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「アイアンマン3」

「アベンジャーズ」の後のスタークを描いた作品だ。

物語の冒頭は、1999年の大みそかのパーティーから始まる。
そこでスタークは、異常な再生能力を見せる植物を開発したマヤと一晩だけの関係を持ってしまう。
同時にスタークを尊敬する科学者キリアンから会談を申し込まれるのだが、興味のなかったスタークは適当なウソを付いてキリアンの心を深く傷つけてしまった。

その後時代は現代に戻る。
アベンジャーズとして戦った後、スタークはその時の影響でパニック障害を起こしていた。
次々とアーマーの改良バージョンを開発するものの、スタークの症状はひどくなるばかりだった。

そんな中、世間では爆発物が検出されない謎の爆破テロ事件が騒ぎになっていた。
そして偶然、スタークのボディーガードだったホーガンがこの事件に巻き込まれてしまう。
ホーガンは、ポッツに新技術の共同開発を提案していたキリアンを不審に思い、尾行をしていたのだ。
ホーガンの負傷を知ったスタークは激しく怒り、テロ組織に自宅の住所を明かして宣戦布告する。
するとすぐに、テロ組織の攻撃を受けスタークの自宅はめちゃめちゃに破壊されてしまった。
命からが逃げ出したスタークは、テロ組織へリベンジすべく動き出す。

今回のキャッチコピーは「さらば、アイアンマン」である。
そしてそのキャッチコピー通り、物語は起承転結が組まれている。
なので「アイアンマン2」よりも、ストーリー全体にメリハリが付いていた。
クライマックスシーン直前、ポッツが捕まったシーンでは「えーっ、そういう展開?最後どうするつもりなの?」とビックリした。
もちろんアクションシーンも見応え充分だ。

ただ、敵と言うか、爆破テロの爆発物がちょっと「トンデモ」な感じがする。
マヤとキリアンが開発した技術が爆発物となるのだが、冷静に考えて「ありえないでしょ」と言う感じだ。
それに関連して、ポッツについてもあれだけハラハラさせておきながら、最後はかなりご都合主義で締めくくっている。
戦う事に疑問を感じるスタークという部分がよく描かれているだけに、キモとなる爆発の部分がよりいい加減に見えてしまった。
とは言え、若干惜しい部分もあるのだが、全体としてはまずまずの作品だろう。

「アベンジャーズ2」にも期待したい。


30.アイアンマン3


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by ksato1 | 2013-05-28 22:01 | 映画 | Comments(0)

ダービー

ダービーだがいろいろな事が重なってあんまり予想ができてない。
ただ、馬場は絶好でなかなか前の馬が止まらない。
単純な後方一気では届かないので、おそらく各ジョッキーの思惑で位置取り争いが激しくなり、ハイペースにはならないが消耗戦になると思う。
そうなると、ちょっと面白そうだったが、まず血統的に厳しそうなタマモベストプレイとマイネルホウオウが脱落する。

また注目したいのは藤沢和厩舎の3頭だ。
今年は本気モードで、府中で追い切りを行っている。
しかし、コディーノにもフラムドグロワールにもノリが乗ってなかったりして、ちょっと真意がわからない。
とは言え、実力的にコディーノは上位に食い込んでくるだろう。

ロゴタイプはローエングリン産駒だが、血統的には距離は大丈夫だと思う。
ただこの馬の場合切れる脚がない。
皐月賞でレコード勝ちしているので、イーブンペースで好位に付ければおそらくこの馬の完勝になると思うが、平均以下のペースで直線ヨーイドンの切れ味勝負になった時は分が悪い。

いろいろと考えたが、本命はやはりキズナにする。
折り合いに不安があり前走も後方一気だったが、ここ2戦武豊が馬をしっかり手のうちに入れた感がある。
今回は1枠に入ったのでわざわざ下げる事は無いと思うし、馬群の中で折り合いがつけばこの馬の切れ味が一番怖い。

対抗はメイケイペガスターだ。
この馬はとにかく追い切りが素晴らしかった。
皐月賞は大事にしすぎて追い切りが中途半端、レースも最後方だったが上がりは最速である。
共同通信杯は好位抜け出しでレコードタイムで制した。
テンノリでのダービー制覇は今までないのだが、フサイチコンコルドでダービーを制した藤田なら大仕事をする可能性がある。

