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雪と花粉症

1月になんちゃって気象予報士が予想した通り、やっぱり雪が降った。
私は今はほとんどオフィスから出る事がないので、日中の雪の方が交通機関が止まりづらくていいんだけど、外回りの人とか学校に通っている子どもたちは大変だろうな。

週間天気予報を見ると、この後も定期的に移動性の低気圧が日本上空を抜けていくようだ。
これでおそらく「一雨ごとの暖かさ」ってヤツになるんだろうけど、4月の頭くらいまではまだ、上空5000mの寒気団ってヤツが悪さをする可能性尾もあるので、この後も雪が降る可能性はゼロではない。

でも、この時期に定期的に低気圧が来るのは、花粉症持ちにはありがたい話。
やはり何かの拍子で、春の嵐的な暴風雨になりやすいのもこの季節だ。
そうなると一気に花粉が洗い流されてくれるので、その後がとてもラクになる。
雪が降ってもいいんだけどね。
今年花粉症用の注射を取りやめたのも、花粉が少ないという情報だけじゃなく、花粉の飛ぶ時期に雨が多くなると予想したからでもある。
今年はたぶん、花粉の飛散時期が早めに終わると思うんだけどなぁ・・・。

そしてもう一つ、今朝のニュースでちょっといい感じの記事があった。

●スギ花粉症に朗報!ダチョウの卵から抑制抗体
http://www.sanspo.com/shakai/news/120229/sha1202290408009-n1.htm



春先にダチョウのまぶたが腫れたり涙目になってたりしてる事に気付いた人、偉いなぁ・・・。
ダチョウにも花粉症があるなんて、あんまり思いつかないよね、哺乳類じゃないし。

どこまで効くかはわからないけど、大量生産できて今年店頭に並ぶと言うから、ぜひ試したいと思う。
値段にもよるけどね。
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by ksato1 | 2012-02-29 13:15 | 日記 | Comments(0)

「必殺仕事人2012」

先週放送された「必殺仕事人2012」を見る。
知っている人は知っていると思うが、現在の主役は東山紀之の渡辺小五郎だ。
SPの「必殺仕事人2007」から出演しているが、「必殺仕事人2009」の連ドラまで藤田まことの中村主水と共演している。
藤田まことの死去後、SPの「必殺仕事人2010」からは単独での主役だ。

そして他の仕事人メンバーも、TOKIOの松岡、KAT-TUNの田中聖で、丸っきりジャニーズばっかりである。
「必殺仕事人2010」は内藤剛志が加わっていたが、今回はいなかったので全員がジャニーズである。
ちなみに田中聖は「必殺仕事人2009」の途中から出演しているが、その前は関ジャニ∞の大倉が出演していた。

これでもかとばかりにジャニーズばっかりなのだが、それでダメダメなのかと言うとそうでもない。
みんな結構ハマっている。
田中聖は前回まで丸刈りで今回は長髪だが、それでも違和感はあまりない。

今回は松岡がオトボケの部分として、カレーとかハンバーガーとかポテトチップスを作っている。
元々「仕事人」シリーズは、「主水、エリマキトカゲを見る」など番組の冒頭かラストでオトボケの部分を入れていたので、このあたりの復活もちょっと嬉しい。

でも、一番ハマっているのはやっぱり主演の東山だろう。
婿入りで義母が口うるさいという設定も中村家から引き継ぎ、嫁の中越典子に加えて姑の野際陽子がいい味出している。
この人以上に、ちょっと口うるさくて嫌味な姑を演じられる女優は今後もなかなか出てこないだろう。
どんな時代設定でも完璧な姑を演じる、まさにクイーン・オブ・姑である。

さらに前回から同僚に田口浩正が加わり、今回から上司が生瀬勝久に変わった。
これまでの上司は宇梶剛士で、主水時代の声が高くてちょっとおねえっぽい上司のキャラを引き継いでいた。
それはそれでよかったのだが、生瀬勝久を使ったのは成功と言えるだろう。
この人も、どんな時代設定でもうだつの上がらない勤め人を完璧に演じきる。
ペーペーの下っ端と小心者の中間管理職の、どちらも演じられる幅の広さもある。
まさにキング・オブ・小市民である。

