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アンカツがいきなり引退した。
昨日の時点で、次回(2月)の騎手免許は更新しない意向、というニュースが流れていたが、それを待たずしていきなり辞めちゃうとは思わなかった。
こういう思い切りの良さが、数々の劇的な勝利を収めた勝因だったのかもしれない。

実働わずか10年、しかも年は40歳を超えてからJRAに移籍して、それで1111勝もあげている。
G1も歴代3位の22勝だ。
競馬をやらない人にはピンと来ないかもしれないが、この数字だけ見ても改めてアンカツが、稀代の天才ジョッキーだった事がうかがえる。
一時期JRAは、岡部幸雄を中心とする世代と、武豊を中心とする世代が活躍していたが、その間の世代にあまり活躍する人がいなかった。
もし、アンカツがもう少し若い頃からJRAで騎乗していたら、世代間を埋めるジョッキーとしてJRAももっと活況を呈していたかもしれない。

ちなみに、22勝したG1勝利の内訳は以下の通り。


2003年
高松宮記念:ビリーヴ(3番人気、10.1倍)
菊花賞:ザッツザプレンティ(1番人気、5倍)

2004年
フェブラリーS:アドマイヤドン(1番人気、1.3倍)
NHKマイルC:キングカメハメハ(1番人気、3.6倍)
ダービー:キングカメハメハ(1番人気、2.6倍)
安田記念:ツルマルボーイ(6番人気、11.3倍)

2005年
天皇賞(春):スズカマンボ(13番人気、35.1倍)

2006年
桜花賞:キストゥヘヴン(6番人気、13倍)
天皇賞(秋):ダイワメジャー(4番人気、7倍)
マイルチャンピオンS:ダイワメジャー(1番人気、2.3倍)

2007年
フェブラリーS:サンライズバッカス(3番人気、5.9倍)
桜花賞:ダイワスカーレット(3番人気、5.9倍)
安田記念:ダイワメジャー(2番人気、4.4倍)
秋華賞:ダイワスカーレット(2番人気、2.8倍)
エリザベス女王杯:ダイワスカーレット(1番人気、1.9倍)
マイルチャンピオンS:ダイワメジャー(1番人気、3.8倍)

2008年
阪神ジュベナイルF:ブエナビスタ(1番人気、2.6倍)
有馬記念:ダイワスカーレット(1番人気、2.6倍)

2009年
桜花賞:ブエナビスタ(1番人気、1.2倍)
オークス:ブエナビスタ(1番人気、1.4倍)

2010年
NHKマイルC:ダノンシャンティ(1番人気、2.6倍)

2011年
桜花賞:マルセリーナ(2番人気、3.8倍)


ダイワ兄妹で各4勝、ブエナビスタで3勝なので、この3頭で半分の11勝である。
2006年にダイワメジャーでマイルチャンピオンSを勝った後はすべて3番人気以内なので、有力馬に騎乗したから勝つのは当たり前、という考え方もあるかもしれない。
しかし、元々が人気ジョッキーなので、アンカツが騎乗するだけで人気になる傾向もあった。
そしてそれ以前は、人気薄の馬も持ってきている。
天皇賞(春)のスズカマンボなんて単勝35.1倍だよ!
ダイワスカーレットも桜花賞時は3番人気ながら5.9倍で、1.4倍で1本かぶりの人気だったウオッカを撃破している。

ちなみに、G1だけ見ると春の方が成績が良かったようだ。
獲れなかったG1は、ヴィクトリアマイル、宝塚記念、スプリンターズS、JC、JCD、朝日杯FSの6タイトル。
ヴィクトリアマイルを勝っていれば牝馬限定G1はパーフェクトだったんだけど、レースの歴史が浅いから仕方ないところか。
それと、桜花賞を4勝もしているのに、同じ阪神の宝塚記念を勝っていないのはちょっと意外。
同様に、地方競馬出身なのにJCDを獲ってなくて、フェブラリーSも1回だけと言うのもちょっと意外だった。
それだけ、地方とJRAのダートに違いがあると言う事なのか。
その事に関して言えば、地方出身のウチパクと岩田もフェブラリーSを1回ずつ勝っただけなので、地方出身の騎手はJRAのダートG1を、苦手にしているのかもしれない。
以降の参考にしよう。

当時はやや無謀と思われていたNHKマイルCからのダービー参戦も、アンカツがキングカメハメハで成し遂げてからは普通に臨戦過程の一つになってしまった。
オグリキャップ同様、実力でファンの気持ちをつかみ、JRAに規定を変えさせて後進に道を拓いたという意味でも、アンカツの功績は大きい。
引退後は調教師は目指さないらしいけど、なんらかの形で競馬界に貢献してもらいたものだ。



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本当に久しぶり、今年初めてのギンレイだ。
時間もないのですでに観ている「アルゴ」はスルーして、「ルート・アイリッシュ」を観る。