三番手はエピファネイアだ。
たぶん、このメンバーで10回ダービーを走れば2回くらいはこの馬とロゴタイプが勝つだろう。
安定度はナンバーワンで週の初めまでは本命にするつもりだったが、ソエ気味という情報があったので若干評価を下げる。

四番手はロゴタイプだ。
繰り返しになるが、この馬はかなり強い。
完成度も今なら一番だろう。
しかしそれだけに、今回はどの騎手もこの馬に自由に競馬をさせないように騎乗するはずだ。
むしろ菊花賞は能力の違いで勝ちそうな気がするが、ダービーは一瞬が勝負の分かれ目になるので、切れ味不足の分評価を下げた。

五番手はコディーノだ。
この馬も実力は十分ある。
しかしノリからウィリアムズへの騎手変更が気になる。
調教師の作戦か、あるいは馬主の希望か。
もちろんウィリアムズに変わった方がいい可能性もあるのだが、ノリが手塩にかけて育てた事を考えると、今回は騎手変更がいい方には向かないのではないかと思い評価を下げた。

最後はフラムドグロワールだ。
NHKマイルCでは、先行した馬が直線で次々と脱落する中、この馬だけが抜け出してきた。
府中は2.0.1.0で相性がいい。
中2週のため調教が軽く、休み明けの二走ボケも怖いが、オークス馬だった母親の血にもかけてみたい。


◎キズナ
○メイケイペガスター
▲エピファネイア
△ロゴタイプ
×コディーノ
×フラムドグロワール

馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。
今週は一生懸命考えたけど、ちょっと自信ないな・・・。


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by ksato1 | 2013-05-26 13:06 | 競馬 | Comments(0)

「アイアンマン2」

去年「アベンジャーズ」を観る前にDVDを借りようと思って何度もTSUTAYAに通ったが、結局借りる事ができずに「アベンジャーズ」を観に行ってしまった・・・。
その後すぐにTV放送されたので録画していたのだが、そのこと自体をすっかり忘れていた。
で、「アイアンマン3」が公開すると言う事で慌てて見た。

時系列としては、「アイアンマン」と「アベンジャーズ」の間の話となる。
「アイアンマン3」は「アベンジャーズ」の後の話だ。
キャラクターとしては、ブラック・ウィドーのスカーレット・ヨハンソンが登場する。
しかしこの作品ではあくまで脇役、この後「アベンジャーズ」であんなに活躍するとはちょっと想像できない。

前作で自分がアイアンマンの正体である事を発表したスタークは、平和のために日夜戦っていた。
しかし動力源であるリアクターから排出するパラジウムが、彼の体を蝕み始めていた。
さらに、個人であるスタークが活躍する事により、権威が保てなくなると考えたアメリカ政府は、スタークにアーマーの引き渡しを要求する。

そんな中、トニーの父ハワード・スタークと一緒にリアクターを研究していた科学者、アントン・ヴァンコが人知れず死んでいった。
彼の息子イワンはスターク家を恨み、リアクターを利用した「エレクトリカル・デス・ウィップ」でモナコGPを襲撃する。
この襲撃はスタークの活躍で収拾するものの、世論は今後平和を守るためには軍がアーマーを管理するべきだという論調に変わった。
スタークは半ばヤケになり、自分の誕生パーティでどんちゃん騒ぎを始めるのだが、それを止めようとした親友の空軍中佐ローズとケンカになる。
そしてローズはそのままアーマーの一つを軍に持ち帰ってしまった。
一方同時期に、スターク社のライバル会社が手を回してイワンを脱獄させ、彼にアイアンマンのアーマーを凌駕する兵器を開発させようとしていた。

ストーリー自体はあっと言わせる展開もなく、ズバリ言って単調だ。
だがこのシリーズの見どころは、やはりアクション、それとロバート・ダウニー・Jrのトボけた演技だろう。
モビル・スーツのように「着る兵器」という設定がワクワクさせてくれ、さらにスタークのおトボけ振りでメリハリが付いている。
ストーリーが単調なのも、この後の「アベンジャーズ」や「アイアンマン3」につながる事を考えると、仕方ないのかもしれない。