今回は高橋英樹が悪役をやった事が一番話題になっていたようだが、それ以外もいいキャスティングしてたよね。
満島ひかりの弟や剛力彩芽を使うとか。
ただ剛力彩芽のキャラは、今回でおしまいと言うのはちょっと惜しかったかな。

製作費の問題なんかもあるんだろうけど、やっぱり「仕事人」は定期的に放送してほしいよね。
東山の仕事人なら、あと20年は制作できると思う。


※こんな本書いてみました。
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●放射能ヒステリックビジネス

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by ksato1 | 2012-02-28 21:14 | 日記 | Comments(0)

「文藝春秋」

「文藝春秋」の3月号を買った。
「文藝春秋」は、だいたい芥川賞受賞作品が全文掲載されているので、カミサンがたまに買ってたりする。
でも自分はこの年になって初めて買った。
目当ては芥川賞の2作品ではなく、1975年に「文藝春秋」に掲載された「日本の自殺」という論文の再録である。

今年の1月10日付の朝日新聞の1面で、主筆がこの論文が現在の日本を的確に言い当てた「予言の書」だと紹介し、話題になっている。
発表当時、経団連会長の土光さんもこの論文を気に入り、何かにつけてはコピーして配っていたとの事だ。
時間がないのでまだパラパラとしか読んでないが、たしかに非常に鋭い切り口の論文になっている。

その他、「テレビの伝説」という特集も面白そうである。
倉本聰が「北の国から」について書いた文章も掲載されている。

それ以外の連載もかなり面白そうなんだよね。
これで890円なら、正直メチャメチャお買い得だと思う。

ただ、この密度の濃い内容を1カ月で読み切るのは、私にはちょっと難しいな・・・。
半分の量で値段も半分だったら、おそらく毎月買ってるだろうな。

3月を手に入れたのは10日ほど前だけど、まだほんの数ページしか読んでない。
GW頃までには、芥川賞作品も含めて全部読み終わりたいんだけどね(^_^;;
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by ksato1 | 2012-02-27 21:35 | 日記 | Comments(0)

「重力ピエロ」(再)

伊坂幸太郎はこれまで7作映画化されている。
そのうち観たのは、中村義洋監督の3本とこの「重力ピエロ」だ。

自分は原作を読んだことはないのだが、だいたい世間一般では伊坂作品の映像化はどれもかなり難しいと言われている。
そのためなのか中村義洋作品も「アヒルと鴨のコインロッカー」がダントツに面白く、「ゴールデンスランバー」はまずまずで「フィッシュストーリー」はイマイチなのだが、この「重力ピエロ」は「アヒルと鴨のコインロッカー」並みに面白い。
なので、すでにHDDが一杯一杯になっているのだが、BSで放送されたので録画して見た。

ベースとなるのは「家族愛」である。
ただ、劇場で観た時の感想にも書いたが、伊坂幸太郎はこの作品の映像化にあたり、単なる「家族愛モノ」になってしまう事を危惧していたとのことだ。
だが、「家族愛」とミステリー部分をうまくマッチさせた事により、非常に完成度の高い作品に仕上がっている。

これも劇場で観た時の感想に書いたが、とにかく父親役の小日向文世が素晴らしい。
父親はまるで聖人君子のような人物で、彼のセリフすべてが金言であるのだが、それをまったく嫌味なく演じている。
風評など全然気にしない父親を中心にして、家族全員が自分たちの信じる通りに行動する「最強の家族」が出来上がっている。
そしてその「最強の家族」を見舞う不運をそれぞれが乗り越えようとするのだが、そこにミステリー部分を埋め込むバランスが巧みだ。
正直、「謎解き」と言う意味では簡単すぎて、途中で結末はほとんど読めてしまう。
だたそれでも、真面目で不器用な兄の泉水が取ろうとする行動にはハラハラさせられてしまう。

この映画、2009年のオレ的映画ランキングでは6位だったんだけど、映画賞はまったく受賞してないようだ。
だけど非常にいい作品だと思うけどね。
機会があったら観ておいて損はないと思う。


23.重力ピエロ(再)
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by ksato1 | 2012-02-26 15:14 | 映画 | Comments(0)

