久しぶりに見ていてワクワクした

もう24時間近く経過するが、昨夜のイングランド戦は久しぶりに見ていてワクワクする試合だった。
選手のアツい気持ちが画面から伝わってくるようだった。
わずか1週間で、なぜここまで変わったのだろうか。

要因はいろいろあるだろうが、一番大きいのは選手間の信頼関係が強くなったことではないだろうか。
TVの中継でも「阿部が機能している」と再三伝えられていたが、阿部が機能していたのは、やはり後ろのDFを信頼できていたからだろう。
フォーメーションだけ観ると、韓国戦から闘莉王が入って左右のSBが入れ替わっただけだが、この信頼関係がスピーディなプレイを生んだに違いない。

韓国戦では阿部だけではなく、どの選手もキョロキョロ周りを見渡していた。
それは相手選手だけではなく、味方の位置の確認もしていたように見えた。
つまり、仲間の位置取りが理解できていなかったのだ。
今回はみなボールに集中し、相手を確認する事なくパスを出していた。
だからパス出しがやたらと早い。
この1週間で選手のミーティングを相当行ったらしいが、それが効を奏したのだろう。

その昔「フィフティーン・ラブ」という漫画で、テニスには3つの「C」、「Concentration」「Combination」「Control」が必要で、さらに4つ目の「Confidence(自信)」が一番重要だと言っていた。
サッカーも同じだろう。
特に4つ目は「自信」とともに「信頼」とも置き換えられる。

そしてサッカーにも独自の3つの「S」がある。
「Speed」「Stamina」「Skill」だ。
だがサッカーも4つ目が一番大切ではないかと思う。
「Spirit」だ。
昨日の試合には魂がこもっていた。

結局は1-2で負けたではないか、と言う人もいるだろう。
だが、コンディションは良くなかったとはいえ、優勝候補にもあげられるイングランドを本気にさせた。
本調子ではないジェラードを後半の頭から投入したところに、イングランドの焦りが見られた。
イングランドは本番前の最後のテストマッチなので、本来であれば後半20分くらいからジェラードを出場させて試合感を付けさせたかっただろう。
ここでケガなどされたら元も子もないからだ。

それが後半頭に一気に5人変えてきた。
前半の日本の頑張りで、カペッロ監督も不安になったからに違いない。

イングランドのコンディションが悪かっただけだろ、という人もいるかもしれない。
しかしヨーロッパ各国のリーグはほぼ同日程で終了しているので、その他の国だってイングランドと変わらない可能性もある。
アフリカも含めて、ほとんどの有力国の有力選手は、ヨーロッパのリーグに所属しているのだから。

インタビューでは闘莉王は笑っていて本田は悔しそうだった。
これも対照的だが思っている事は同じだろう。
闘莉王は、まだ修正できる部分はあった、だから本番ではもっといい試合ができるはずと思って笑い、本田はまだ修正できる部分はあった、だからこの試合も勝てたはずだと悔しがったのだ。
その考えた方の違いは、単純にDFとFWに近いMFというポジションの違いのような気もする。

そして最後に映し出された俊輔が象徴的だった。
みんな引き上げて誰もいなくなったピッチで、一人でダッシュを繰り返していた。
俊輔の気持ちもスイッチが入ったのだろう。
試合後のインタビューの途中でこのシーンを抜いたNHKは、いい仕事をした。

だが俊輔にはあまり焦って欲しくない。
ハナから1次リーグ敗退が前提になっているような感もあるが、もし日本が本当にベスト4を目指すのであれば、7試合闘う事になるのだ。
俊輔は腹をくくって決勝トーナメントに向けて調整し、他のメンバーは俊輔を試合に出すために1次リーグを突破する、くらいの気持ちで挑めば、結果が付いてくるような気もする。

日韓大会の時も、風呂場で選手が激論を交わしてからチームがまとまったという。
なので今回も、韓国戦の惨敗を機にチームがまとまってくれれば、ひょっとすれば光が見えるかもしれない。