余計な事を考えずにスカッとしたい時、うってつけの映画である。


29.アイアンマン2


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by ksato1 | 2013-05-21 22:12 | 映画 | Comments(0)

オークス

牝馬は格より調子と言うが、先週のヴィクトリアマイルは終わってみれば格上の2頭のワンツーだった。
それでは今回はどうかと言うと、そもそも格上の馬がいない。
G1を勝っているローブティサージュとアユサンも、それ以外は重賞未勝利。
全馬を見渡しても、重賞を2勝以上をした馬はいないのだ。
まさにドングリの背比べ状態で、何が勝っても不思議ではない。

そこで本命は、レッドオーヴァルにした。
先週までは雨の予想だったが、結果的には昨日も今日も雨は降っていない。
絶好の馬場のようだ。
であれば、これまでの5戦全線で上がり最速を記録したこの馬が優勝に一番近い。
通常、外国人ジョッキーは道中で脚を貯めず、スタート直後から先行させ最後の直線で追ってどれだけもたせるか、という騎乗スタイルが多い。
しかしデムーロ弟は、日本人ジョッキーのように貯めて抜群の位置から馬の末脚を伸ばすと言う騎乗スタイルらしい。
桜花賞のアユサンがいい例である。
今回は最内枠に入り、同中のロスも少ない。
包まれる不安もなくはないが、追い切りの動きもよかったので前が開けば一気に突き抜けるだろう。

対抗はサクラプレジールだ。
この馬はまだ2戦とキャリアが浅いが、前走は条件馬の身で重賞に挑戦し、見事フラワーCを勝った。
桜花賞の出走も可能だったが、鞍上のノリが中2週の桜花賞よりもオークスを狙った方がいいと進言したそうである。
今週の追い切りは美浦坂路で一番時計を記録しており、状態に関して言えば18頭中一番だろう。
狙ってみる価値は十分ある。

三番手はデニムアンドルビーだ。
前走の勝ち方が非凡、さらに週中の追い切りの動きが良かった。
鞍上は内田で勝ち方を知っている角居厩舎、しかも血統はディープインパクト×キングカメハメハと魅力十分だ。

四番手はクロフネサプライズにする。
桜花賞は武豊が無理に抑えたためにチグハグなレースになってしまった。
血統的に府中の2400mはギリギリかもしれないが、今回は他に逃げ馬もいないので、うまくスローペースに落とせれば直線2枚腰で伸びてくるだろう。

ここからはかなり迷う。
ディープインパクト産駒のアユサンは、府中でこそ強さを発揮しそうだ。
だが桜花賞はデムーロ弟が絶妙のタイミングで追い出しており、一歩間違えばレッドオーヴァルに差されていた。
鞍上は主戦の丸山に戻ったが、人気になっている事もありプレッシャーで仕掛けどころを誤りそうな気がする。
桜花賞で本命にしたクラウンロゼは、一頓挫あってギリギリ間に合った印象で星を回しづらい。
ディープの妹トーセンソレイユも鞍上のウィリアムズは魅力だが、まだ馬格もないので本格化は秋以降と見る。桜花賞3着のプリンセスジャックもやや魅力だが、左回りも輸送も初めてなので、やや割り引きが必要か。

そこで五番手はローブティサージュにする。
桜花賞で前を追い掛けて掲示板に乗ったのは、この馬とクロフネサプライズだけ。
時計的にはハイペースではなかったのものの、やはりかなり過酷なレースだったと思われる。
その中で前残りしたのは、やはり女王の貫録だ。
鞍上も秋山から岩田にスイッチしており、陣営の勝負気配プンプンである。

最後はスイートサルサにする。
重賞2着はあるがこの馬はまだ1勝馬、完全に格下だ。
しかしその2着が府中で行われたクイーンC、しかも上がり最速を記録している。
過去5戦中4戦で上がり最速を記録している点も魅力。
乗れている蛯名だけに、期待が持てる。