「J・エドガー」

クリント・イーストウッド監督でディカプリオ主演だが日本では全然話題になっていない。
その理由はこの映画が、FBIの創設者ジョン・エドガー・フーバーの物語だからであろう。
ひょっとしたら私だけかもしれないが、たぶん多くの日本人にとってはFBI長官と言われてもあまり馴染みがないのではないか。
昔で言えばソフト帽を被ってギャングを逮捕する、今なら国際テロリストをCIAと争って逮捕する、というところか。
日本の警察庁がすべての県警の上位組織になっているのに比べて、FBIは司法省に属して各州警察とは独立しており、かつ、日本の検察庁ともちょっと違う位置づけのようなので、日本人にはやや分かりづらくなっている。

だから私もそんなに思い入れもなく、「どんなもんじゃ?」と思いながら観に行ったのだが、実際に観てみると「えーっ?! マジっ?!」てな話がゴロゴロ出てきた。

そもそもFBIは、「スティング」や「アンタッチャブル」のイメージから、漠然と対ギャング用の組織かと思っていた。
しかし実際には、1930年代の共産主義者および爆弾テロを行う過激派を取り締まるために設立されたそうだ。
そしてその設立に携わったのが、ディカプリオ扮するジョン・エドガー・フーバーである。
恐慌で閉塞した時代の中、ギャングは一時期民衆のヒーローともなっていたのだが、それを次々と逮捕するFBIがギャングに取り変わってスターになったそうだ。
そしてFBIの地位を一気に押し上げたのが、「リンドバーグ愛児誘拐事件」である。
リンドバーグとは、大西洋単独無着陸飛行を行なったあのリンドバーグである。

リンドバーグの長男が誘拐され、犯人が身代金を要求してきた。
その頃は科学的な捜査なんてまったく行われていなかったが、フーバーは足跡、指紋、木の材質や切り口など科学的な捜査を展開する。
やがてその科学的な手法から犯人を割り出して逮捕し、処刑台に送りこんだ。
当時リンドバーグはアメリカの英雄であったため、人々はこのFBIの快挙に狂喜乱舞した。
最初は予算もなく人材もいなかったFBIだが、フーバーの活躍で次第にその地位を確たるものにする。
やがて大統領さえも恐れる存在になっていった。

そしてこのフーバーは48年もの長期間長官の座に就いているのだが、こういう公的機関の重要人物であるにも関わらず、なんとゲイであったと言う。
しかもそのパートナーは、就任中ずっと副長官であったクライド・トルソンとの事だ。

さらにさらに、このエピソードもどこまで本当かわからないが、差別主義者であったフーバーはキング牧師がノーベル賞を受賞する事も面白く思っていなかった。
そのためキング牧師の不倫現場を盗聴させ、そのテープを彼に送りつけノーベル賞を辞退するよう脅したと言うのだ。
ケネディあたりはお盛んだったらしいので、まあ脅される事があっても不思議じゃないとも思うが、キング牧師が脅されてたと言う話は、ちょっと驚かされた。

だからアメリカ人にとっては、かなり面白い映画だったんじゃないかと思う。
ディカプリオをはじめ主要メンバーが最後まで交代する事なく演じているため、老けメイクが今ひとつ浮いている感がなくもない。
最後の裸のディカプリオなんて、肌ツヤツヤでとても老人とは思えなかったもんね。
ただ、内容的にはそれほど悪い映画ではなかったので、宣伝のやり方次第によっては、日本でももうちょっと話題になったような気もする。


22.J・エドガー
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by ksato1 | 2012-02-25 21:01 | 映画 | Comments(0)

さあ、あなたならどうします?

