<   2011年 05月 ( 29 )   > この月の画像一覧

とても怖い作品だ。
公開直後、新聞や雑誌に「官能的」だとか「彼女と観に行け」みたいな事書いていた映画評もあったが、とてもそんな雰囲気の作品ではない。

ナタリー・ポートマン扮するニナは、主役に抜擢されたものの、色気が足りない事でブラックスワンを演じきれない。
演出家にその事を何度も指摘され、「自分でベッドでしてみろ」と命令もされる。
そしてそれを実践するシーンでは、たしかにパンティ姿で色っぽく腰を振っている。
リリーとのレズシーンも、かなりきわどい。
しかし結局それらのエロシーンも、この映画の軸である心理的恐怖を盛り上げるための演出でしかない。
見せ方もかなりビビらせる演出を取り入れており、ホラー映画に近いかもしれない。

一緒に暮らす母親は、バレエダンサーの夢を絶ち娘に過剰な期待を寄せる。
まずそのスタートラインからして巧い設定だ。
母一人、娘一人なので、ニナは必要以上のプレッシャーを感じている。

そして所属するバレエ団に、かつてのスターのベスが戻ってくる。
ちょっと聞き取れなかったが、たしか国立バレエ団とかかなり格の高いバレエ団から出戻ってくるかつてのスターを、ニナも尊敬している。
しかし演出家(兼オーナー?)であるトマスは次回作品でニナをプリマに抜擢し、非情にもベスの引退を発表する。
酔っ払って絡んでくるベスに、とまどうニナ。

ニナに自分の殻を破らせるために、トマスはどんどんニナを追い込んで行く。
だが真面目なニナは、次第に精神的錯乱をきたし始める。
さらに、トマスはリリーをニナの代役に決定する。
舞台である以上代役も必要だが、そこに自分とはまったく違うタイプのリリーが選ばれたことにより、ニナはさらに追い詰められる。
次々と妄想に襲われるニナ。

初日の前夜自宅で倒れてしまったニナは、母親の制止を振り切って舞台に向かう。
すでにリリーがスタンバイしていたが、彼女を押しのけて舞台に上がるニナ。
だが動揺は隠し切れず、第一幕で失敗してしまう。
幕間で楽屋に戻るニナを待っていたのは、代役としてブラックスワンの準備をしていたリリーだった。

狂気にかられてからのナタリー・ポートマンの演技が素晴らしい。
バレエダンサーという役柄もあるのだろうが、絞られた体型からも鬼気迫る迫力が感じられる。

今年のアカデミー賞は作品賞、監督賞とも「英国王のスピーチ」だったが、その差は個人的な好みだけじゃないかな。
怖すぎるのでちょっと引いちゃう人もいるかもしれない。
でも「ブラック・スワン」の方が断然面白いという人がいても、全然おかしくはない。


64.ブラック・スワン
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一言で言ってよく出来た映画だ。
上映時間は2時間半で決して短くないが、あっと言う間に時が過ぎた感じである。

冒頭は法廷シーンだ。
母恵津子(森口瑤子)が誘拐犯である希和子(永作博美)を罵倒し、希和子は謝罪ではなく感謝の辞を述べる。そこから、誘拐事件が起きた背景とその後、そして現代の時間軸が交互に展開する。
脚本、演出、演技のすべてが秀逸なため、この時間軸の行き来が非常にわかりやすい。
だから話に入っていきやすい。

井上真央が演じる主人公の恵理菜は、20歳になっていたが、人との接触を避けて暮らしている。
それは彼女が乳児の時に誘拐され4歳で実の両親の下に戻ったものの、馴染めずに育った事に由来している。

恵理菜を誘拐したのは希和子だ。
希和子は恵理菜の父と不倫をして妊娠するが、説得され堕胎する。
それだけでなく、妻の恵津子から夫と別れるように激しくなじられ、精神的に不安定となる。
その結果留守宅に侵入し、乳児であった恵理菜を連れ去ってしまう。
希和子は恵理菜を、自分の子どもにつける予定だった「薫」と言う名前で呼び、そこから二人の逃避行が始まるのだった。

子役もなかなかの巧さだが、現代の恵理菜を演じる井上真央が巧い。
今の朝の連ドラ「おひさま」でもいい感じだが、これまでは「花男」のイメージしかなかったので、正直こんなに演じられる女優だと思わなかった。

幼少時のトラウマにより、愛し方も愛され方もわからない恵理菜。
人と接する事を極力拒むのだが、塾のバイトで自分に対してきちんと向き合ってくれた岸田と不倫関係になってしまう。
そこへ、ジャーナリスト志望の千草が、恵理菜の誘拐事件を取材したいと近づいてくる。
この千草は小池栄子が演じているのだが、おどおど振りがやはり巧かった。
最初はなぜこんなにもおどおどしているのかと思ったが、それにはきちんと理由が設定されている。