◎レッドオーヴァル
○サクラプレジール
▲デニムアンドルビー
△クロフネサプライズ
×ローブティサージュ
×スイートサルサ

馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。
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by ksato1 | 2013-05-19 09:10 | 競馬 | Comments(0)

「藁の楯」

久しぶりに、原作を読んでから映画を観た。

原作者は木内一裕で、かつて「ビー・バップ・ハイスクール」を描いていたきうちかずひろである。
マンガは基本的にギャグ路線であったが、「藁の楯」はバリバリのシリアス作品だ。

小学生の孫が暴行され、無残に殺された経済界の大物・蜷川隆興は、犯人の清丸国秀に懸賞金10億円を掛ける。
全国紙に広告をうち、インターネットサイトで清丸の情報を流し続けた。
その結果清丸は匿われていた仲間に殺されかけてしまい、たまりかねて福岡県警に出頭する。
警視庁警護課の銘苅は、同僚の白岩、警視庁捜査第一課の奥村、神箸、そして福岡県警の関谷の5人で、警視庁まで清丸を移送する命を受ける。

警察の威信をかけて清丸を移送する大計画が実施されるのだが、実は銘苅たちが一番注意しなければならないのは、銃を所持し清丸に近づく事ができる警察官であった。
さらに、移送中に清丸の位置を悟られないように偽装をしているのに、清丸サイトでは正確に清丸の所在地が表示されている。
警察内部に蜷川への密通者がいる事は明白だった。
しかも、清丸を警護している5人しか知りえない位置情報まで表示されている。
仲間さえも疑わなければならない状況の中、次々に賞金目当てで清丸を狙う者が襲いかかり、犠牲者が増え続ける。

原作は銃器や移送のための交通手段などをきちんと調べたうえで、かなり詳細に表現している。
銘苅をはじめ、各キャラクターの設定も巧く、なかなか練り上げられたストーリーだ。
ただ原作で言えば、クライマックス直前に出てくるタクシー運転手の由里千賀子がやや唐突。
最初はこの由里千賀子こそ、蜷川の最後の刺客じゃないかと思った。
エピローグもやや蛇足な感じもしたが、全体としてはストーリーにスピード感があり一気に読み進められた。

一方映画だが、こちらは映像による視覚化を巧く利用している。
まずキャスティングが巧く、銘苅の大沢たかお、奥村の岸谷五朗、関谷の伊武雅刀、清丸の藤原竜也、蜷川の山崎努は、それぞれセリフではなく表情と動作で感情を表現していた。
それにより、原作の設定を説明するための無駄なセリフが省略されている。
そして白岩を松嶋菜々子にした事で、ストーリー全体が引き締まった。
原作はやりきれなさを残したエンディングになっているが、映画は少しだけ心が救われる終わり方になっている。
途中のエピソードの省略の仕方も巧妙、さすが三池崇史、と言ったところか。

映画での唯一の難点は、東海道山陽新幹線がオレンジ色である事。
JRから協力を拒否されたため、台湾高速鉄道で撮影を行っている。
駅も台湾なので、どうしてもそのあたりは違和感を感じた。

とは言え、全体の出来としては悪くない。
アクション作品が好きな人にはオススメな作品である。


28.藁の楯


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by ksato1 | 2013-05-17 22:06 | 映画 | Comments(0)

「白夜行」

いろいろな事がちょっと片付き始めたので、また少しずつ日記を書く事にする。
その間観た映画もちょっと溜まっている事だし。

まず、ちょっと前にTVで放送された「白夜行」。
TVドラマが2006年の放送であったが、映画は2011年に公開されている。
そして映画版の方が、どうやら原作に近いようだ。

キャスティングは雪穂が堀北真希で、亮司が高良健吾、笹垣が船越英一郎である。
150分と長い作品ではあるが、TVドラマにくらべればかなり淡白な作品となっている。
そしてその淡白に流れるストーリーに、この3人のキャラが巧くマッチしていた。