最寄りの駅から始発の電車が出ているので、毎朝少し並んで座って出勤する。
会社がFLEXを実施しているので、通勤ピークより15分ほど遅い時間に電車に乗っていると言う事もあるのだろうが、車内は押し合いへしあいというわけではなく、時折妊婦さんが目の前に立つ事もある。
そして当然妊婦さんが目の前に立った時には席を譲る、のだが・・・。

昨日はちょっと困った。
見た目はかなりお腹が大きく、どうも妊婦さんのようである。
だが、最近よく妊婦さんが下げているストラップ(?)のようなものを下げていない。
それどころか、結婚指輪もしていない。

私が妊婦さんかどうかチェックするポイントはまずストラップだ。
これは本当にありがたい。
過去3度ほど、妊婦さんだと思って席を譲ろうとして女性に激怒された事があるのだが、最近はこのストラップのおかげでそういう事はなくなった。
その他のチェックポイントは指輪と靴だが、ストラップも指輪もしていない場合は、だいたい席は譲らない事にしている。

しかし昨日の人は、お腹のせりあがり具合が肥満じゃなくて妊婦にしか見えなかったんだよね。
年の頃は30才くらい、見た目はちょっと小綺麗な感じである。
かつて、二番目の会社で同僚だったR子さんは、「できるだけ妊婦って思われたくないのよ~」と語っていた。
まあ、あの会社でも1、2を争う美形と言われたR子さんだけに、どんな時でも美しく見られたいという意識は強かったんだろうけど。
そして、世の中にはR子さんと同じ考えを持つ人もいるかもしれない。

いろいろな事を考えているうちに、電車は秋葉原に到着した。
人がガッと降りたのだが、その人は周りを見回して空席を探しているようにも見えた。
やっぱり妊婦だったか?
結局その人は、次のお茶の水で降りて行った。

うーん、席を譲るべきだったかどうか・・・。

さあ、あなたならどうします?
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by ksato1 | 2012-02-24 13:48 | 日記 | Comments(0)

サッカーは何が起こるかわからない

昨夜帰宅すると、vsマレーシア戦の前半の最後くらいだった。
途中ワンセグでチェックしたときは0-0だったのだが、その後2点を入れていた。

前半を見ていないのでなんとも言えないが、解説や今朝の新聞を見た限りでは、すこぶる動きが悪かったようだ。
じゃあ、後半は動きが良かったかと言うと、日本もマレーシアもバテバテ。
パスの精度も悪く、かろうじて伸ばした脚にボールをひっかけるので、やたらとボールが高く上がる。
日本は身長で勝っているのに、疲れで集中力を欠いているせいかジャンプするタイミングが悪く、ハイボールを制する事ができない。
後半はモチベーションの差でなんとか2点積み上げたが、もう後2点くらいは欲しかったところだ。
ただ最後は山村のコンディションも試せたし、最終戦に向けて最低限の課題はクリアできただろう。

試合が始まる前から、1位はほぼ絶望でもまだ2位の可能性なら現実的に少しだけ残されているバーレーンが、シリア相手にいい試合をしてくれるのではないかと期待していた。
だから、得失点差はそれほど気にしなくてもいいんじゃないかと思っていた。
そしたらなんと、バーレーンがシリアを破ってくれた。
これでかなり楽になったかな、と思いきや、バーレーンは監督がイギリス人に変わってから2連勝しているらしい。
どちらもホームだった事を考えると杞憂に終わる可能性もあるが、バーレーンが着々とチームの熟成を進めている可能性はある。
最終戦のプレッシャーで日本の動きが固くなる事も考えられる。
引き分けでもロンドンオリンピックの出場は決まるが、先のシリア戦のようにならないために、攻めるのか守るのかをきちんと意思統一しておく必要があるだろう。
シリア戦もビックリゴールで負けたわけだし、何が起こるかわからないのがサッカーだ。

ちなみにグループAとグループBでは、私の予想とは違った結果が出ている。
グループAは韓国とサウジの争いで、グループBはイラクとオーストラリアの争いになると思っていた。
だから万一日本がグループ2位でプレーオフに回った場合、この4カ国のうちの2カ国とリーグ戦を戦い1位通過しなければならないのだが、これはちょっと厳しいだろうと思っていた。
しかしなんと、韓国は1位抜けしたがサウジはすでに脱落、グループBはイラクとオーストラリアのどちらも脱落した。
プレーオフに回った時には、オマーン or カタールとウズベキスタン or UAEとの対戦となる。

これが日本に有利か不利かわからないが、強豪国と思われる国をくだして勝ちあがってきているのだから、簡単に勝てるとは思えない。
なのでやっぱり最終戦で確実に勝ち点を積み上げて、なんとか1位で決めてほしいな。
この世代はアンダーの世界大会の出場権を逃しているので、万一オリンピックも出場権を逃したら世界大会をまったく経験しない世代になってしまう。
結構タレントは揃っていると思うので、「ダメ世代」と言われないように頑張ってもらいたいものだ。
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by ksato1 | 2012-02-23 13:04 | 日記 | Comments(0)

そもそも実験方法が間違ってない?