ところで、俊輔を映していい仕事をしたNHKのカメラであるが、以前にもとてもいい仕事をした事がある。
1999年のJリーグ最終戦、浦和レッズは福田のVゴールで勝利を収めたものの、延長戦に入る段階ですでにJ2落ちが決定していた。
Vゴールで勝った後、カメラは福田を追い続けたのだが、福田は喜んで駆け寄るチームメートを振り払い、数メートル歩いて脛当てを外そうとしゃがんだ瞬間、こらえていた涙が堰を切って流れ出し、号泣した。
カメラは泣き続ける「ミスターレッズ」を映し続けていた。
あのシーンは今でも忘れられない。

今回のW杯でも、あのときのようなアツいシーンを見せてもらいたい。

今回は声を大にして言おう!

ガンバレ、日本!



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by ksato1 | 2010-05-31 20:30 | 日記 | Comments(0)

東京優駿(日本ダービー)

さあ、ダービーだ。
今のところ、雨は降っていないようなので、馬場もなんとか持つだろう。
是が非でも逃げたい馬がいないので、展開はスローで流れるか。
そうなると直線入ってからの瞬発力勝負だろう。

そして本命はルーラーシップだ。
この馬はPOGで指名した馬で、早くから期待していた。
なにしろキングカメハメハにエアグルーヴという血統だ。
新馬戦の後は、毎回不利を被って皐月賞には間に合わなかった。
だが前走のプリンシパルSでは、相手が弱かったとはいえ完勝。
ダービーは重賞未勝利馬の連帯はない、テン乗りでの連帯はない、などのデータも承知の上だが、可能性に掛けて本命に推す。
これまでのデータをすべて覆してもおかしくないほどの良血でもある。

対抗はやはりトライアル勝ち馬のペルーサ。
4戦4勝で、権利のあった皐月賞には目もくれずダービーに駒を進めてきた。
最近後輩の追い上げが厳しく影の薄くなってきた藤沢和厩舎だが、そろそろ本気でダービーを取りに来る頃だ。
鞍上もノリなら心配はいらない。

3番手は皐月賞馬ヴィクトワールピサ。
この馬を本命にするかどうかは、武豊の復調次第だと思っていた。
ところが、復調どころか間に合わず。
結局引き続き岩田が騎乗することになったが、やはり大一番での岩田はやや信頼性に欠ける。
今日になってペルーサを抜いて一番人気になった事もあり、さらにプレッシャーがかかるのではないか。
実力はもちろん認めるが、レベルの高い今年のダービーでは一瞬の迷いが勝負の分かれ目となるだろう。
連はあっても勝ち切るまではないとみての3番手評価だ。

4番手はローズキングダム。
この馬もPOGで指名した馬だ。
2歳チャンピオンでヴィクトワールピサとも1勝1敗の成績である。
年明けが3、4着と振るわず、かつ馬格もないのでやや評価を下げているが、この馬も切れ味で勝負する馬であり、休み明け3戦目、芝の状態がいい東京では見限る事はできない。

5番手はヒルノダムール。
この馬も重賞勝ちはない。
しかし新馬戦で負けたアリゼオをはじめ、その後もヴィクトワールピサ、コスモファントム、ダノンシャンティ、ペルーサと、負けた相手すべてがダービーに駒を進めている。
さらにルーラーシップには先着。
戦ってきたレースの内容の濃さではメンバー中でも1番である。
鞍上藤田も本気モードで、正直、本命~3番手評価にするかとも考えたが、善戦して勝ち味に遅いタイプとみてやや評価を下げた。

最後は本当に迷った。

まずエイシンフラッシュ。
エリカ賞、京成杯と連勝し、ぶっつけで挑んだ皐月賞で3着。
鞍上のウチパクも魅力だ。
だが、昨秋の萩Sではコスモファントムに敗れている。

ではそのコスモファントムはどうか。
芝で言えば、4戦1勝2着3回、リルダヴァル、ヴィクトワール、ゲシュタルトにしか先着を許していない。
休み明けの前走京都新聞杯を2着。
先行して粘るという自分のレースが出来ており、やや妙味がある。
だが新潟、札幌では走っているものの、東上は初体験。
未知数な部分が多いのでこちらも評価を下げる。