ドラマ版は、雪穂と亮司の交流がメインストリームとなっている。
事件以降、ほとんど会う事ができない二人だが、時折会うと二人は激しく感情をぶつけあった。
実は事件後に二人が会うシーンは原作にはなく、ドラマ版のオリジナルらしい。
しかしこの部分がきちんと描かれていたからこそ、ドラマは名作となったとも言える。

対して、映画版は原作に近く二人の交流を描くシーンがほとんどない。
堀北真希と高良健吾は、場合によっては撮影中一度も顔を合わせていないんじゃないかと言う気もする。
だが、あえて原作に近くストーリーを淡々と流した事により、いい意味でミステリー映画として成功していると思う。

ラスト近くで笹垣が事件の真相に迫り、その解説をする。
それがあたかも、角川映画全盛期の金田一耕介シリーズのようでもあった。
ミステリー映画の王道の見せ方だ。

そして、堀北真希と高良健吾だ。
二人のクールな演技の裏側に、暗い影が見え隠れしている。

TVドラマと同じようなせつなさを求めると、ちょっと肩透かしを食らうかもしれない。
しかし、TVドラマとは別の「白夜行」と考えれば、なかなか悪くない作品である。
と言うか、映画が原作に近い正当な「白夜行」で、TVドラマが拡張版と考えた方がいいかもしれない。


27.白夜行


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by ksato1 | 2013-05-16 20:09 | 映画 | Comments(0)

ヴィクトリアマイル

先週に引き続き絶対的な本命馬は不在となった。
牝馬は格より調子が基本だが、前走で重賞を連対している馬がたったの4頭、G1馬3頭を含めてそれ以外の馬は調子の見極めが難しい。
一応、過去にPOGで指名した馬も3頭出走しているが、どの馬も本命にするにはやや材料不足だ。

いろいろと考えたが、本命はサウンドオブハートにしたい。
戦績は9戦6勝で5着以下に沈んだ事は無い。
好位抜け出しのレースセンスは非凡だ。
東京は初コースではあるが、鞍上はオルフェーヴルの凱旋門賞騎乗がならなかった池添。
フランス武者修行を切り上げての参戦で、気合いの乗り方が違うだろう。

2番手は、前走がサウンドオブハートの2着だったイチオクノホシにする。
とにかく今週の動きが絶好、前走もスローペースでサウンドオブハートを捕まえ切れなかったが、上がりはこの馬が最速タイだった。
重賞勝ちは無いが、12戦して桜花賞以外は掲示板を外しておらず、先週のマイネルホウオウ同様、初重賞制覇がG1と言う可能性も十分考えられる。

3番手はハナズゴールだ。
この馬の切れ味も極上、同じ1600mのチューリップ賞では、ジェンティルドンナ、ジョワドヴィーヴルをまとめて負かしている。
ツボにハマった時の強さは折り紙つきで、鞍上も追える浜中、一発があっても不思議ではない。
減っていた馬体も戻ったらしいが、一気に重量が増えたことが唯一の不安ではある。

4番手はドナウブルーだ。
POGの指名馬でジェンティルドンナの姉、昨年2着の実績もあり本命にしたいところだが、いかんせんここ2戦が負けすぎ。
鞍上が昨年のウィリアムズに戻った事で期待するが、過去に前走二桁着順から勝利した馬は1頭もいないので、やや評価を落とした。

5番手はやはりPOG指名馬のジョワドヴィーヴルだ。
桜花賞で骨折した後10カ月の休養、休み明けは京都記念、中日新聞杯と、わざわざ牡馬相手に戦ってきた。
京都記念はやや力負けした感もあるが、中日新聞杯は位置取りが悪すぎたものの上がり2位のタイムを記録している。
牝馬同士の府中なら、直線脚を伸ばしてくるだろう。

最後はマイネイサベルにする。
この馬も絶好調、前走はオールザットジャズを捕らえきれなかったが、斤量差が2kgでクビ差まで迫った。
主戦の松岡が乗れないことがやや不安だが、代打は先週G1を制した柴田大地。
不安はないだろう。

ヴィルシーナは昨年のホエールキャプチャとイメージが被るが、ピークは昨年だったような気がするので無印。
オールザットジャズは実力はあると思うが、なぜか東京で走らないのでこれも無印。
POG指名馬のアドマイヤセプターは、まだやや実力不足と思い無印にした。