京大の大学院の教授が、ギャンブルをやるやらないの判断には脳内の神経伝達物質が関係していると発表したらしい。


●賭け事に慎重、脳内物質が関与
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20120221/Jiji_20120221X075.html



その物質は「ノルアドレナリン」と言う名前だそうだが、驚いたり、物事に集中したりするときに脳内で神経から分泌されるらしい。
この「ノルアドレナリン」が「トランスポーター」という物質で、再び神経に回収されることで反応が収まるとの事だ。

で、ニュースサイトによって若干書き方に差異があるのだが、この研究チームがどういう実験をしたかと言うとおそらく次のような実験だったと思われる。

サンプル:成人男性19人
・コインを投げて裏が出たら負けで1万円支払う
・表が出たら勝ちで●万円もらえる

この●が1~10万円の間で変動し、あなたはいくら(から)だったら勝負しますか、という質問だったらしい。

で、その結果勝ちと負けの差が10万円だったらチャレンジすると言う人は、1万円でも勝負すると答えた人よりも「トランスポーター」の密度が低かった。
勝ち負けの差が少なくても勝負するチャレンジャーと、勝ち負けの差が大きくても勝負しない慎重派では、脳内に分泌される物質の量が異なっていた、との事だ。

でも、ちょっとでもまともにギャンブルやっている人ならわかると思うけど、これってちょっと違うよね。

普通ギャンブルをする時に考えるのが、リスクとリターンである。
これは誰でも同じだろう。
そしてギャンブルは説得力を出すためにほぼ必ず、ローリスクの場合はローリターン、ハイリスクの場合はハイリターンで仕組みが作られている。
つまり、リスクを固定してリターンだけ変動させても、ギャンブルの実験としては意味をなさないのである。

この京大大学院の研究チームが行った実験で考えてみると、被験者の経済環境によって結果が左右されてしまう恐れがある。
リスクが同じであれば、負けた際に取られる1万円を被験者がどれくらいの価値と考えるかによって、その分岐点が変わってくるからだ。
例えば、常に自由に使えるお金が50万円ある人は負けて1万円取られてもあまり痛くないから、遊び感覚で●万円を1万円と答えられるだろうし、自由に使えるお金が5万円しかない人は●万円が10万円であったとしてもこの勝負に手を出すのは勇気がいる。
だからこの実験で脳内の分泌物に変化があったとしても、その結果をもってギャンブルに対する実験として有効な結果が出たとは言えないよね。

もしこの実験で行うとしたら、掛け金を絶対的な金額で固定しないでチップを使い、「このチップはあなたが1カ月に自由に使える金額と同額です」的な設定にするべきだったんじゃないかな。
本当は、ローリスク&ローリターンからハイリスク&ハイリターンの設定までを用意して実験した方が、きちんとした結果を得られたと思うけどね。

なんでこんな難癖をつけるかと言うと、もしギャンブル依存に効く薬があったら、私も服用したいから(^_^;;
薬で感情を抑制するのはちょっと怖いけど、自分にギャンブルの煩悩がなかったら、もっと立派な人間になったと思うんだよね。
ギャンブルなくても、大差なかったかもしれないけど(^_^;;
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by ksato1 | 2012-02-22 19:59 | 日記 | Comments(0)

パリに「なりたけ」が出店!

なんと、あの「なりたけ」がパリに出店だって!

