つけられたのだ。
決勝戦を前に、5人はバラバラになってしまう。

恋愛的な要素も強いのだが、基本的にはスポ根路線の青春映画である。
あるいは原作は、恋愛要素が強いのかもしれない。
しかし映画では、あくまでも競技かるたを映画の主軸に置いており、それが最後までブレない。
それぞれの中にある、かるた取りの技術に対する嫉妬、憧れ、挫折、傷つけられたプライドがきちんと描かれている。
5人のキャスティング、演技力も功を奏しているだろう。
しっかりしたスポ根要素の上に恋愛的要素を乗せているため、青春映画特有の青臭さがとても心地良い具合になっている。

それぞれの札の歌の解説もわかりやすい。
特に、歌への愛情が深い奏に解説をさせ、その際に鮮やかな色使いのCGを入れている部分でも、制作者のこの映画に対する愛情を感じる。

クライマックスの直前、かるた会の主催者である原田(國村隼)が「運命戦」で勝てない太一に「神に見放されたとか運がないとか、そういうのはやれることをすべてやり尽くした人間のみが言える言葉じゃないだろうか。やり尽くしてない人間は『運がない』なんて言う資格はないと思う」、的な事を言うのだが、この言葉には本当に胸を撃たれた。
そしてクライマックスの都大会戦では、不覚にもいい年をして思いっきり5人に感情移入してしまっていた。

前半は、部員集めをする広瀬すずの可愛さが大爆発し、後半は競技かるたとしてきちんと盛り上げている。
馬鹿にして観に行ってごめんなさいと、素直に謝りたくなるほど完成度の高い映画だった。
後編の「下の句」も大期待である。


36.ちはやふる~上の句~


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
事件を防ぐために何度も同じ時間をやり直す設定と聞いていたので、「ミッション:8ミニッツ」と同じような映画かと思っていたが、内容はSFというよりはミステリー仕立てだった。

藤沼悟(藤原竜也)はマンガ家を目指して上京するが、なかなか芽が出ずにピザ屋のバイトで生計を立てていた。
そんな悟は、同じ時間を繰り返すという特殊な能力を持っており、本人は「リバイバル」と呼んでいた。
なぜそんな能力が身に着いたかわからず、また、自分で自由に使える能力でもなかった。
事件、事故が起きた時に、その原因となる時間まで戻り、事件、事故を防ぐまで何度でも同じ時間を繰り返して経験することになる。
ある日その能力で、小学生を交通事故から救う事に成功した。
しかし悟自身は事故の巻き添えで入院、それがきっかけで同じピザ屋のバイト片桐愛梨(有村架純)と会話をするようになった。
北海道から母の佐知子(石田ゆり子)も上京して愛梨と仲良くなり、3人で悟の部屋で夕食を囲んだりしていた。
だが佐和子は悟の部屋で包丁で刺されてしまう。
窓から見えた人影を追う悟だが、犯人を見失う。
そして自分が犯人と勘違いされてしまうのではないかと考え逃げ出すのだが、警察官に追い詰められて転倒、その瞬間小学3年生まで時間が戻ってしまった。

悟は、おそらく母が殺された原因がこの時間の事件にあると推理。
その事件は小学生が狙われた連続誘拐殺人事件と見込み、最初の被害者である雛月加代(鈴木梨央)を調べることにした。
加代は母と二人暮らしだったが、母の恋人が部屋に入り浸るようになってから、二人から虐待を受けていた。
悟は加世が誘拐事件で殺害されたのではなく、母とその恋人の虐待で死んだのではないかと考え、加世に注意を払う事にしていた。
そして、加世が殺されたはずの悟の誕生日に自宅に招き、加世を救おうと試みた。
だが加世は翌日に殺されてしまう。
そして悟はそのまま現代に戻ってくる。
しかし母親は死んだままだった。