コスモを負かしているリルダヴァルとゲシュタルトにも、やや惹かれる。
リルダヴァルは順調に来ていたら、上位候補に間違いなく入った。
しかし皐月賞に間に合わせるために毎日杯、そしてダービー出走権を掛けてNHKマイルCと出走している部分に不安を感じる。
1か月半で3回の東上は、やはり疲労が残るのではないか。

一方ゲシュタルトは、スプリングSと皐月賞で2度アリゼオに先着を許している。
現段階ではアリゼオより能力は下と見るべきか。

そこで6番手はアリゼオにする。
今回は明確な逃げ馬がいないのでおそらく1~2番手につけるだろう。
どの騎手も直線まで脚を溜めて一気に爆発を考えるだろうが、そこで鞍上のウィリアムズの出番だ。
オーストラリアNo.1ジョッキーが、絶妙の逃げで直線追いすがる他馬を引き離す。
流石に勝ちきるまでは難しいだろうが、3着までに粘り込む可能性は十分ある。


◎ルーラーシップ
○ペルーサ
▲ヴィクトワールピサ
△ローズキングダム
×ヒルノダムール
×アリゼオ

馬券は◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着の3連単フォーメーションで24点勝負。

さあ頼むぞ、我がPOG指名馬たちよ!



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by ksato1 | 2010-05-30 14:47 | 競馬 | Comments(2)

さあ、ダービーを語ろうか

週初めは晴れの予想だったのに、先週、そして去年に続いての雨模様。
しかもどれだけ降るのか見当もつかない。
ただでさえ難解なところに、さらに頭を悩ませる要素が増えてしまった。

今年のダービーはどの馬にも芽がありそうだ。
年明け重賞を2勝しているのは、G1勝ちのあるヴィクトワールピサと取り消してしまったダノンシャンティだけ。
重賞とオープン特別まで含めてもペルーサとハンソデバンドまで、さらに言えば、年明け2勝以上している馬まで入れてもルーラーシップとトゥザグローリーしかいない。

そもそもトライアルの勝ち馬がコロコロ変わる年は、レベルが低いと言われている。
突き抜ける強さを持つ馬がいないという事である。
では今年はどうなのか。
答えは否である。

一番わかりやすいのがダノンシャンティのNHKマイルCだ。
時計の出やすい今開催と言えども、3歳馬がマイルで日本レコードを出すのはたやすいことではない。
実際ダノンは骨折で戦線離脱した事を考えると、かなり激しいレースであったと考えられる。

また、なぜ2勝以上している馬が少ないのかと言えば、順調さを欠いてトライアルをスキップした馬が多いからだ。
皐月賞までに年内2走以上している馬は12頭いるが、そのうち条件戦を含まないのはアリゼオ、ハンソデバンド、シャインの3頭、皐月賞未出走馬を入れてもダノンシャンティまでの4頭だけ。
つまり、賞金的にある程度権利が確保できていた馬は、休み明け1回しか使わずに皐月賞に挑んでいるのだ。
さらにダービーに駒を進めてきた出走馬の直接対決を見ると、実力が拮抗している。
ダノンシャンティとヴィクトワールピサ、さらにローズキングダムまで含めたG1馬を物差しにすると、他の馬もかなりの実力馬である事がわかる。

だから今年はレベルが非常に高いのだ。
まあ、実際に育成に当たっている関係者が「例年より上」と言っているのだから、私が言うまでもないんだけど。

そして順調さを欠いて1回しか走らなかった馬でも、復帰戦でなかなか内容の濃いレースをしているので、休み明けが未勝利だと言ってそう簡単に見限る事ができない。
リルダヴァル、コスモファントム、エイシンフラッシュあたりはこれに該当する。
また、トライアルで権利を掴んでギリギリ間に合ったルーラーシップ、トゥザグローリーも、レースっぷりと上昇度と言う点では有力視されるだろう。