●パリで連日行列する噂の日本食
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1329280161239.html


数ある日本のラーメン屋の中でも「なりたけ」と言うのも驚きだが、これを「日本食」と言うのもちょっとどうかと思う。

そもそもこのライター、日本で「なりたけ」のラーメンを食べた事がないのだろう。
と言うか、ラーメン自体についてあまり詳しくないと思われる。

「なりたけ」は千駄ヶ谷の「ホープ軒」の流れを汲むこってりラーメンだ。
「ホープ軒」からは恵比寿の「香月」や堀切の「弁慶」などの分家が派生しているが、「なりたけ」はその「弁慶」の分家にあたる。
いわゆる「豚背脂ちゃっちゃっ系」というヤツだ。
日本食としてのラーメンのセンターにいるのが澄んだスープの醤油ラーメンとするならば、この「豚背脂ちゃっちゃっ系」はかなりエッジの部分に存在していると言えるのではないか。
ラーメンが大好きな人なら必ず好きだと思うが、日本人でも脂っこい物が嫌いな人なら敬遠すると思う。
ましてや「なりたけ」は、「ホープ軒」よりもかなりスープが濃厚である。
これを「日本の国民食のラーメンです」と紹介するのは、ちょっと無理がある。

ただライターがそんな記事を書いているだけで、パリ店の店長さんは「日本のラーメンの代表です」なんて思ってないだろう。
文中にある「当店の『日本のラーメンを再現する』という趣旨」というのも、おそらく「日本のなりたけのラーメンを再現する」を意味していると思われる。
だって津田沼や本八幡や錦糸町の「なりたけ」の味を忠実に再現しても、すべての人が「これこれ、これが日本のラーメンだよね」とは言わないと思うからね。
まあ、言葉では伝わりづらいと思うが、一度「なりたけ」のラーメンを食べれば納得してもらえると思う。

さて、この記事でちょっと面白かったのは、フランス人はスープは完食するが麺は残す人がいると言う事。
これは文化の違いだよね。
フランス人には、スープがメインで具材は出汁を取るために入れている物、という感覚なのかもしれない。
イタリアでもスープパスタはスープがメインでパスタは残す、という風習があるのかな。
ただ、「フランス人はゆっくり食べる」とも書いているので、しゃべっているうちに麺がのびちゃっただけなのかもしれないけどね(^_^;;
ラーメンはスープが熱いうちに食べるのが、麺ものびずに美味しく味わえると思うんだけど、それでも行列ができていると言う事はフランス人はそのあたりは気にならないのかもしれない。
いずれにしろ、自分が好きなラーメンが外国でも人気になっているのはちょっと嬉しい。
特に「なりたけ」のみそラーメンがフランス人の口にあうとは思わなかったな~。

価格は日本より1~2割増しと言ったところか。
値段が手ごろなところも、フランス人に受けている要因かもしれない。


※こんな本書いてみました。
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●放射能ヒステリックビジネス

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by ksato1 | 2012-02-21 20:15 | 日記 | Comments(0)

「開拓者たち」

1月にBSプレミアムで放送された、「開拓者たち」を見る。
日中国交正常化40年記念として制作されたドキュメンタリードラマだが、非常に出来がよかった。
でも同時に、なんでこんな目立たない放送枠にしたんだろうと不思議に思った。
再放送がいつ行われたのかはわからないが、1話目が元旦の午後9時からの放送。
最初からチェックしていた人じゃなきゃ、元旦の夜にBSプレミアムで放送されるドラマなんてまず見ないだろう。
その後の2~4話も日曜の午後10時からの放送で、こういうドラマが放送されているってなかなか気付きづらいよね。

物語は、東北の貧しい農家に生まれたハツが、口減らしのために集団結婚で満州の開拓地千振に嫁入りするところから始まる。
ストーリーはほぼ事実に基づいて構成されており、途中途中に実際に開拓地から引き揚げてきた人たちの証言が挿しこまれる。

私のイメージで戦前の開拓移民と言えば、それはすなわち「棄民」であった。
学生時代に授業で「ブラジルの日本人」と言う本を講読したが、明治時代の日本の開拓移民と言えば開拓地が約束されている訳ではなく、とりあえず農家の長男以外の家族を海外に送り込むだけの施策であった。
だから現地に着いてみたらとても農地になるような場所じゃなかったり、酷い時には現地で奴隷として契約されている場合もあったらしい。
なのでこの番組もそのイメージで見始めたのだが、実際には満州での開拓移民は、明治期の開拓移民とは様子が違っていたようだ。