物語の前半では、事件発生の経緯と両親の下に戻ってからも馴染めない恵理菜について語られるのだが、この部分は本当に観ていて胸が痛くなった。
なぜ娘がなついてくれないのかと半狂乱になる恵津子、そいて突然「母親」と名乗る女性に戸惑うしかない恵理菜。
父親はすべてが自分の責任であるとわかっているのだが、なすすべもなくオロオロするばかりである。
この時の森口瑤子の演技も迫力満点だ。
娘を妊娠中から現在まで20余年に渡り、彼女が常に絶望と隣り合わせだった事がひしひしと伝わってくるようだ。

後半は恵理菜と千草が、希和子と薫が逃避行した足跡を追う。
最初の数年は新興宗教に身を寄せるなどハラハラさせる時期もあるが、最後の数年は、小豆島で貧しくも楽しい母娘二人の生活を送る。
このシーンがとてもいい。
切ないシーンが続いただけに、母娘に訪れた束の間の幸せが心を癒してくれる。
すぐに終止符が打たれる事はわかっているが、風光明媚な映像を見ていると、田舎でゆったり暮らす二人のこの生活が、いつまでも続けばいいのにと願わずにはいられなかった。

もちろん日常良くある話ではないのだが、ストーリー展開にあまり無理がないので、こういう話が実際にあったとしても不思議ではないと思える。
それだけに、希和子、薫(恵理菜)、そして恵津子の悲しみが強く伝わってくる。

ラストシーンはちょっとあっけないようにも思えるが、私はこれでいいと思う。
完成度は非常に高い映画と言えるだろう。
おそらくどこかで何かの映画賞を、受賞するに違いない。


63.八日目の蝉


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終わってしまったけど、ギンレイの2本。
まず「クレアモントホテル」

伴侶に先立たれたサラが、娘からも独立するためにロンドンのホテルに滞在を始める。
そこには、やはり長期滞在しているさまざまな老人たちがいた。

サラは当初、ロンドンに住む孫を食事に呼ぼうとするが、なかなか連絡が取れない。
そうするうちに、ひょうんな事から知り合った作家志望の青年を、自分の孫だとホテルの住人に紹介してしまう。
小さな嘘から始まった奇妙な物語は、いろいろと慌てるハプニングも巻き起こすものの、サラに今まで感じなかった充実感を与えてくれた。

観ていて幸せな気分になる映画だが、半面物足りなさもある。
登場人物はちょっと嫌味な人もいるのだが、ほとんどが根はいい人だ。
だから観ていてハラハラする事が無い。
なのでストーリーのメリハリも無く、ちょっとしたエピソードの連なりを追うだけ。
ラストも想像通りに静かに終わる。

それでも観ていて幸せな気分になれるので、悪い映画ではないと思う。
今年のギンレイのラインナップの中では、いい方じゃないかな。

続いて「しあわせの雨傘」

これはなかなか面白かった。
カトリーヌ・ドヌーヴが主演だ。

舞台は労働闘争も多かった、70年代のフランスの地方都市。
雨傘工場経営者の娘だったスザンヌは、ロベールと結婚して経営を任せ、自分は主婦業に専念している。
冒頭は、早朝ジョギングしたり家政婦に休暇を与えて自分で家事をしたりと、おっとりしたセレブ風な演出がなされている。
夫が浮気をしていても気づかない、自他共に認める『飾り壷』である。

が、しかし。
実はスザンヌは、『飾り壷』である事を嫌っていた。
そして、夫が心臓発作で倒れて休養を取る事を機に、自ら雨傘工場経営に乗り出し手腕を発揮する。
夫が頑なに拒んでいた従業員組合との折衝も積極的に行い、工場の問題点を次々解決していく。
しかも物語が進むにつれ、これまでの人生でも『飾り壷』ではなく、積極的に恋愛をして夫に復讐していた事が次々明らかになる。

最初の「おっとり」振りが見事だっただけに、本当のスザンヌの姿がわかるたびに驚かされ笑わせられる。
衣装や小道具の色使いなど、当時の世界観の作り方も巧い。

ただ、個人的には面白かったけど、スザンヌがどんどん大胆になってしまう部分に、引く人もいるかもしれない。
最初とラストのスザンヌの落差が面白いんだけど、あり得ないと言えばあり得ない展開だしね。


61.クレアモントホテル
62.しあわせの雨傘
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いろいろと考えを巡らせたものの、サッパリ結論が出ない。

そもそも今年は、全18頭中半分の9頭が重賞未勝利だ。
そして重賞を2勝しているのも、サダムパテックとオルフェーヴルだけ。
タイムを見るとレベルが高いのか低いのか微妙だが、とにかく突き抜けた馬がいない事だけはたしかだ。
さらにレース時にどんな馬場、天気になるか想像もつかない。
あれこれ考えても迷うだけなので、今年は「外れて元々」で予想してみる。