そういう意味で、どこから入ってもおかしくないダービーとなった。

そんな中、前日発売の1番人気はペルーサだ。
4戦4勝でトライアルを圧勝。
鞍上のノリは2週続けてG1制覇中なので、1番人気になっても不思議ではない。

2番人気は差がなくヴィクトワールピサ。
皐月賞馬で3冠の権利を持っているのはこの馬なので、これも順当であろう。

ダノンシャンティが取り消して、代わりに3番人気になったのがヒルノダムール。
倍率は上位2頭とやや開きがあるが、皐月賞2着だが重賞勝ちがない事を考えると、まあ妥当なところか。

以下についても、人気順はほぼ順当と言えるだろう。
さすがダービー、みなさんよく研究していらっしゃる。

ちなみに、週半ばまではダノンシャンティをどう扱うかの研究をずっとしていた。
取り消しちゃったので参考にはならないが、備忘録として結論をアップしておく。

まず、NHKマイルCを勝ってダービーもしくはオークスに駒を進めた馬を調べると、惨敗したのはテレグノシスとジョーカプチーノの2頭だけだ。
ロジックやピンクカメオも、それぞれ5着と健闘している。
テレグノシスがトニービン、ジョーカプチーノがマンハッタンカフェ産駒である事を考えると、血統に直結しているという事でもなさそうだ。
これを考えると、ダノンシャンティは馬券対象から外すわけにはいかない。

次にNHKマイルC出走からダービーを制した馬を見てみる。
これは3頭で、3着だったタニノギムレットと勝ったキングカメハメハ、ディープスカイだ。

まずタニノギムレットが勝ったダービーは、2着がシンボリクリスエス、5着にゴールドアリュール、6着にアドマイヤドンと、後のG1馬が3頭もいる。
次にキングカメハメハが勝ったダービーだが、2着にハーツクライ、6着にダイワメジャーのG1馬2頭がおり、海外G1まで含めるとコスモバルクもいた。
どちらもかなりハイレベルなレースを制したと言えるだろう。

それに引き換えディープスカイが勝ったダービーは、その後のG1馬はサクセスブロッケンしかいない。
しかもダービーではドンジリ負けで、芝の適性のなさを露呈している。
つまりややレベルが低かったレースと言えるだろう。
ディープスカイ自体は秋にウオッカと同レベルのレースを行っているので実力はあると思うが、この馬自体はステイヤーではなく2400mがギリギリ限界だったのではないかと思われる。
それでもレースのレベルが低かったのでダービーは楽勝した。
そう考えられるのではないか。

ダノンシャンティは、どうしても距離の不安が付きまとう。
さらに毎日杯は勝ったものの、共同通信杯は取りこぼしている。
それを考えるとこの馬も2400mは限界値ではなかろうか。
さらに今年はレベルが高く、ダノンシャンティ自身が大外に回ってしまった。
先週のアパパネも距離不安で外枠にもかかわらず能力の違いで勝ったが、サンテミリオンとともに同期から頭一つ抜け出しているアパパネに比べ、ダノンは抜け出しているとは言えないのではないか。

なのでダノンは馬券対象に入れるものの、3番手以下にする事にしていた。
でも取り消しちゃったから意味ないんだけどね。

なお、最終予想は明日アップするが、今日の段階ではヴィクトワールピサは3番手以下にする事を決めている。
最近私が消したり評価を下げた有力馬が来る傾向にあるので、ある意味ヴィクトワールピサの頭を狙うのもいいかもしれない。



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by ksato1 | 2010-05-30 00:00 | 競馬 | Comments(0)

旅フェア

本日から幕張メッセで開催されている旅フェアへ、仕事がらみもあって午後から見学に行く。
何年かに一度見に来ているが、率直な感想は今年は出展者が少ない。
しかも、パンフレットを置いて形だけ参加している出典者も多く、内容的には期待していたよりもだいぶショボかった。