◎サウンドオブハート
○イチオクノホシ
▲ハナズゴール
△ドナウブルー
×ジョワドヴィーヴル
×マイネイサベル


馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。


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by ksato1 | 2013-05-12 14:30 | 競馬 | Comments(0)

NHKマイルC

皐月賞で1年振りに的中したものの、先週は取りガミを恐れて点数を絞ったら11万馬券を取り逃した・・・。
まあ、人生いろいろあるか・・・。

今週のNHKマイルCは、エーシントップが一番人気。
6戦5勝ですでに重賞3勝、その他は3勝馬が5頭で残りは1、2勝馬だから、戦績だけ見れば断然この馬である。
ただ、血統的にはマイルはギリギリだ。
しかも唯一負けた朝日杯FSはハイペースを追い掛けて失速、今回も逃げて渋太いコパノリチャードがいるので、ハイペースになる事は必至である。
絶大の信頼は置きづらい。

いろいろと考えたが、今回はPOGの指名馬でもあるレッドアリオンを本命にする。
9戦とややレース数は多いが、掲示板を外したことが一度もない堅実派だ。
前走はスローペースでエーシントップを捕らえきれなかったが、上がりは34.5で同じ脚を使っている。
コースが東京に代わって、さらにハイペースが予想されるだけに、今回は前の馬を捕まえ切れると判断した。
鞍上の川須はまだG1未勝利だが、昨日JRA200勝を達成しており上り調子である。
それほど人気にもなっていないので、思い切った騎乗ができるだろう。

2番手はゴットフリートだ。
この馬は前走のニュージーランドTを出負けして9着、そのために人気を落としているが、まだまだ見限る必要は無い。
朝日杯FSではロゴタイプの3着、週中の調教でも動いたし、出遅れさえなければ十分勝ち負けできる実力がある。

3番手はエーシントップにした。
好位置から付き離すレースセンスは抜群、不安はハイペースの東京1600mでスタミナが持つかどうかだけ。
鞍上の内田の手綱捌きに期待だが、それでも最後は差される可能性が高いと見て3番手とした。

4番手はインパルスヒーローにする。
4戦3勝で前走も左回りのファルコンSを快勝、1400mだが東京でも勝ち鞍がある。
外枠に回ったのでやや印を下げたが、クロフネ産駒だけに距離、コース適性は大丈夫と見た。

ここからがちょっと迷う。
ガイヤースヴェルトは連対率100%で前走の毎日杯2着も見どころがあった。
週中の調教もよく動き、騎手もウィリアムズで食指が動く。
だがまだ3戦して1勝だけ、芝も1回しか走っていない。
ちょっと人気になり過ぎているように思える。
ストーミングスターも同様、調教が絶好で鞍上デムーロ兄は怖いが、この馬も中央は3戦して芝は1回しか走ってない。
コパノリチャードは5戦してマイルは連対率100%だが、エーシントップに絡まれて絶好の目標となる可能性が高い。
これら3頭はもし勝ったら相当な能力を持つ馬だと思うが、今回は見送りたい。

そこで5番手はフラムドグロワールにする。
朝日杯FSを4着のあと京成杯は惨敗、鞍上ノリの進言もあり休養して立て直しに入った。
休み明けがどう出るかだが調教の動きは素軽く、狙い澄ました一発も充分あり得る。

最後はローガンサファイアだ。
今回唯一の牝馬だが、あっという間に他馬をかわした前走の差し脚は圧巻。
鞍上の浜中とも手が合っていると見た。
1600mは1回走って9着だが、ダイワメジャー産駒だけに距離は持つだろう。
初輸送、初コースという課題が残るが、前走と同じ差し脚が使えればあっと言わせる可能性もある。


◎レッドアリオン
○ゴットフリート
▲エーシントップ
△インパルスヒーロー
×フラムドグロワール
×ローガンサファイア


馬券はいつも通り三連単フォーメーションで、1着◎○、2着◎○▲△、3着は◎○▲△×の24点勝負。
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by ksato1 | 2013-05-05 13:15 | 競馬 | Comments(0)