指標とするのはやはり、馬場適正だ。
こういう天気の予報になる前から、「皐月賞の馬場で泣かされた馬の逆転があり得る」と言う話をする関係者が多かった。
皐月賞はやや渋っていたとはいえ同じ東京競馬場で良発表。
そんなに大きな差があるんかいな、と思っていたら、今朝の日刊スポーツでその理由がわかった。
皐月賞当時は芝の丈がかなり長く、その後短く刈り込まれたらしい。
また、今週からCコースが使われるようになり内外の差はあまりなくなったようだが、皐月賞の時は外が伸びづらかったらしい。
そのあたりも考慮に入れねばならないだろう。

ただ適性と言っても、重馬場を走った事があるのはたったの5頭。
しかもそのうち4頭は、半年以上前の新馬戦で距離も1800mまでだ。
唯一クレスコグランドだけが、2走前の条件戦で2400mの重馬場を走っている。
とは言え、2.29.2というタイムを見るとレースのレベルが低かった可能性もあり、クレスコグランドに重馬場適性があるのか判断しづらい。

となると、後は産駒としての重馬場適性を考えるしかない。

自身と産駒の走りから、おそらく重馬場を苦にしないのは、ディープ、ステイゴールド、ネオユニヴァースあたりだ。
フジキセキは切れる脚と言うイメージだし、アグネスタキオン産駒は脚元に不安を抱える馬が多いのでやや割り引いた方がいいだろう。
それでも単純に馬場状態だけじゃなくて、雨が体にあたるのが嫌い、という馬もいるんだけどね。

いずれにしろ、タフなレースになりそうなので、根性のありそうな馬を上位に選んでみた。

本命はトーセンレーヴだ。
昨年のダービーの本命がルーラーシップ、今年のオークスの本命がグルヴェイグ。
良血馬を先物買いして失敗している感もあるのだが、この馬はすでに東京コースを2回経験しており、絶対に負けられないプリンシパルSを勝ち上がった根性は非凡、単純なおぼっちゃまとは思えない。
追い切りも絶好の動きを見せ、キツいローテーションの影響もなさそうだ。
フサイチコンコルドが勝った時もあり得ないローテションと言われていたし、この馬の伝説がすでに始まっている可能性は十分ある。
プリンシパルS組はこれまでダービー未勝利なうえ、外枠に入ったという点も見逃せないが、これまでのすべての常識を覆すほどの天才と信じて本命にする。

対抗はやはりオルフェーヴルだ。
皐月賞のレースを見返すと、直線でサダムパテックとの差をさらに広げながらゴールしている。
兄ドリームジャーニーも非凡な根性を見せており、深い芝の皐月賞を勝ったのなら、この馬場にも十分対応が可能だろう。
週中の追い切りも絶好で、死角はほとんど見当たらない。
アクシデント以外で、この馬の大負けはないのではないかと予想する。

三番手はデボネアだ。
もし馬場が良だったら、この馬を本命にしただろう。
フランキーの腕なら、皐月賞のタイム差1秒を逆転できる可能性がある。
もちろんそれは、佐藤哲が下手だったと言う事ではない。
ランフランコ・デットーリという男だからこそ、不可能を可能にするのだ。
ただし父親がアグネスタキオン産駒という事で、今回はやや割り引いて考えた。

四番手はナカヤマナイトだ。
この馬もステイゴールド産駒、しかも共同通信杯では最内をこじ開けて突き抜ける根性を見せた。
皐月賞5着は、共同通信杯からの直行が原因だろう。
昨年の勝ち馬エイシンフラッシュが、京成杯勝ちから皐月賞直行で3着し、ダービー制覇している。
中間の上昇度から考えると、逆転も十分あり得る。

五番手はフェイトフルウォーだ。
配合はオルフェーヴルと同じくステイゴールドにBMSメジロマックイーン、血統的にこの馬場は逆に心強い。
京成杯勝ち馬は、ここ数年でもアドマイヤジャパン、サンツェッペリン、エイシンフラッシュとクラシックでの活躍馬が出ている。
前述したが、エイシンフラッシュは京成杯から皐月賞に直行し、ダービーで巻き返している。
皐月賞12着はやや負けすぎのような気がするが、3着ならあるかもしれない。

最後は非常に迷った。
サダムパテックは、その他のフジキセキ産駒同様2400mの重馬場で、このメンバーを勝ちきるイメージがどうしても湧かない。
ディープ産駒だが切れ味勝負のコティリオンも同様。
トーセンラーは皐月賞に続いて7枠に入ったし、ノーザンリバーはさらに大外枠だ。
クレスコグランドは強いのか弱いのかわからないし、初の東上という点でも今ひとつ信頼できない。
ウインバリアシオンは前走の勝ち方が良かったが、飛びが大きい走りで馬場適性に疑問が残る。
リベルタスは復調途上、ロッカヴェラーノとショウナンパルフェは本格化はまだ先だろう。