a0003588_22471447.jpg2時前に来場し、まだ昼食を摂っていなかったので飲食コーナーへ。
リビング新聞のブースで千葉県のラーメン食べ比べというのをやっていたので、それを食べてみる。
知る人ぞ知る「千葉拉麺通信」というサイトがあるのだが、そこのプロデュースで勝浦タンタンと竹岡式チャーシュー麺が、各500円で提供されていた。
ハッキリ言って千葉に住んでいるが、どちらのラーメンも聞いた事がない。
麺を茹でている人の手さばきも素人くさかったので期待しなかったのだが、どちらも意外と美味しかった。
特に、勝浦タンタンの辛さはなかなかのもの。
辛い物好きの私でも満足できる、ガツンと来る辛さだ。
ただ、辛さを強調しすぎて後味が何も残らなかった事が残念。
辛さに出汁が負けているようだった。

a0003588_22473057.jpgその後、各ブースを少しずつ回る。
仕事関連も済ませたが、予想より早く終了してしまった。

なので、日本レンタカー協会のアンケートに答えて、福引に参加してみた。
すると、赤い玉が出て見事1等賞!
1等賞という事で何が貰えるかと期待したが、車の箱形のお菓子詰め合わせだった(^_^;;
お土産に持って帰ったら子どもは大喜びだったけどね。

このラッキーに乗って、明後日もゲットするか。



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by ksato1 | 2010-05-28 22:48 | 日記 | Comments(0)

「グリーン・ゾーン」

これまたちょっと前に観てたんだけど、まだ日記にアップしてなかった作品。

イラクが舞台と言う点では、「ハート・ロッカー」と同じ題材だ。
だが「ハート・ロッカー」はストーリーが淡々と流れる事でリアリティを追求したが、この作品は大掛かりな陰謀で話を盛り上げる。
ある意味対極にあると言えるかもしれない。

ではどちらの作品が好きかと問われれば、私はこの作品を選択する。
理由は、盛り上がる話だからではなく、イラク戦争に対する考え方に非常に共感が持てるからだ。

「ハート・ロッカー」を評したブログでは、「戦争中毒のアメリカ」なんてフレーズが散見された。
どこかの誰かが使い出した言葉のサル真似だが、アメリカの戦争の歴史は、実際にはそんな薄っぺらい言葉で語れるものではない。

東西の冷戦、ユダヤからの圧力など、時勢、指導者によって、アメリカは時には完全なる侵略戦争も行っている。
そしてイラク戦争も、ブッシュの私怨による完全な侵略戦争だ。
私はアメリカを否定はしないが、ブッシュは完全否定する。
内政干渉なんてレベルではないし、ましてや「悪の枢軸国」を駆逐するなんてもってのほかだ。
戦争をするのが目的ではなく、父親の代から続くブッシュ家のプライドを守るためだけに兵を進めたのだ。
それを「戦争中毒」なんて言葉で評するのは、本当に表面をなぞるだけ、知ったかぶりの極みである。

だがそんな侵略戦争であっても、兵士は指令が下ればそれに従って戦わなくてはならない。
戦場において正気を保つために、「オレ達が世界の平和を守っているんだ」と自分に思い込ませる者もいるだろう。
それがこの物語の主人公ミラーだ。

彼の役職は上級准尉とやらで、それがどれくらいエライのかよくわからない。
でもたぶんぺーぺーで、そんな彼が戦争を左右する陰謀を解決することなんてできるのか、ってな疑問も生じる。
でも気になるのはそれくらい。
あまりに激しくブレる手持ちカメラに酔いそうにもなるが、冒頭から緊迫感あるシーンが連続する。

そしてこの作品を単なる娯楽映画で終わらせていないのが、イランとの戦争で足を亡くしたフレディである。

「オレだってこの国の事を考えているんだ!」

作品の途中で何度か出てくる彼の言葉は非常に重い。

「30年前に亡命した要人では民族を統率する事はできない」というくだりもあるが、隣国だけではなく、国内で同じ民族が争いを繰り返した国の痛みと苦しみは、日本人にはなかなか理解できない部分だ。
アフリカや、ちょうど今のタイも同様なのかもしれない。
誰もが国を思って行動しているのに血が流れる、それに対して何ができるのか、何をすればいいのか、フレディの選択と行動が、この作品の説得力をより強めているのだ。

ストーリー展開が巧みなため、あまりメッセージ性には注目されないのかもしれないが、この映画が何を訴えたいのかを、しっかり考えながら観てもらいたい作品である。


38.グリーン・ゾーン



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by ksato1 | 2010-05-26 23:52 | 映画 | Comments(0)

「アリス・イン・ワンダーランド」

どうにも体調が悪いので、会社を早めに引き上げて病院へ。
でも原因が分からず、来週胃カメラ飲むことになりました。
あ~あ。

それはそれとして、観たけどまだ日記にアップしていない「アリス・イン・ワンダーランド」

3D上映だが日本語吹替版で観に行った。
なぜかって?