ルート・アイリッシュとは、バグダッドの安全地帯からバグダッド空港までの道路で、世界で一番危険なエリアとも言われている。
イラクで民間兵として戦っていたファーガスは、親友のフランキーがルート・アイリッシュで死んだ事を知る。

ファーガスとフランキーは、小さいころからの親友だった。
フランキーの妻以外は「すべてシェアした」というほどの仲だ。
そしてフランキーはファーガスが誘ってイラクに赴いたのだが、ファーガスは先にイギリスに帰国していた。
事故の前夜、フランキーから緊急を知らせる留守電が入っていたのだが、ファーガスはそれに答える事ができなかった。
葬儀の席でも自責の念にかられていたファーガスは、フランキーと「共通の知り合いの女性」から、フランキーから事づかったという携帯電話を渡される。

携帯電話には、民間のイラク人一家が殺される映像が収録されていた。
フランキーが必死に止めようと叫んでいるにもかかわらず、兵士によって幼い子供までが殺されている。
そしてその携帯電話を入手しようと、何者かがファーガスとフランキーの妻レイチェルに忍び寄るのだった。

ストーリー展開としてはそそられるものの、全体がかなりダラダラしている。
途中でだいたい結末は見えてくるのだが、ファーガスとレイチェルの中途半端な恋愛感情など、モタつく展開に見ていてちょっとイライラした。
本当はファーガスの方がレイチェルを愛していたけどフランキーのために身を引いた、でもフランキーが死んだあと、二人は本当の気持ちに目覚める、という展開かと思ったが、そうでもない。
まあ、そんな話もありきたり過ぎて、今さら観る価値はないと言えば、それまでだけど。

興味深いテーマなのに、テンポが悪くてイマイチになってしまった、って感じかな。

忙しい中無理して観に行ったけど、少々残念な1本だった。


9.ルート・アイリッシュ
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土曜日の午前中は、「王様のブランチ」を見ながら、というか聞きながら雑用をしている事が多い。
で、ふと、本当にくだらないしょーもない事が頭に浮かんだ。

谷原章介と石田純一が顔を合わせた時、どんな挨拶するんだろう?

周知のごとく、谷原章介はいしだ壱成の元嫁と結婚している。
いしだ壱成の元嫁は連れ子で再婚しているので、谷原章介はいしだ壱成の子どもと暮らしている、たぶん。
いしだ壱成は薬物所持で有罪判決を受けた後謹慎を経て芸能界に復帰したものの、日本ではなかなか活躍する場がなく、今は中国で俳優をしている。
エキストラから積み上げて最近はそこそこの役をもらっているらしいが、いずれにしろ日本の芸能界に復帰するにはまだ時間が掛かるだろう。

一方石田純一は、いまだ日本の芸能界でバリバリの最前線で活躍中だ。
今後も映画やTBS系のドラマで主役級で出演する事も、当然あるだろう。
そうなると、件の「王様のブランチ」にゲスト出演する可能性もある。
その時二人は、どう挨拶するんだろうねぇ~。

石田純一が「○○(いしだ壱成の子ども名前)は元気にしてますか?」とか、谷原章介に聞くのかなぁ・・・。
でも、聞かれた谷原章介も、ちょっと気まづいよね(^_^;;

それとも、本番まで二人を近づけないようにして本番のやり取りだけで世間話もせずに終了、なんて感じで、現場スタッフが腫れものに触る扱いで仕切ったりするのかねぇ・・・。

何も予定のない土曜日の午前中とは言え、あまりにもくだらない事を考えている自分に、ちょっと本気で呆れた・・・。
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いつの間にか、日本アカデミー賞の優秀賞が発表されていた。
と言う事で最優秀賞の「オレ的予想」をしてみる。
今年は本命、対抗の印付きだ。

まず作品賞は、以下の5作品。

 あなたへ
○北のカナリアたち
 桐島、部活やめるってよ
◎のぼうの城
 わが母の記

この中で観ていないのは「あなたへ」。
それ以外の作品も、ちょっと順位付けが難しい。
どの作品も悪くなかったが、これはという決め手に欠ける。
もし「悪の教典」か「ヒミズ」がノミネートされていれば、どちらかできまりだったと思うが、どちらも選に漏れている。
まあ、日本アカデミー賞だから仕方ないかもね。
「あなたへ」はわからないが、単純に作品の面白さでいえば「のぼうの城」本命で「北のカナリア」対抗だろう。
しかし「あなたへ」は大御所監督&健さん主演、「わが母の記」は原作が大作なので、どちらもぽっこり選ばれてしまう可能性もある。
「桐島、部活やめるってよ」は個人的には嫌いではないが、作りがやや通好みなので今回はちょっと厳しいかな。


続いてアニメーション作品賞は、以下の5作品。

○ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
◎おおかみこどもの雨と雪
 ももへの手紙
 friends もののけ島のナキ
 ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット

基本的にはジブリのための賞なのだが、2012年度はジブリの劇場公開作品がなかった。
そして私が観たのは「ヱヴァQ」と「おおかみこども」の2本だけ。
どっちが面白かったかと言うと、断然「ヱヴァQ」だ。
と言うか「おおかみこども」は全体の構成が甘く、子どもは子狼のかわいらしさに喜ぶかもしれないが、内容的には賞を取れるレベルではなかった。
普通に考えれば、観てないけど「ONE PIECE」か「ヱヴァQ」のどちらかだろう。
しかし、過去にほぼ同じ制作チームで「サマーウォーズ」が受賞している事を考えると、やはり「おおかみこどもの雨と雪」か。


監督賞は以下の5人。

◎犬童一心/樋口真嗣(のぼうの城)
 阪本順治(北のカナリアたち)
 原田眞人(わが母の記)
○降旗康男(あなたへ)
 吉田大八(桐島、部活やめるってよ)

これも難しいが、大御所という事で降旗康男が頭半分リードと言う感じか。
まあ、映画を観ていないのでもし受賞しても私は何も言えないのだが、犬童一心&樋口真嗣のコンビも良かったと思う。
なのでオレ的本命はこちら。
個人的には、蜷川実花と園子温がノミネートされていないのがちと残念。
受賞は無理でも、ノミネートされてもよかったのにね。

脚本賞は以下の5人。

 青島武(あなたへ)
◎内田けんじ(鍵泥棒のメソッド)
○喜安浩平/吉田大八(桐島、部活やめるってよ)
 那須真知子(北のカナリアたち)
 原田眞人(わが母の記)


ここも「あなたへ」の評価ができない事も含めて、判断が難しい。
「桐島、部活やめるってよ」が受賞できる可能性があるのは、おそらくこの賞だけだろう。
だが、できれば内田けんじに受賞してもらいたいと思う。
ちょっとテンポが良すぎた感もあったが、ストーリーとしては面白い映画だった。


主演男優賞は以下の5人だ。

 阿部寛(テルマエ・ロマエ)
 堺雅人(鍵泥棒のメソッド)
◎野村萬斎(のぼうの城)
 森山未來(苦役列車)
 役所広司(聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-)
 役所広司(わが母の記)

役所広司が2作品で別々にノミネート。
以前からこういうノミネート方法だったっけ?
「山本五十六」と「苦役列車」は観ていないのでわからないが、ここは野村萬斎にぜひ取ってほしい。
長親の田楽は萬斎自信が考案したとのことだが、これだけでもう授賞理由になってもいいと思う。
個人的な思い入れも含めると、今年はこの賞だけは野村萬斎にグリグリ二重丸だ。
でも、興行的には大ヒットだった2作品に主演した伊藤英明は、ノミネートもされないんだね。
よく見たら健さんもノミネートされていないね。
まあ健さんの場合、ノミネートしたら受賞させないわけにはいかないからだろうね。


主演女優賞は以下の5人

○樹木希林(わが母の記)
 草刈民代(終の信託)
◎沢尻エリカ(ヘルタースケルター)
 松たか子(夢売るふたり)
 吉永小百合(北のカナリアたち)

この5作品はすべて観た。
単純に評価すれば、樹木希林と沢尻エリカの一騎討ちだ。
しかし、御大吉永小百合が極寒の中で撮影した事が考慮されるかもしれない。
本命は願望も込めて沢尻エリカにしておこう。


助演男優賞は以下の5人

 大滝秀治(あなたへ)
◎香川照之(鍵泥棒のメソッド)
 高良健吾(苦役列車)
○佐藤浩市(あなたへ)
○佐藤浩市(のぼうの城)
 森山未來(北のカナリアたち)

観た映画だけで評価するなら香川照之だろうなぁ・・・。
記憶喪失時と元に戻った時のメリハリが、本当に巧かった。
しかしこの顔ぶれなら、年功序列で大滝秀治か佐藤浩市という可能性もある。


助演女優賞は以下の5人

◎寺島しのぶ(ヘルタースケルター)
○広末涼子(鍵泥棒のメソッド)
 満島ひかり(北のカナリアたち)
 宮﨑あおい(わが母の記)
 余貴美子(あなたへ)

観た4作品で選ぶなら、断然寺島しのぶである。
コンプレックスを抱えながらも憧れを手放せない中年女性の悲哀が、本当によく演じられていた。
広末涼子も良かったけど、2008年のアカデミー賞の時、監督賞、作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞
助演女優賞と、他のタイトルを全部「おくりびと」が受賞したのに主演女優賞の広末だけが受賞できなかった。
アカデミー賞選考委員からよっぽど嫌われていると思われるので、今回も難しいだろうね。
ちなみに、2008年の主演女優賞は「ぐるりのこと。」の木村多江。
木村多江も悪くはなかったけど、普通に考えれば広末の方がよかった。


外国作品賞は以下の5作品。

 アルゴ
○最強のふたり
◎ダークナイト ライジング
 ドラゴン・タトゥーの女
 007 スカイフォール

うーん、「アーティスト」は選に漏れちゃいましたか・・・。
この5作品もどれもいい作品だけど、「アカデミー賞っぽさ」を考えると「アーティスト」で決まりだと思っていたので、ちょっと意外。
内容と「アカデミー賞っぽさ」の両方を考えると、どの作品が取っても不思議ではないが、個人の好みで「ダークナイト ライジング」を推したい。
2012年オレ的ナンバー1だったしね。
でも意外と「アカデミー賞っぽさ」で「最強のふたり」が取っちゃうかも。