残るのは、ネオユニヴァース産駒の2頭とベルシャザールだ。
ユニバーサルバンクはBMSがドクターデヴィアス、やはりBMSの産駒としてはダイワエルシエーロやコイウタがいるが、牡馬ではあまり活躍馬がいない。
常に上位に食い込み堅実ではあるが1勝馬で、ここ半年は勝ち鞍がない。
鞍上福永とのコンビも半年振りだ。
ベルシャザールはホープフルSでナカヤマナイトを降している。
だが2月以降3戦して未勝利、陣営は「最高の出来」と言っているが、上がり目と言う点でやや疑問が残る。

残ったのはオールアズワンだ。
年明け2戦は惨敗しているが、休む前の昨年末まで先着を許したのは、グランプリボスとダノンバラードだけ。
BMSはナリタブライアン、ここ2週は鞍上の藤田自らが稽古を付けている。
大穴馬券を演出してくれるなら、この馬だと思う。


◎トーセンレーヴ
○オルフェーヴル
▲デボネア
△ナカヤマナイト
×フェイトフルウォー
×オールアズワン


馬券はいつもどおり◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着の3連単フォーメーションで24点勝負。
お楽しみ馬券は早朝のCL決勝戦の、バルサのゴールの背番号順、17→10→7の3連単と3連複。
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ちょっと前までは、皐月賞は一番早い馬、ダービーは一番運のいい馬、菊花賞は一番強い馬が勝つと、よく言われていた。
ところが最近は、菊花賞を勝った馬はそのまま引退しちゃったり、その後伸び悩む事が多い。
逆にダービー馬は、その後も活躍する馬が多かったりする。
その事も踏まえると、ダービーを勝つ馬は「一番運のいい馬」と言っても、その前に「実力に加えて」という言葉を付けなければならないだろう。

今日もここ20年のダービー勝ち馬のデータを出す。

年度 勝ち馬名        馬場 上3F 上3F順  差
2010 エイシンフラッシュ  良   32.7    1 
2009 ロジユニヴァース  不良  39.2    3    -0.2
2008 ディープスカイ    良   34.2    1 
2007 ウオッカ        良   33.0    1 
2006 メイショウサムソン  稍重 35.1    2    -0.2
2005 ディープインパクト  良   33.4    1 
2004 キングカメハメハ   良   35.4    4    -0.9
2003 ネオユニヴァース   重  35.3    1 
2002 タニノギムレット    良   34.7    1 
2001 ジャングルポケット  重   35.6    1 
2000 アグネスフライト   重   35.4    1 
1999 アドマイヤベガ    良   34.4    1 
1998 スペシャルウィーク 稍重  35.3    1 
1997 サニーブライアン   良   35.1    7    -0.9
1996 フサイチコンコルド  良   34.9    1 
1995 タヤスツヨシ      良   34.5    1 
1994 ナリタブライアン   良   36.2    1 
1993 ウイニングチケット  良   36.2    2    -0.2
1992 ミホノブルボン    稍重  37.1    2    -0.1
1991 トウカイテイオー   良   36.0    2    -0.1

「上3F」とは上がり3Fのタイム、「上3F順」とはそのレースで上がり3Fが何番目に速かったか、「差」は上がり最速の馬との秒差である。
これを見ると、過去20年のダービー勝ち馬のうち、馬場状態に関係なく実に13頭がレース最速の上がりを記録している。
ダービーだけにジョッキーの駆け引きもかなりのもので、前がなかなか開かないなど展開のアヤもあるだろう。
しかし抜け出してからキッチリ駆け抜けるだけの力量がなければ、ダービーを制する事はできないのだ。

ちなみにこの中では、キングカメハメハが最速馬と0.9秒差付けられているのがちょっと意外である。
ただしこれは、ハーツクライが一頭だけ次元の違う34.3と言うタイムで追い込んだからだ。
他の馬はみな、35秒台で上がっている。

またサニーブライアンとミホノブルボンは、終始先頭を走っているだけに仕方がない。
メイショウサムソンとロジユニヴァースも終始前目で競馬をして、3角ですでに3番手に付けている。
トウカイテイオーのレースはTVCMで流れているが、3馬身千切っているのでもうゴール前では追う必要がなかったのかもしれない。
ウイニングチケットは1/2馬身差でギリギリの勝利だが、負かした相手がビワハヤヒデとナリタタイシンだからレースのレベルが高かったと言えるだろう。

結論から言えば、ダービーを勝つには破壊力十分の末脚か、強烈な先行力を持ちかつラストも伸びるスタミナが必要と言う事になる。
明日の天気を考えれば、重要視するのは後者だろう。