今までとは様子が異なる、何が起こっているのか悟には理解できなかったが、とにかく母親を殺した犯人を探すことにした。
悟は愛梨の部屋にかくまってもらうのだがなぜか愛梨の家から出火、愛梨は一命を取り留めるが、悟の部屋に行った時の指紋が検出され、愛梨自身も警察から注目されることになる。
病院から抜け出した愛梨は悟と落ち合うが、愛梨を追い掛けてきた警官に二人は確保されてしまう。
その瞬間、悟は再び加世が殺される前の時間に飛ばされた。
今度こそ加世を護り、母親の事件を回避する、そのためには単純に加世を救うだけではなく真犯人を捕まえなくてはならない。
悟は方針を転換し、友人のケンヤと一緒に加世を護りながら犯人を探すのだった。

何度もタイムスリップしてやり直すという設定は、タイムスリップ物ではそれほど珍しくは無い。
例えば「時をかける少女」のアニメ版も、何度も同じ時間をやり直している。
この作品も映画としては、それほど際立ったストーリー設定ではない。
ただ、少年時代の悟を演じた中川翼と加世の鈴木梨央、この二人の子役の演技力で、グッと引きしまった作品となった。

中盤の盛り上がりと比較すると、ラストはやや安易な設定で少々安っぽくなってしまっている。
特に、パラレルワールドとして悟が歴史を変えて現代に戻った時、その時代から現在までの記憶が悟の中にどれだけ残っているのかがはっきりしないので、人間関係が少々ボヤけてしまった。
ラストの感動はこの人間関係の深さで表現されるので、結末が少々甘くなってしまった感がある。
だからダメだとは思わないし、人によって好みは分かれるのだとは思うが、個人的にはやや消化不良な部分が残る作品だった。


35.僕だけがいない街


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
NHKマイルCだが、出走馬の父を見渡せばマツリダゴッホ、ハーツクライ、ジャングルポケット、マンハッタンカフェなど重厚な血統が多い。
さらに、無敗馬や圧倒的な強さで連勝した馬がいないため、混戦の様相を呈している。
どの馬が勝っても不思議はないレースだ。

そんな中で本命に推したいのはティソーナだ。
東京のマイルはこれまで1勝2着1回で連対率100%。
これまで有力馬との顔合わせがなく、かつ勝った時も着差がわずかなので目立っていない。
しかしここを目標に仕上げられており、鞍上のデムーロも魅力だ。
前目で競馬をできるのも強みで本命にする。

対抗はメジャーエンブレム。
クイーンCを見ても東京のマイルは合っており、まともに走ればこの馬が勝つだろう。
しかし繊細な3歳牝馬が、前走は自分の競馬ができずに負けている。
レース間隔が1か月しかなく、まだメンタル面で走る気になっていない可能性もあるので今回は対抗にした。

三番手はイモータルにする。
9着だった朝日杯は当日輸送だが、それ以外の3戦はこれまで連対率100%。
前走は皐月賞馬のディーマジェスティに出し抜けを食らったが、前が止まらない今の東京コースなら、おそらく後ろから来る馬ではなくこの馬より前にいる馬との勝負になる。
2月の共同通信杯から直行と言う部分がやや気になるが、勝ち負けしても不思議はない実力を持っている。

四番手はロードクエストだ。
昨夏の新潟チャンピオンで、暮れのホープフルSも2着だった。
しかし春に復帰してからは、スプリングSが3着、皐月賞が8着と不振が続いている。
二つ叩いて良化しているとは思うが、マツリダゴッホに母の父チーフベアハートという血統はそもそもマイラーではなく、本当に実力を発揮するのは秋以降ではないかと言う気がする。
とは言え、血統で好勝負する可能性も十分あるので四番手評価とする。

五番手はダンツプリウスだ。
前々走のアーリントンCが2着で前走のNZTも勝利。
本来なら一番人気でもおかしくないのだが、なぜかまったく人気がない。
若き鞍上と、ブライアンズタイムにマンハッタンカフェと言う短距離っぽくない血統が嫌われているのかもしれないが、常に上位争いに顔を出す勝負根性は見逃せない。
巧く好位に付けられれば、今回も上位争い必至だ。