最後は新人俳優賞で、こちらは最優秀は選ばれないのでこのまま確定。
でも今年は最優秀を選んでほしかったなぁ。

武井咲(るろうに剣心/愛と誠/今日、恋をはじめます)
二階堂ふみ(ヒミズ/悪の教典)
橋本愛(桐島、部活やめるってよ/HOME 愛しの座敷わらし/Another アナザー)
染谷将太(ヒミズ/悪の教典)
チャンミン(東方神起)(黄金を抱いて翔べ)
東出昌大(桐島、部活やめるってよ)
松坂桃李(ツナグ/麒麟の翼/今日、恋をはじめます)

もし最優秀を選ぶとしたら、おそらく二階堂ふみと染谷将太の一騎討ちだろう。
武井咲、橋本愛、松坂桃李はそれぞれ1作品しか観てないが、たしかに演技は巧かったものの上記の二人には及ばなかった。
っていうか、この二人が凄すぎ。
染谷将太は「天地明察」に徳川家綱役で出演しているんだけど、出演時間は短いながらなかなかの存在感を見せていた。
それを考えると、最優秀が選ぶとしたら染谷将太だったのかな。

さあ、どの作品と誰が受賞するかな。
最近競馬がサッパリ当たらないから、私に印つけられた人はちょっとかわいそうかもしれないけど(^_^;;
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正月に放送された「ダブルフェイス」の「偽装警察編」を、録画して見る。
そもそもが香港映画の「インファナル・アフェア」のリメイクなのだが、かなり重厚な内容だった。
まあ、主演が西島秀俊と香川照之で監督が羽住英一郎だから、面白くて当たり前なんだけど。

ヤクザ組織に潜入捜査をしている警察官と、警察機構に潜入しているヤクザの潜入員、お互いその存在は認識しているものの、正体を突き止めるまでは至っていない。
秋に放送された「潜入捜査編」では、潜入捜査官の森屋(西島秀俊)目線で描き、今回の「偽装警察編」では神奈川県警に潜りこんだヤクザの高山(香川照之)が主役となっている。

常に正体がばれる事への不安にかられる森屋は、やっと潜入捜査から解放される直前に、その望みを断たれてしまう。
さらには、警察へ戻る道も閉ざされてしまった。
「潜入捜査編」ではこの潜入捜査官としての不安、いらだち、焦燥などを、西島秀俊が絶妙に演じていた。

一方今回の「偽装警察編」では、警察内である程度の地位を確保できた高山が、愛する女性のために組織を裏切るべきか、葛藤に苦しむ。
どうしようもない少年時代を送っていた高山を拾い上げてくれたのは組長だった。
その組長から代議士の娘をシャブ漬けにしろと命令される。
大学まで卒業させてくれた組長には返しきれない恩があるが、高山はその女性を次第に本気で愛し始めてしまう。
すでに警察での地位もあり、代議士の娘と堅気の道を歩もうと考える高山は、組を裏切る計画を立てる。
物語の中盤までは葛藤に苦しむ姿が、そして決断した後は迷いなく突き進む高山の行動が見事に描かれている。

元々の「インファナル・アフェア」は100分程度の長さらしいが、今回は2作まとめて4時間近い長さだ。
前半の麻薬取引捜査の攻防、そして森屋の正体が暴かれそうになるラストシーン、後半の高山と森屋の駆け引きなどは、「インファナル・アフェア」よりもよいシーンになっているんじゃないだろうか。

全体の構成は、おそらく「インファナル・アフェア」にかなり近いんじゃないかと思う。
「インファナル・アフェア」は、この後続編の「無間序曲」で森屋亡きあとの物語を描いているが、「ダブルフェイス」も次回作につながる雰囲気たっぷりで終了した。
なのでぜひとも続編を作ってもらいたい。

たしか「ディパーテッド」も「インファナル・アフェア」のリメイクだったと思うが、「インファナル・アフェア」の1~3も含めて、4作品とも近いうちに見ることにしよう。
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上映時間はおよそ3時間。
「ロード・オブ・ザ・リング」は途中でやや飽きてしまったので、この作品も飽きちゃうかなと思ったが、個人的には「ロード・オブ・ザ・リング」より全然面白かった。

物語は「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚、フロドに指輪を贈った義理の親であるビルボ・バギンズの物語である。