だがどうしても気になるのが、一昨年のロジユニヴァースだ。
この馬は、どこをどうみても長距離の血統とは思えない。
いろいろと調べたのだが、この世代は6歳でまだ活躍していてもおかしくない世代なのに、2000m以上を主戦場にしている活躍馬はこの時のダービーで4着だったナカヤマフェスタくらいである(ちなみにナカヤマフェスタは、このレースで上がり3F1位を記録している)。
そうなるとロジユニヴァースは、ナカヤマフェスタが本格化する前に完成度と重馬場適正で押し切ったと見るべきなのかもしれない。
2着のリーチザクラウンも、今はマイル路線に活路を求めいるしね。

サダムパテックは追い切りも絶好調、道悪もたぶん不得意じゃなく枠も内枠に入ったが、やはり血統的に重い印を打つか迷うところだ。
陣営は、体型的にBMSのエリシオの血が濃く出ているから距離も大丈夫と言ってはいるが、エリシオの血統もポップロック以外は2000m以上の活躍場が出ていない。
復調気配のオールアズワンも、ネオユニヴァース産駒だけに同様だ。

そうなると5番に入ったオルフェーブルが、やはりダービー制覇に一番近いと見るべきか。

最終結論は、明日の正午の天気予報を見て考える事にする。
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ダービーはここ3年連続で1枠1番の馬が勝っている。
過去20年間、これ以外の1枠1番の馬は3着すら1993年のナリタタイシンが1度だけであるのにもかかわらずだ。
スタンド前からスタートし、すぐに1コーナーに入る事から、1番枠は包まれやすいと言う事もあるだろう。
ちなみに昨年のエイシンフラッシュは中段から抜け出す正攻法だが、一昨年のロジユニヴァースは先行してそのまま最短コースを走り、ディープスカイは最後方から直線一気のごぼう抜きと言う、両極端な競馬をしている。

3年連続勝利と言うのは偶然だろうが、内枠の有利不利で言えば、意外と連対馬が出ている。
ダービーはさすがに毎年フルゲートであり、4番までの1、2枠の4頭で見てみると、実は2006年のメイショウサムソンから5年連続で勝ち馬が出ており、この20年間でも8回が4番枠までの馬が勝利している。

勝利数の内訳は以下の通りだ。

1枠 5勝
2枠 3勝
3枠 2勝
4枠 0勝
5枠 1勝
6枠 1勝
7枠 4勝
8枠 4勝

なんと内の1、2枠と外の7、8枠で16勝しているのだ。
さらにここ10年に絞ると、勝利数は下のようになる。

1枠 4勝
2枠 2勝
3枠 1勝→'05ディープインパクト(R)
4枠 0勝
5枠 0勝
6枠 1勝→'04キングカメハメハ(R)
7枠 1勝→'03ネオユニヴァース
8枠 1勝→'01ジャングルポケット

2枠までで6勝だ。
そしてそれ以外の勝ち馬のうち、ディープとキングカメハメハはレコード勝ち、ジャングルポケットは同年3歳でJCを勝ち、有馬記念も2着した実績がある。
ネオユニヴァース自身はその後の成績はあまりふるわなかったが、このダービーで破ったのがゼンノロブロイ、ザッツザプレンティ、リンカーン、エイシンチャンプなどG1での連対実績がある馬が多く、レース自体のレベルが高かったと考えられる。
つまりそれ相応の実力がなければ、1、2枠以外でダービーを勝つのは難しいという事になる。
(もちろん1、2枠で勝った馬も強いんだけど)

そう考えると、やはり内枠の馬が有利と考えて予想を進めるべきか。
特に日曜は台風が接近し、かなりの雨の予報である。
レースとしては、不良馬場でロジユニヴァースが勝った2年前を参考にするべきかもしれない。
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さて、今年のダービーでもう一つの話題は、デットーリの来日である。
騎乗するのは弥生賞3着、皐月賞4着のデボネアだ。
ついでに馬主のモハメド殿下まで来日するらしい。

デボネアは、皐月賞でも上がり3Fは勝ったオルフェーブルに次ぐ2位のタイムを記録している。
今、世界No.1ジョッキーと言っても過言ではないデットーリが騎乗するので、逆転する可能性もゼロではない。

だがデータ的に言えば、この10年のダービー勝ち馬はすべて3勝以上しており、2勝馬もダービーで連対しているのはスマイルジャックただ1頭だ。
1勝馬は3着もシックスセンス1頭だけ、しかしシックスセンスは皐月賞で2着とG1連対経験があった。
そこから考えると、デボネアはかなり苦しい。
これを持ってきたら、それこそフランキーの手腕という事になるだろう。
そしてそれを本当にやりかねないのが、ランフランコ・デットーリという男だ。