満州の開拓移民は、基本的に土地が確保されている。
しかしそれは当然、現地の中国人から没収した土地である。
場所によっては本当の荒地だった事もあったようだが、この物語の千振は満州でも2番目の開拓地だったらしく、冬は寒く土地が凍るものの成分としては非常に肥えた土地だったとの事だ。
当時の人の話では、特に何もしなくても播くだけで大豆やトウモロコシが面白いようにでき、牧畜も盛んで肉も食べ放題だったらしい。
ドラマではそこまでは語られていなかったが、おそらくそれほど肥沃な土地であったと言う事は、すでに中国人が農地として利用していた土地を満州軍が接収したのではないかと思われる。
実際ドラマの中にも、匪賊が土地を取り返そうと開拓コロニーをたびたび襲うため、満州軍の警備の他に、開拓民も銃を持って防備しているシーンが盛り込まれていた。

明治期の「棄民」と比較すると、きちんと土地が用意されて開拓民が保護されていた事、しかしその一方で、それが原因で現地の中国人と軋轢が生まれたという事、この二つの点から歴史的な価値のあるドラマだと思った。

第一話はハツたちが集団結婚で千振に嫁いで行き、千振の集落が大きくなる話である。
開拓民は終戦までおよそ9年間をこの千振で暮らしたらしいが、本当の終戦間際に開拓民が臨時徴兵されるまで、千振は物も豊富で日本本土がそんなに悲惨な状況になっている事など、まったく知らなかったらしい。
それゆえ、満州軍がソ連侵攻のギリギリまで開拓民に避難の指示を出さず(開拓民が避難をするとソ連に撤収の動きを悟られるため)、もう目の前にソ連が来ているからすぐに避難しろと指示を出されても、土地を離れる事を嫌がって取り残されてしまった人も少なくなかったようだ。
臨時徴兵で出兵した家族を待つ人もいたのだろうが、いずれにしろ、満州からの引き揚げの混乱はこれらの要素が重なり合って起こった悲劇だった。

第二話は、千振からの命がけの引き揚げと、臨時徴兵で出兵した兵士たちのシベリア抑留の話である。
引き揚げでは何人もの人が死に、逃げ切れなくて子どもを現地の農民に預けたりもした。
いわゆる残留孤児である。
その他、看護婦をしていたハツの妹は留用という名の下、中国の内戦に従軍させられてしまうなど、家族がバラバラになってしまう。

第三話は方正の収容所から長春に移動し、そこで生き抜く話である。
大豆を盗んで納豆にして販売し、それで食いつないで帰国を待つ。
やがて日本への引き揚げ船が出る事になったが、離れ離れになった家族の消息は依然わからない。
家族を待って中国に残るという者も現れるが、説得によって全員で日本に帰国する事になる。
しかし帰国しても帰るところはない。
千振で開発団の団長だった吉崎の誘いで皆は栃木の那須に集まり、そこで開拓団を再結成する。

第四話は那須での開拓と、抑留や留用された日本人の帰国の話である。
那須は火山灰の台地で農耕には向かず、途中で牧畜に切り替えて成功するのだが、おそらく開拓にも相当の苦労があったと思われる。
ただドラマでは時間の関係か、那須での苦労はあまり描かれていない。
元々現地にいた農民との軋轢なんかも相当あったんじゃないかと思うが、小学校や病院のエピソードで若干触れる程度だった。
そもそもが満州からの引き揚げがメインなので、あまりそこは冗舌にしなかったのかもしれないが、もう少しきちんと描いても良かったんじゃないかと思う。

那須の千振という地名は、引き揚げた開拓者が「ここが我々の『千振』だ」と名付けたものである。
引き揚げるときには数々の屍を乗り越え、筆舌にしがたい哀しい思いもしたと思われるが、誰もが自分たちが作った千振を誇りに思っていた。

コンパクトにまとめられていたから面白かったのかもしれないが、大河ドラマにしても十分見応えあったんじゃないかとも思う。
主演の満島ひかり以下、出演者も本当に良かったしね。
主題歌の竹内まりやの「いのちの歌」も、心に沁みた。

オフィシャルサイトを調べてみたら、春に再構成されてBSと地上波総合で再放送されるらしい。
今度はお取り置き用に録画しようかとも思う。
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by ksato1 | 2012-02-20 21:32 | 日記 | Comments(0)