かつてドワーフは、金をはじめとする鉱物の採掘と加工で、はなれ山の地下にエレボールと言う巨大都市国家を築き、エルフをもしのぐ繁栄を見せていた。
しかしスマウグと言う黄金好きの火竜に襲われたため、ドワーフはエレボールを放棄し流浪の民と化す。
その後長きの間、エレボールはスマウグの住処となるのだが、ドワーフ王家の血筋であるトーリン・オーケンシールドとその一族13人が、エレボールを取り戻すべく立ち上がった。
灰色の魔法使いガンダルフはこのドワーフの決起に加担するが、エレボールを取り戻す旅にはスマウグに匂いを悟られていないホビットが必要だと主張し、ビルボ・バギンズを強引に仲間に加える。

タイトルは「ホビット」だが、基本的にはドワーフたちが自分の国を取り戻す旅の話である。
基本的に登場するホビットは、主役のビルボだけだ。
サブタイトルも含めて、ホビットが思いがけない冒険に出る話、という事である。

内容的には、「ロード・オブ・ザ・リング」よりかなりこなれていると思う。
先に「ロード・オブ・ザ・リング」3作を見ている事もあり、世界観もわかりやすく、すんなり物語に入り込む事ができた。
3D字幕、3D吹替、2D字幕と3パターンの上映がされたが、私が観に行った時は上映終了間近という事もあり、各パターンとも1日1回しか上映がなかった。
一番観やすい時間帯だと3D字幕しかなく、字幕を追って内容を理解するのがかなり大変かと思ったのだが、違和感なく観る事ができた。
とは言え、3Dは見応えあったかと問われると、2Dとそれほど変わらなかったんじゃないかとも思うけど。

いずれにしろ、3時間近い上映時間だったが最後まで飽きることもなかった。
ガンダルフが勝手にビルボの家を集合場所に決めたため、次々と集まってくるドワーフにビルボが翻弄されるシーンも楽しかったし、後半のトロルにつかまるシーンやゴブリンの街に落ちるシーンなど、ドワーフ達に次々と困難が訪れる展開もテンポが良かったと思う。
なぜ石の巨人たちがいきなり殴り合いを始め、さらにそれがなぜ「雷合戦」と呼ばれるのかはわからなかったけど、迫力満点で観ていて思わず力が入ってしまった。
ややコミカルな動きのドワーフたちがメインキャラという事もあるのだろうが、全体的に「ロード・オブ・ザ・リング」より軽快な感じもして観やすかった。

映画を観た後調べたら、原作は「ホビット」の方が「指輪物語」より先に書かれていたんだね。
トールキンは「ホビット」が評価されて続編である「指輪物語」を書いたそうな。
てっきり「指輪物語」がヒットしたから、その前日譚である「ホビット」を書いたのかと思った。

それと、そもそもホビット自体、トールキンが考えたものだったんだね。
北欧神話やヨーロッパのフォークロアに登場する小人ではなかったんだ。
ミスリルもトールキンがオリジナルらしい。
そう考えるとやっぱり、トールキンはファンタジーノベルを書く天才と言ってもいいだろう。
今あるファンタジーRPGのほとんどが、トールキンの世界観を踏襲していると言っても過言ではないしね。

次回作は2013年末に公開予定とのことだが、今から楽しみである。

8.ホビット 思いがけない冒険


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この間の三連休を利用して、「ロード・オブ・ザ・リング」の残りの2作品を見た。

ズバリ言うと、ちょっと「ご都合主義」的な展開が多いかな。

まず、「旅の仲間」でバルログと戦って死んだと思われたガンダルフが呆気なく復活。
しかも灰色から白の魔法使いとなって、パワーアップしている。
誰が彼を生き返らせて、さらにパワーアップまでしたのかは結局解説されなかった。
他にも、崖から落ちたアラゴルンが死んでなかったり、若干『少年ジャンプ』的な復活劇が多すぎるような気がした。

ストーリーの展開も、ピンチになると大量の援軍が訪れるというパターンが続く。
しかも、援軍に来たエルフ軍だったりゴンドール軍だったりが、やたらと強い。
それまで鬼神のごとく進撃を続けていたオークやウルク=ハイが、あっという間に片付けられてしまう。

また、アラゴルンが死者の軍団に援軍を依頼する部分でも、ラストの「王の帰還」の、それもかなりクライマックスに近いところで、それまでシリーズで何一つ触れられていなかった無敵の軍団を登場させるのはストーリー的にちょっとズルいんじゃないかと言う気がした。
しかも死者の軍団は、アルゴランの援軍要請を断れない設定だ。
「二つの塔」でも樹の精がスーパートランプ的に登場し、サルマンのアイゼンガルドの塔を撃破した。
まあ、元々が児童文学に近いファンタジー作品だから、こういう「ご都合主義」は仕方ないのかもしれないけど。

第1作の「旅の仲間」のラストで、フロドとサムは一行から別れ、終始別行動となる。
その後ゴラムと出会い3人の旅となるのだが、このフロド一行の話は整合性が取れている部分も多く、サムの忠誠心に胸が熱くなる場面もある。
一方、フロドと別れたアラゴルン、レゴラス、ギムリ、そしてガンダルフたちは、サウロンの凶悪な軍勢から中つ国を守るため、必死に戦いを続ける。
中つ国の主要国家ローハン、ゴンドールとも主が心を病んでいて、忠臣の諫言に耳を貸そうとしない。
そのためにどちらの国もピンチを迎えるのだが、援軍によって窮地を救われる、という展開だ。
映画の長さもあるが、最後の方はちょっと飽きてくる。
何しろ「王の帰還」は、上映時間が3時間20分もある。