そしてもう1頭、おぼっちゃま君&外国人ジョッキーの注目馬がいる。
トーセンレーヴだ。
父はディープインパクト、母のビワハイジは無敗で阪神3歳牝馬S(当時)を制し、姉はあのブエナビスタだ。
オークスのグルヴェイグ並みの超良血である。
戦績はきっちり前走で、3勝目をゲットしている。
だが、当初の目標だった青葉賞は、前がふさがってしまいよもやの3着。
連闘で挑んだプリンシパルSを鮮やかに勝ち上がったが、いくらなんでもダービー前の連闘と言うのは、やはり絶対の信頼を置きづらい。
逆にこれで勝ったら、おそらく「すでに伝説は始まっていた」の世界だろう。

昨日、日記に血統の事を書いたけど、そもそも今年はタニノギムレット産駒のクレスコグランドと、キングカメハメハ産駒のベルシャザール以外は、全部サンデーサイレンス系となる
しかもベルシャザールは、母の父サンデーサイレンスだ。
恐るべし、サンデーサイレンス!

さらに遡れば、クレスコグランドも含めて、全頭4代前までにHail to Reasonの血が入っていることになる。
その中で言えば、フジキセキ産駒とネオユニヴァース産駒は軽視していいかな。
ネオユニヴァース産駒で2400m以上のG1を勝ったのは、ロジユニヴァースとヴィクトワールピサだけである。
申し訳ないがオールアズワンとユニバーサルバンクが、そのレベルの器とはちょっと思えない。
さらにフジキセキ産駒で言えば、G1勝利は1600mまでである。
オークスは短距離馬だったデュランダル産駒のエリンコートが制したが、3歳牝馬の場合は距離適性よりも完成度がものを言う。
牡馬とはちょっと様子が異なるだろう。

そしてフジキセキ産駒にはサダムパテックがいる。
この馬に重い印を打つかどうか、最後まで悩みそうだ。
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いよいよ今週末はダービーだ。
今日は快晴だが明日からまた天気が崩れ、週末も雨の予報だ。
オークスも直前の豪雨の影響を受けた。
芝が濡れて、踏むとしんなり潰れるくらい水分を含んでいると逆に走りやすくなるのだが、芝の表面で水を弾いてツルツル滑るくらいだと、一番走りづらいらしい。

明日から雨の予報なので、オークスより悪化した馬場になると思われるが、そうなると逆に予報はしやすくなるか。
とは言え今年の出走予定馬は、特別に道悪が得意な馬もいるわけではなく、結局悩む事になりそうだ。

今年の注目は、何と言ってもディープ産駒だ。
ダノンバラードの故障が報じられたが、それでも初年度で4頭もの産駒を送り込んできた。
そもそも種牡馬としても期待されていたので、初年度からいい肌馬を付けてもらえたという点ももちろんあるだろう。
しかし現在日本のサラブレッドの主流は、サンデーサイレンスをはじめとするHail to Reason系が主流だ。
アウトブリードのトニービン系やキングカメハメハ、クロフネなどと比べると、配合の幅も狭まるのでそれほど有利ではないのかもしれない。

ちなみに今年はステイゴールドとアグネスタキオンが3頭出し、昨年で言えばマンハッタンカフェが4頭、キングカメハメハが3頭出走させている。
この4頭の初年度が、ステイ=0頭、アグネスタキオン=1頭、マンハッタンカフェ=0頭、キングカメハメハ=2頭である。
手元に詳しい資料はないが、初年度産駒を4頭出走させた種牡馬は、ダービーのフルゲートが18頭になってから初めてかもしれない。
サンデーサイレンスでさえ、初年度産駒のダービー出走は2頭のみである(オークスは4頭出走している)。
ちなみにディープインパクト産駒はオークスは6頭出走、ただし最先着はマルセリーナの4着だった。

種牡馬初年度の場合、当然産駒は2歳戦しか走らない。
2歳戦はだいたい1200~1600mが主流なので、勝利した平均距離も短くなりがちだ。
ステイゴールド、アグネスタキオン、キングカメハメハは、初年度勝利の平均距離が芝で1450~1500mだった。
まあ、そんなものだろう。
それに引き換え、マンハッタンカフェ産駒は1660mで、1600mを超えている。
初年度から1800mや2000mの勝ち馬を多く出していると言う事だ。
マンハッタンカフェ産駒の代表は、先の天皇賞春を勝ったヒルノダムールである。
まだバリバリの長距離血統とは言えないかもしれないが、レッドディザイアもいる事を考えると距離は長い方がいいに決まっている。