それは白の女王の声を深キョン様が担当しているからさ!
でも、正直彼女は群を抜いて下手だったけど・・・。

それはそれとして、映画はとても楽しかった。

「不思議の国アリス」は、遠い昔に絵本を読んだ程度。
その絵本でさえ、どこまでルイス・キャロルの原作に忠実だったかはわからない。
それでも映画は十分楽しめた。

ウサギ、チェシャ猫、キチガイ帽子屋、芋虫なども当然出てきて重要な役割をする。
そしてジョニー・デップはもちろんの事、アリス役のミア・ワシコウスカも良かった。
自分の置かれた不条理な立場を認めたくないアリス役が、とてもよく似合っていた。
赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターも当然よかったしね。

子どもと観てもきっと楽しめただろう。

映画とは関係ないけど、ディズニーランドのアリス関連施設はティーパーティとクイーン・オブ・ハートのバンケットホールだが、こちらは何か映画と組んだイベントが行われるのかな。
以前はクイーン・オブ・ハートもキャラクターブレックファストをやってたんだよね。
まだ一番下の子が生まれる前に行ったんだけど、子どもはすごく喜んだなぁ。
値段は結構いい値段なんだけどね。


37.アリス・イン・ワンダーランド 3D<日本語吹替版>



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by ksato1 | 2010-05-25 23:51 | 映画 | Comments(0)

喜望峰の灯は遠く

日本、韓国に0―2で完敗 サッカーW杯の壮行試合
http://www.excite.co.jp/News/sports/20100524/Kyodo_SP_CO2010052401000510.html


東アジア選手権では中国に3-0で負けていたので、最近は韓国もあまり調子が良くないのかと思いきや、ハッキリ言って日本と比べるとサッカーの質がまるで違った。
あるいは、朴智星と俊輔の差とでも言うべきだろうか。

韓国は朴智星を中心に、各自が自分の能力となすべき仕事をきちんと理解し、自信を持ってプレーしている。
一方日本は、コンディションの悪さもあるのだろうが、素人目に見てもどの選手もバラバラだった。

闘莉王がいなかったり、内田がいないというのもあるだろう。
特に内田の代わりに入った今野はダメだった。
FC東京の選手だけに応援はしているのだが、ゴール前を確認してからクロスを上げているのではダメだ。
守備も前半はかなり裏を突かれていた。
韓国はおそらく今野の本職がサイドバックではない事も、見抜いていたに違いない。

そもそも阿部も今野も、本来はMFである。
ユーティリティプレイヤーとしてDFもこなせるが、本来のポジションではない。
Jリーグでは通用しても、代表戦となるとやはり痛いところを突かれてしまう。
日本の最大の欠点である、DFの層の薄さを露呈してしまった。

DFに不安があるから、長谷部と遠藤も引き気味で位置取りが良くなかった。
そして俊輔に至っては、途中で集中力が切れてしまったのか、とても動きが悪かった。
長友がいい動きをしても、俊輔の位置取りが悪いのでパスが出せない。
韓国DFの裏にパスを出しても、俊輔がそこに走り込まないのでチャンスが作れない。

大久保も前半の30分くらいまではいい動きだったが、その後は持ち味を消されてしまっていた。
本田はかなり走りまわっていたが、岡崎にボールが出ることは少なかったので、これも褒められるべき動きではないのだろう。