映像は美しく、CGも素晴らしい、ファンタジー映画としては完成度は高いのかもしれないけど、個人的にはシリーズを通してやや冗長な感じがしないでもなかった。


6.ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
7.ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
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金曜ロードショウで放送された「コクリコ坂」を、次男、娘と見る。
通常ジブリ作品はDVDを購入する事が多いのだが、今回はあまり子どもも見たがらなかったので購入していなかった。
なので子どもたちは初見である。

次男あたりはまだしも、小4の娘にはちょっと難しすぎて途中で飽きるかな、と思っていたのだが、最後まで見て「面白かった」と言っていた。
ただ、「ハウル」や「トトロ」のように「もう1回最初から見たい」とは言わなかった。
まあ、仕方ないかな。

正直、大人が見ても評価が難しい作品だ。
映画館で観たときにも日記に書いたが、かなり退屈する作品である。
状況の説明がなく、悪人もトラブルも出てこないためストーリーにメリハリが皆無、時系列に沿って淡々と物語が流れるだけだ。
しかもストーリーの軸が、兄妹の「禁断の恋」と言う、今ではあまりにも古臭いテーマ。
ジブリ作品なのに人物のデッサンも崩れて見える。
細かい部分だけあげれば、何もいいところはない。

だが、全体を通して何かジワジワと訴えかけてくるパワーが、この映画にはある。
時代は東京オリンピックの前年、まだ横浜の街に路面電車が走っている頃だ。
当然、自分は生まれていた時代ではないのだが、なんとも言えない懐かしさを感じる。
それは、細部にこだわった描き込み、色遣いなどが発しているものだろう。
音楽も悪くない。
それらが合いまみえて、見ている者をなんとも言えない心地よい気分にさせてくれるのだ。

登場人物も、どこにでもいるような人ばかりだ。
主役の二人、メルと俊以外は、誰か一人いなくなってもストーリーに全然影響はないだろう。
だが、誰もが一生懸命生きている力強さを感じる。
見終わった後、ほとんどの脇役がすぐに名前を忘れられてしまいそうな感じだが、それでも一人一人が「自分は今を一生懸命生きているから、それでもいいんだ」と主張しているようである。
映画を見ているうちに、登場人物たちの元気がスクリーンを通して伝わってくるようだ。

最初に映画館で観たときの日記では、「もし脚本がもっと作りこまれていたら、おそらくかなりの名作になったのではないか」と書いている。

●「コクリコ坂から」2011/7/22
http://ksato.exblog.jp/13118416/


でも、今思うと、やっぱりこの作品はこの脚本でこそ味わいが出るのだと思う。
今はジブリ作品の中でもそれほど高い評価は得ていないかもしれないが、誰もが見れば見るほどこの作品の世界に引き込まれて行き、いずれ高く再評価されるのではないかと言う気がする。


5.コクリコ坂から(再)
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今朝9時過ぎにコンビニにスポーツ紙を買いに行くと、美容院に振り袖姿の人がいるのが見えた。
そう、成人式だ。
すでに結構な雨が降っていたが、彼女は心配そうに空を見上げていた。
そりゃ、そうだよね。
この天気じゃタクシー使っても晴れ着が濡れるのを覚悟しなければならないし、足袋と草履だってカバーが付いていても汚れそうだ。
成人式が昨日だったらよかったのにね。

ハッピーマンデーになってから毎年思うんだけど、成人式を毎年1月の第二日曜日にした方がいいんじゃないかと言う気がする。
そうすると、翌月曜日は必ず振替休日だ。
成人式の後はたいていの新成人はみんなで飲むだろうし、翌日が振替休日なら仕事を気にしなくてもいいので心おきなく飲めるだろう。
でもそれで、全国で急性アル中が増えたらシャレにならないけど(^_^;;
ただ、日曜日の天気が今日のように悪かったら、急遽式だけ月曜日に延期、って事もできると思うしね。

そんな事を考えながら帰宅した後は、14:30スタートの「ホビット」のチケットをネットで購入。
感想はまた別の日に書くが、この3連休までに「ロード・オブ・ザ・リング」の残りの2話を見終えていた。
それで、3連休の最後の日に「ホビット」を観に行くと言うのが当初からの計画だった。
今日は14日で、近所のTOHOシネマズが1000円デーだからだ。
まあ実際には、3Dで観たから1300円だったんだけどね。

で、チケットを購入した直後から、すごい勢いで雪が降り出した。
朝の天気予報では千葉は夕方から雪となっていたが、昼前ですでに積り始めている。
中山競馬も午後は中止になってしまった。
最悪、買ったチケットを捨てるという選択もあったが、来週、再来週は所用があって映画館に行けないし、たぶん上映も終わってしまう。
ここは腹を括って映画に行く事にした。