最後はシュウジにする。
暮れの朝日杯は5着に沈んだが、昨年は中京2歳S、小倉Sを連破してデイリー杯もエアスピネルの2着だった。
休み明けのファルコンSは道悪で度外視、調教で好時計を叩き出すなど、ここに来て体調良化している事は間違いない。
鞍上が岩田という部分も心強い。


◎ティソーナ
○メジャーエンブレム
▲イモータル
△ロードクエスト
×ダンツプリウス
×シュウジ

馬券はいつも通り◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着固定の3連単24点で勝負。

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]
豪華な出演陣で、監督は三池崇史。
かなり大味な映画になるのかなと思ったが、想像していたほどではなかった。
むしろ、かなり手堅くまとめた感のあるの作品だった

食糧不足となった地球は火星への移住を模索し、その結果、火星の地中で凍結している二酸化炭素を溶かせば温暖化現象が発生し、地表が地球並みに暖かくなると推測した。
火星の表面を黒くして温度を上げる計画だが、そのために選ばれたのがコケ類と、過酷な状況でも生き延びられるゴキブリだった。
そのゴキブリはテラフォーマーズと呼ばれた。

やがて500年が経過し、火星の大気が地球に近くなってきた。
人類は本格的な移住のために、最初に送りこんだゴキブリの駆除を試みた。
そのために、バグズ手術を受けた15人が「バグズ2号」に乗りこみ火星に送り込まれた。
当初乗組員には、バグズ手術は火星での活動がしやすいようにする適合手術と説明された。
しかし実際には、極度に進化したテラフォーマーズと闘うために、虫のDNAを埋め込む手術であった。

火星に降り立った15人のうち、その事を知っていたのは艦長の堂島(加藤雅也)のみ。
テラフォーマーズのあまりの強さに恐れをなした残りの14人は、火星からの帰還を希望する。
しかし、探査船がなぞの故障を起こして発射ができない。
堂島は、かつて送りこまれた「バグズ1号」からシステムを移植すれば発射が可能になると言い、自分以外のメンバーに「バグズ1号」へ向かうように告げた。
そして自分は「バグズ2号」に残り、襲ってくるテラフォーマーズと闘い始める。

主役は伊藤英明の小町小吉だが、ズバリ言ってあまり主役が目立っていない映画である。
100分ちょっとの上映時間で15人の乗組員全員にそこそこスポットを当てながらストーリーを展開しているので、どうしても主要メンバーのエピソードも短めになってしまう。
原作は読んでいないので違いはわからないが、大きな矛盾が出ないようにストーリー展開し、かつバトルシーンの迫力も削がずにテンポがいい。
CGの出来もよく全体的に悪くないのだが、出演者が豪華なだけに、もう少し主要メンバーの掘り下げが欲しかったようにも思う。
主要メンバーは、小町小吉、秋田奈々緒(武井咲)、武藤仁(山下智久)、蛭間一郎(山田孝之)の4人だ。
小町と奈々緒は恋人同士だが、この二人の関係の描き方ももう少し深堀りしてほかった。
また蛭間一郎のバックグラウンドも、物語の冒頭からフラッシュバック的に組込み、彼の葛藤を描けばストーリーに深みが出たと思う。
そして武藤に至っては、かなり面白そうなキャラなのにバックグラウンドの説明はほぼナシだ。
大張美奈(小池栄子)も、もう少しキャラを膨らますことができたんじゃないかと思う。

エンターテイメント作品と言う事を意識して、冗舌にならないように構成したのだと思うが、予想していた以上にきちんと丁寧に作られていただけに、もう少しキャラクターそれぞれをフィーチャリングしても良かったんじゃないかと思う。


34.テラフォーマーズ

※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください



●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4%E7%9D%A3%E8%AA%8C-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1404017694&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9
[PR]