いずれにしろ、誰もが遠慮しながらプレーしていた印象だ。

この辺りは、俊輔のリーダーシップが不足しているためではないだろうか。
本人はそう思っていないかもしれないが、やはり俊輔が代表全体に与える影響力は大きい。
俊輔が本田を認めるのか認めないのかハッキリと表明するまでは、代表はこのままギスギスしたプレーに終始しそうな気がする。
どうしても本田を認めたくないのなら、岡ちゃんに「本田ではダメだ」と進言してもいいかもしれない。
それが出来る最後のチャンスが今だ。

一方、朴智星はオーラ出しまくりだった。
前半自らの切りこみで得点した後も、攻撃の手を緩めない。
そして日本のDFが朴智星をマークしに行くと、他のプレーヤーは難なくフリーとなりオープンスペースに走り込んでいた。
自分の役割と影響力をよく理解している。

もちろん日本には頑張って欲しいと思っている。
でもオフトジャパンからサッカー日本代表を応援しているが、今回の代表は見ていて歯がゆくて、一番応援のし甲斐ない。
南アフリカで大恥かかない事を祈るばかりである。



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by ksato1 | 2010-05-25 00:08 | 日記 | Comments(0)

葛西臨海公園の水族園

土曜日の運動会の振替休日なので、今日は葛西臨海公園へ。

毎年箱根やディズニーランドに行ったりしていたのだが、今年から長男が中学生になって休みじゃなくなったうえ、月曜日は次男も下の娘も夕方から英語の塾があるので仕方なく近場へ。
さらに荒天という事で映画にでもしようかと思ったが、子ども向けの映画は「名探偵コナン」しかやっておらず、次男が「観たくない」と渋ったので予定通り葛西臨海公園に行ってみることにした。

家を出るのが遅れ、357号も意外と混んでいたので臨海公園に着いたのはもう11時近かった。
雨は小降りになっており、駐車場で車を降りて目的地の水族園へと向かった。
遠い昔に何度か来た事があったが、記憶もうろ覚え。
入場券を買って球体の入口にたどり着いたところで、なんとなく中の様子を思い出した。

到着した段階で、ちょうど無料のガイドツアーの募集をしていたので申し込んでみる。
ほぼ2倍の倍率をくぐりぬけて、無事ガイドツアーに参加できる事になった。
そしてこのガイドツアーがグッドだった。

魚と言うのは、ちょうどこの時期に産卵期だの孵化だのする種類が多いらしい。
回遊型の巨大水槽で泳いでいるカツオがちょうど昨夜産卵したとかで、その卵を見せてもらった。
イメージとしてはイクラくらいの大きさかと思ったが、飛び子くらい小さく、カメラのフィルムケースくらいの中に入っている。
卵は2日くらいで孵化するらしく、臨海公園の水族園ではかつてマグロを6cmくらいまで人工飼育で大きくした事があるらしい。
そもそも水槽での孵化に成功したのは世界でもここだけとの事で、それ以上はなかなか大きくすることは難しいようだ。

その他にも、自分で蓋を開けて中の餌を食べる優秀なタコの話や、1年で長さ50mまで育つ海草の話など、非常に興味深かった。
もちろん子どもも大喜び。

ほぼ1時間のガイドツアーが終了したのち、中のレストランで食事。
その後、再度最初から水槽を見学する。

最後にエイやサメに触れる事ができるコーナーで子どもたちは魚に触れていたが、両親は横のベンチでうたた寝してしまった。
食事も入れてほぼ4時間ほど滞在したが、思ったより充実した内容で満足。

水族園を出るとほぼ雨も上がっていたが、英語の塾もあるので早々に退散。
帰宅して下の子の塾の送り迎えをした後夕食を摂り、しょっぱい内容の日韓戦をTV観戦。
その内容は、また次回の日記で。



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by ksato1 | 2010-05-24 23:40 | 日記 | Comments(0)