ただ、車で行くか電車で行くか。
マンションの前の道路は、13Fからでも車の轍が見える。
2年半前に買った車は、滑り止めを用意していないが、たぶん今ならノーマルタイヤでも映画館までは行けるだろう。
だが帰ってくる頃には、さらに雪が積っていて日も落ちているはずだ
特に、マンションの地下駐車場のスロープは結構な斜度があるので、ちょっと不安が残る。

しかし、電車は電車で止まる可能性もある。
映画館と家の間に激安スーパーがあって、ちょうど帰宅の時間の頃に値下げが始まるはずだ。
雪の日だからかなり値下げされるかもしれないし、ここはギャンブルで車で行こうか、と一瞬思った。
でも、どれだけ下がるかわからないスーパーの値下げ目当てで車で外出し、万一事故ったらバカバカしいので電車にする事にした。

カミサンと次男と3人で、結構な防備をして家を出て駅に向かう。
しんしんと雪が降り積もり、いつもと景色がまるで違う。
3連休のラストだし、この雪でみんな家で大人しくしているのかと思いきや、意外と外出している人は多く、車は大渋滞だった。
しかもパッと見は、みんな滑り止めを付けていない。
もちろんスタッドレスだと見た目の違いはわかりづらいが、西船橋近辺で、常日頃からスタッドレスを履いている人はあまりいないはずだ。
だからたぶん、みんなノーマルで走っているのだろう。

カミサンと銀行に寄っている間に、電車が1本行ってしまった。
総武線各駅停車は、すでに15分遅れくらいで運行している。
10分弱待って来た電車に乗ったのだが、隣の下総中山駅に着いたら停車してしまった。
1分、2分、3分・・・。
時間は経過するが、電車は動く気配がない。
映画館は、この駅とさらに隣の本八幡駅の間にある。
本八幡からはシャトルバスが出ているが、先ほどの渋滞を考えると、バスを待つと逆に映画に間に合わないかもしれない。
意を決して電車を降り、映画館まで歩く事にした。

高架線路沿いの下の道は、高架の柱が風除けになるようであまり雪が積もっていなかった。
そのため、途中までは意外と楽に歩ける。
しかし高架から離れると、風が強くなりほとんど吹雪の状態となった。
「ホビット 思いがけない冒険」を観に行く途中で、自分達が「思いがけない冒険」状態になってしまう(>_<)

吹雪の中を進み、用水路として使われている小さな川を渡ろうとした時、すごい渋滞に遭遇した。
橋を渡るためのスロープを上がれない車で、両側とも詰まってしまっている。
元々裏道なので道幅が狭い。
しかも渋滞を避けて反対車線から右折しようとしたベンツもスタックしており、接触事故にこそなっていなかったが、小さな交差点はもうメチャメチャな状態になっていた。
いやー、こりゃ車で来てたらエライ事になっていた、と胸をなでおろしながら映画館のあるショッピングセンターに到着。
そもそもが駐車場の出入り渋滞を起こしやすいショッピングセンターなのだが、今日はもう駐車場の中でも車がほとんど動いていない状態だった。

そんなこんながあったが、上映開始10分前くらいに無事チケットを発券。
電車、さらに一駅前で降りると言う選択が巧く行った。
映画館は祝日の午後、しかも1000円デーにしてはかなり空いていた。
たぶん、映画館に車で向かう途中で断念した人も多かったんだろうね。

映画が終わったのが17:30。
この映画の感想も別の日に改めて書くが、個人的には「ロード・オブ・ザ・リング」よりも面白かった。
外を見ると雪が雨に変わっていた。
携帯でチェックすると、総武線は完全に停止しているようだ。
カミサンと次男と覚悟を決め、3人で家まで歩く事にした。

その前に、ZOFFで歪んでいたメガネのフレームを直したり、ユニクロで買い物をする。
いつもなら祝日はメチャ混みのユニクロも、さすがに今日はガラガラ。
カミサンと次男は雪中行軍用にニット帽を買い足し、次男はさらにマフラーも買った。
その後、ショッピングセンターのスーパーに行ったら、すでに惣菜などが半額で売られている。
結構な刺し身盛りも半額だったので、それを夕食用にゲット。
パンも10%オフだったのでバケットとクロワッサンを購入し、留守番している二人の子どものために、コージーコーナーの期間限定チョコシュークリームも買った。

そして雪中行軍の開始である。
雪中と言っても、もう雪は振っていない。
雨がパラついているだけである。
しかし道路はかなり雪が積もっている。
しかも、中途半端に固まっているところとグチョグチョになっているところが入り乱れている。
これは非常に歩きづらい。
目測を誤ると、足が積雪の下の水たまりにボチャンである。