そしてディープインパクトは、マンハッタンカフェの上を行く1674m!
これはもう、クラシックディスタンスにも何の不安もないと考えていいだろう。

そうなるとオークスでディープ産駒が振るわなかった理由は、やはり馬場なのだろうか。
このあたりも加味して予想する必要があるかもしれない。
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今日は土曜日の運動会の振替休日だ。
カミサンとどこに行くか相談し、最初は気候もいいしマザー牧場にしようかと思っていたのだが、天気予報を見て急遽銚子に行くことにした。
カミサンが行ってみたいと言っていたので、金曜日のうちにヤマサ醤油の工場の見学の予約をする。

しかし昨日から言い出しっぺのカミサンが体調を崩してしまい、私一人で子ども2人を連れていく事になった。
重たい体に鞭打って、いざ銚子へと出発。
カーナビが指示するまま東関道を潮来まで行き、そこから利根川沿いに銚子に向かう。
子どもは車窓に広がる水田を見て、「全然家がねぇ~!」とビックリしていた。

10時半過ぎに、最初の目的地犬吠埼に到着。
犬吠埼マリンパークの駐車場に車を止め、そこから歩いて3分くらいの犬吠埼灯台を目指す。
まず目に着いたのが、「ここから陸始まる」の碑だ。

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たしかポルトガルの最西端の岬に「ここに地終わり、海始まる」と言う碑が建っているそうだが、そこがロカ岬と言うらしい。
犬吠埼はそのロカ岬と友好関係にあり、ロカ岬で始まった海がここで終わると言う碑を建てたようだ。
アメリカ大陸は完全になかったことになっているね。

碑を横目に、灯台を目指す。

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料金は、灯台の維持費用として大人200円を支払った。
子どもは無料。
灯台はそれほど大きくなく、99段の階段を子どもたちと一緒に一番上まで昇った。
外から見るとそれほど大きくないと思ったが、崖の上に建っているだけあってなかなか眺望はいい。

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下を見ると結構な高さである事がわかる。

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灯台を降りた後、子どもたちと海辺まで降りてみる。
ちょうど潮が引いている時間だったようだが、かなりの荒波が押し寄せると見え、模様のように綺麗に削られた石ばかりが並んでいた。

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その後は犬吠埼マリンパークに戻る。

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正直、建物も古くショボい感じの水族館だ。
江の水や鴨シー、葛西臨海水族館あたりと比較するのはちょっと酷な感じかなと、最初は思った。

が、小さいなりにいろいろと工夫していて、なかなか見応えがあった。

まず最初に見たのがイルカショウ。
鴨シーもかなり大きなプールで大々的なショウを見せてくれるが、江の水のショウは2パターンあって、一つはイルカの芸を見せるだけではなく人間とのダンスショウになっている。
かなり凝ったショウだ。
それと比べるのはかわいそうかな、と思っていたが、どっこい大変失礼しました。

小さい小さいプールだけど、観客席とプールがメチャメチャ近いので、ライブ感覚で楽しめる。
単純なジャンプだけじゃなく、イルカに物を持たせたり、合唱させたり、今までに見た事ないイルカショウを見せてくれた。
平日でほぼ貸し切り状態だった事もあり、何度もイルカショウを見ている子どもたちも、かなり気に行っていたようだ。

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そのほか、ペンギンのプールも小さいだけに、本当に目と鼻の先でペンギンが見られる。
と言うか、泳いできたペンギンを、触ろうと思えば十分触れる。
ただし当然、「ペンギンは噛みますので触らないでください」と言う注意書きもあったけどね。

展示も強烈だ。
いきなりこんなものもある。

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しかも良く見ると、こんな注意書きもある。

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子どもたちが「ペニスってなんだ?」と騒いだが、無視して先に進んだ。

水槽の魚類は、割合大きい物を揃えている。
インパクトで勝負って感じかな。
でも淡水、海水、それぞれポイントとなるところは押さえているので悪くない感じだ。

昼食もここで食べたが、定食にすべてセットになるあら汁飲み放題が嬉しかった。
あまりの美味しさに、3杯も飲んでしまった。

その後、予約してあったヤマサ醤油の工場見学へ。

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ただ工場見学と言っても、見学できるところは非常に少ない。
見学時間のほとんどは、ホールでの映画の上映である。
もうちょっと工場の奥の方まで見せてくれると嬉しかったけど、まあ雑菌が入ると醤油が全滅なんて事になるかもしれないから、仕方ないのかもしれないけどね。

最後は、醤油ソフトを食べて終了。

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醤油ソフトは、若干醤油の香りがするソフトクリームと言った感じ。
見た目はチョコレート色でなんの変哲もない。
でも牛乳の味が濃くて美味しかった。

天気が悪かった割には、まずまずだったかな。
でもたまには自分のために有給使いたいね。


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オークスで本命にする予定だったトレンドハンターが、早々に故障で引退してしまった。
レーヴディソールもいないここは、桜花賞1、2着馬でスンナリか?