オークス

昨日とは打って変わって雨模様。
馬券は馬場の様子を確認してから買いたいが、今日も午後から出かけるので早めの予想だ。

本命に推すのはショウリュウムーン。
なんと前日売りのオッズで1番人気だ。
追い切りの時計自体も平凡だったし、アパパネ、オウケンサクラ、サンテミリオン、アプリコットフィズと来て5番人気位を予想していた。
雨で馬場が渋る事と、桜花賞も足を余していた事が人気になっているのか。
ただ、ウチパクに乗り替わることと、やはり内枠を引いた事は大きい。
血統もキングカメハメハにダンスインザダークで文句なし。
隣のアグネスワルツが先行し、好位でじっと待機し、直線抜け出せればチューリップ賞の再現となるだろう。

対抗はオウケンサクラ。
実力的にはもちろん上位であるが、桜花賞では過密ローテを嫌って無印にしたところ、きっちり2着に粘った。
その後も順調のようで、今週の追い切りも悪くない。
戦績のうち唯一の4着が道悪のチューリップ賞という部分は気になるが、元々欧州血統だけに道悪が空っ下手とも思えない。
枠順も6番で絶好、こちらもアグネスと隣から先行するニーマルオトメの後ろで待機して、好位からの抜け出しが可能だ。

三番手はアパパネ。
この馬の実力は間違いなく同世代最上位レベルだ。
しかも追い切りは万全だった。
だが血統と掛り癖を考えると、府中の2400mでは絶対の信頼は置けない。
しかも外枠に回ってしまった。
道中がどう流れるか、位置取りがどうなるかにもよるが、かなり不利である事は間違いない。
道悪でスムーズなレースになりづらいだろうし、ここは評価を下げる。

四番手はサンテミリオン。
戦績は4戦3勝、フラワーCは3着に負けたものの、先着を許したのはオウケンサクラとコスモネモシンだけ。
常に1800m以上のレースを使われ、前走はスローペースを先行して直線抜け出すセンスの良さを見せている。
鞍上も乗れているノリだし、大外に回らなければもうちょっと評価してもいいところだが、アパパネ同様、道悪という部分も含んで4番手評価にした。

五番手はアグネスワルツ。
休み明けの前走はサンテミリオンに敗れたものの、逃げ粘って2着。
しかもタイムも悪くない。
今回もペースは落ち着きそうだし、道悪で他馬が足を取られる中逃げ粘っての上位入選は十分考えられる。

ラストはブルーミングアレー。
わずか1勝馬だが、これまで戦ってきたレースの内容が濃い。
前走も2カ月相手3着に入っており、人気数で一発があっても不思議ではない。


◎ショウリュウムーン
○オウケンサクラ
▲アパパネ
△サンテミリオン
×アグネスワルツ
×ブルーミングアレー

馬券は◎○1着固定、◎○▲△2着固定、◎○▲△×3着の3連単フォーメーションで24点勝負



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by ksato1 | 2010-05-23 13:21 | 競馬 | Comments(0)

「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」

もちろん観に行きました、観に行きましたともさ!
仲里依紗のゼブラクイーンを観にね。

前作も大して面白いと思わなかった「ゼブラーマン」、今回はさらに輪をかけて・・・。
三池崇史はいったい何がやりたかったんだろう・・・。

「ヤッターマン」同様、画面の中の世界観はいい。
だが「ヤッターマン」は原作のイメージを残すことによりまずまずなんとか形になったが、今回は原作のない続編である。
そもそも前作も、原作とは異なる部分が多くてバランスが悪かったが、今回はもう何がなんだか、と言う感じ。
設定全体が、「リアル鬼ごっこ」のパクリのようにも思えるし・・・。

ただし、役者陣は頑張っている。
仲里依紗はそこそこいい。
これまでの彼女の作品から比べると、やはり魅力が損なわれているような気もするけど、でもやっぱりいい。
ボンデージの衣装から、ちょっとお腹のお肉がプルプルはみ出しちゃっているのもいい。

そしてココリコ田中が熱演だ。
正月恒例の「ドリーム・マッチ」のコントでもいつもいい演技をしているが、本格的な演技もかなり見せてくれる。
でもガダルカナル・タカは、意外と下手っぴだったけどね。

一言で総括すると、仲里依紗のファンなら観に行ってもいい映画。
それ以外の人にはまったくおススメできません。


36.ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-



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by ksato1 | 2010-05-23 00:24 | 映画 | Comments(0)