線路沿いの道を歩いていると、電車が高架上の線路を通る音がするので、ダメ元で下総中山に寄ってみた。
そしたら、隣の西船橋より東は電車が走ってるんだって(^_^;;
たった一駅だからここまで来てくれればいいのにと思いながら、家を目指して歩く事にした。
ただ下総中山-西船橋間は、電車の高架下にずーっと道がある。
ところどころは雪かきもされていて、思ったよりは歩きづらくなかった。
とは言え、それでも靴の中はかなりグチョグチョになったけどね。
途中のドンキで牛乳も買って、なんとか無事家までたどり着く。
ドンキに寄った時間も含めて、だいたい45分と言ったところか。
家族3人誰も滑って転ぶこともなかったから、まあ良しとしよう。

映画も面白かったし、半額で買った刺し身盛りも美味しかった。
たまにはこういう「思いがけない冒険」も、悪くないかもね。
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昨日は午後から注射を打ちに行った。
注射と言っても当然ヤバい注射ではない。
いや、ある意味ヤバい注射と言えるかな。
花粉症を押さえるステロイド注射である。

このステロイド注射、最初に4年前に打ち、その後3年間続けたがかなり効く。
ステロイド注射だけに副作用が心配だが、今のところそれほど気になる症状は出ていない。
ただ、やたら老眼が進んで、さらに近視も進んだような気はする。
遠くも近くも見えないのだが、これは単なる衰えかもしれない。
その他にも若干気になる事はあり、リアルで会っている人には少し話した事もあるが、ここではちょっと控えよう。
いずれにしろ、命にかかわる症状は出ていない。

ただ、3年続けて昨年は1年空けた。
やっぱり連続で注射するのはよくないそうだし、昨年は東日本大震災の影響で花粉の飛散量も少なかったからだ。
でも、今年は諸般の事情で春先に耳鼻科に通う事が難しそうなので、注射を打つことにした。

病院は、一昨年から浦安の病院に変えている。
最初は紹介された六本木の病院に行っていたのだが、ここがメチャメチャ怪しい病院だった。
スポーツ選手とかが治療に来ているらしいのだが、医師がとてもいい加減。
注射も打つけど症状が出た時のためにと薬がてんこ盛りで出され、都合5000円くらいふんだくられた。

で、一昨年その病院がなくなったので、近所で注射をしてくれる病院を探したのだが、浦安でたった1300円で注射してくれる病院を発見した。

一昨年注射を打った時の日記がこれ


●浦安のマルバ
http://ksato.exblog.jp/11924483/



タイトルは注射関連ではなく、「浦安のマルバ」だ。
そして今日の日記もここまでは前振りで、主題はマルバである。

前回の日記にも書いたが、10年くらい前、マルバは行列の途切れないラーメン店であった。
私も土曜日の夜に並んだ時、8時過ぎから並んで食べるまでに1時間以上かかったのを覚えている。
ただ味はと言うと、1時間並んで食べるレベルではないかなという気もした。
もちろん、マズイ訳ではない。
ただ、この味なら1時間並ばずとも他でも食べられるかな、と思った。

その後は、通勤経路がメトロ東西線からJR総武線に変わったと言う事もあり、一昨年まで足が遠のいていた。
で、一昨年久しぶりに食べたのだが、味的にはそれほど悪くなく、並ばずに食べられるのなら全然アリだなと思った。

今年はたまたま午前中に用事があったため、病院は午後3時から行くことになった。
なので今回はマルバはナシだな、と思いながら病院に向かっていたのだが、以前店があったあたりにラーメン屋がない。
大きな通りに面しており、通りを挟んで大きなコインパーキングがあったので、店の位置はだいたい記憶しているのだが、おそらく店があったと思われるビルの1Fには動物病院が入っていた。
ああ、閉店したか移転したか、と思って帰宅した後に調べると、やっぱり閉店していたようだ。
しかも、私が前回食べに行った直後あたりに。

前回行った時も、開店直前だと言うのに店員は若い女性が一人だけ、しかもせっせと仕込みをしている訳でもなく、カウンターの中で携帯をいじっているのが店の外から見えた。
もうある開店程度準備はしていたらしく、開店と同時に私が入ると手早く注文の「激辛マルバ」を作ってくれたけど、要するに開店前に多人数でせわしく準備しなきゃならないほどは、客が来てなかったって事なんだよね、その時点で。
本当に、私が行った後1週間くらいで閉店したみたいなので、すでに閉店が決まっていたのかもしれない。

10年前、あれだけ行列があった店があっけなく無くなった。
飲食店の難しさと言ってしまえばそれまでなんだけど、なんだか諸行無常って言葉がピッタリくるような気がする。

こんな日記書いている私自身も、10年後どころか、来年どうなっているかわからないけどね。

ちなみに今年の注射は1210円だった。
シーズン中何度も耳鼻科に行って薬をもらうと、合計でこの10倍近くかかるから、やっぱり多少危険でもステロイド注射選んじゃうな。
もうポンコツ親父だから、副作用が出ても怖くないし。


※こんな本書いてみました。
よろしかったらご購読ください


●放射能ヒステリックビジネス

http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-ebook/dp/B00DFZ4IR8/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1371517543&sr=8-1&keywords=%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
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