週中の追い切りでも、両馬とも不安な点はいっさい見当たらない。
そもそもここ10年桜花賞を勝った馬で、オークスで惨敗した馬はいない。
馬券に絡まなかったのはダンスインザムードの4着と、キストゥヘヴンの6着だけである。
1600→2400mと一気に1.5倍の距離になるため毎年距離の不安が話題になるのだが、3歳春の牝馬は距離適性より完成度で勝敗が決まると考えてよいだろう。

勝った馬に比べると、桜花賞2着の馬はやや信頼度は下がる。
とは言え今年のホエールキャプチャは、阪神JF、桜花賞とG1で2回2着、東京コースのクイーンCを勝っており不安な要素はない。

では、この2頭に割って入る馬はいないのか。
追い切りの動きが特段良かったわけではないのだが、どうしても気になる馬がいる。
グルヴェイグだ。

父はディープインパクト、母はエアグルーヴ、これ以上に何が必要かと言うほどの良血だ。
姉アドマイヤグルーヴは牝馬三冠を一つも取れず、G1戴冠がエリザベス女王杯、兄フォゲッタブルも菊花賞2着があるものの春のクラシックは間に合わず、同じくルーラーシップもダービーに出走したものの、本格化したのは3歳秋以降である。
グルヴェイグも昨年末にデビューしたものの、前走条件特別を勝ってやっと出走にこぎつけた感があり、本格化はまだ先と思われる。
枠も外8枠に回ったし、今朝の朝刊を見るまではせいぜい5~6番手評価にするつもりだった。
だが鞍上が四位洋文である。
目立ってはいないが四位は春の3歳G1路線を得意としており、2000年以降、桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、オークス、ダービー、この5レースで、1度も3着以内に入らなかったのは2003年だけである。
他の年は最低でもどこかのレースで3着以上に入っている。
そして角居厩舎は、過去オークスに3頭出して2勝、3着1回。
すでに名匠の域に達しつつある師が、桜花賞をパスしてここに的を絞って狙い撃ちしてきた、とも考えられる。
やや先物買いの感もあるが、期待を込めて本命に推す。

では対抗をどちらの馬にするか。
マルセリーナが先着を許したのはレッドデイヴィスとオルフェーヴルだけだ。
オルフェーヴルは皐月賞馬、レッドデイヴィスは京都新聞杯を惨敗したが、レース中に骨折していたことが判明した。
したがって現状の力関係を考えると、レーヴディソールを加えたこのあたりが世代最強と言えるだろう。

ただ桜花賞のレースは、やや恵まれたようにも見えた。
馬群を縫うように割って、力強く抜け出してきた点は評価するが、一歩間違えれば包まれて抜けだせなかった可能性もある。
一方ホエールキャプチャは外枠であった事もあり、包まれないように終始外々を回って届かずの2着。
上がりのタイムは両頭同じで、枠順の差が着順になったようにも思える。
今回はマルセリーナの方がマークがキツくなる分、桜花賞のようなレースはできないのではないかと読んだ。

ホエールキャプチャはコース実績もあるので、今回は逆転可能と見て対抗にする。
当然3番手はマルセリーナだ。

4番手はハブルバブル。
桜花賞は連闘で権利を掴んでの中1週、牝馬にはやや苦しいローテでも6着だった。
速い脚はないものの、先行して渋太い競馬が持ち味、そして最内枠に入った。
しかも鞍上は乗れてるウィリアムズ。
上手に好位につけられれば、そのままの粘り込みも十分可能だ。

5番手はライステラスだ。
こちらは桜花賞で惨敗して人気を落としているが、今まで戦ってきた相手を見れば、実力は十分にある事がわかる。
鞍上の若い丸田の経験という部分では不安が残るが、桜花賞惨敗からの巻き返しは過去にも何頭かいるので、まだ見限る事はできない。

ラストはかなり迷った。
やはりこれまで強い相手と戦ってきて桜花賞4着のメデタシ、桜花賞は惨敗したものの連続重賞2着のスピードリッパー、前走味な競馬をしたピュアブリーゼ、桜花賞をパスして挑んでくるマイネイザベル、過去4戦すべて最速の上がりを記録しているアカンサスなどなど。
3着だったらどの馬も可能性は十分ある。

その中から選んだのはバウンシーチューンだ。
こちらもアカンサス同様、過去5戦ですべて最速の上がりタイムを記録。
前走は東京の開幕初日で前残りが多く、しかも重馬場だったフローラSを見事に差し切った。
父ステイゴールドは、今年は他にもオルフェーヴル、ナカヤマナイト、フェイトフルウォーと3頭の産駒をクラシック戦線に送り出して勢いもある。
母の父がトニービンという点でも魅力だ。


◎グルヴェイグ
○ホエールキャプチャ
▲マルセリーナ
△ハブルバブル
×ライステラス
×バウンシーチューン

馬券はいつもどおり◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着の3連単フォーメーションで24点勝負。
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